ビンテージ光学式コンプレッサー銘機の面影を残す、真空管サチュレーション・モデリングを搭載したコンプレッサー・プラグイン
今日、プロデューサーの多くにとってDAW上の全ミックス・チャンネルにコンプレッサーをインサートすることは当たり前になっています。しかしスタジオにおける信号処理の中であまりにも当然のように扱われるために、コンプレッサーの性能を活かしきれていないことも少なくありません。
Bus Driverは、60年代に登場し幅広い用途で使われた、光学式ビンテージ・コンプレッサーをモデルに開発されたコンプレッサー・プラグインです。真空管コンプレッサーが全盛だった時代、エンジニアたちは、限られた数のハードウェアユニットを知り抜いた上でこうしたコンプレッサーを使用していました。
Bus Driverは、Tube-Driver Saturation Modelingを搭載しています。三極/四極/五極管といった真空管が持つ、芳醇なビンテージ真空管アンプ・サウンドをミックスに加えることが可能です。ECC83や12AX7といった、古典的な真空管だけが持つビンテージの温かさを、個別のトラックやミックス・バスにもたらします。また、アウトプット・ステージにはSoft-Clippingを備えており、出力でのデジタルクリップを回避しつつ、スムースなキャラクターの歪みを得ることができます。
滑らかな真空管サチュレーションから歪みまで、Bus Driverは最小限の操作で素早く調整、お好みのカラーをサウンドに加える事ができるでしょう。