4バンドEQと2つのフィルターを装備、独自の回路デザインから誕生した、ヴィンテージEQ
4020 Retro EQは、4バンドのEQと2つのフィルターを装備したプラグインです。EQは、低域/高域のシェルビングEQと、中低域/中高域のパラメトリックEQから構成されています。各EQのカーブは、ゲインの増減によって変化するバリアブル・スロープ/Q方式を採用しており、ヴィンテージ機器のスムーズなサウンドと、ハイゲイン設定時の周波数ポイントを絞った調整を実現しています。ハイパス/ローパス・フィルターにも、ユニークなスプリット・オクターブ方式を採用しており、カットオフ周波数近辺の12dB/Octから最高24dB/Octに変化するスロープになっています。
FilterBank発売時からアウトプット・ステージにアナログ・サチュレーションを装備して、「ブースト方向に使えるデジタルEQは、これが始めて」と、高く評価されてきたMcDSP。Retro Packプラグインでは、McDSPが新たに開発したアウトプット・ステージ・トポロジーが導入され、アウトプット時のデジタル・クリッピングを回避するだけでなく、さらにスムーズな歪み特性を実現しています。
Retro Packは、他の製品をそのまま再現したプラグインではありません。10年前に発表された後、定番EQとして支持されるに至ったFilterBank同様、プラグインそのものが「クラシック」になることを目指して開発されました。