3ウェイモニター
UTOPIA MAIN 112は、レコーディング、ミキシング、マスタリングにおいて比類なきスタンダードを確立したスタジオモニターです。革新的なドライバー、フォーカルの特許技術、パワー、精度、そして部屋に合わせたチューニング可能性が盛り込まれています。
革新技術
UTOPIA MAINレンジは、40年以上にわたるFOCALのノウハウと、20年にわたるスタジオモニター開発の革新性を受け継いでいます。各コンポーネントは、高いSPLでも非常に高い精度を発揮する、卓越したメインモニターを設計するために綿密に考え抜かれています。
現代のラージにもとめらる非常に精度が高い通常レンジの再現性。そこに、ソリッドに設計されたビュアな超低音域は、複雑な構造から生み出される中型モニターとサウンドとは一線を画します。視聴される環境もよりワイドレンジに拡張される現代、精度高くストレートなサウンドモニターで制作する事であなたの意図した音楽をリニアにリスナーに伝えます。

発音精度
M’型コンセプトは、’W’型メンブレンを採用した全く新しい5インチ・ミッドレンジと、剛性を高めた1.5インチ・ベリリウムツィーターの両方に導入されました。完璧なピストン運動で上下する「M」シェイプは、強力な平面波形を提供し、真の「ファントム」センターを実現します。これらのドライバーは、聴き疲れを引き起こすことなく、卓越したトランジェント再生を実現します。
この低歪のミッドレンジは音楽の芯をささえるユニットです。このミッドレンジはベリリウムツイーターと非常に高い親和性をもちます。より存在を高めた中域がツイーターの高いエネルギーとナチュラルにマッチします。
記念碑的プロジェクト
UTOPIA MAINスタジオモニターは、私たちの情熱的なエンジニアと、それをテストした著名なサウンドプロフェッショナルの最先端研究の成果です。現場からのフィードバックが、この卓越した性能に磨きをかけました。
全帯域に言えるナチュラルかつワイドレンジのサウンドは、ゼロベースでユニット開発からそその連携をシンプルなレイアウトで繋げた結果です。
PJスタジオから商用ラージスタジオまで、すべてのサウンドの帯域をここにリアルに再現します。

大幅なベース拡張
13インチ・ロングエクスカーション・サブウーファーは、メインモニターに不可欠なサブベースに優れた解像度と大きな伸びをもたらします。ポートノイズを減衰させながら、これまで以上に正確なベースを実現するために、複数のシミュレーションが行われました。キャビネットは、キャビネットの反りをなくすために特別に設計されたブレーシング・ネットワークで補強されたMDFパネルで作られています。そのサウンドは深く、力強く、センセーショナルです。
収録された楽器のサイズすらリニアサイズで再生する低音ユニットは、そこにその楽器があるかのようなリアリティーです。そのマウントもシンプルでありリアリティーのあるストレートなサウンド聞くことが可能です。

独自技術のアンプ回路
UTOPIA MAIN 112とUTOPIA MAIN 212の特許取得アンプは、クラスH設計と電流モード増幅の組み合わせを採用しています。FOCALが開発したこのエレクトロニクスは、ラウドスピーカーに可能な限り自然で透明な増幅を提供します。アナログ・フィルタリングと組み合わせることで、無響室で測定された中で最も低いレベルの高調波歪み(THD)を実現しています。

アンプにはピュアなアナログフィルターを搭載。DSPを用いることなく、プロフェッショナルな補正を可能にします。各ドライバーのトリム、ローシェルフ、ハイシェルフ、2つのPEQ、Soffit 補正、ポート補正に加え、自動スタンバイモードのオンオフや入力感度の調整が可能です。
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仕様
(CEA2034 基準 50–10kHz free-field @ 1m)
Current mode
Current mode
(交流)
~220 - 240V, 50/60Hz
~100-120V ~220-240V
(94 x 53 x 46cm)
保管時: 0–50°C