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BitterSweet Pro v3
The Ultimate Transient Designer

製品の説明

特定周波数帯のみを処理することで、柔軟なトーン/アタック調整が可能なダイナミックEQ - トランジェント・デザイナー

BitterSweet Pro v3は、その優れた効果で世界中のユーザーに愛され、多くの称讃を得たフリーウェア、BitterSweetのアルゴリズムを刷新、新たに再設計された、周波数追従型のトランジェント・デザイナー・プラグインです。前身となるBitterSweetと同様に、シンプルで使いやすいデザインを追求したインターフェースにも関わらず、シグナルのアタック感やトーン、ゲインを柔軟にコントロールすることができます。

20160525_flux_bsv3_bittersweetpro-v3 

周波数追従型トランジェント・プロセッシング

BitterSweet Proの大きな特徴の一つが、周波数追従型トランジェント・プロセッシング(Frequency Dependent Transient Processing)です。これは特定の周波数スペクトラムのみを処理することで、トランジェントやリリースにダイナミックEQを施したような効果を発揮します。

この処理をより従来のEQに近いコンセプトでとらえると;

20160525_flux_bsv3_gd_frequency_range20160525_flux_bsv3_gd_frequency_orderBitterSweet ProはFrequency Rangeを20Hz〜20kHzの範囲で設定できるため、全周波数体域にその効果を適用することが可能です。ここでローカットにあたる周波数を上げることで、その振る舞いをハイシェルフ・ダイナミックEQへ変えることができます。反対にハイカットの周波数を変えれば、ローシェルフ・ダイナミックEQに、両方を変えればピーク・ダイナミックEQへと変化します。いずれも、ゲインはStatic Gainパラメータで調整することができます。また、フィルターのスロープはFrequency Orderで6/12/18/24dB/octで設定可能です。値が大きいほど周波数特性のスロープは急になります。

サイドチェイン機能も搭載されているため、ロー/ハイ/バンドパス・フィルターにより検知するシグナルの周波数を調整、独立して試聴することもできます。

また、トランジェントおよびサステインはブーストとカットを同時にまたは個別に実行するとが可能です。その処理は全コンポーネント(Main)、または内部のMSエンコーダーによりMid=センター、Side=ステレオのパーツごとに適用することができます。

さらに、Geekパネルからはアタック、リリース、ホールドの追加パラメータにアクセス可能です。

これらのコントローラに加え、より過激なプロセッシングにも耐えるよう、BitterSweet Proはパスの最終ステージにソフト・クリッパーを備えています。これによりピークのエッジを抑え、スムーズなクリッピング処理を実現しています。

BitterSweet Proは、パワフルかつ透明度の高い音域処理が可能にも関わらず、そのインターフェースはごくシンプルで使いやすいデザインを保っています。最新の64bit v3フレームワークと、OpenGPLをベースにした、GPU効率の高いグラフィックエンジンによるレンダリングがより最適化されたオーディオ・プロセッシングの体験を提供します。

特徴

  • 周波数追従型のトランジェント・プロセッシング
  • Dynamic: ダイナミックEQによる柔軟なトーン/トランジェント調整
  • Frequency Rangeにより特定の周波数帯のみを処理するダイナミックEQ: ロー/ハイ・シェルフ/ピーク
  • Static Gainによるゲイン調整
  • トランジェント/サステインの、ブースト/カットを同時または個別に適用可能
  • 内部サイドチェイン機能
  • MSエンコーダ/デコーダによるMid/Side処理が可能
  • Geekパネルからアタック、リリース、ホールドの追加パラメータを利用可能
  • ソフト・クリッパー搭載
  • OSCをサポート
  • OpenGPLによるGPU効率の高いグラフィック・レンダリング

 


 Open Sound Controlサポート

BitterSweet Proは、コンピュータとシンセサイザーやマルチメディア・デバイス間の通信をより現代的なネットワーク・テクノロジーに最適化した、Open Sound Control (OSC)をサポートしています。OSCの正確かつ柔軟性と双方向性の高いプロトコルとして、音楽ソフトウェアの世界で注目を集めています。Flux:: version 3 (v3)フレームワークにより、BitterSweet Proの各パラメーターはOSC対応デバイスやソフトウェア(TouchOSC for iOS)からコントロールが可能です。

OSCのパラメータレイアウトについては、こちらの使用例(Ircam v3)を参考してください。
http://www.fluxhome.com/public/download/beta/16672/VerbV3OSC.PNG

TouchOSC Website
http://hexler.net/software/touchosc

BitterSweet Pro v3

-税込価格-
¥17,700

レビュー

「FLUX:: BitterSweet Pro V3」製品レビュー:特定の周波数を処理できるトランジェント・デザイナー・プラグイン

”音の立ち上がり成分や余韻成分を調整することによって、音の存在感を強めたり弱めたりできるもの。従来はこういった処理はコンプで試行錯誤しなければ得られなかったのですが…”

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仕様・動作環境

Flux:: 動作環境

 
対応OS
  • Mac OS X 10.14.6以降 64bitのみ
  • Windows 10/11 全て64bitのみ

 

対応フォーマット

  • Audio Units、VST3*、VST(v2.4)、AAX Native/AudioSuite/DSP*、VS3 MassCore/Native (Pyramix & Ovation )
  • AAX Native/DSPフォーマットは64bit Pro Tools 11以降に対応。

*一部プラグインはVST3、AAX DSPなど非対応

プラグインの詳細な対応環境は以下ページをご覧ください。

https://support.minet.jp/portal/ja/kb/articles/flux-specifications

 

アクティベーション

インストールした製品をアクティベートするためにiLok.comアカウント及びiLok License Managerが必要です(iLok USB Keyは不要です)

 

対応サンプルレート

  • AU/VST/AAX 最大192kHz、DXD (Pyramix & Ovation ) 最大384kHzのサンプリングレートに対応*
  • 内部処理64bitフローティング・ポイント

 

*ホストアプリケーションによっては8x fs / 384kHzサンプルレートはサポートされません。事前に開発元までご確認ください。Pure Analyzer Systemは最大384kHz (SampleGrabber経由は192 kHzまで)をサポートします。

 

Session Analyzer /Sample Grabber、Ircam Verb Session、Studio Session Packはモノ、ステレオのみ対応です。

 

対応フォーマット、サンプリングレート、入出力についての注意

Flux::製品は、対応するプラグインフォーマットやサンプリングレート、入出力チャンネル数、サラウンドフォーマット、マルチチャンネル数等が異なります。各製品の対応の詳細については下記ページの表をご確認ください。

 

Plugins formats & Specifications

https://support.minet.jp/portal/ja/kb/articles/flux-specifications

 

その他、基本的な動作環境は、各ホスト・アプリケーションの動作環境に準じます。製品をご使用頂くにはインターネット接続環境が必要です(インストーラのダウンロード、およびiLokオーサライズ時)。製品の仕様・動作環境、および価格は、予告無く変更となる場合があります。

 


 

BitterSweet Pro AAX DSP 製品仕様

AAX DSP: DSPごとに起動可能なBitterSweet Proのインスタンス数

  44.1 – 48 khz (1 FS) 88.2 – 96 khz (2 FS) 176.4 – 192 khz (4 FS)
1 Channel 11 5 2
2 Channel 5 2 1
3 Channel 4 1 0
4 Channel 3 1 0
5 Channel 2 1 0
6 Channel 2 1 0
7 Channel 1 0 0
8 Channel 1 0 0

BitterSweet Pro v3

-税込価格-
¥17,700

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