• POPULAR LINKS
検索

本サイトでの Cookie の使用について

scroll

DiGiGrid DLI

製品の説明

概要

Pro ToolsシステムをSoundGridネットワークに接続するためのオーディオ・インターフェイス

DiGiGrid DLIは、Pro ToolsとSoundGridネットワークを接続するネットワーク・ハブとして働きます。2つのDigiLinkポートを備え、64までのデジタル入出力を提供するDiGiGrid DLIは、既存のPro Toolsシステムの可能性をSoundGridネットワークで拡張します。

  • 2系統のDigiLink端子でPro Toolsシステムに64デジタル入出力を提供
  • Pro Tools HD/HDXとHD NativeシステムをSoundGridネットワークに接続
  • DigiLink互換のI/OをあらゆるネイティブDAWで利用可能に
  • SoundGrid Studio ASIO/Core Audioドライバーに対応
  • MultiRackに対応
  • Ethernetケーブル1本(Cat 5e/6)で接続

最大64チャンネルの入出力に対応するDigiLink端子

2DigiLink端子:2系統のDigiLink端子を搭載し、Pro Tools HD/HDXおよびHD Nativeシステムと最大64Chのイン/アウトが行えます。

Pro Tools HD/HDXとHD NativeシステムをSoundGridと接続

Pro Toolsシステムブリッジ:Pro Tools HD/HDXまたはHD NativeとSoundGridとのブリッジシステムとして動作。SoundGrid対応の様々なI/Oの増設や、サーバーの追加によって対応プラグインのリアルタイムプロセスを追加するなど、Pro Tools HDシステムをより柔軟なシステムへ構築します。

DigiLink互換I/OがNativeのDAWにも対応

DigiLink互換 I/O対応:DigiLink互換 I/Oを、NativeのDAWに対応します。DLIとDigiLink I/Oを接続することにより、ASIO/Core Audioのオーディオインターフェイスとして動作します。これまでのDigiLink I/Oがネイティブ対応のオーディオ・インターフェイスとして生まれ変わります。
Etheret接続により、互換性、安定性、柔軟性を備え、低コストで最大75mの長距離接続にも対応します。

SoundGridのプロセシング・パワーを追加する

DLIにSoundGrid DSPサーバーを加えることで、類い希なプロセシング・パワーをPro Toolsシステムに追加し、レコーディング、モニタリング、ミキシングをストレスなくリアルタイムで実現します。Pro Toolsをはじめ、あなたが使い慣れたDAWの中に統合された形でプラグインを使用できるので、数百ものSoundGrid互換のWavesとサードパーティー製のプラグインを、リアルタイムで、最少でたった0.8ミリ秒のレイテンシーで稼働させることができます。

Ethernet接続により、自由度の高い長距離伝送が可能に

Cat5e以上の一般的なEthernet(LAN)ケーブルにより最大75mのケーブル長に対応。低コストで長距離伝送が行えます。また、Ethernetハブ経由により、対応のI/Oを増設可能。マイク端子、ライン、デジタルなど、用途に沿ったインターフェイスの増設も、I/Oを追加するだけで容易に行えます。

ビデオ:DiGiGrid DLS/DLIイントロダクション

 

 

2つの動作モード

I/Oモード

DLIは、I/Oモードに設定すると、Pro ToolsシステムとSoundGrid DSPサーバーのブリッジとして働きます。このとき、Pro Toolsのシステム(HD/HDXまたはHD Native)がプレイバックのエンジンとして働き、DLIは接続されたI/OとしてPro Toolsで認識されます。さらにDiGiGrid I/Oで入出力を拡張したり、SoundGridサーバーを加え、プラグインの処理能力を増強することもできます。

SGPモード

SGPモードでは、DLIは任意のDAW(Logic, Cubase, Nuendo, Ableton, Pro Tools Nativeなど)とSoundGridのアプリケーションを、ASIO/Core Audioドライバーを介して接続し、様々なDigiLink対応のI/Oをコントロール可能にします。さらに、コンピューターのCPUで処理していたプラグインのプロセシングを、DLS内蔵のDSPサーバーに任せることができます。

どちらのモードでも、Cat 5eまたはCat 6のEthernetケーブル1本だけで、簡単に追加のDiGiGridのデバイスを接続することができます。

接続例

Setup1.プロジェクト・スタジオでの接続例:1台のコンピューター、Pro Tools HDシステムをDiGiGrid DLIとSound Grid DSPサーバーに接続
Pro Tools HDとSoundGridをブリッジ – DiGiGrid DLIをI/OモードでSoundGrid DSPサーバーと接続

Pro Tools HDX/HDシステムに、SoundGridネットワークのパワー、SoundGrid DSPサーバーでリアルタイムのプラグイン・プロセシングを追加する場合の接続例です。プラグインの処理をSoundGrid DSPサーバーに任せることで、リアルタイムで同時に使用できるプラグイン数が飛躍的に拡大します。

  • Pro Tools HDXシステム
  • Avid I/Oハードウェア(96、192、OMNI、など)
  • 複数のネイティブDAWでも使用可能なSoundGridネットワーク
  • DiGiGrid DLI
  • SoundGrid DSPサーバー
  • *DigiLink対応I/Oの中には、2番目のDigiLinkポートから、DLI/DLSに接続できないものもあります。

Setup2.コントロール・ルームにHDX、大型のライブ・レコーディング・ルーム(48プリアンプ・チャンネル)

Pro ToolsとSoundGridをブリッジ – DiGiGrid DLSはI/Oモード – 収録ルームの4台のIOXと接続

この例では、プリアンプがリモートでコントロールされるDiGiGridの拡張ユニット(IOX)から、オーディオ・ストリームをPro Tools HDXシステムに送信するためにSoundGridネットワークが使われています。

  • Pro Tools HDX system
  • Avid HD I/O(96、192、Omni、など)
  • 4台のDiGiGrid IOX I/Oデバイス
  • 1 GBネットワーク・スイッチ

複数のDiGiGrid IOX拡張ユニットをライブ収録ルームの任意の場所(ボーカル・ブース、ドラムの近く、キーボードの近く、など)に置くことで、十分な数の最高品質のプリアンプ入力を得て、それぞれのヘッドフォン出力を近くの演奏者に送ることができます。

各IOXのユニットはライブルーム内のネットワーク・スイッチに接続され、ネットワーク・スイッチからは1本のEthernetケーブルでコントロール・ルームのDLIに接続されています。その結果、ライブ・ルームからコントロール・ルームへ多くの回線が確保され、すべてを1本のEthernetケーブルで送受信することができます。

この例は、より大規模な設備全体のネットワークの一部にもなり、コントロール・ルームのPro Toolsシステムから、設備内のすべてのI/Oを利用することができます。

*DigiLink対応I/Oの中には、2番目のDigiLinkポートから、DLI/DLSに接続できないものもあります。


Setup3.大規模なPro Tools HDXのミキシング・ルームに、複数のI/O、2台目のDAWコンピューター、MADI対応デバイスを接続

Pro ToolsをSoundGridネットワークに接続 – DiGiGrid DLSとDLIはI/Oモード – 複数のスタジオ

大規模で多数の入出力が必要なミキシング環境の、効率を高める接続例です。 大規模なPro Tools HD/HDXシステムをSoundGridネットワークに接続することで、フレキシビリティーを高めたシステムです。DiGiGrid DLIとDLSは合計112の入出力チャンネルをHDシステムに提供し、DLSは内蔵のSoundGrid DSPサーバーでプラグインの処理能力を追加します。Avid Omniがコントロール・ルームのミックス用に使われています。 DigiLinkで接続されたすべてのデバイスは、Sync Lockで同期されています。それ以外のデバイスはEthernetケーブルで接続されます。 DiGiGrid IOXは、最高品質のプリアンプでのアナログ入力に加え、4系統の独立したヘッドフォン出力を備えています。ナレーションの収録ルーム、放送の収録ステージ、ライブ収録用に最適です。 2番目のDAWシステムは、バックアップのレコーダー、編集室のDAW、ナレーションの収録用としての使用を想定しています。DiGiGrid IOCインターフェイスの入出力は、メインのDAWにアサインすることも可能です。 DiGiGridのMGB/MGOは、コンソールやMADIによるディストリビューション・システムなど、MADIで供給されるソースに接続されています。ここからのオーディオ信号は、メインまたは2台目のDAWにルーティングすることができます。

  • Pro Tools HDX 2システム
  • Avid HD I/O(96、192、OMNIなど)
  • ネイティブのDAWが動作するもう一台のホスト・コンピューター
  • DiGiGrid DLS
  • DigiGrid DLI
  • DiGiGrid IOX
  • DiGiGrid IOC
  • DiGiGrid MGB/MGO
  • 1 GBネットワーク・スイッチ
  • *DigiLink対応I/Oの中には、2番目のDigiLinkポートから、DLI/DLSに接続できないものもあります。


Setup4.AvidのハードウェアをSoundGrid Studio Systemに統合

DiGiGrid DLIはSGPモード

使われていないレガシーのAvidのI/Oがある場合、SoundGridネットワークに組み込むことで、これらのデバイスを、入出力とA/D/Aの充実に活用することができます。 この接続例では、DiGiGrid DLIがAvidのI/OとSoundGridネットワークをブリッジ接続する役割を果たしています。AvidのハードウェアはI/OとA/D/A変換のために使われ、プロセシングはコンピューター本体のCPUで処理されます。

  • Avid I/Oハードウェア(96、192、OMNI、など)
  • ネイティブDAWとSoundGrid Studio Systemがインストールされたホスト・コンピューター
  • DiGiGrid DLI

  • Avid I/OとDiGiGrid DLSはSoundGrid StudioのDLIの管理画面に表示され、他のSoundGridデバイスと同じように、Avidのハードウェアの設定を行うことができます。

ハードウェア

 

主な特徴

  • DigiLinkポート x 2: SGPまたはI/Oモードで64チャンネル(1ポートあたり32チャンネル)
    • I/Oモード:DLSはHD Core、HD Accel、HDXまたはHD Nativeカードに接続され、インターフェイスとして動作。ProTools TDM 10.xと11.xをサポート[LINK would be provided later]
    • SGPモード:DLSはDigiLink対応のI/O(Digi192, Digi96, HD Omni, HD I/O, Apogee Symphony I/O, Lynx Aurora 8, Lynx Aurora 16)のコントローラーとして動作。
  • SoundGridポート(RJ45) x 2
  • AC電源入力
  • ワードクロック/ループシンク入出力
  • USBポート
  • 1Uラックマウント・サイズ
  • 44.1、48、88.2、96、176.4*、192*kHzのサンプルレートに対応(176.4と192 kHzには、アップデートで対応予定
  • リカバリー・スイッチ
  • Word Clock入力、SoundGrid(SoE)インターナルまたはDigiLink経由のクロック同期

ソフトウェア

DiGiGrid DLIには、Wavesが提供するSoundGrid Studio Systemソフトウェアが付属しています。

DLIのインストーラーには、SoundGrid ASIO/CoreAudioドライバー、SoundGrid Studioアプリケーション、eMotion STミキサー、StudioRackとDLIのコントロール・パネルが含まれています。

SoundGrid Studio Systemに含まれるソフトウェア

  • SoundGrid Studioアプリケーション – ホスト・コンピューターでSoundGridネットワークを管理
  • eMotion ST Mixer – トラッキング、リハーサル時のレコーディング、ミキシング、低レイテンシー・モニタリングに、プラグインをリアルタイムで動作
  • StudioRack – プラグインのチェインをプリセットとともに保存、ロードするプラグイン。SoundGrid DSPサーバーで、DAWのプラグインを処理
  • SoundGrid ASIO/Core Audio – あらゆるDAWをSoundGridネットワークに接続するソフトウェアI/O

SoundGrid Studio Systemがもたらすパワー

  • リアルタイム・プロセシング – 数百個のプラグインをリアルタイムで処理
  • 低レイテンシー・モニタリング – ゼロに近いレイテンシーで、プラグインを使ったトラッキングとリハーサルが可能
  • ネットワーキング – ネットワーク・ハブを中心として、すべてのI/OとDAWを接続
  • シームレスな統合環境 – SoundGrid ASIO/Core Audioドライバーを使って、複数のDAWを接続
  • オープンな設計 – SoundGrid対応のWavesとサードパーティーのプラグインが動作

SoundGrid Studioアプリケーション

SoundGrid Studio Systemは、すべてのDAWとDiGiGrid I/O(またはその他のSoundGrid対応機器)の設定、コントロールを行うソフトウェアです。シンプルにDAWにDiGiGrid I/Oを1台接続することから、複数台のホスト・コンピューター、I/O、SoundGrid DSPサーバーを組み合わせた大規模なネットワークまで、縦横無尽に接続、設定が行えます。

IOXや対応のインターフェイスのファンタム電源やゲイン設定も本アプリケーションから行えます。離れた場所にI/Oを設置しても、手元のPC上でゲインやパッチを設定できます。また、内包するeMotion STミキサーは、8In/8バスの最大16Chミキサー機能を搭載。IOXのサーバー機能ミキサー内でのエフェクト処理も可能。

StudioRackプラグイン

StudioRackはプラグインをチェインするソフトウェアの「エフェクトラック」です。AU、VST、AAXに対応し、多くのDAWに対応。コンピューターのCPUとSoundGrid DSPサーバー間を任意に切り替えることができ、CPU、ネイティブ処理を切り替えても、アサインしたプラグインは同じ設定状態を保ちます。

ラック内では8つの対応プラグインがアサインでき、プラグラインのアサインとパラメーター設定を含む情報もプリセットとして保存可能。よく使うエフェクトチェーンなど、オリジナルのプラグイン処理の管理もスムーズに行えます。

動作環境(ハードウェア)

Mac OS

  • Model/CPU
    • Mac Pro 4,1以降
    • MacBook Pro / iMac / Mac Mini(各Core i5以上のCPU)
  • メモリ
    • 8 GB以上
  • OS
    • 10.9.5 - 10.14.5
      SoundGrid Studio V9はMac OS X 10.15をサポートしておりません。
  • 画像解像度
    • 1024x768 32-bit

Windows

  • CPU
    • Intel Core i5以上のCPU
  • メモリ
    • 8GB以上
  • OS
    • Windows 7 SP1 / Windows 8.1 / Windows 10
  • 画像解像度
    • 1024x768 32-bit以上

寸法と重量

1U / 43.6mm x 482.60mm x 236mm / 3.5kg

DLI

-税込価格-
¥146,300

仕様・動作環境

DiGiGrid ソフトウェア動作環境

SoundGrid Studioアプリケーション(コンソールソフトウェア)

  • MacOS: 10.9.5 – 10.14.5
  • Windows: Windows 7 with SP1 / 8.1 / 10

StudioRackプラグイン

  • MacOS: 10.9.5 – 10.14.5
  • Windows: Windows 7 with SP1 / 8.1 / 10各64bit

*SoundGrid Studio、StudioRack、MultirackはWaves V11プラグインは非対応です。特にSoundGridサーバーをDAWでご利用いただく場合はご注意ください。

 

DLI

-税込価格-
¥146,300

TOPへ