
立体音響をコンソールから直接アナログ・ミキシング
Genesys 3Dは、世界初のオブジェクトベースのハードウェアおよびソフトウェアプラットフォームであり、コンソール表面から直接三次元のアナログミキシングが可能です。

G3D概要

Dolby Atmos認証
Neveエンジニア・チームがDolbyのエンジニア・チームと密接に連携し、他には無い、直観的なコントール・システムを開発。このDolby社認定のG3Dオプションを搭載したGenesys、Genesys Blackコンソールから直接、Atmos ミキシングが可能です。
新しいワークフローの可能性
Genesys G3Dユーザーは、1つのハードウェアでステレオでのトラッキング、オーバーダビング、およびDolby Atmosミキシングが可能。まさに、モダン・ミキシングのすべてに対応する「ワンストップ・ソリューション」に他なりません。
Dolby Atmos ミキシング
新しいI/Oマッピング・メソッドにより、Genesysのアナログ・チャンネル・ストリップ(EQダイナミクス処理、アウトボード・インサート・パス、アナログ・フェーダー・モーションを含む)を使用した三次元でミキシングが可能になりました。
ハードウェア&ソフトウェアの強化
Neveエンジニア・チームはハードウェアとソフトウェアの両方を組み合わせた独自の技術を開発。Genesys/Genesys Blackコンソールでの直感的な三次元ミキシングを実現しました。
デジタル・コントロール・フレームワーク
Genesys/Genesys Blackは、ソフトスイッチングとコントロールを備えた唯一のスタジオ・コンソールです。Dolby Atmos Rendererのコントロールの他、内部、及び外部機器の多彩なデジタル・コントロールが可能です。
G3Dハードウェア

タッチ・センシティブ・エンコーダー
G3Dシステムには4個のタッチ・センシティブ・エンコーダーを搭載。コンソールから感覚的にオブジェクトの配置、オートメーションのエディットが可能です。
直感的なビジュアル・モニタリング
各エンコーダーはステップ式のため精密なオブジェクトの配置をコントロールが可能。加えて、オブジェクトの位置を示す30段のLEDヘイローと、タッチ・インディケーションLEDを搭載。操作をビジュアルでも確認可能です。
RMU専用コントロール
G3Dハードウェア・パネルには、新しいスイッチバンクがあり、Dolby Atmos Rendererのリモート・コントロールが可能です。エンジニアは、コンソール表面からレンダラーの入力とマスタータブの切り替えやレンダラーのマスタートラックの録音待機のセットなどを素早く操作可能です。
3Dモニター・アッテネーション
G3Dハードウェア・パネルに3Dモニター・アッテネーション・モードと搭載。このモードでは、コンソールのコントロール・ルームモニター・エンコーダーにてDolby Atmos Rendererのメイン出力をコントール、更に数値ディスプレイにてアッテネーションを視認可能です。
Dolby Renderer ミュート、ディム、オブジェクトおよびベッドのミュート
Dolby Rendererコントロール・バンクにミュート、ディム、オブジェクトおよびベッドのミュート・コントロールを搭載。
バイノーラル・ヘッドフォン・モニタリング
Dolby Atmos Rendererからのバイノーラル・ヘッドフォン出力をコンソールのヘッドフォン出力に供給。コンソールのヘッドフォン出力にてバイノーラル・モニタリングが可能です。
G3Dソフトウェア

オブジェクト・メタデータ・コントロール
G3Dはオブジェクトベースのシステムであり、最大118のオブジェクトをDolby Atmos Rendererにてコントロール可能です。オブジェクト・パンニング・ウィンドウにて様々なコントロール方法を用いてオブジェクトを三次元空間に配置可能です。
モノ/ステレオ・オブジェクト
オブジェクトは、コンソールにてモノまたはステレオ・オブジェクトとして割り当てが可能。マニュアルでX/Y/Z位置を指定、もしくは3タイプのオートZシェイプ(球体、ウェッジ、天井)に追従設定が可能です。ステレオ・オブジェクトには、3つのミラーリング・オプション(なし、X、YまたはXY)があり、クリエイティブに配置可能です。
Dolby Atmos クライアント
G3Dシステムは、Dolby Rendererリモートクライアントとして動作します。LAN接続時には、コンソールはオブジェクト・メタデータをレンダラーに送信、また、ネットワーク上の利用可能なすべてのオブジェクトを取得できます。
スピーカー・コントロール
G3Dシステムは、接続されたStarNet ADA16の出力チャンネルを直感的にコントロールするスピーカー・コントロール・システムを搭載しています。このソフトウェア・コントロール・システムして個々のスピーカーのカット&ソロ、および固定またはカスタムのスピーカー・グループのコントロールが可能です。
高品位な音質のD/A出力
StarNet ADA16 ( AD/DAコンバーター)を接続することでG3D システムのAtmosスピーカー・システムへのメインD/A出力として使用可能です。ADA16はダイナミック・レンジと人間の聴覚範囲を超えるレンジでフラットで忠実なD/A変換チップを搭載。高品位な音質でのモニタリングが可能です。
9.1.6 コンフィギュレーション対応
G3DとADA16によりた7.1.4、9.1.4、および9.1.6のDolby Atmosスピーカー・システムに対応可能。あらゆるコンフィギュレーションでDolby Atmos for Musicのミキシングが可能です。
オブジェクト・オートメーション

オブジェクト・プラグイン・コントロール
GenesysControlプラグインにオブジェクト・コントロールパネルを搭載。オブジェクトのコントロールは、Genesys G3DアプリケーションとGenesysControlプラグイン間でミラーリングされ、どちらからもコントロール可能です。
プラグイン・スタイルのオートメーション
GenesysControlプラグインを使用することでオブジェクトの位置とパラメータをDAWのタイムラインにオートメーションを設定可能です。
Genesysタッチスクリーン・オートメーション
Genesysコンピューター・タッチスクリーンを使用して、オブジェクトのオートメーションを編集可能。直感的、かつ迅速な3次元ミキシングが可能です。
完全なオブジェクト・コントロール
G3Dシステムでは、Genesysアナログ・チャンネルの数に関わらず、118、全てのオブジェクトのオートメーションが可能です。GenesysControlプラグインではGenesysのアナログ・チャンネル・ストリップを通る「フォーカスされたオブジェクト」をオートメーション、また「フォーカス対象外のオブジェクト」はDAW内で処理されます。
シンプルなセッション管理
プラグインの新機能オブジェクト・アサイン・ウィンドウによりシンプルなDAWのセッション管理が可能です。
64bit オペレーティング・システム
Genesys G3Dは、新しい64ビットOS上で動作。G3Dシステムに搭載された強力なコントロール機能の処理に必要な処理に十分な環境を構築します。