PURE VINTAGE VIBE, PERFECTLY CAPTURED - ピュアなヴィンテージの響き、そのままキャプチャ
Lounge Lizard EP‑5は、クラシックなエレクトリックピアノの豊かで表情豊かなサウンドを提供します。演奏、パフォーマンス、音作りに必要なすべてを美しくパッケージしています。
Lounge Lizard EP‑5 の新機能
デュアル・エンジンの精度

完全に再設計された物理モデリングコアには、TineベースとReedベースのピアノ専用モデルが搭載され、比類なきリアリズム、温かみ、表現力を実現します。

Tineベース・ピアノ
スタジオの定番で、圧倒的な多用途性を誇ります。スムーズでまろやか、クリアなトーンから、温かくビロードのようで豊かにうねるグロウルまで、その音色はあらゆるトラックにタイムレスな個性を加えます。

Reedベース・ピアノ
このピアノはアティチュードそのもの。荒削りでパンチがあり、粗野な魅力にあふれています。温かく吠えるようなトーンとオーガニックなうなりが数多くのクラシック・レコードを支えてきました。ソフトでメロウから荒々しく歪んだサウンドまで、演奏スタイルにしっかりと反応します。
強化されたブラウジング体験

改良されたブラウザと新しい検索エンジンにより、Lounge Lizard ライブラリのナビゲーションがかつてないほどスピーディかつ直感的に。
完璧なオーセンティシティ

完全に新しくなった Lounge Lizard EP‑5 のファクトリー・ライブラリには、150種類以上の新しいピアノサウンドを収録。より深い表現力、豊かな音色、比類なき本物感を提供します。
リアルな体験のための再設計

再設計されたデュアルピアノ・インターフェースは、シンプルなビューでわかりやすく、アドバンストビューで細かな調整が可能。よりリアルで没入感のある演奏体験を実現します。
Lounge Lizard EP‑5 の主な特徴
- 完全なエレクトリックピアノソリューション
- ステージでもスタジオでも活躍
- 最先端の物理モデリングによる圧倒的なリアリズム
- 内蔵エフェクトラック
- 新機能:Tineベース/Reedベースによるデュアル・シンセシスエンジン
- 新機能:完全再設計された物理モデリングコア
- 新機能:各ピアノタイプ専用のUI
- 新機能:検索機能付きの新ブラウザ
- 新機能:クラシック&カスタムピアノの新ライブラリ
- スタンドアロンインストゥルメントとしても使用可能
- 主要プラグインフォーマットすべてに対応
- NKS対応
- 詳細なドキュメントとチュートリアル付き
便利な機能
- スケーラブルなGUI
- DAWとのエフェクト同期が簡単
- マイクロチューニング対応
エフェクト一覧
- オートワウ
- コーラス
- コンプレッサー
- ディレイ
- ディストーション
- フランジャー
- 新機能:ギターアンプ
- マルチバンドEQ
- ノッチフィルター
- フェイザー
- リバーブ
- トレモロ
- ワウワウ
Lounge Lizard ep-5 - Audio DEMO
Lounge Lizard ep-5 - Introduction
フィジカル・モデリングについて
フィジカル・モデリングは、物理学の法則に基づいて、各物質のふるまい方とその共振現象を解析・再現していきく手法ですが、Lounge Lizardもモデルになった楽器の各パーツのふるまい方をリアルタイムに数学的に計算することでサウンドを生み出しています。
つまり、サンプリングされた波形は一切使わずに、各パラメターが受け取る情報をCPU上でリアルタイムに演算することで音を生成しているのです。この方式により、Lounge Lizardでは元のエレクトリック・ピアノを構成しているパーツの状態を調整することが可能になり、サンプル波形を減算方式でフィルターしていくインストゥルメントとは別次元の自由度と表現力を実現しています。
モデリングならではの心地よい表現力
マレット、フォーク(Tine + Tone Bar)、ピックアップ。そして、ワウ、フェイザー、トレモロ、ディレイ。実際にエレクトリック・ピアノを触った事のある人(もしくは、分解したことのある人!)なら、こうしたパラメターを自由に調整できるというだけで、わくわくすることでしょう。
リリースというシンセサイザーのようなパラメターでさえ、アタック時に離れたダンパーがミュート時に弦に触れるタイミングを調整している、と言えば、その表現力の豊かさが想像できるでしょうか?
Lounge Lizardのモデルとなったエレクトリック・ピアノは、1940年代にハロルド・ローズ氏(1910-2000)が軍隊に所属していた時に発明されました。最初の楽器は、航空機用の部品を使って隊員の娯楽用に制作されたものです。その後、エレクトリック・ピアノはジャズ、ロックの世界で欠かせないほど人気のある楽器となり、今日でもヒップホップ、R&B、ハウスなどダンスミュージック全般で広く使われています。
エレクトリック・ピアノの構造そのものは、とてもシンプルです。まず鍵盤を弾くとハンマーがあがりフォーク部にあたります。フォークはハンマーによって叩かれるTineと、共鳴するTone Barによって構成されています。次に、そのフォークの振動がマグネティック・コイル・ピックアップで拾われ、アンプで増幅されたものがアウトプットから出力されます。
Lounge Lizardでは、エレピを構成する各部位のふるまい方をモデリングすることで、ハンマー(Mallet)の固さ、フォーク(Tine + Tone Bar)のディケイやバランス、ピックアップの位置まで調整できる仕様になっています。

トーンを自由に大胆にエディット
エレクトリック・ピアノはそのクリーンで甘いトーンがよく知られていますが、そのトーンにエフェクトをかけることで、まるでエレクトリック・ギターのように、大胆に変化させることができます。
Lounge Lizard ep-5には、コーラス、フェーザー、フランジャー、ディストーション、ノッチフィルター、ワウ、オートワウ、リバーブを内蔵したマルチエフェクト・プロセッサーを備えています。さらにイコライザーとコンプレッサーで音作りが可能です。ファクトリー・ライブラリーをブラウズすれば、エフェクトの効果的な使い方のヒントがきっと見つかります。