Double the Analog
DC-2はデュアル・チャンネルのデュアル・アナログ・コンプレッサーです。完全にプログラミング可能な2基の独立したコンプレッサーを、直列(シリーズ)または並列(パラレル/スプリット)のプロセッシング・モードで配置でき、専用のバランス・コントロールでミックスすることが可能です。完全にアナログ領域で動作するFET、VCA、オプティカルのアルゴリズムを含む、複数のコンプレッション・モデルが用意されています。各コンプレッサーには、それぞれ独自のサイドチェーン・フィルター、プログラミング可能なニー(Knee)形状、Peak / RMSモード、およびオート・リリースが備わっています。さらに、各アナログ・コンプレッサーのプリまたはポストに配置できる2バンドのEQも搭載しています。このアナログ・プロセッシングには、カスタマイズ可能なサチュレーション・セクションも含まれています。
DC-2は、LRまたはM/Sチャンネルの独立した(またはリンクした)コントロールを提供します。視覚的なフィードバックとして、入力、出力、各チャンネルのデュアル・コンプレッサーのメーターに加え、シグナル・フローとコンプレッション・カーブのディスプレイが用意されています。
特徴
- 直列(シリーズ)または並列(スプリット)構成でのデュアル・アナログ・コンプレッション
- FET、VCA、Opticalデザインのアナログ・コンプレッション・モデル
- プログラミング可能なニーのシェイプ、Peak / RMSモード、サイドチェーン・フィルタのシェイプ、オートリリース
- デュアル、ステレオ、M/Sから処理を選択
- 倍精度デジタル・イコライザー(アナログステージの前段または後段)
- アナログの信号処理をサンプル精度でオートメーション
- APBハードウェア購入時に付属
プラグインフォーマット(コントロールUI)
- AAX Native, AU, VST3
完全なコントロール
DC-2の「1チャンネルあたり2基のアナログ・コンプレッサー」という構成は、直列モードでも並列(スプリット)モードでも、独自のバランス・コントロールを使って簡単に調整できます。各コンプレッション・ステージは、独立したThreshold、Makeup Gain、Attack、Release、Ratio、およびHPF(ハイパスフィルター)で完全に調整可能です。2バンドのEQはアナログ処理の前か後に配置でき、さらなるトーンコントロールを実現します。
アナログ回路をプログラミング
APBは世界初のプログラマブル・アナログプロセッサーであり、DC-2はAPBハードウェアの能力を最大限に活用しています。各コンプレッサーには、さまざまなコンプレッション・ニーのシェイプ、RMSモード、ハイパスフィルタのオプション、そしてFET、VCA、オプティカルの3種類の全アナログモデルが搭載されています。
カスタム・サチュレーション
処理の最終ステージにはマルチモードのサチュレーション回路を備えています。2バンドのEQに似たコントロールによりアナログ・サチュレーションのトーンを細かく設定できます。並列処理時に最適な2つのサチュレーション設定が必要な場合、スプリットモードを有効にすると2つ目のサチュレーションステージが追加されます。「サチュレーション・アジャスト」機能により、出力レベルに影響を与えることなく、アナログ・サチュレーションの全体的な量を変化させることができます。
EQも装備
DC-2には、すべてのアナログ処理の前段または後段に配置できる2バンドEQが搭載されています。EQ shapeにはローシェルフ、パラメトリック、ハイシェルフが含まれます。最終調整や、並列モードで動作するデュアル・コンプレッサーに対して個別のトーンを設定するのに最適です。カスタム・サチュレーション・ステージと同様に、並列モード使用時には2つ目のEQコントロールが表示され、両方のシグナル・パスにそれぞれ専用の2バンドEQが割り当てられます。
センターセクション
DC-2のメインコントロールは最も一般的なアナログ・コンプレッサーに見られるコントロール項目をカバーしていますが、DC-2のセンターセクションではさらに高度なプログラマビリティを提供します。このセクションでは、keen shape、RMS modes(時間窓のサイズおよびピーク検出とのブレンド)、HPFオプション、コンプレッション・アルゴリズムのタイプを調整できます。また、センターセクションには、EQ、シグナルフロー、およびすべてのサチュレーション回路のカスタマイズのためのコントロールも含まれています。
すべてのAPBプラグインに共通する重要な側面は、プラグインがアナログ回路のコントローラーとして機能する点です。APBプラグインは、入力されたオーディオ信号と制御信号を組み合わせ、その両方をThunderbolt接続経由でAPBユニットに送信して処理を行います。制御信号は、選択されたアルゴリズムをすべてのパラメーター値とともに実行するようにアナログ・コンポーネントを設定し、オーディオ信号はアナログ領域にコンバートされます。アナログに変換されたオーディオ信号はアナログ領域で処理され、その後再びデジタルに変換されます。
このようにAPBプラグインからAPBハードウェアを操作することで、ユーザーが制御可能なすべてのパラメーターを呼び出すことが可能で、プリセットとして保存することが可能です。さらに、制御信号は入力オーディオ信号と紐付いているため、再生中にサンプル制度のオートメーションで「アナログ回路」のパラメーターをアップデートすることができます。
「これこそが未来だ。」
Tony Maserati(トニー・マセラティ)
グラミー賞受賞ミックス・エンジニア
APBシリーズ共通の特徴
APBのプラグインUIはコントローラーとして動作し、実際の処理はアナログ回路で行われます。APBプラグインは、入力されたオーディオ信号と制御信号の両方をThunderbolt経由でAPBユニットに送り、処理します。プラグインUIの設定は制御信号を介して、アルゴリズムを実行するためにアナログコンポーネントに反映されます。またオーディオ信号は一度D/A変換され、アナログ領域で処理された後、A/D変換されコンピュータに戻されます。
このようにAPBのプラグインUIからAPBハードウェアを操作することで、ユーザーが制御可能なすべてのパラメータをコントロールし、プリセットとして保存することが可能です。さらに、制御信号は入力オーディオ信号と結びついているため、再生中にパラメータを更新することができ、サンプル・アキュレートなオートメーションが可能です。

