MINIBUSは、Audiomoversが新たにリリースしたMac/Windows両対応の革新的なNDI伝送プラグインです。ローカルネットワーク上の「仮想AUXケーブル」として、DAWと他のコンピューターをリアルタイムかつ高品質に接続し、簡単にオーディオ共有が可能になります。
MINIBUSを使用すれば、例えばスタジオのコントロールルームとレコーディングブース間のように、ローカルネットワーク上に存在する複数のPCやDAW間で最大16チャンネルのオーディオ共有が可能となります。
Audiomovers共同設立者兼製品責任者のIgor Maxymenko氏は、次のようにコメントしています。
「私たちは音楽制作におけるワークフローやコラボレーションの障壁を取り除き、プロセスを高速化することで、音楽を手掛ける方々が創造性を最大限に発揮し、優れた作品づくりに集中できるようサポートしています。」

特徴とメリット
簡単セットアップ
追加のハードウェアや特殊なソフトウェアは不要で、ローカルネットワーク上のコンピューター間で直接オーディオを送受信でき、同時に何台でも接続可能です。
高品質なリアルタイム送受信
最大32ビットPCM/192kHzのロスレス・マルチチャンネルオーディオをリアルタイムでストリーミング可能(※ネットワーク環境に合わせてレイテンシーを設定ください)。
NDI®規格を採用
広く普及しているNDI(Network Device Interface)規格を活用し、有線・無線を問わず安定した通信を実現します。
主な機能
DAW間でマルチチャンネルオーディオを共有
ロスレス ステレオまたはマルチチャンネル DAW オーディオを、同じネットワーク上の Mac と PC 間で低遅延で送信します。ハードウェアは必要ありません。
ドロップアウトを防ぐ自由なレイテンシー設定
MINIBUS は、128〜最大16384サンプルの範囲で自由にレイテンシーを設定できます。ネットワーク環境に合わせて調整することで、途切れのない安定したオーディオストリーミングを実現します。
OMNIBUS 3(別売)とシームレスに統合
Audiomovers OMNIBUS 3.0をお持ちの場合、コンピューターを同一のローカルネットワークに接続するだけで、MINIBUSがOMNIBUS 3.0上にデバイスとして表示され、マルチチャンネルのルーティングや共同作業を簡単かつスムーズに行えます。
Bluetooth機器などPCが認識するあらゆる仮想オーディオデバイスを自由に結線できるOMNIBUS 3をMINIBUSに統合すれば、スタジオやセッションでワイヤレスを介した快適なオーディオルーティングを実現できます。
MINIBUSには、無料版の「MINIBUS Lite」と、有償の「MINIBUS」の2つのラインナップがあります。
MINIBUS Lite(無料)
- ステレオ送信プラグイン
- MINIBUS公式サイトよりダウンロードできます
MINIBUS
- 16 チャンネル送受信プラグイン
- メーカーサイトにて7日間お試し体験できます
デモ体験について、詳細はMINIBUS公式サイトをご確認ください。
MINIBUS Lite(無料)とMINIBUSの違い
