Apogeeイノベーション

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Apogee Innovation

1985

Apogeeを設立

ベティ・ベネット ／ ブルース・ジャクソン ／ クリストフ・ハイデルバーガー

最先端の技術を開発した3人のプロフェッショナルが起業

1985年に3人の創業者により設立されたApogee。3名の創業者のうちBetty Bennettは、現在も同社の社長を務めており、Bob Clearmountainの妻としての顔も持つ人物です。

今はAudio Interfaceメーカーとして認知されているApogeeですが、そのルーツはDigital Filterにありました。デジタルレコーディングの黎明期である1980年代に、当時新しいリスニングメディアであったCDのデジタル歪みなど、デジタルメディア特有の問題を解決する技術をリリースしています。

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1986

デジタルオーディオ業界に衝撃

デジタル録音機をアップグレードするApogee 924 & 944フィルター が誕生
Sonyやオタリ、三菱などで採用される。

Apogeeの924 / 944 Anti-Aliasing Filterは、瞬く間に評価を得てリリース翌年の1986年には業界標準のデジタル・マルチトラック・レコーダーであったSONY PCM-3324と、その互換機を製作していたMitsubishiのオプションとして採用されました。このフィルターは「冷たい」「硬い」と言われていたデジタル音声を、アナログライクなサウンドにすることができる魔法のようなフィルターでした。

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1991

AD-500 & DA-1000

初のスタンドアロンA/D D/Aコンバーターが誕生

次にリリースしたのが、AD-500 / AD-1000。このAD/DAコンバーターでUV22と呼ばれる画期的なディザーが登場します。UV22ディザーは、最近ではその名前を見ることは少なくなりましたが、YAMAHAを始め多くの3rd Partyメーカーが採用した技術です。Digital Filter、そしてディザーと画期的な技術を発表するApogeeは、デジタル・オーディオの持つ持病のようなデメリットを、次々と過去のものへと変えていきました。

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1997

AD-8000

初のマルチチャンネル24ビットオーディオインターフェースが誕生

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1998

AmBus HDカード誕生

Apogee AD-8000をPro Toolsに直接接続可能に。

そして1997年にはAD-8000をリリース。Pro Toolsでのレコーディングがスタジオに浸透し始めた時期に登場したこの8ch AD/DAは、サウンドにこだわるスタジオの代名詞ともなっていきました。当時、アナログレコーディングにこだわるエンジニアもAD-8000であればデジタルでも大丈夫、とPro Toolsへの移行を加速させた機材のひとつです。

その後、Master Clock GeneraterであるBig Ben、ホームレコーディングに向けたEnsemble、Duet、さらにはiOS対応のONE、JAM、Micなどとターゲットを明確にした製品をリリースしていきます。

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2000

Trak 2誕生

初のハイレゾ対応のコンバーターとマイクプリアンプ

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2002

Big Ben

初のスタンドアロン型デジタルマスタークロック
C777クロッキングテクノロジーを搭載

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2003

Mini-Me & Mini-DAC

Mac OS Xに対応した初のFireWireドライバーを搭載

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2006

Ensemble

MacとLogic Proソフトウェア用のデジタルコントロール可能な初のオールインワンFireWireオーディオインターフェース

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2007

Duet

初のポータブルプロフェッショナルオールインワンFireWireオーディオインターフェース
Mac、Logic Pro、GarageBand用

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2009

GiO

GarageBand、Logic、MainStageのコントロールを内蔵した初のMac用ギターインターフェース＆フットペダルコントローラー

ONE

楽器やマイクをGarageBandやLogicに接続可能な初のMac用USBマイク＆オーディオインターフェース。

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2010

Symphony I/O

最も先進的なオーディオインターフェイス。Apogee史上最高の製品。
1台で32チャンネルのI/O、Pro ToolsやThunderboltとの接続性、8つのマイクプリアンプを選択できるモジュラーI/Oなどを特徴としています。

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JAM

iPhone、iPad、Macに接続可能、初のスタジオ品質のギター入力用インターフェイス。

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2011

MiC

初のスタジオ品質のiPhone/iPad/Mac用マイク

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2013

iOS用プロフェッショナル・オーディオ・インターフェイス

ONE, Duet, & Quartet for iPad & Mac

ONE for iPad & Mac

The first studio-quality microphone and audio interface for iOS and Mac.
Charges iPad and can be battery operated.

Duet for iPad & Mac

The first professional stereo audio interface for iOS and Mac.
Charges iPad has MIDI I/O and meets pro studio standards.

Quartet for iPad & Mac

The first professional multi-channel audio interface for iOS and Mac.
Charges iPad, offers up to 12 inputs and studio monitor control.

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2014

Ensemble Thunderbolt

世界初のオールインワンThunderboltオーディオインターフェイス
1.1msのレイテンシーを実現

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2015

Groove

初のポータブルヘッドホンアンプとDAC
Constant Current Drive™およびクアッドサムDACテクノロジー

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2016

ダイレクトボタンLogic Pro X

ApogeeはAppleと共同で、Directボタンをクリックするだけでレイテンシーフリーのレコーディングを実現しました。

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2018

DualPathレコーディング

ApogeeのDualPathレコーディングは、ハードウェアDSPとDAWでネイティブに動作するプラグインをリンクさせることで、両方のワークフローを実現します。

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2019

HypeMiC

3段階のアナログコンプレッサーを内蔵した初のUSBマイク

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2020

Symphony Desktop

ネイティブおよびハードウェアDSP処理のプラグインをタッチスクリーンで操作できる初めてのオーディオインターフェイス

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時代を作った銘機が揃うApogeeの歴史。確固たる技術、サウンドへのこだわり、イノベーションを持った製品をリリースし、今日のデジタルレコーディングのベースとなる技術はApogee由来のものが数多く存在します。

そのベースには、本社に隣接するApogee studioの存在が大きく関わっています。実際のレコーディングの現場が機材を開発しているオフィスの隣にあり、そのスタジオをメインで使用しているのはBob Clearmountain氏。そこからのフィードバックがApogeeの製品クオリティーに深く反映されています。また、一部のモデルを除き、プロシューマ向けの製品はすべて本社で生産しているというのもApogeeのこだわり。一部のブティック・ブランド、ガレージメーカー以外でMade in USAというのは今や貴重な存在です。