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Sonarworks スピーカー・キャリブレーション解説

2017.03.28

スピーカー測定の機能 

 

セットアップは簡単

Sonarworks Reference Studioは、一連のステップに分かれたプロセスで作業できるように最適化されています。ヒューマンエラーを極力抑えることで、より優れた結果を得ることができます。各ステップには解説が表示され、必要な作業を進めやすくなっています。

 

20170324_sonarworks_speaker_ref3_1

 

マイクロフォン・キャリブレーション

マイクのキャリブレーションは、Reference Studioが他の測定システムとを隔てる重要なポイントです。すべてのSonarworks測定マイクは、ANSI認定マイクと共に一つ一つ出荷前にキャリブレートされています。Sonarworksからプロファイルを事前に入手できるため、測定前に読み込むことで最大限の精度を確保することができます。

20170324_sonarworks_speaker_ref3_2

 

測定マイクポジションの自動検知

Reference Studioソフトウェアは、測定中のマイクのルーム内での位置を自動で検知し、次にどこを測定すべきかをガイドしてくれます。ソフトウェアが測定箇所を解析するため、もっとも品質の高い測定が可能になります。

20170324_sonarworks_speaker_ref3_3

 

キャリブレーションの機能

 

レスポンスカーブ・ビュー

Reference Studioの周波数グラフには様々な周波数特性カーブのビジュアルを表示・非表示することができます。ヘッドフォンの補正前・補正後を比較したり、左右のドライバの特性も個別に比較することや、異なるフィルター・モードに切り替えながら位相全体のアライメントを確認することも可能です。

20171006_sonarworks_ref4_sp_01

 

リファレンスカーブ・プリセット

ミキシング、リスニングの体験をより高める、優れたリファレンスカーブおよびスピーカーシミュレーション・プリセットがReference Studioには収録されています。フラットなリファレンスから定番のスピーカーを選択することも、カーブ全体の傾きを調整してボトムエンドの量感を増減させたりすることもできます。

20171006_sonarworks_ref4_sp_preset

 

20170323_sonarworks_pluginfeats-mono-monitoring3xモノ・モニタリング

モノラル再生がなくなることはありません。だとすればモノ・ミックス切り替えはとても便利な機能でしょう。Reference Studioのモノ・モニター機能では、ステレオに適用された補正はすべて保持されます。ミックスがモノラル環境で適正に再生されるか、簡単にチェックすることができます。

 


20170323_sonarworks_pluginfeats-avoid-clipping3xクリップ防止機能

SonarworksのAudio Calibration Engineは、幾つかの周波数帯をブーストして特性上のディップを補正しスピカーカーの精度を整えます。その過程で起こりうるオーディオ出力のクリップや歪みを防止するのが、Avoid Clippingスイッチです。

 


20170323_sonarworks_pluginfeats-drywet3xドライ/ウェット・コントロール

これは、単にダイレクトとプロセスされたパラレルのサウンド・ミックスを調整するためだけのノブではありません。コントロールの増減に応じてリファレンス・カーブが滑らかになるよう自動で調整されるため、補正の効果が常に適正に保たれます。

 

 

フィルターフェイズ・タイプ

オーディオをフィルタリングする際、アナログであれデジタルであれ、オーディオ信号には位相の変化が起こります。レイテンシーと精度のバランスを保てるよう、ここでは異なるフィルタータイプを選択することができます。

20170323_sonarworks_hp_advanced_scrnsht

 

  • 最小フェイズ・モード(Min):コンピューターへの負荷は大きくなりますが、レイテンシーを1ms程度まで下げることができます。既存セッションへのレコーディングなどでReference Studioを使用したい場合に便利な機能です。
  • リニアフェイズ・モード(Linear):位相特性に影響を及ぼさないフィルターですが、レイテンシーが発生します。ミキシングやマスタリング、ポストプロダクションに最適なモードです。
  • ミックスフェイズ・モード(Mixed):二つのモードのいいとこ取りをしたソリューション、レイテンシーとプロセッシングによるCPU負荷をちょうどよいバランスで設定したモードです。

 

カスタム設定

Reference Studioのデフォルト設定は、スピーカーやヘッドフォンの周波数特性をフラットに補正します。しかしSimulateパネルでは、異なるモデルやシステムをシミュレートするためのオプションが多数用意されています。一般的に使われるオーディオ・システムでミックスがどのように再生されるかチェックしたいときに役立つでしょう。

20170323_sonarworks_hp_custref_scrnsht

 


 

Reference 4 ラインナップ

使用スタイルに合わせて選べるキャリブレーション・ラインナップ。

専門家による物理的な音響調整も不要。わずかなコストで音質を向上します。

 

Reference 4ヘッドフォン・キャリブレーション

Reference 4 Headph20171006_sonarworks_ref4_hp_01one Edition

  • アベレージモデルを使用したヘッドフォン・キャリブレーション
  • AU/AAX/RTAS/VSTプラグインフォーマット対応
  • Systemwide収録 - OSからの出力もキャリブレート
  • 21日間すべての機能を利用できるデモ試用版を利用可能
  • ダウンロード版(MIオンラインストア)/パッケージ版をご用意

*Reference 4 Headphone Editionにはスピーカー・キャリブレーション機能、測定マイクは含まれません。

 


 

Reference 4 スピーカー+ヘッドフォン・キャリブレーション

Reference 4 Studio Edition+測定マイク

  • プロフェッショナルな使用に耐えうる測定用マイクロフォン(XLR接続)
  • アベレージモデルを使用したヘッドフォン・キャリブレーション・プラグイン
  • スピーカー測定ソフトウェア + キャリブレーション・プラグイン
  • AU/AAX/RTAS/VSTプラグインフォーマット対応
  • Systemwide収録 - OSからの出力もキャリブレート
  • デモ試用可能 (21日間ソフトウェアの全機能を利用可能)
  • Sonarworks測定ソフトウェア用に個別にキャリブレート済み

 

Reference 4 Studio Edition

  • アベレージモデルを使用したヘッドフォン・キャリブレーション・プラグイン
  • スピーカー測定ソフトウェア + キャリブレーション・プラグイン
  • Systemwide収録 - OSからの出力もキャリブレート
  • AU/AAX/RTAS/VSTプラグインフォーマット対応
  • 21日間すべての機能を利用できるデモ試用版を利用可能
  • ダウンロード版(MIオンラインストア)/パッケージ版をご用意

*Reference 4 Headphone Editionには測定マイクは含まれません。

 

2017032%ef%bc%98_sonarworks_microphone_xref20_box_f_500

Reference 測定用マイク

  • デモ試用版での利用を前提にした、専用の測定用マイクロフォン
  • プロフェッショナルな使用に耐えうる測定用マイクロフォン(XLR接続)
  • AU/AAX/RTAS/VSTプラグインフォーマット対応(デモ試用版)
  • 21日間ソフトウェアの全機能を利用可能なデモ試用版で測定・キャリブレーションが可能(ダウンロードのみ)
  • Sonarworks測定ソフトウェア用に個別にキャリブレート済み

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