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補正用ツールをクリエイティブなフィルターに

MixがうまくなるTips更新!「補正用のツールをクリエイティブなフィルターエフェクトに」

2015.08.05

スタッフHです。

本日もまた「MixがうまくなるTips」より、Sonnoxのプラグインを使ったテクニックをひとつご紹介いたします。

正確にいえば、本日のネタはSonnoxのプラグイン、SuprEsserを使っている「から」できる内容ではありますが、タイトルにもある通り「補正用のツールをクリエイティブなフィルターにしている」という点が非常に面白かったことと、素材にフィルター処理を行う際に、どこの帯域に対して掛かるかの説明がまさにエンジニア的視点でためになることから選びました。


いかがですか?

SuprEsserはもともと「突発的な、特定の帯域だけに起きるピークを、その瞬間だけ」カットするという補正用のツール。EQでカットしっぱなしとは異なり、問題(=ピーク)が起きなければ素材になにも処理をしないというツール。

本ブログでも何度かピックアップしてきましたので、過去ログも合わせてチェックしてみてくださいね。

この「補正用のツール」が、なんともクリエイティブなフィルターエフェクトとして使われています。ビデオ中でも語られている通り、ループ素材のキックがある超低域にはなにも影響を与えず、ミックスの中に「なじむ」効果と「ゾクゾクするフィルター効果」を同時に得ています。

メーカーが想定した使い方を超えたところにあるクリエイティブな使い方。ロックやポップスやダンスミュージックの歴史をわずか60年程度見渡しても、想定外の使い方から生まれた新しいカルチャーも数え切れないほどありますね。


 

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