レニー・クラビッツが信頼を寄せるエンジニアが、ビンテージHeliosコンソールとAmpex MM100テープ・レコーダで収録、70年代サウンドを色濃く彷彿とさせるBFD拡張音源。
Henry Hirschはレコーディングの世界で今日まで続くビンテージ機器のムーブメントの一翼を担った人物として知られています。彼は、1970年代後期にベルリンで、ピアノを演奏するスタジオ・ミュージシャンとして最初のキャリアをスタートさせました。数年後、ニューヨーク・シティーに戻り、彼のアパートメントの一室で最初のレコーディング・スタジオをオープンさせました。その後ニュージャージーのホッケンに移り、Waterfront Studiosで地元のバンドのレコーディングを多数こなし、エンジニアとしてのスキルを磨きました。1985年にLenny Kravitzと出会って以降、彼との音楽的なパートナーシップは25年間続いています。Lennryのアルバム”Are You Gonna Go My Way”が大きな成功を収めたあと、HenryはLenny’s Roxie Studioをフロリダのマイアミに建築しています。
Lennyのヒット作(It Ain’t Over, Are You Gonna Go My Way, Again, American Woman, Let Love Rule, Always On The Run, Lady, I’ll Be Waiting…など)に加えて、Henryは日本で4枚のナンバーワンを獲得したアルバムを録音しています。Vanessa ParadiのフランスでナンバーワンになったアルバムやMadonnaのナンバーワン・シングル”Justify My Love”も彼の録音によるものです。他にも、彼のクレジットはMichael JacksonやJoan Osborne、Mick Jaggerのアルバムでも見ることができます。
2008年、Henryはニューヨーク州北部のヒューストン・バレーにある19世紀に立てられた教会を購入、彼が所有するビンテージのHeliosコンソール、3M M79、Ampex MM100テープ・レコーダーなどの装備をこの教会に運び込み、彼の新しいWaterfront Studiosを完成させました。
このBFD対応拡張ライブラリーは、そのWaterfront StudiosでビンテージのHeliosコンソールとAmpexテープ・レコーダーが使用され、彼自身の手で録音、制作されたものです。
サンプルはBFD3とBFD2の両方のフォーマットで収録され、24bit/44.1kHzの解像度、187のベロシティー・レイヤーを持っています。すべてのシンバルにBell、Bow、Edgeのアーティキュレーションが含まれ、タムにはリムショットとリムクリックのサウンドも付いています。サンプルはRoomとPlateのサンプルを収録しています。(BFD EcoではPlateのみ使用可能です。)
このライブラリーには、Kick x 1、Snare x 1、Tom x 4、Hihat x 1、Crash x 2、Ride Cymbals x 1を含む、2つのフルキットが収録されています。