スマートニュース | Media Integration, Inc. https://www.minet.jp/ 革新的で高品位な音楽制作メディア Tue, 19 Jan 2021 14:58:04 GMT ja Copyright © Media Integration, Inc. 1 https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/corporate-web-static/wp-content/uploads/2020/02/26144741/20200226_mi_logo_bnr_800_png.png ミックスバスに最適なコンプレッサー 6種類のキャラクター比較! https://www.minet.jp/contents/article/6comp/ https://www.minet.jp/contents/article/6comp/ Thu, 14 Jan 2021 07:24:18 GMT active ミックスバスにコンプレッサーを挿入することで、曲に一体感やインパクトを与えることができます。本記事ではミックスバスに最適なコンプレッサーを6種、比較していきます。 まず、はじめに注意すべき点として、ミックスバスのコンプレ…

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ミックスバスにコンプレッサーを挿入することで、曲に一体感やインパクトを与えることができます。本記事ではミックスバスに最適なコンプレッサーを6種、比較していきます。

まず、はじめに注意すべき点として、ミックスバスのコンプレッションに使うべき「ベスト」なコンプレッサーというものはありません。エンジニアやレコーディングミュージシャンはそれぞれの楽曲や自分のイメージによって、少しずつアプローチを変えていくのです。

WAVESは、ミックスバスにおいて、非常に効果的なコンプレッサーを揃えています。それぞれが異なるヴィンテージハードウェアユニットをエミュレートしています。この記事では、6つのコンプレッサーを比較して、それぞれの特徴の違いを見ていきましょう。サウンドサンプルも掲載していますので、実際にコンプレッサーをかけた時の音を聴いてみてください。


Abbey Road RS124

Abbey Road RS124は、アビー・ロード・スタジオで使用されているクラシックな真空管コンプレッサーを丹念にエミュレートしています。RS124の実機は、働いていたエンジニア達からは「秘密兵器」として扱われていました。アビー・ロードでレコーディングした他の多くのアーティストのトラック、言うまでもなくビートルズのすべてのレコードでRS124の滑らかなサウンドを聞くことができます。

ビートルズのミックスエンジニアである、Geoff Emerickはポール・マッカートニーのベーストラックにシルクのような光沢を加えるためにRS124を使用したことで有名です。もう一人のビートルズのエンジニア、Norman SmithはリズムバスをしっかりまとめるためにRS124を好んで使用し、アビー・ロードのカッティングルームで働いていたマスタリングエンジニアも定期的にRS124を使用していました。ミックスエンジニアのKen Scott氏はBeatlesのギタートラックでRS124を使ってました。

RRS124 は、これまでに約25台しか製造されず、一般に販売されることはありませんでした。もともとは1959年、当時のAltec 436B tube compressorとして開発されたユニットを元に、アビーロードのエンジニア達が大幅に改造しRS124となりました。

WAVESバージョンには2つのモードを搭載しています。StudioモードはRS124のシリアルナンバー60070Bの個体をモデルとし、速いアタック感が特徴です。一方Cutterモードは、アタックとリリースが遅い個体のバージョンです。アビー・ロードのマスタリング・エンジニアが好んで使っていたRS124の代表的なもので、通常とは異なる真空管を採用しています。アタックとリリースが遅いため、ミックスバスの用途ではCutterの方が適していると思われます

Abbey Road RS124は、オリジナルのすべてを正確に再現しているだけでなく、さらなる追加機能も提供しています。例えば、スーパーヒューズモードでは、よりエキサイティングでアグレッシブなキャラクターが追加されています。スーパーヒューズをオンにした状態でマスターバスで RS124 を使用する場合、MIXノブを使ってパラレルな処理を適用することをお勧めします。(Expand ボタンを押したときに表示されます)。

Expand ボタンを押すと、ステレオ、モノラル、またはMSモードで聴けるモニターセクションと、ミックスの低域がコンプレッサーのトリガーにかからないようにするSidechain High-Passフィルターノブが表示されます。ミックスには一般的にローエンドの情報が多く含まれているため、RS124をミックスバスコンプレッサーとして使用する際には、この機能が役立ちます。


Abbey Road TG Mastering Chain

アビー・ロード・スタジオのEMI TG12410トランスファーコンソールをモデルにしたWaves Abbey Road TG Mastering Chainは、EQ、フィルタリング、ステレオスプレッダーなど、ダイナミクス処理だけでなく幅広い機能を提供する、総合的なモジュラープラグインです。そのため、1つの統合されたプラグインで事実上すべてのミックスバス・プロセッシングを行うことができます。

Abbey Road TG Mastering Chainは、3種類のコンプレッサー/リミッターとEQ、フィルターなどのモジュールを搭載しています。

インプットモジュールには、インプットレベル、バランス、フェイズ、テープEQが搭載されています。テープEQの設定は元々、規格の違うテープ間で音質補正を行うための機能です。あえてクリエイティブに使用しても面白いでしょう。トーン・モジュールには4つのバンドのEQが搭載されており、周波数とフィルター・シェイプを選択することができます。

リミッターモジュールには3つの選択肢があります。Originalモードは実際のAbbey Roadコンソールのコンプレッサーをモデル化、Modernモードは現代的なVCAコンプレッサーで、Limitモードはオリジナルコンソールのリミッターをエミュレートします。リカバリー・ノブは、アタックとリリースの時間を6つの異なるプリセットの組み合わせで提供しています。

その他のコントロールには、メイクアップゲインや、ハイパスとローパスのフィルターと調整可能なミッドレンジベルフィルターを含む内部のサイドチェインフィルター(低音域でコンプレッサーをトリガーしたくない場合、特に便利です)を切り替える機能があります。

このプラグインの利点の一つは、各モジュールをステレオ、デュアルモノラル、ミッドサイドの3つの動作モードのいずれかに個別に設定することができ、サイドとセンターで異なるコンプレッションを適用できることです。スプレッダーノブを使ってステレオイメージを広げることもできます。


API 2500

Waves API 2500は、VCAベースのオリジナルハードウェアの特徴的なコントロールをすべて備え、バスや個々のトラックに明快なパンチを生み出すことで知られています。

オリジナルのトーンセクションでは、コンプレッサーのレスポンスを調整できる3つの設定を提供しています。Knee(ニー)パラメーターでは、コンプレッサーがシグナルにどのくらいの速さで作用するかをハード、ミディアム、ソフトから選択することができます。

API 2500 プラグインは、サウンドにパンチ感を加えることに長けています。

スラストコントロールは、検出器に入る信号に対して、ローエンドのフィルタリングの量を変えます。これにより、ローエンドがコンプレッサーを過度にトリガーすることなく、低音の多い素材を処理することができます。

また、圧縮方式はフィードフォワード(新方式)とフィードバック(旧方式)から選択することができます。フィードフォワードは、VCA に当たる前の信号をディテクターに送ります。フィードバックは、VCAを通過した信号を検出器に送ります。実用的な違いは、フィードフォワードは少しエッジの効いたサウンドですが、フィードバックはよりスムーズなサウンドになります。

オリジナルのハードウェアと同様に、Waves API 2500にもL/Rリンクセクションがあり、左右のチャンネル間のリンク率を変えることができます。両側が完全にリンクされている場合、片側で大きな音が発生した場合、コンプレッサーが両側でクランプダウンすることを避けることができます。


PuigChild 670

Waves PuigChild 670は、レディ・ガガやU2などを手がけたプロデューサー/エンジニアであるジャック・ジョセフ・プイグ氏とのコラボレーションにより開発、ジョセフ・プイグ氏のスタジオに設置されている伝説的なFairchild 670ステレオコンプレッサーをエミュレートしています。オリジナルは、回路内の真空管のバイアスを調整することでレベルを上げたり下げたりする可変ミュー・ユニットでした。このハードウェア・ユニットには20本の真空管と11個のトランスが搭載されており、これらすべてがそのサウンド・クオリティーの高さに貢献しています。

主に個々のトラックやグループで使用されることで知られていましたが、670はミックスバスでも使用することができます。このプラグインからは多くの「色」を得ることができ、どのようなサウンドに入れても絶妙なハイエンドの輝きを与えてくれます。

PuigChild 670プラグインは、特にパンチを加えるのに向いています。

このラウンドアップの他のコンプレッサーとは異なり、PuigChild 670にはレシオの設定がありません。その代わりに、「入力をどれだけ強く叩くのか」、「スレッショルドをどこに設定するのか」の2つの組み合わせで圧縮量をコントロールします。

さらに、670には独立したアタックとリリースのコントロールもありません。その代わり、6つの時間が固定されたプリセットが用意されており、アタックはどれも比較的高速で、最も遅いものでも0.4msです。リリースタイムは0.3秒から5秒までと幅広く、2種類のオートリリースが選択できます。

670は3つの動作モードから1つ選ぶことができます。「L/Rモード」では左右を個別にコントロールすることができ、実質的に2つの独立したコンプレッサーで、それぞれの設定を使い分けることができます。「リンクモード」では、両チャンネルのコントロールは 1 セットのみとなります。「LAT/VER モード」は、フェアチャイルドのオリジナル用語である「和と差」(いわゆる「ミッド/サイド」)を意味し、ミッドとサイドのシグナルを別々にコントロールすることができます。ミッドとサイドの相対的な出力レベルでステレオイメージを変化させることができます。


SSL G-Master Buss Compressor

SSL 4000-Seriesコンソールのマスターセクション・コンプレッサーは伝説的なもので、Waves SSL G-Master Buss CompressorはこのVCAコンプレッサーのコントロール、サウンド、動作を正確に再現しています。

コントロールはシンプルで簡単です。スレッショルドとメイクアップゲインノブを連続的に可変できます。アタックは0.1msから30msまでの6段階の選択が可能です。リリースには、0.1秒から1.2秒までの4つのプリセットオプションとオートリリース設定が用意されています。

SSL G-Master Buss Compressorは設定が簡単で、あらゆるタイプのミックスバスコンプレッションに対応します。

レシオは2:1、4:1、10:1の3種類から選択できます。アナログボタンは、アナログモデリングのオン/オフを切り替えることができ、オーディオサウンドのクリーンさや暖かさを微細に変えることができます。


V-Comp

V-Compは、クラシックコンソールであるNeve 2254をベースにしています。V-Compプラグインは、ミックスのダイナミクスをコントロールするのと同時に、サウンドにアナログカラーを提供します。独立したリミッターとコンプレッサーセクションを備えており、アナログノブでアナログエミュレーションの量を変えることができます。

クラシックなNeveバスコンプレッサーをエミュレートしたV-Compは、ミックスに瞬時に個性を与えます。

コンプレッサー部の切り替えが可能です。オリジナルのNeve 2254ハードウェアユニットと同様に、プラグインのスレッショルドは固定されています。ゲインリダクション量を決定するためにはレシオと入力ゲインコントロールを組み合わせて使用します。

レシオコントロールは、1.5:1、2:1、3:1、4:1と6:1の固定設定です。そして 珍しいですが、設定したレシオに合わせ自動でメイクアップゲインされ、レシオを上げると音量が大きくなります。アタックタイムは5ms固定ですが、オートリリースを含む数種類のリリースタイムから選択できます。

シグナルチェーンの中でコンプレッサーの前にあるリミッターは、独立してON/OFFが可能で、独自の設定が可能です。リミッターを使用する理由の 1 つは、1 マイクロ秒から 1ms の間の高速なアタックタイムです。比較的遅い5msのアタックタイムでコンプレッサーよりもトランジェントコントロールを求める場合には、アタックタイムが速いことが役立ちます。


ミックスバスコンプ設定の6つのヒント

    コンプレッションは軽めに

    最初にゲインリダクションを 1-2 dB 程度に抑えておきましょう。ゲインリダクション量は、スレッショルドやレシオだけでなく、アタックによっても影響を受けることがわかります。アタックが速ければ速いほど、より多くのコンプレッションが発生します。つまり、3つのコントロールのバランスをとる必要があります。

    パラメータの効果を理解する

    アタックタイムやリリースタイム、ゲインリダクションの量を変えて実験してみると、その効果を実感することができます。一般的に、速いアタックはトランジェントを押しつぶす効果が高く、遅いアタックはよりオープンで透明感のあるサウンドになります。速いリリースではポンピングが発生することがありますが、遅いリリースでは、コンプレッサーが減衰した状態を長時間維持しているために、ミックス全体がオープンでないサウンドになってしまうことがあります。

    自信がない場合は、オートリリースを使用してみましょう。

    プラグインを勉強中で自信がない場合は、プログラムに依存したリリース設定がうまくいきます。

    手がかりを探すためにメーターの針を見る

    聴こえてくる音に加えて、ゲインリダクションメータの動きは、何が起こっているのかを示す良い指標となります。すべてのトランジェントがコンプレッサーをトリガーしている場合、それはやり過ぎている可能性を示唆しています。例えば、「4分音符のタイミングだけ針が動く」という目標でコンプレッサーの各パラメーターを調整するという方法もあります。

    バイパスボタンを使用する

    設定を調整する際には、定期的にコンプレッションのあるミックスとないミックスをA/Bで比較することが重要です。特に同じボリュームで比較していることが大切です。コンプレッサーのメイクアップゲインを使用して、両者のレベルのバランスを調整しましょう。

    プロセスの早い段階でミックスバスのコンプレッサーをオンに

    多くのエンジニアは、ミキシングプロセスの早い段階でミックスバスのコンプレッサーをオンにして、"それに合わせてミックスする "ことを好みます。つまり、ほとんどのミックスの決定は、コンプレッションがすでにオンの状態で行われ、より有機的にするために、コンプレッサーで最後を仕上げるのではなく、プロセスの一部となるようにしています。


実際に音を聴き比べてみよう

以下の例では、6つのバスコンプレッサーを2つの異なる曲で使用しています。

最初の例は、"Come with Me "という曲のポップロックデモからの抜粋です。ミックスバスコンプレッションの意図は、ミックス全体に1つのダイナミクスプロセッサーを適用することで得られるまとまりのあるサウンドである「グルー」とパンチの効いたサウンドの両方を加えることです。


    Example 1A : バスコンプレッサーなし


    Example 1B :  Abbey Road TG Mastering Chain

    この曲に最も適していると思われるモダンなリミッターを選びました。レシオは17%に設定し、ミックスは約60%に。リカバリーは3に設定し、Wavesはアップビートな曲に適しています。


    Example 1C : API 2500

    よりスムーズなサウンドのフィードバックコンプレッションタイプを使用しました。kneeの設定を実験してみましたが、この曲ではソフトよりも少しインパクトがありますが、速い設定よりも音を開放的に保つことができるので、ミディアムを選びました。推力をノーマルに設定し、トランジェントを維持するために最も遅いアタック、30を選択し、リリースは50msの比較的遅いものを選択しました。


    Example 1D : PuigChild 670

    リンクモードを使用し、スレッショルドを約2dBのリダクションを得るために設定し、入力を半分にして時定数を5に設定し、比較的遅いアタックとさらに遅いリリースを選択しました。


    Example 1E : SSL G-Master Buss Compressor

    ここではパンチを効かせています。アタックは最も遅い設定にし、リリースはオート、レシオは4に設定し、トランジェントを柔らかくしないようにアナログモデリングをオフにしました。


    Example 1F : V-Comp

    明らかに圧縮された音にならないようにパンチを加えてみました。リリースをオーディオに設定し、レシオを2:1にしました。アナログは50%に設定。SSLとは異なり、アナログのモデリングではトランジェントを柔らかくすることはできませんでした。


    Example 1G : RS124

    スタジオモードを使用し、リカバリータイムを中程度に設定し、出力アッテネーターをかなりブーストしました。入力コントロールの設定を低くし、サイドチェインのハイパスフィルターを100Hzに設定し、ミックスコントロールを80%強に抑えたことで、ゲインリダクションの量はかなり控えめに抑えられました。


2 つ目の例は、The TriSonics というバンドによるブラジリアンテイストのア コースティックインストゥルメンタル曲「Estrada Bahia」からの抜粋です。この曲はアコースティックインストゥルメントが特徴で、よりナチュラルなサウンドに仕上がっているため、ミックスバスのコンプレッサーをオープンでトランスペアレントに設定し、グルーを追加しました。


    Example 2A : バスコンプレッサーなし。


    Example 2B : Abbey Road TG Mastering Chain

    オートリリースを含むプリセット5にリカバリーを設定した現代的なリミッター設定を使用。フィルターセクションで6.5kHzに少しだけ存在感を加え、EQで11kHzに少しブーストした。スプレッダーでステレオ幅をほんの少しだけブーストした。


    Example 2C : API 2500

    ここでもニーをソフト、スラストをミディアムにしたフィードバック圧縮型を使用。レシオは2:1と低めに設定し、アタックは速く、リリースは遅くしました。


    Example 2D : PuigChild 670

    この音がとても気に入りました。リンクモードを使用して、約2dBのゲインリダクションが得られました。プラグインのトーンに任せるだけです。


    Example 2E : SSL G-Master Buss Compressor

    オートリリース、アタックは最も遅く、レシオは2でアナログ入力。ここではグルーを使っています。


    Example 2F : V-Comp

    オートリリース、レシオは3:1、アナログは100%でヴィンテージトーンを追加。


    Example 2G : RS124

    スタジオモードに設定し、比較的メロウでアコースティックギターをベースにした曲でコンプレッションの効果が目立たないように、ゆっくりとしたリカバリータイムを設定しました。


これらの 6 つのプラグインはすべて、ミックスバスの圧縮のための優れたオプションを提供しています。

ミックスやマスターにパンチを加えたいのであれば、API 2500は素晴らしい選択です。一貫してトランジェントにスナップを加え、スネアをパワフルに前進させてくれます。SSL G-Master Buss Compressorもこの点では非常に強力でした。

6つのコンプレッサーすべてがサウンドに 「グルー(まとまり)」を加えていますが、SSLはこのタスクに最も精通していて、最も簡単に設定できました。シンプルなコントロールとオートリリースオプションも、このコンプレッサーを使いやすくしています。

色や風味を加えるには、PuigChild 670、RS124、V-Comp、Abbey Road TG Mastering Chainがおすすめです。PuigChildはトップエンドに光沢と少しのサチュレーションを加え、RS124は独特の滑らかさをもたらし、V-Compは様々なサチュレーションのファットさを提供し、TG Mastering Chainはモデル化されたハードウェアトーンと様々なEQとフィルタリングオプション(特にユニークなサウンドのテープEQ)の組み合わせにより、別のEQプラグインを開くことなく多くのトーンコントロールを可能にしました。

ステレオイメージの様々な部分をコントロールするには、RS124、TG Mastering Chain、そしてミッドサイド処理オプションを備えたPuigChild 670が最適な選択でした。

曲のスタイルを考えて、それぞれのコンプレッサーのレスポンスを試してみてください。ミックスにまとまりとパワーを加えることができるパワフルなコンプレッション・ツールとしてどれを選びますか?

さあ、早速バスチャンネルにコンプを入れてみましょう。


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28年もの間、プラグイン・エフェクトの世界的ディベロッパーとして、音楽制作の現場を支えてきたWaves。今回は、Wavesバンドルの中でも特に人気が高く、所有されている方も多いGoldから、3つの人気バンドル「Horizon」「Diamond」「Platinum」へのアップグレードを、日本の皆様だけの特別価格でご提供いたします。

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MIオンラインストアでお買い物すると、ガチャでプラグインがもらえる!アウトレットセールも同時にスタート!

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限定:3

DiGiGrid
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DiGiGrid
DiGiGrid [S]
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¥21,000(税別)
DiGiGrid
DLS
53%
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¥360,000
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Focusrite
ISA 428 MKII
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Focusrite
ISA Two
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Focusrite
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外箱に傷あり
Focusrite
Red 16Line
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Focusrite
Red 4PRE
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Focusrite
Red 8PRE
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Focusrite
RedNet 4
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Focusrite
RedNet A16R
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限定:6

Focusrite
RedNet A8R
42%
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¥312,000
¥180,000(税別)

限定:8

Focusrite
RedNet D64R
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限定:5

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RedNet MP8R
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Focusrite
RedNet X2P
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mioXL
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iConnectivity
PlayAudio12
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ハードウェア・シンセサイザー/MIDIコントローラー

限定:20

Teenage Engineering
OP-Z
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¥50,000(税別)

ギター関連製品

限定:10

GAMECHANGER AUDIO
PLASMA COIL
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¥33,000(税別)

限定:15

GAMECHANGER AUDIO
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GAMECHANGER AUDIO
PLUS PEDAL
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¥28,000(税別)

限定:10

Positive Grid
BIAS Delay Twin - Tone Match Delay Pedal (2ボタン)
59%
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¥36,852
¥15,000(税別)
Positive Grid
BIAS Distortion Twin -Tone Match Distortion Pedal (2ボタン)
59%
OFF
¥36,852
¥15,000(税別)
Positive Grid
BIAS Modulation Twin - Tone Match Modulation Pedal (2ボタン)
59%
OFF
¥36,852
¥15,000(税別)

限定:15

Positive Grid
BIAS MINI BASS
46%
OFF
¥92,407
¥50,000(税別)
Positive Grid
BIAS MINI GUITAR
46%
OFF
¥92,407
¥50,000(税別)

限定:10

Positive Grid
BIAS Rack Processor
50%
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¥119,444
¥60,000(税別)

スタジオ家具

限定:20

Gig Gear
Cam-A-Lot
55%
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¥8,000
¥3,600(税別)
ZAOR
MIZA Griprack 2 MKII Black/Cherry
35%
OFF
¥36,852
¥24,000(税別)
ZAOR
MIZA X2 Black Cherry
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¥309,259
¥250,000(税別)
ZAOR
VISION O
20%
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¥100,000
¥80,000(税別)

オーディオケーブル

限定:6

VOVOX
link direct S 350 cm TRS - XLR (M)
50%
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¥11,000
¥5,500(税別)

限定:2

VOVOX
link protect A Inst Cable 600cm Angled - Straight
52%
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¥15,800
¥7,600(税別)

限定:5

VOVOX
Multipair Cable sonorus muco 100 cm DB25 - 8 x XLR (M)
51%
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¥63,700
¥31,000(税別)

限定:15

VOVOX
sonorus protect A Inst Cable 25cm Straight - Straight
50%
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¥7,000
¥3,500(税別)

限定:5

VOVOX
sonorus direct S 200 cm TRS - TRS
50%
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¥10,900
¥5,400(税別)

限定:2

VOVOX
sonorus protect A Inst Cable 350cm
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限定:20

VOVOX
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限定:2

VOVOX
sonorus XL protect A 300cm Straight - Straight
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Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/promotion/mistore-newyear-gacha-2021/'); ]]>
在宅ミュージック。リモート・コラボ 5つのヒント https://www.minet.jp/contents/article/remotemusic5tips/ https://www.minet.jp/contents/article/remotemusic5tips/ Thu, 07 Jan 2021 06:17:04 GMT active インターネットを介し、リモートで楽曲制作に取り組むことは、今では当たり前になったと言っても過言ではありません。 今日では、プロデューサー、エンジニア、ミュージシャンがそれぞれ家に居ながらリモートで作業をし、それぞれのアイ…

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インターネットを介し、リモートで楽曲制作に取り組むことは、今では当たり前になったと言っても過言ではありません。

今日では、プロデューサー、エンジニア、ミュージシャンがそれぞれ家に居ながらリモートで作業をし、それぞれのアイデアを1つの楽曲にまとめていく。このようなリモートでのコラボレーションは、今や国境をも超え、さらなる可能性をもたらしてくれます。幸いなことに、このコラボレーションを可能な限りクリエイティブなものにするための、確立されたワークフロー、テクニック、アプリケーションが現代には存在します。

今回の記事の内容は、あなたがシンガー、ソングライター、ミュージシャン、プロデューサー、ミキシングエンジニア、マスタリングエンジニアなどの、どのポジションにいても、大いに役立つ内容でしょう。

オンラインでのコラボレーションをよりクリエイティブにするための5つのヒントをご紹介いたします。


1. 効果的なリモートコラボのために正しい目標設定を。

オンラインでのコラボをより円滑に進める際に考慮すべきことは大きく分けて3つあります。

a. ファイルの共有

Dropbox、Google Drive、WeTransferなど、オーディオのステムやミックスを簡単に共有できるクラウドベースのストレージプロバイダはたくさんあります。 これらのプラットフォームでは、無料でデータを転送できたり、ストレージに制限のあるユーザーアカウントを提供していますが、オーディオのコラボレーションを念頭に置いて設計されたプラットフォームを検討することでより円滑に作業できるでしょう。今回の記事の後半にて、いくつか紹介いたします。

b. プロジェクトマネジメント

リモートで作業する関係者全員がセッションファイル、オーディオステム、ミックスに簡単にアクセスできるようにする必要があります。また、それぞれのタスクと責任を常に把握しておくことも重要です。プロジェクト管理は、注意力とコミュニケーションを必要とする仕事です。 上手くマネジメントできない場合には、締め切りに間に合わなかったり、すぐに元に戻せたはずのプロジェクトに何ヶ月も費やしてしまったりするリスクが発生してしまいます

オンラインコラボレーションを成功させるには、明確でオープンなコミュニケーションラインを確立しなければなりません。これを怠ると、協力者の中には孤立したり、評価されていないと感じてしまう人も出てきてしまいます。

c. クリエイティブ・コミュニケーション

すべての関係者は、自分たちのベクトルがどこを向いているのか、そしてプロジェクトのゴールが何であるかを知る必要があります。 セッションプレイヤーへの明確な指示や、プロデューサーとのビジョンの共有、コラボレーター間でのフィードバックを共有することもプロジェクトを進める上で大切になってきます。


2. オンラインでのコラボレーションに適したツールを選ぶ

シンプルで統一された空間で仕事をすることは、共同作業をする上で、非常に重要です。

Bounce Bossはそのようなプラットフォームの一つで、オンライン音楽のコラボレーションのために特別に設計された、クラウドベースのオーディオファイルとプロジェクト管理システムです。Bounce Bossは、1つめのヒントで説明した3つの要素(a,b,c)をすべてをオンラインスペースに集約しています。

Bounce Bossでは、マスタリング用のミックスやミキシング用のプロジェクト・ステムなどのオーディオファイルを簡単に共有可能です。ミックスエンジニアは、Bounce Bossのプライベートプロジェクトにミックスを公開できます。さらにプロデューサーやアーティストは、自分の意見を直接コメントボックスや波形のタイムラインに書くことができます。これは、特定の曲の、特定の箇所について意見を伝えたい場合に特に効果的です。

一つのミックスが何度も修正を経ることは珍しくありません。特に、必要なデータや要望のコメントが複数のメールの間でやり取りされているとき、このような変更に対応し、整理していくのは大変な作業です。Bounce Bossでは、ミックスの修正のバージョンをプロジェクトに追加して、自動的に異なるバージョン(例えば、V1、V2、V3)としてラベルを付けることができます。さらに異なるミックスのバージョン間で全体的な音量が明らかに違うとき、Bounce Bossは自動的にレベルマッチングを適用します。これは、ミックスを公平に比較するために必要な機能です。

Bounce Bossは、遠隔地のアーティストと仕事をするミックスエンジニアやマスタリングエンジニアはもちろん、プロデューサーやソングライターが曲を作る際にも、このアプリケーションを活用することができます。


3. DAWからリアルタイムで高品質のオーディオをストリーミング

もしあなたがクライアントで、遠隔地から高品質のミックスを聴きたいと思っているのであれば、AudiomoversのListentoは便利なプラグインです。DAWの出力をWebブラウザにストリーミングすることができます。

設定も非常に簡単です。まず、セッションのマスターバスの最後のプラグインとして Listento を挿入し、共有可能なウェブリンクを共同作業者に転送するだけです。Listento からのスタジオ放送と共同作業者との間で通信を行うためには、Skype のような外部メッセージングや電話会議サービスが必要になります。

Listento の代表的なアプリケーションには、以下のようなものがあります。

  • アーティスト、プロデューサー、ミックスエンジニア間のミックスの最終調整
  • ソングライティングパートナーとの楽曲アレンジ
  • セッションプレイヤーとのリアルタイムでの作業

Listento のオーディオ品質は非常に優れており、レイテンシーは約1秒です。また、インターネット環境が悪い場合は音質を下げて安定性を優先させることもできます。Listento は、世界中のどこからでもリアルタイムでセッションに参加できるだけでなく、遠隔地にいる共同作業者をミックスポジションに置くこともできます。


4. セッションウィンドウをリアルタイムでスクリーンシェア

ミキシング中の曲をリアルタイムで聞くだけでなく、DAWでミックスやエディットのウィンドウを見ながら試聴したい場合、Source-Liveは強力なソリューションを提供します。Source-Live Proには、AAC/MP4エンコーディングと24ビットのオーディオ品質で安全にこれを行うためのすべてのツールが用意されています。コラボレーターは、電子メールで共有されたゲートウェイ・リンクをクリックし、WebブラウザまたはSource-Live Gateway iOSアプリから入力することで参加できます。

メディア・インテグレーションでは、遠隔地からでもオーディオトラックや映像と同期したリモートレコーディング・セッションを実現するソリューション、Soundwhaleを取り扱っております。ぜひご覧ください。


5. ソングライター自身のコラボレーションをうまく組織化しておく

これまで、ユーザーが遠隔地からレコーディング、ミキシング、マスタリングを共同で行うのに役立つツールをいくつか取り上げてきました。しかし、ソングライター自身が、パートナーと一緒に制作に取り組んでいる場合、それをどうやって管理すればよいのでしょうか?Auddlyと呼ばれるツールがきちんとしたソリューションを提供してくれます。これはオンラインのハブで、コラボレーター間での曲の分担など、ソングライターが素材の重要な部分を管理するのに役立ちます。

ソングライターのアカウントを確認する際には、曲名を入力し、役割(プロデューサー、ソングライター、またはその両方)を割り当てます。次に、クリエイターセクションの下に協力者を招待して、作業を始めましょう。メインウィンドウでは、ミックスやラフスケッチ、歌詞などのオーディオファイルをアップロードし、曲の分担を割り当てることができます。ミックスエンジニアのクレジットやレーベルの指定など、出版前に音楽のビジネス面を整理するための作業もここで分担することができます。

Auddlyを使えば、ソングライターは自分の曲に関する重要なデータを、ビジネスの観点からも管理できるのです。


最後に

今回の記事ではリモートで使える様々なツールを紹介しました。 オンラインコラボレーションを成功させるためには、自分たちのスタイルにあったツールを選び、何よりコラボレーターとしっかりとコミュニケーションを取ることにあるでしょう。 自分たちがどんな方向に向かっており、どんな作品を作りたいのか。 この点で言えば、リモートだろうと、スタジオで集まって作業していようと変わらないのかも知れません。

さあ、早速あなたも誰かとコラボしてみませんか。


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MIXを次のレベルへ! サチュレーション、オーバードライブ、ディストーションの違いって何?歪み系エフェクトの活用。 https://www.minet.jp/contents/article/fornextlevelmixing/ https://www.minet.jp/contents/article/fornextlevelmixing/ Thu, 24 Dec 2020 09:07:44 GMT active サチュレーション、オーバードライブ、ディストーション。これらの違いはどこにあるのでしょうか?楽曲に温かさを加え、際立たせることで、ミックス全体をブラッシュアップする方法を学んでいきましょう。 サチュレーション、ディストー…

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サチュレーション、オーバードライブ、ディストーション。これらの違いはどこにあるのでしょうか?楽曲に温かさを加え、際立たせることで、ミックス全体をブラッシュアップする方法を学んでいきましょう。

サチュレーション、ディストーションそしてオーバードライブを、「歪み系のエフェクト」と一括りで認識されている方が多いのではないでしょうか?信号処理の技術で言えば、サチュレーションはディストーションのうちの一つですが、プロセスや定義の仕方によって明確な違いがあるのです。この記事では、それぞれのバックグラウンドにも触れながら、音楽制作において、これらの歪み効果を活用するためのヒントをご紹介いたします。


ディストーション

信号処理において「歪み」は、波形の形状がプラグインやアプリケーションの入出力の間で変化した時に発生します。歪みがどのように作られるかによって、望ましい効果、もしくは望ましくない効果、そしてその両方をもたらす可能性があります。

以下の写真をご覧ください。デジタル・レコーダーでは、入力を過剰にして録音すると、レコーダーの入力は限界に達し、生成された波形が平らになっているのがわかります。これ以上、入力の値を大きくすることはできないので、波形は平らになります。これが「ハードクリッピング」と呼ばれるものです。その結果、厄介なデジタルの歪みが発生してしまいます。どのようなジャンルの音楽を制作していても、ここまで歪んでしまうと、聴き心地のいいものではありません。

左側はDAWに録音したギターパートを適正レベルで録音したもの。右側はインプットをオーバーロードしたギターです。クリッピングされた波形が上部でフラットになっていることに注目してください。


サチュレーション

アナログ機器の場合、先のデジタル・レコーダーとは全く異なる結果が得られます。デジタルオーディオのように上限が限られているわけではないからです。

テープマシンや真空管アンプ、トランジスタベースのコンソールプリアンプにオーバーロードをかけることで、オーディオのサウンドをより気持ちの良いものにしたり、「温かみのあるもの」に変化させることができること発見しました。その効果を「サチュレーション」と呼んでいます。

最近では、ほとんどの人がデジタルプラグインやプロセッサーを使ってDAWトラックにサチュレーションを適用していますが、これはチューブやテープ、トランジスタがオーバーロードされたときのサウンドをエミュレートしたものです。例としては、Abbey Road SaturatorJ37 TapeKramer Master TapePuigChild Compressor(真空管のエミュレート)、Scheps 73(トランジスタのエミュレート)などがあります。

<Kramer Master Tapeは、ビンテージの1/4 "テープ・マシンのサウンドと動作をモデル化します。サチュレーションだけでなく、バイアス、フラックス、ワウ、フラッターなどのテープ・マシン・パラメータを調整することができます。

コンプレッサーを使用する上でも、アタックとリリースの時間を速く設定しすぎて大きく圧縮してしまうと、不快な形の歪みを引き起こすことがあります。これをアナログモデルのプロセッサでモデル化されたサチュレーションと混同しないように気をつけましょう。


ディストーション、オーバードライブ、サチュレーション、それぞれの性質

ディストーションは、サチュレーションよりも極端な効果を表します。サチュレーションがサウンドの特性を大きく変えることなく、温かみのある特性を加えるのに対し、ディストーションは根本的に音を壊してしまいます。滑らかなファズのようなものから、ハイエンドに「噛みごたえ」のある硬めのサウンドや、バズのようなサウンドまで、その性質は様々です。

オーバードライブは、サチュレーションとディストーションの中間に位置します。その名が示すように、その起源はサチュレーションと同様にアナログ回路のオーバードライブです。サチュレーションの温かいハーモニクスを、よりブレイクアップしています。ギタリストやベーシストはアンプ、特に真空管アンプを使ってオーバードライブを行うことが多いですが、ハードウェアではオーバードライブ・ペダルもあります。PRS SuperModelsのようなプラグインアンプモデラーは、DAW上で本格的なチューブディストーションを提供し、GTRではギターペダルのエミュレーションも可能です。

一番上はディストーションやオーバードライブを作成できるアンプモデリングのプラグイン「PRS SuperModels Dallas」、一番下はディストーションやオーバードライブのオプションを含む様々なストンプボックスのモデルを開くことができる「GTR Stomps」です。

他にも全く違う歪みの種類として、ビットクラッシュと呼ばれるものがあります。これはアナログ回路やエミュレーションから派生したものではありません。オーディオを低いビットレートにダウンサンプリングすることで、様々な歪みを生み出し、音質を劣化させます。エレクトロニック・ミュージックのスタイルでよく使われています。一方でリズム・ギターにクランチを加えるという目的には適さないでしょう。


サチュレーションで楽曲に温かみを

サチュレーション、オーバードライブ、ディストーションなどの歪みエフェクトを使用し、どのような場面で「歪み」を加えていくと効果的なのか見ていきましょう。

デジタルトラックに温かみを。

デジタルトラックをウォームアップすることで、音の荒々しさを軽減し、より個性的なサウンドにすることができます。楽器でも声でも、チューブハーモニクスやテープのサチュレーションを少し加えるだけで、耳触りの良いサウンドにすることができます。Abbey Road Saturatorの TG セッティングの GAIN ノブを少し押すと、ソースに滑らかで丸みのある豊かなサウンドが得られるでしょう。

各トラック(ここではJ37 Tape)にテーププラグインを挿入することで、個別にサチュレーションを加えることができるだけでなく、マルチトラックのテープ録音を全体的にエミュレートすることができます。

マスターバスに挿入してみましょう。

もう一つの方法は、マスターバスにテープエミュレーターを挿入することです。各トラックに挿した場合のように、設定を個別にコントロールすることはできませんが、CPU の負荷を軽減することができます。個々のトラックのアプローチは、アナログマルチトラックでトラッキン グする場合に得られるものとほぼ同等と考えることができますが、マスターバスでのアプローチは、ステレオテープマシンへの ミックスダウンのようなものです。マスターバスで Abbey Road Saturator を使用し、M/S モードを設定して歪みがサイドにのみ影響するようにすることもできます。軽くサチュレートし、ミックスにハーモニックな幅をもたらすことができます。


プリアンプのプラグインを使う

多くのクラシックなスタジオプリアンプは、コンソールベースでもアウトボードでも、チューブやトランジスタでも、入力をオーバーロードすると心地よいサチュレーションを加えてくれます。このようなプリアンプのエミュレーションは、Kramer HLSScheps Omni ChannelEMI TG12345 Channel Stripなどのチャンネルストリップのプラグインで見つけることができます。

レコーディング後のトラックにビンテージプリアンプのサウンドで「味付け」。

DAWのアーキテクチャとレイテンシーの問題から、SoundGridネットワーク上で作業していない限り、プリアンプ(または任意の)プラグインを通して直接録音するのは問題がありますが、個々のトラックに挿入することで、プリアンプの音色の質を後から追加することができます。

統一感のあるコンソールサウンドを。

テーププラグインと同じように、チャンネルストリップやプリアンププラグインを各トラックに個別に挿入することで、ミックス全体にまとまりのあるサウンドを追加することができます。チャンネルストリップ・コンポーネントから得られるサチュレーションを柔軟に調整することができるでしょう。NLS Non-Linear Summer は、3 種類の異なるコンソールタイプのエミュレーションを特徴としており、チャンネルごと、またはミックスバス上でダイヤルできるサチュレーションコントロールを備えています。

マスターバスにプリアンプまたはコンソールエミュレーションを追加。 個々のチャンネルにインサートする代わりに、マスターバスにサチュレーションを追加してみましょう。プリアンプやチャンネルストリッププラグインを使用するか、NLS Non-Linear Summerのようなマスターバス専用のプラグインを使用しましょう。

様々なキャラクターのプリアンプを使うことで、よりミックスの幅も広がることでしょう。


ディストーションでMIXに華やかさを

多くのケースで、サチュレーションは微細な暖かさを出すために使われますが、歪みは音の特徴を大きく変えます。例えば、ギター・パート、特にリード・パートでは、クリーン・サウンドと歪んだサウンドの違いは、そのパートの演奏方法に影響を与えるほど重要です。歪みは、より多くのサスティーンと倍音を加え、アタックを減少させ、プレイヤーのフィーリングを変化させます。

ギタートラックをDIを使って録音しますが、PRS SuperModelsなどのディストーションやアンプ・モデリング・プラグインを通してモニターすることで、リアルなアンプのようにギターを弾くことができ、オーバードライブやディストーションの量を変えたり、アンプやキャビネットのサウンドをミックスしてみたりと、自由に試すことができます。(レイテンシーを最小限に抑えるためにバッファ・サイズを小さくしておく必要があります) 

MDMXのディストーションモジュール、スクリーマー、オーバードライブ、ファズなどを使ってもいいでしょう。ディストーションのカラーパレットとして、異なるドライブのフレーバーに素早くアクセスできます。

キーボードを歪ませましょう。 多くのシンセサイザーにはディストーションエフェクトが内蔵されていますが、シンセトラックにさらに歪みのエフェクトを挿入しても面白い効果が得られるかもしれません。歪みの効果でシンセのキャラクターを根本的に変えることができます。エレクトリックピアノのシミュレーションは、適度な量のディストーションやオーバードライブを加えると素晴らしいサウンドに変化します。本物の楽器のプレイヤーが内蔵アンプを使って演奏するときに受ける歪みをシミュレートしています。オルガンの音にディストーションやサチュレーションを加えて、レスリー・スピーカーの破損をシミュレートすることも。Berzerkのディストーションなどを使って、あらゆる可能性を探ってみてはいかがでしょうか。

クランチーなロックボーカルを作成。特定のタイプのロックボーカルのディストーションやサチュレーションは、強力な効果を生み出すことができます。一般的にギターや他の楽器よりも繊細な設定ですが、ボーカルにはより一層の力強さとエネルギーを与えることができます。Butch Vig Vocals を使えば、ブッチ・ヴィグの特徴的な歪んだボーカル・サウンドを簡単にエミュレートできます(Foo Fighters、Nirvana、Garbageなどのレコードで聴かれるような)。モデル化されたトランジスタまたはチューブサチュレーション、コンプレッションとEQを選択することができます。

ディストーションを挿入してAUXエフェクトに面白みを。例えば、ディレイの後に挿入して歪んだエコーを作ったり、リバーブの後に挿入してボーカルに微妙な太さを加えたりすることができます。Abbey Road Saturatorはこのような用途にも最適で、作業に必要なサチュレーションやディストーションを必要なだけ、柔軟に設定することができます。クランチの場合は、REDD設定でゲインノブを押してみてください。


上記で紹介したように、様々な場面で歪みを活用できそうですね。 バックグラウンドを学んだ今、同じ歪みと言うジャンルのプラグインでも、シチュエーションによって様々な使い分けができるようになったと思います。

そして何よりも実験、実践は必要です。今日からあなたのミックスでもぜひ導入してみてはいかがでしょうか。

さあ、早速デスクに向かって、ミックスを始めましょう!



と、いつもなら記事が終わってしまうのですが、今回のWaves Goes On、今年最後でございます。

ご愛読本当にありがとうございます。

今回は皆様への感謝の気持ちを込めて、この記事をtwitterでツイート、リツイートいただいた方の中から抽選で3名様にAbbey Road Saturatorをプレゼントいたします。

こちらのプレゼントの当選通知は、発送を持ってかえさせていただきます。 当選者発表等はいたしませんので、ご留意ください。twitterのダイレクトメールを使ってコンタクトを取る予定です。リツイートした後にフォローをお忘れなく。

来年もWaves Goes Onのご愛読をどうぞよろしくお願いいたします。


プレゼント情報

Abbey Road Saturatorプレゼント対象期間:2020年12月24日(木)〜2020年12月25日(金)午前 10:00まで。

プレゼント形式:プレゼントはTwitter上で、本記事をツイート、もしくは弊社Twitterアカウントからの本記事に関する投稿をリツイートしてくださった方の中から、Waves Goes On 編集部の手により、3名様を選出し、Abbey Road Saturatorをプレゼントいたします。

*プレゼント条件は24日〜25日の10:00までのツイート、リツイートが対象になります。

*当選は、プレゼントの発送を持ってかえさせていただきます。

*twitterでのダイレクトメールにてご連絡いたしますので、フォローをお忘れないようお願いいたします。

*当選結果のご連絡時、弊社Twitterアカウントからお客様へダイレクトメッセージが送れない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。あらかじめご了承ください。


関連セール情報

クリエイティブな年末を楽しもう。Waves Year-End Sale 2020 より創造的に、新しく刺激的なワークフローを。クーポン割引でさらにお得に。Waves クーポン Saleが実施中です。高い人気を誇るコンプレッサーやEQから、受賞歴のあるリバーブやディレイまで。音楽制作、ミキシング、マスタリングなどのための世界最大級のプラグイン・セレクションが、今だけの特別価格で手に入ります。

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Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/article/fornextlevelmixing/'); ]]>
mabanua:Trio6 Be導入インタビュー https://www.minet.jp/contents/article/mabanua-trio6-be-interview/ https://www.minet.jp/contents/article/mabanua-trio6-be-interview/ Wed, 23 Dec 2020 08:33:48 GMT active 実力派のミュージシャンが揃い、卓越したプロデュースワークでも評価の高いorigami PRODUCTIONS。その中でドラマーとして、プロデューサーとして、そしてシンガーとして国内外から高い評価を受けるmabanua氏。…

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実力派のミュージシャンが揃い、卓越したプロデュースワークでも評価の高いorigami PRODUCTIONS。その中でドラマーとして、プロデューサーとして、そしてシンガーとして国内外から高い評価を受けるmabanua氏。

数年前より拠点を東京から群馬県に移し、こだわりの詰まった自宅兼スタジオを建てた同氏だが、このスタジオのメインモニターに採用されたのは、FocalのTrio6 Beだったとのこと。あらゆるモニターからTrio6 Beが選ばれた理由は何か。お話を伺った。


サブウーファーなしでローエンドがちゃんと確認できること

MI

素晴らしいスタジオですね。壁面の材、天井の高さなどパッと見ただけでもこだわりを感じます。スタジオの大きさを考えると「壁面いっぱいに機材や楽器が並んでいるのかな?」なんて想像をしていましたが、非常にコンパクトに、機能的にまとめられていますね。

mabanua

実はこれでもまだモノが多いなって自分では思ってるくらいなんですが、このスタジオに遊びにくる人たちにも「アウトボードとかもっといっぱい並べてるのかと思った」なんて言われます(笑)僕はドラマーなのでドラムはやっぱり生に拘りたいという思いはありますが、最近はプラグインなどでも非常に良質なものが増えてきたので、パソコンの中でできることが増えたんですよね。なるべくコンパクトに、究極は「スピーカーと机とパソコンだけ」みたいなのが理想なんです。

MI

そんな中、メインのモニタースピーカーにFocalのTrio6 Beを採用していただきました。Trio6 Beに決定された経緯や、制作への変化などもお伺いできればと思います。導入にあたって他社を含めて比較検討はされましたか?

mabanua

はい、それはそれはもう色々なものを。メーカーや代理店からデモ機を借りてみて、かなりの量のスピーカーをここで試しましたね。他社の代表的なものも一通り、FocalだとTrio6 Be以外にもSM9も試しました。選択にあたって重要視していたのは「サブウーファーなしでローエンドがちゃんと確認できること」でした。

MI

サブウーファーを使いたくない、というのは理由があるのですか?

mabanua

理由は1つだけじゃなくて複合的にあるのですが、まずサブウーファーと上(サテライト)の繋がりが気になっちゃう。あとよく「超低域は指向性が弱いからどこに置いてもいい」なんて言うけど、足下と耳の高さと別々の場所で鳴ってて、距離感の判断に迷うという理由もあります。あとはやはりシンプルさを求めているので、L/Rの2発のスピーカーで全体を見渡せるのが理想です。Trio6 BeとSM9を比較してどちらもローエンドの表現は理想的だったのですが、中高域の「音楽のエネルギーになる部分」がちゃんとモニターできるなという印象で、最終的にTrio6 Beに決めました。

MI

ローエンドはヘッドフォンで確認する、という方もいますよね。

mabanua

東京から群馬に引っ越してきたとき、「ヘッドフォンを使いたくない」という前提があったんです。せっかく音が出せる環境にいるわけなので、苦情に怯えながらヘッドフォンで作業をする、って嫌じゃないですか(笑)ボーカルのレコーディングとか、定位のチェックなどで使うことはありますが、それ以外ではほとんど使うことはありませんし、Trio6 Beならローエンドの確認も問題ありませんね。


余計な音を入れなくてもこれだけで大丈夫、って判断ができる

MI

ローエンドまでスピーカーだけで確認できるようになって、mabanuaさんの制作に何かよい変化をもたらしたことこはありますか?

mabanua

なによりもまず、アレンジが変わりました。ローエンドからハイエンドまでチェックできるので、余計に音を重ねることが減ったんです。例えばドラムのキックですが、フロントヘッドの皮鳴りって実はものすごい低いところまで伸びているんですよ。オーバーな話じゃなく、20Hz前後まで出ているんです。Trio6 Beを使うようにこういったローエンドを把握できるようになったことが大きいですね。

MI

それぞれの楽器が本来持っている濃密な情報を漏らさず再生しているということですね。

mabanua

無駄にEQを使うことも減ったし、ノーEQでフェーダーのバランスを取るだけで「あ、これでベスト」と解る感じ。余計な音を入れなくてもこれだけで大丈夫、って判断ができる。これが自分のスタジオでできるのが何より幸せですね。

MI

mabanuaさんはアーティスト、ドラマーであると同時にプロデューサーでもありますが、プロデュース作品への影響はありましたか?

mabanua

クライアントによっては海外作品をリファレンスで用意してくる方もいるのですが、特に最近の海外作品ってすごいローエンドに濃密な情報が入ってるものが多いんですよ。そういう作品をローエンドが確認できないモニターで聞いてしまうと、リファレンスがリファレンスにならないということが起きてしまう。「どこが格好よさなのか」を分からずに参考にしようとしてるってことになりますよね。

Trio6 Beにしてからは、一緒に仕事をするアーティストやクライアントの意図を汲みやすくなったなと感じていますね。

MI

ローエンドに誇張や間違いがなく確認できる環境は、重要ですね。

mabanua

実は都内の商用のスタジオでも、結構ローエンドのチェックをしてない、できないってケースって結構あるんです。古くからあるド定番のモニターだけでOK、みたいな現場もまだあるくらいで。低域〜超低域をチェックせずにセッションが終わってしまうことが珍しくないんですよ。それは僕にとっては「信じられないこと」なんですね。

MI

定番のスタジオモニターが悪いとは思いませんが、それ「だけ」で全て進行されるのはキツイですね。

mabanua

そうなんですよ。ローエンドが確認できないままミックスチェックをさせられて「これでどうでしょう?」とか言われてもね(笑)

MI

そういうこともあって、mabanuaさんは理想のスタジオを作られたということなんですね。


スピード感の判別

MI

ハイエンドの方の印象も伺いたいと思います。Focal SMシリーズの特徴でもあるベリリウムツイーターの印象はいかがですか?

mabanua

以前にSolo6 Beを使っていて、また東京のorigami(事務所)にはSM9を始め、複数のメジャーブランドのスピーカーが揃っているのですが、ベリリウムのツイーターが一番スピード感の判別ができます。かと言って耳に痛いというわけじゃなく、柔らかいのに速さを把握できるんです。

MI

一般に速さとか立ち上がりの良さを語るとき、音が固い、痛いくらいの事と同列に語られてしまうことがあるかと思うのですが、ベリリウムは違いますよね。痛くなくてもスピード感を伝えてくれる。

mabanua

そうですそうです!他社のものだと「パキーン!」って痛いだけのものもあるのですが、それがない。その辺がピュアオーディオ的ではなくて、まさしくモニター的なんですよ。痛くなくてもスピード感が解るというのは、クリエイターにとっても大事なポイントですね。

MI

ハイやミドルの話のついでで恐縮ですが、Trio6 Beにはウーファー部分をパスして一般的な2Wayスピーカーとして使える「Focusモード」が搭載されています。...実はこれまでTrio6 Beを導入してくださった方のインタビューでは、多くの方が「使っていない」という答えでして...

mabanua

その辺のインタビューは僕も一通り読みましたので、知っています(笑)

これね、僕はちゃんとフットスイッチを用意して使っています。他の方のように複数のモニターを並べられるようであれば確かに要らないかもしれないけど、僕はシンプルなセットアップに拘っているので、Focusモードを使うだけでサイズダウンしたもう1つのスピーカーで確認している感じになるんです。これを使って「中高域の印象が変わらないかどうか」というところが判断基準の1つになるし、結構頼りにしていますね。


mabanua

このスタジオを作って、スピーカー選びにいろいろと悩んでいたときに相談をさせてもらっていたエンジニアさんに「mabanuaくんの音って、アメリカというよりもヨーロッパの音なんだよね。だから音の感じ方とかセンス的に考えて、ヨーロッパのスピーカーブランドが合うんじゃないかな」って言われて。「じゃあFocal一択だな!」って。今はそのアドバイスを聞いてて良かったと思います。

Trio6 Beの音って、端正ながらも色気があって、音楽を作っていて楽しい気分になれるんです。「モニターなんだけど、モニターすぎない」というか。僕自身、ミックスなどのエンジニアリングもしますが、同時にプレイヤーだったりクリエイターであったりもするので、この「モニターすぎない」というさじ加減は本当に大事なんですね。


日本人ドラマー、プロデューサー、シンガー

mabanua

ブラック・ミュージックのフィルターを通しながらもジャンルに捉われないアプローチで全ての楽器を自ら演奏し、国内外のアーティストとコラボして作り上げたアルバムが世界各国で話題に。また、プロデューサーとして100曲以上の楽曲を手がけ、多数のCM楽曲や映画、ドラマ、アニメの劇伴も担当。
またToro y Moi、Chet Faker、Madlib、Thundercatなど海外アーティストとも多数共演
さらに、Shingo Suzuki、関口シンゴとのバンド “Ovall” としても活動し、大型フェスの常連となる。
また、ビートメイカーBudamunkとのユニット “Green Butter“、タブラ奏者 U-zhaan と共に “U-zhaan × mabanua”、ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文のソロプロジェクト “Gotch BAND” のメンバーとしても活動中。

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読むだけでミックスがうまくなる?オートメーション活用 7つのヒント。 https://www.minet.jp/contents/article/automation7tips/ https://www.minet.jp/contents/article/automation7tips/ Thu, 17 Dec 2020 08:24:38 GMT active 今や、DAWに搭載されたオートメーション機能はとてもパワフルになりました。 ご存知の通り、すべてのミキサーとプラグインのエフェクトパラメータを自動化することができ、人の手だけでは、実現不可能だったコントロールも可能になり…

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今や、DAWに搭載されたオートメーション機能はとてもパワフルになりました。

ご存知の通り、すべてのミキサーとプラグインのエフェクトパラメータを自動化することができ、人の手だけでは、実現不可能だったコントロールも可能になりました。 よりクリエイティブな作品を求められる昨今、非常に重宝されています。 オートメーションを活用することで、リスナーの興味を惹きつけるダイナミックなミックスを制作することができるでしょう。

そのための7つのヒントをご紹介します。


1. 曲の変化を描く

モジュレーションやサチュレーションなどのエフェクトのスピードや強さの変化を自動化することで、曲のセクションや、曲中での変化をより強調できます。Kaleidoscopesは、モジュレーションFXのバラエティに富んでおり、曲に変化を加える上で、プロセッサーとして最適な役割を担うでしょう。

エレクトリックピアノのパートがモジュレーションされたコーラスに移行する際の例をお聴きください。4小節目でモジュレーションが始まると、コーラスのデプス(Effect 1)とフランジャー(Effect 2)、フランジャーのワイズ、オーバードライブなど、いくつかの異なるパラメータが、モジュレーションされたセクションに入るにつれて徐々に高く、より強い設定に変化していきます。

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/corporate-web-static/wp-content/uploads/2020/12/16182815/ex-1a.mp3

鍵盤パートのソロではオートメーションの効果をより明確に聴くことができます。

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/corporate-web-static/wp-content/uploads/2020/12/16182818/ex-1b.mp3



2. シンセのパラメータを自動化

シンセパートにオートメーションを書き加えることで、音に動きと変化という「スパイス」を加えることができます。MIDIコントローラーのノブを使ってオートメーションを記録したり、DAWの中で直接、リアルタイムにオートメーションを書いたりも可能です。この場合、後者の方が精度が高くなります。DAWがシェイプを使ったドローイング・オートメーションに対応していれば、ノブを回しても作れないようなオートメーションのパターンを作成できるでしょう。

ソフトシンセ上で設定可能なパラメータのオートメーション化には、あらゆる可能性が見出せます。

例えば、好きなシンセパッチのサウンドを、曲中の特定のポイントでフィルターをスイープさせたいとき、シンセ内でのパッチングを考える必要はありません。曲中でスイープさせたい部分でフィルターやレゾナンスのパラメーターをある方向や別の方向に移動させるよう自動化します。ラッチモードを使用し、ノブを離したときに値が最後の位置に残るようにするとよりナチュラルな質感になります。

次の例では、Element 2.0のシンセサウンドを聴いてみましょう。5小節目からPro Toolsの矩形波を使ってフィルターのレゾナンスを自動化しました。7小節目では、13小節目までにレゾナンスを最高値にするラインを描きました。

さらに、カットオフ周波数にもオートメーションを設定しました。6小節目で変化し始め、8分音符にクオンタイズされた非常にタイトな三角形のパターンが始まります。そして、7小節目には、その値が大幅に下がり、16分音符で刻まれたスクエア波のパターンを設定、オートメーション化しています。

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/corporate-web-static/wp-content/uploads/2020/12/16182820/ex-2.mp3


例2 VCFレゾナンスパラメータの自動化。

3. ディレイのコントロール

曲やセクションで適宜ディレイを発生させたいとき、プラグインを自動化してバイパス状態とON状態を適切なタイミングで切り替えるエフェクトを設定することができます。

お望みの時間とフィードバックの設定ができたら、ディレイがバイパスされた状態で、残響音が発生するセクションを演奏します。オートメーションをタッチまたはラッチモードにした状態で、ディレイをお好みのタイミングでオンにします。

ちょうど良いポイントを見つけるためには、何度も実験する必要があるでしょう。ON/OFFのタイミングが早すぎると、(例えば音声データの場合)ディレイが前のワードや単語の一部を捕捉してしまいます。逆に長く待ちすぎると、ターゲットとなる単語の一部しか取得できません。必要に応じてオートメーションを編集して、ちょうど良い状態にしましょう。

H-Delay

この例では、"Screen Time "という曲の最後に、H-Delayを使ってギターのリフとハーモニーにディレイをかけてみました。ハーモニーパートの出力を少し下げた以外は、同じ設定で両方のトラックにディレイを挿入しました。両方のディレイはバイパスで開始し、曲が最後のビートに到達したときにオンになります。このエフェクトをAUXのディレイを使って設定し、センドのミュートボタンを自動化する方法もあります。

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/corporate-web-static/wp-content/uploads/2020/12/16182823/ex-3.mp3


例3 オートメーションがマスターバイパスをオフにすると、最後のビートでディレイがオンになります。

4. ドラムフィルを強調する

ダイナミックスを付加するため必要なオートメーションは、ソングセクションではなく、ドラムのフィルを中心としたものです。フィルは曲にキレとエネルギーを加えるのに役立ちますが、シンプルなボリュームオートメーションを使ってそれらをさらに際立たせれば、ミックスにさらなる生命を吹き込むことができます。

前のヒントと同様に、ブーストは1~3dB程度と繊細にしないと、リアルなサウンドにはなりません。

ここでは、ボリュームオートメーションなしでドラムフィルをいくつか入れた例をお聴きください。ドラムのレベルは問題ないのですが、フィルの存在感が少なく感じるでしょう。

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/corporate-web-static/wp-content/uploads/2020/12/16182826/ex-4a.mp3

そして、こちらはフィルを2.5dB~3dBほどブーストしたもので、曲にメリハリをつけています。

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/corporate-web-static/wp-content/uploads/2020/12/16182829/ex-4b.mp3


小音量を自動でドラムフィルの音量を大きくして、よりポップにしています。


5. ボーカルのレベルコントロール

ボーカルトラックは多くの曲で中心となり、そのレベルを楽器との音量バランスをとることが常に重要です。オートメーションを使うことにより、これらの作業を更に正確に行うことができます。

ミックス全体の大まかなレベルをまとめ、必要なコンプレッションを追加したら、リードボーカルチャンネルのオートメーションをタッチモードに設定して、ボーカルが大きすぎたり、柔らかすぎたりする部分を均等にするためにフェーダーを操作してください。

すべての DAW に搭載されているタッチモードでは、フェーダーを離すとすぐに元のレベルに戻ります。理想の音に近づけるためにはブレークポイントの編集をしたり、数回のセッションが必要でしょう。

Vocal Riderをお持ちの場合、ボーカルレベルをコントロールするための最適なワークフローを得ることができます。ボリューム範囲を設定し、その範囲内に収まるように自動的にゲインを調整します。

Vocal Rider

ミックスのボーカル以外の信号をサイドチェインで送ると、ボーカルレベルをオケと同じ相対的なレベルに保ちます。さらにコントロールしたい場合は別のオプションも。

Vocal Riderには、オートメーション・ライト機能があり、これをオンにすると、すべての動きをボーカル・トラックにライダー・フェーダーと呼ばれるパラメータに書き込んでくれます。一度ライトモードで曲を実行すると、プラグインをリードモードに切り替えることで、書き込まれたオートメーションに従って再生することができます。

Vocal Riderが書いたオートメーションを見ることができます。

これにより、迅速かつ正確なオートメーションの設定が可能になり、必要に応じて編集で微調整することができます。ボーカルライダーのワークフローを使用すると、ボーカルレベルのオートメーションを手書きよりもはるかに速く正確に作成することができます。さらに、ボーカルを圧縮していないので、色をつけることもありません。単にゲインを上げたり下げたりしているだけなのです。


6. 曲の終わりを美しく

トラック上では素晴らしいサウンドを奏でているのに、曲が停止するとディレイが繰り返されてしまう、ということはありませんか?これはクールに聞こえることもありますが、多くの場合は少し素人っぽく聞こえてしまいます。このような状況にオートメーションを組み込むことで、エンディングをよりプロフェッショナルなサウンドに磨き上げることができるでしょう。

最も簡単な方法は、最後のビートでバイパスモードに入るようにプラグインを自動化することです。あるいは、最後のビートの後にコントロールされたタップ数が必要な場合は、それを生み出すフィードバックの設定を把握して、それをオートメーション化しましょう。


7. リバーブの設定を変化させる

曲全体に同じリバーブ設定を使用する必要はありません。音楽のタイプやアレンジにもよりますが、曲のセクション間でリバーブを微妙に変化させることはとても有効な手段であるです。

オートメーションを使わずに、ボーカルトラックの中で変更したい部分を別のトラックに移動させて、独自の設定をすることで、実現することもできますが、オートメーションを活用することによって、とても簡単に設定することができます。

これにより、コーラスのスペースが広がり、曲がより大きく、よりエキサイティングに感じさせることができます。また、曲の後半でボーカルのリバーブにコンプレッションやディストーションを導入して、テイストを強化することもできます。状況や目的に応じて、微妙な変化を加えたり、より強調したりすることができるのです。H-Reverbにはコンプレッション、ディストーション、モジュレーションが内蔵されているので、音楽的に非常に柔軟性が高く、曲の途中でキャラクターを変えるのに最適です。

H-Reverbには、リバーブ・サウンドを形作るための様々な機能が搭載され、その全てをオートメーション化することができます。

リバーブの変化は、どのような音源でも効果的に機能します。この例では、ドラムトラックでH-Reverbを使用しています。5小節目で追加となるドラムパートが入ってくると、ドライ/ウェットの割合がよりウェットになり、オーディオにリバーブが追加されてます。プリディレイは180msで設定されエコーの効果を作り出しています。

この例では、リバーブのオートメーションは、新しいセクションへの展開時に行われます。

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ドラムパートの一部をソロで演奏してみました。リバーブ変化の前に2小節、後に2小節。

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/corporate-web-static/wp-content/uploads/2020/12/16182835/ex-5b.mp3


7つのオートメーションに関するヒント、どうだったでしょうか。 知っている事も、知らなかった事もあったと思います。プロデューサー、ミックスエンジニア、楽曲制作の初心者の方であろうと、これらのヒントは、躍動感のあるダイナミックなミックスを作成するのにとても役立つことは間違いありません。

さあ、デスクに向かってミックスを始めましょう。


関連セール情報

Waves Cyber Mondayセール開始! 今回は新製品のプラグイン「CLA Epic」が新たにラインナップに追加されます。クリス・ロードアルジがオススメする4つのディレイとリバーブを組み合わせたこのプラグインは、あなたの楽曲に壮大な空間と次元を追加します。

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EVE Audio SC203が数量限定で58,000円の特別価格に! https://www.minet.jp/contents/promotion/eveaudio-sc203-limited-price/ https://www.minet.jp/contents/promotion/eveaudio-sc203-limited-price/ Mon, 14 Dec 2020 09:26:00 GMT active コンパクトなサイズでも十分な迫力と、モニター・スピーカーとして当然求められる正確なサウンドを必要としている。そんな方々に最適なモニタースピーカーが、相反する要素である「コンパクトさ」と「パワー」の両立をEve Audio…

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コンパクトなサイズでも十分な迫力と、モニター・スピーカーとして当然求められる正確なサウンドを必要としている。そんな方々に最適なモニタースピーカーが、相反する要素である「コンパクトさ」と「パワー」の両立をEve Audioならではの最新技術で実現したEVE Audio SC203です。

デスクトップ・モニターの新基軸となる本製品は、背面にパッシブ・ラジエターを装備することで62Hzまでの帯域に対応。コンパクトなルックスからは考えれらない豊かな低域を再生します。またEVE Audioの代名詞とも言えるリボンツイーターは、SC203専用に設計されたμA.M.T.リボン・ツイーターを採用。より幅広い帯域で理想的な放射パターンを得られるため、高域までスムースな音の伸びを実現しました。

他にもリスニングポジションに合わせて角度を調整可能なFlexiPadや、設置場所に合わせて最適なフィルタリングが可能なEQ設定など、デスクトップでの使用を想定した機能が数多く盛り込まれています。

2015年末の発売以来日本でも多くの方に導入を頂き、デスクトップ・モニターの新しいスタンダードとして抜群の満足度を誇るこのSC203を、より多くの方に導入して頂けるようEVE Audioの全面協力を得て、完全本数限定で100セットに限り、58,000円(税別)の特別価格で提供させて頂きます。ぜひこの機会に、ベルリン発EVE Audioが放つ、デスクトップ・モニターの業界スタンダード SC203をご検討ください。

 

キャンペーン概要

  • 期間:2020年12月14日(月)~ 限定数に達し次第終了

 

 

SC203本数限定特別価格

SC203 2-Way, 3" Master-Slave Desktop Set

¥64,630税別特価 ¥58,000
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低音が一番「分かる」のはClear Professional

名門、青葉台スタジオでキャリアをスタートしたのちフリーに転身し、サカナクション、フジファブリック、Chara、米津玄師などの作品に携わるエンジニア、土岐彩香氏。その確かな技術とセンス、音に対する探究心から数多くのアーティストから信頼を受け、最も忙しいエンジニアの1人とも言える。そんな氏が愛用しているモニタースピーカー、ヘッドフォンはフランスFocal ProfessionalのSolo 6 Be、Clear Professionalだという。

特にClear Professionalに関しては、モニター用のヘッドフォンとしてはなかなか高額な約20万円という定価ながら、土岐氏は「聞いてみて、すぐに買おうとその場で即決した」という。彼女のシグネチャー・サウンドはFocalを通してどのように生まれているのか。導入の決め手を伺った。


MI

土岐さんはかねてよりFocalの製品をご愛用くださっているとのことですが、現在お使いのモデルは?

土岐 彩香
(以下、土岐)

モニタースピーカーはSolo 6 Be、ヘッドフォンはClear Professionalです。Clear Professionalの前にはSPIRIT Professionalを使っていました。Solo 6 Beは2013年くらい、まだ日本では使用している人がほとんどいなかった時に購入して、今も愛用しています。

MI

Solo 6 Beを導入された決め手はなんだったのでしょう?

土岐

ニアフィールドモニターを探していて、一通りのモデルは借りてみて試しました。その時一番気になったのは「ジャンルによって印象が変わるスピーカーがあるな」ということ。歪んだロックは格好いいけど、アコースティックだと物足りないと感じたり、ピアノは綺麗に聴こえるんだけどロックだと何か物足りないとか。そういう印象を多くのモデルに感じたんですね。FocalはSolo 6 Be、Twin 6 Be、CMSなどを試しましたが、その「ジャンルによって印象が違う」といったことがなかったので、この中から選ぼうと思いました。

CMSだとパワー的に心もとなくて、Twin 6 Beは金額面、持ち運びの面、それからニアフィールドということを考えるとここまでは要らないかなと。それでSolo 6 Beに決めました。

MI

土岐さんのイメージ通りの音が出ていたということでしょうか?

土岐

そうですね。バランスがよくて…上品!上品で、丁寧な印象を持ちました。

MI

上品!嬉しいコメントです。同様にClear Professionalについてもお伺いしたいと思うのですが、Clear Professionalを導入された時期や決め手を教えていただけますか?

土岐

Clear Professionalは発売から程なくして購入しました。定価で約20万円ということで、最初にインパクトを感じたのは値段でしたが(笑)、エンジニア仲間と集まってデモ機を借りて試聴会を行ったんです。聞いてみて、すぐに買おうとその場で即決しました。

MI

それは、Focal好きの土岐さんの「ひいき」があった訳ではなく?

土岐

その前に使っていたのが同じくFocalのSPIRIT Professionalだったので、Focalなら間違いはないだろうと信じていた部分もありましたが、安い買い物ではないので「一回聴いてみたいな」と思って。でも聴いた瞬間に「あ、値段は関係ないな、これ買おう」って。

MI

その「決め手」になったポイントを教えてください。

土岐

一番の決め手はローの再現性ですね。

色々なリファレンス音源を聴いてみて、他のヘッドフォンだと「誇張を感じる」ようなものがあったり、「100Hz以下は全部同じような聞こえ方がする」ものだったり。30Hzくらいの情報も50Hzくらいの情報も一緒くたで「はい、ローです」みたいな雑な音のものがほとんどだったんです。

MI

なるほど、耳につきやすいミドルやハイの違いはわかるけど、ローエンドに差がないということですね。

土岐

Clear Professionalはローの質感、捉え方、スピード感まで細やかに違いが分かると感じました。これならローの消え際まで判別できるなと思って。これが購入の決め手ですね。

MI

Clear Prodessionalは開放型のヘッドフォンです。一般に開放型というと低域が抜けてしまうものが多いかと思いますが、Clear Professionalはローエンドまで確認できることも特徴の1つです。

土岐

あまり開放っぽすぎないですね。密閉型に近い聴こえ方だけど、空間を感じるので疲れない。嫌なところがない。私の場合、時期によっては1日10時間くらい使う日もありますが、それでも大丈夫ですし。

MI

ヘッドフォンで作業される時間も長いのですね。

土岐

私のClear Professionalはかなり長時間稼働をしてくれていると思います。最初の音色の作り込みはヘッドフォンの方が分かりやすいのでヘッドフォン。レイヤー感とか空間ぽさのようなところはヘッドフォンとスピーカーを併用してチェックして、バランスをとります。なので必然的にヘッドフォンを使っている時間が長くなるんですよ。

MI

となると、ある意味ではどこでもスタジオというか、Clear Professionalがあればどこでも作業ができるということですね。

土岐

そうですね。例えばエンジニアの中でもラージを使わないと低域の確認ができない、ということを言う方もいますが、それってニアフィールドだと低域が確認しきれないからなんだと思うんです。だからラージを音色作りって意味で鳴らしてるんじゃないかなと。でも、低域はClear Professionalが一番「わかります」(笑)だから私はどこでも作業できますね。

MI

勝手ながら「しっかりとしたミックスをするには、まずモニタースピーカー…」なんて盲信していました。

土岐

もちろんスピーカーも大事だと思います。でもスピーカーって設置や場所に影響されてしまうじゃないですか。設置によって左右されてしまうスピーカー環境って、そのスピーカーを生かし切れていないとも言えるし、そんな環境でミックスをするのってすごくリスキーだと思うんですよ。

MI

なるほど、そこでどこでも安定した環境と高いクオリティが得られるClear Professionalの出番が必然的に多くなる訳ですね。以前雑誌で土岐さんが「Clear Professionalは高額だけど、元は取った!」とお話されたのを拝見していましたが、ここまでのお話を聞いて納得しました。

土岐

めちゃくちゃ使ってますし、めちゃくちゃ布教してますからね!(笑)私のClear Professionalを試してみて、実際に買った人も何人もいるんですよ。

MI

本当にありがとうございます!


Solo 6 BeとClear Professionalはシームレスに切り替えができる

MI

Focal Professionalというブランドは、スピーカーとヘッドフォンの差を可能な限りなくし、スピーカーとヘッドフォンを併用しても違和感なく双方でチェックできることを目指しています。土岐さんはまさにSolo 6 BeとClear Professionalをお使いですが、この点はどう感じられますか?

土岐

違和感なくどちらでも作業ができますね。スピーカーを置くスタジオによっては「センターの歌の見え方」みたいなところに差が出てしまうところもあるのですが、全体の質感や思い描いたバランスはそのまま。私はヘッドフォンでの作業が多いけど、かといってスピーカーでの確認も絶対に必要だし、1個で完璧というものはないんです。

Solo 6 BeとClear Professionalの組み合わせだと、シームレスに切り替わってくれるような印象があって、エンジニアとしては何も考えずに音のチェックやミックスに集中できます。でも、複数の環境でチェックすることは本当に大事だと思いますね。


Recording/Mixing engineer

土岐 彩香

青葉台スタジオからエンジニアのキャリアをスタートし、現在はフリーランスで活動中。
打ち込みと生音の合わさるダンスミュージックを得意とする。
ついベースとキックを大きくしがちな、グルーブ好きエンジニア。
長年にわたるfocalユーザーです。

Twitter>>

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11のステップでプロのサウンドへ。ドラムのミキシング。 https://www.minet.jp/contents/article/mixing-drums-like-a-pro/ https://www.minet.jp/contents/article/mixing-drums-like-a-pro/ Thu, 10 Dec 2020 09:15:55 GMT active コンプレッションやEQの設定、位相トラブルの修正方、さらにトランジェントのコントロールまで、ドラムミックスの”いろは”を学んでいきましょう。 さらに、パラレルコンプレッションやリバーブを使い、深みと奥行きを加える応用テク…

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コンプレッションやEQの設定、位相トラブルの修正方、さらにトランジェントのコントロールまで、ドラムミックスの”いろは”を学んでいきましょう。 さらに、パラレルコンプレッションやリバーブを使い、深みと奥行きを加える応用テクニックも合わせて、プロのドラムサウンドへの11のステップをご紹介いたします。


Step 1 : Fine tuning

ドラムはそもそもメロディックな楽器ではありませんが、実はちゃんと音程を持っており、音程が合っているかどうかを確認することは極めて重要です。Torqueは、ドラムサウンドのルートノートを変更するために特別に設計されています。可能であれば、キックとスネアを、ルートまたは曲のキーの5度に合わせてチューニングしてみてください。これだけでも曲の変化がわかるほどの効果があるでしょう。

タムは通常、あなたの使っているタムの数に応じて、楽曲のキー内の異なる音程にチューニングされます。例えば、完全4度や、時にはメジャー3度の音程にチューニングするのが一般的でしょう。一部のプレイヤーやプロデューサーは、曲の中でドラムサウンドでコードを作るようにそれらをチューニングすることもあります。

トラックのメロディックな要素と音程を同期させるという細かい作業は、全体のサウンドの引き締めに非常に効果的です。


Step 2 : 位相の問題を修正する

ドラムのチューニング後、トラック間において、位相関係が損なわれていないか確認が大切です。トラック間で位相がずれていると、特定の周波数がアンバランスに聞こえたり、完全に消えてしまったりする「位相キャンセル」が発生することがあります。

なぜドラムでは位相のズレが多いのでしょうか?それには「ドラム」という楽器の構成とレコーディングにおけるマイクの物理的な距離を考える必要があります。ドラムキットの中で最も音量が大きく、分かりやすい音であるスネアの場合を例にすると、スネアの打点から音が外側に飛んでいき、まず、音源に最も近いマイクが最初に音を捉えます。その後、オーバーヘッドや、ドラムから離れた位置にあるルームマイクが、わずかな時間差ではありますが、遅れて音を録音します。

すべてのマイクで、同じタイミングでスネアを録音し再生されるように思えますが、実はそれぞれのマイクがスネアからの距離が異なるため、別々の距離、異なるタイミングでスネアの音を録音しています。そのため、すべてのマイクの音を同時に再生すると、位相のばらつきや音の「もやつき」が発生してしまいます。位相の問題を修正するには、オーバーヘッドやその他の離れたマイクで録音された音声データをDAW上で調節して配置します。このようにして、キット全体のサウンドを可能な限りクリーンにするのがよいでしょう。


Step 3 : ゲートとトランジェントでのコントロール

イコライジングの前にダイナミクス処理を施すのが好きなエンジニアもいれば、イコライジング後にダイナミクス処理を施すのが好きなエンジニアもいます。どちらでも構いません、それぞれの方法でサウンドが異なることに注意して、自分のワークフローに合った方法を試してみてください。

ドラムをレコーディングする場合、ほぼ確実に「音の被り」が発生します。他のドラムパートの音が別のマイクに「入り込んで」しまうのです。個々のサウンドを最大限にコントロールするために、エンジニアはゲートとエキスパンダーを使用します。このテクニックは、クリーンなキックやスネアの音を実現し、隣のドラムやシンバルからの干渉をあまり受けずにコントロールすることに役立ちます。

ゲートを追加してみましょう。スレッショルドを越える音量までは、音量のレベルをゼロに設定し、目的の音(スレッショルドを超えた音)だけを通過させることで、サウンドをクリーンアップします。ゲートは、Scheps Omni Channelのようなチャンネルストリッププラグインや、SSL E-ChannelSSL G-Channelに搭載されています。

問題の「被り」のあるドラムチャンネルにプロセッサーをセットし、「被り」がミュートされるまでスレッショルドを下げます。アタックタイム(ゲートが開く速さ)、リリースタイムを調整します。また、エクスパンダー機能を使用して、「被り」を完全にミュートするのではなく、「被り」を定義された量だけ減少させるようにレンジを設定することもできます。

タムの場合、エンジニアがDAWでトラックを編集して、タムが演奏されていない間のオーディオを削除することがあります。タムを叩いた時のトランジェントに合わせてカットし、サウンドが減衰していくのに合わせてフェードをかけ、自然な形でドラムキットの中になじませていく。このように様々な方法で音の「被り」を避けていくのです。


Step 4 : 引き算としてのEQ

通常、引き算としてのイコライジングはSSL E-ChannelSSL G-Channelのようなパラメトリック EQ を使用して行います。レコーディングで問題のある部分を特定するために、Q値の上げた鋭いバンドを使用してみてください。スネアのボディの頑固な共鳴など、問題のある周波数を特定するのに苦労している場合は、このスイープテクニックが有効です。

  • EQバンドの1つをQの数値を高くしバンドを鋭くします。
  • さらにそのバンドのゲインを上げてください。
  • そのバンドの利用可能な周波数をゆっくりとスイープしていきます。
  • 特に不快な周波数を耳にしたところで、停止させましょう。
  • 次に、その周波数をブーストする代わりに、音量を下げます。
  • Qの値を調整し整えます。

Step 5 : 足し算としてのEQ

足し算としてのイコライジングは、通常、より広く、より「色付け」をするEQを使用して行われます。API 550API 560に搭載されているAPIコンソールのサウンドを好む人もいれば、Scheps 73に搭載されている「ロックサウンド」を好む人もいます。また、RS56 Passive EqualizerPuigTec EQのオールドスクールなサウンドを好む人もいるでしょう。

ここでは、キット内の各ドラムをEQする際に注目すべき周波数帯をいくつかご紹介します。

キック
  • 低域:50Hz - 100Hz - パワーを追加するのに最適ですが、強調しすぎるとブームを引き起こす可能性があります。
  • 中低域:100Hz - 250Hz - 太さを加えるのに最適ですが、強調しすぎると濁りの原因になります。
  • 中域:400Hz - 800Hz - 強調しすぎてると音がこもっているように聞こえます。
  • 中高域:3kHz - 5kHz - スナップ、アタック、ビーターノイズの追加に最適。上げ過ぎには注意。
スネア
  • 低域:100Hz - 250Hz - 太さを加えるのに最適ですが、強調しすぎると濁りの原因になります。
  • 中域:400Hz - 1kHz - 通常、スネアのリングサウンドが鳴る帯域。
  • 中高域:3kHz - 5kHz - スナップとアタックを追加できる。上げ過ぎは注意。
  • 高音域:10kHz - '空気感'を追加するのに最適ですが、上げ過ぎには注意。
タム
  • 低域:65Hz - 100Hz - フロアタムにパワーを加えるのに最適ですが、強調しすぎるブームになる可能性があります。
  • 中低域:100Hz - 200Hz - ラックタムにパワーを加えるのに最適ですが、強調しすぎる濁りの原因になります。
  • 中域:400Hz - 800Hz - あまりにも質量が多過ぎてしまうと音がこもっているように聞こえます。
  • 中高域:5kHz - 7kHz - スナップとアタックを追加できる。上げ過ぎ注意。
シンバル/オーバーヘッド
  • 中低域:200Hz - 500Hz - シンバルに "太さ "を付けるのに最適ですが、大きい場合、濁りの原因になります。
  • 中高域:3kHz - 5kHz - 存在感を追加するのに最適ですが、ブーストし過ぎはボーカルとぶつかってしまいます。
  • 高音域:7kHz - 12kHz - "空気感 "を追加するのに最適

Step 6 : コンプレッション

周波数スペクトルのバランスを整え、ドラムの「被り」をコントロールしたら、次はダイナミクスに焦点を当ててみましょう。コンプレッションは現代的なドラムサウンドを実現するためのコツです。

キックとスネアに3~6dBのゲインリダクションをかけるのがよいでしょう。タムも同様に圧縮されることがありますが、それは曲の中でどれくらいの頻度で使用されるかによります。シンバル、オーバーヘッド、ルームマイクをコンプレッションをするかどうかはジャンルなどによって異なってくるでしょう。

コンプレッションの量と同様に重要なのが、コンプレッションの時間設定です。

アタックタイムを遅く設定すると、最初のインパクトが圧縮される前に、音は通過し、さらに遅い設定にすると、コンプレッサーがドラムのヒットを完全に見逃します。逆に、アタックタイムを速く設定すると、サウンドのトランジェントが薄まり、パフォーマンスをタイトに聴かせることができるでしょう。

相対的に速いリリースタイムは、知覚される音量を大きくし、ドラムを全体の中で押し上げるのに役立ちますが、速すぎると不自然なポンピングサウンド(音量の揺らぎ)を引き起こしてしまいます。

多くのエンジニアは、ドラムのコンプレッションを設定して、まずトランジェントのアタックの一部を通過させ、ドラムのディケイをより聴きやすくするためにリリースタイムを設定することで、知覚エネルギーを増加させています。コンプレッサーのオン/オフを比較して、追加されたダイナミクス処理の効果を確認しながら作業を進めましょう。

最適なアタックタイムとリリースタイムを見つける簡単な方法は、最も遅いアタックと最も速いリリースから始めることです。最初のトランジェントのインパクトが失われ始めるまでアタックタイムをゆっくりと短くしていきます。その後、コンプレッサーが曲に合わせて「息を吹き込む」ようになるまで、ゆっくりとリリースタイムを上げていきます。ドラムがヒットすると針が3-6dB跳ね上がり、0に戻る直前に、次のドラムのヒットで針が3-6dB跳ね上がります。

正しく行えば、ドラムが生き生きとしているように感じられ、より音楽的にダイナミックなミックスが可能になります。ドラムに使用されるコンプレッサーでは、SSL E-ChannelSSL G-ChannelV-CompAPI 2500などがおすすめです。


Step 7 : リバーブ

奥行き感を加えるために、エンジニアはAuxセンドで個々のドラムトラックをリバーブに送ります。リバーブの具体的な設定は曲によって異なりますが、その長さはテンポと相関していることが多いでしょう。

例えば、多くの場合、スネアがヒットしたとき、次のスネアがヒットする直前までリバーブのテールが減衰しているのがはっきりと聞こえるはずです。これは好みの問題ですが、次のスネアヒットの前にリバーブテールがフェードアウトしなければ、長すぎると感じるかもしれません。

次に、元のドライなトラックにAuxからのリバーブの音をブレンドし、目的の空間を作ります。極端なエフェクトを使用しない限り、リバーブチャンネルがミュートされているような見逃してしまうほどの音量でも効果を得ることができます。


Step 8 : パラレルコンプレッション

ドラムサウンドに厚みを持たせたり、盛り上げたりするには、パラレルコンプレッションを試してみるといいでしょう。これはAuxトラックを設定して、ドラムキットから様々なチャンネルを送って処理し、元のドラムの音と並列にブレンドします。サウンドに応じて、スネアとハイハットだけを送ったり、オーバーヘッドのタムを加えたり、他のドラムと一緒にパラレルチャンネルのドラムバスに送るのもよいでしょう。

さらにパラレルチャンネルにサチュレーションなどの処理を加えれば、壮大なドラムの音が得られるかもしれません。エンジニアの中には、パラレルドラムを完全にコンプレッションされた、飽和したサウンドに設定する人もいます(10:1のレシオの設定を想像してください)が、それだけでは必ずしも望むサウンドではありません。しかし、ドライなドラムサウンドとブレンドすると、そのサウンドはドラムキットを重要な形でサポートする「力強さ」を与えてくれるかもしれません。


Step 9 : バスチャンネルコンプレッション

バスコンプレッションは通常、個々のチャンネルに適用されるコンプレッションよりも繊細なもので、ドラムキットを「接着」するのに役立ちます。

レシオは通常2:1程度に抑えられています。アタックタイムはゆっくりとしたものにして、キットのトランジェントがパンチを効かせるようにします。リリースタイムはトラックのテンポによって異なりますが、SSL G-Master Buss Compressorのような多くのコンプレッサーに搭載されているオートリリース機能を使用することも珍しくありません。

コンプレッサーの中には、ドラムを扱う際に非常に便利な機能を持っているものがあります。例えば、API 2500はスレッショルドディテクターに独自のハイパスフィルターを搭載しており、キックのような低音域がコンプレッサーを積極的にトリガーするのを防ぎます。これは、ローエンドに追加されたサウンドエネルギーがコンプレッサーをトリガーしやすくなり、シンバルやトップエンドもそれに伴って下に引きずり下ろされてしまうのを防ぐ便利な機能です。

C4 Multiband Compressorのようなマルチバンド・コンプレッサーは、周波数スペクトル内の各パートを独立して処理できるため、ドラムバスのコントロール性がさらに向上します。


Step 10 :  ディストーションでアグレッシブさを加える

この時点で、ドラムの音はかなりうまく "ミックス "されているはずです。音色やダイナミクスの観点から見ても、ドラムはトラックの中にうまく収まっており、ボーカルの邪魔になることはありません。しかし、ドラムのサウンドにエッジを効かせ、攻撃性を加え、ジャンルによっては、リスナーにもう少しハードに響かせたいとしたらどうでしょうか?パラレルディストーションを追加してみましょう。これにより、あなたのドラムがミックスの中で「主張をする」ことができるようになるでしょう。

MDMX Distortion Modules を Aux センドに立ち上げ、ドラムバスの信号をこのパラレルドライブチャンネルにルーティングしてみてください。ドラムに厚みと色が加わったような感覚がすぐに得られるはずです。曲に合ったサウンドを得るために、ディストーションシェイプとゲインノブを弄ってみましょう。プラグインのコンプレッション設定をいじって、ディストーションのダイナミックな特性を変えることもできます。MDMX Distortion Modules のEQをシェイプすることで、ミックスの中でより大きな音を出したい特定の周波数領域を微調整することができます。


Step 11 : オートメーションを描く

すべてのDAWでは、ボリュームオートメーションを書くことができます。例えば、ミックスがうまくできた後、曲中の各ドラムチャンネルをよく聴いてみてください。サビのグルーヴにおいてハイハットの音量はバッチリだが、他のセクションで聞くと少し物足りないことに気づくこともあるでしょう 。あるいは、特定のセクションでは1dB上げるだけで、曲にインパクトが出てくる場合もあるでしょう。

ミックスプロセスの最後に、オートメーションを使い、さらに細かいディテールを設定することで、ミックスの中でドラムのサウンドをさらにタイトにし、全体的なアレンジをリスナーに伝えることができます。

最後に、今回紹介したガイドラインがスタートラインです。それぞれの音に耳を傾け、理想のドラムサウンドとアレンジをイメージし、微調整を重ねイメージに近づけていく。常に創造的であることを忘れないでください。

そして、その先に、最高のドラムサウンドが待っていることでしょう。


関連セール情報

Waves Cyber Mondayセール開始! 今回は新製品のプラグイン「CLA Epic」が新たにラインナップに追加されます。クリス・ロードアルジがオススメする4つのディレイとリバーブを組み合わせたこのプラグインは、あなたの楽曲に壮大な空間と次元を追加します。

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Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/article/mixing-drums-like-a-pro/'); ]]>
渡辺香津美 Demonstration for Spark https://www.minet.jp/contents/article/kazumiwatanabe-demonstration-for-spark/ https://www.minet.jp/contents/article/kazumiwatanabe-demonstration-for-spark/ Thu, 10 Dec 2020 08:00:33 GMT active ギターをプラグインしてまず、ボディサイズを超えるパワー感とサウンドクオリティに驚いた。 音量は自宅や楽屋での練習には充分過ぎる位だから、スタジオに持ち込んでちょっとしたセッションも出来てしまう。
 搭載されているアンプや…

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ギターをプラグインしてまず、ボディサイズを超えるパワー感とサウンドクオリティに驚いた。
音量は自宅や楽屋での練習には充分過ぎる位だから、スタジオに持ち込んでちょっとしたセッションも出来てしまう。


搭載されているアンプやエフェクトのコントロールは極めて直感的。iPadなどを使えば、立ちどころにイメージする音作りが完結する。
トーンライブラリーで気に入ったプリセットを探したり、Smart Jam機能で伴奏を作るのは楽しいが、
これでは時間がいくらあっても足りない(笑) 
Bluetoothでオーディオリスニング出来るわ、DAWにレコーディング可能...と、
まさに「ギター弾きなら一家に一台Spark」の時代がやってきた。

デモプレイ動画:Jazzy

渡辺香津美 Demonstration for Spark

Jazzy


コメント

「フェンダーのギターアンプ”Deluxe Reverb”のガラスの様な
サウンドが好きなので、それをイメージして、ジャズに使える
アタック感のあるクリーントーンのプリセットを作成。
ゲインとミドルを多めにして音の芯を作り、エフェクトは薄い
ディレイとリバーブのみ。Dmスケールによるブルージーな
ギターソロから、ルーパーでDmとE♭m 4小節ずつのバッキング
を弾いた上にインプロヴィゼーションした。」



オリジナルプリセット使用(Sparkアプリでダウンロード可能)


プリセット名:Kazumi Clean



トーンクラウド検索ワード:





「kazumi」「HilltopStudio」「Kazumi Clean」

 

デモプレイ動画:Cloud

渡辺香津美 Demonstration for Spark

Cloud


コメント

「アンプのセッティングは【Jazzy】と同様だが、アンプを
クリーン系の”Silver 120”に替えてみても良いだろう。
搭載されているエフェクト
(Cloner Chorus・Echo Tape・Plate Rich)を駆使して、
アルペジオやコードワークが多層的に重なっていくスペー
シーなサウンドを作った。
ステレオイメージでのワイドな広がり感が気持ち良い。
ディレイをReverse Delay、リバーブをPlate Longに変えて、
さらなる異次元空間にチャレンジしよう。」





オリジナルプリセット使用(Sparkアプリでダウンロード可能)


プリセット名:Cloud Echo



トーンクラウド検索ワード:






「kazumi」「HilltopStudio」「Cloud Echo」


 

デモプレイ動画:Spark Jam

渡辺香津美 Demonstration for Spark

Smart Jam


コメント

「8小節の"うたモノ"的なコード進行から、Smart Jam機能を
使って"Sharon"で伴奏を自動生成。
カウントの後にテンポをキープしながら弾くのにはコツがいるが、
何度かやっているうちに慣れるだろう。
プリセットには、トーンライブラリーの中でもダウンロード数の
多い【Dire Straits】を選んだ。演奏の途中からドライブサウンドの
【Unicorn Drive】(*次の動画のオリジナルプリセット )にスイッチしている。」



Smart Jam機能を使用して”Sharon”で伴奏を自動生成。
(”Sharon”とはSmart Jam機能の”作成”の中から選べる伴奏者)


トーンライブラリー内プリセット使用(Sparkアプリでダウンロード可能)




プリセット名:Dire Straits





 

デモプレイ動画:Unicorn

渡辺香津美 Demonstration for Spark

Unicorn


コメント

「オリジナル曲「Unicorn」のマイナスワンを使っての、
全編ドライブサウンドによるプレイ。ストンプはイメー
ジに近いTubescreamer系のTube Driveを選んだ。
アンブは基本【Jazzy】と同じだが、搭載されている色々
なアンプに切り替えてみると、サウンドやピッキングのレ
スポンスが全く別のキャラクターに変化するので、それも
試して欲しい。コーラスでニュアンス、ディレイとリバー
ブで奥行きを付けている。」



オリジナルプリセット使用(Sparkアプリでダウンロード可能)


プリセット名:Unicorn Drive



トーンクラウド検索ワード:





「kazumi」「HilltopStudio」「Unicorn Drive」


 

渡辺香津美 プロフィール

プロフィール

渡辺 香津美

Kazumi Watanabe

ギタリスト・コンポーザー・プロデューサー

名実ともに日本が世界に誇るトップ・ジャズ・ギタリスト。
17歳で衝撃のアルバムデビュー。驚異の天才ギタリスト出現と騒がれて以来、ジャズフィールドに留まらない「ギターの可能性」を探求し続け今に至る。
その速いテンポで繰り出される魅惑のアドリブと芳醇な旋律、演奏技術を緻密に組み合わせることで、音の一つ一つに豊かな表現力を含ませ独自の<カズミサウンド>を創り出すことでも定評があるまさしくワン・アンド・オンリーの存在。現在はジャズ・フュージョンにおける多様なプロジェクト、特に活動10年を超える「ジャズ回帰プロジェクト」と並行し、アコースティックを中心としたソロワーク<ギター・ルネッサンス>シリーズで、国内、海外を問わず精力的に活動中。生粋のインプロヴァイザーたる資質を活かし、作・編曲においても独自の世界を構築しクラシックギター界からの委嘱作品も好評を博す。
エッセイ執筆、テレビ、ラジオ等のメディアでの露出も多く、『いち国民いち楽器』を提唱し、広く音楽文化に貢献している。2021年レコードデビュー50周年を迎える。最新アルバムは奥村愛ストリングスとの共演アルバム「TOKYO WANDERER」(ワーナーミュージック・ジャパン)。洗足学園音楽大学ジャズコース客員教授。

記事で紹介した製品

Spark

¥34,000
]]> Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/article/kazumiwatanabe-demonstration-for-spark/'); ]]> Apogee Symphony Desktop 早期購入特典プレゼント! https://www.minet.jp/contents/promotion/apogee_symphony_desktop_present/ https://www.minet.jp/contents/promotion/apogee_symphony_desktop_present/ Thu, 03 Dec 2020 12:46:11 GMT active 国内にてApogee Symphony Desktopを購入いただいた方にもれなくApogee ModCompをプレゼント! お申し込みは専用申し込みフォームからご応募いただければ、シリアルコードをメールにてご提供いたし…

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国内にてApogee Symphony Desktopを購入いただいた方にもれなくApogee ModCompをプレゼント! お申し込みは専用申し込みフォームからご応募いただければ、シリアルコードをメールにてご提供いたします。 ModCompはDAW上でプラグインとして使用するだけでなく、エフェクトの掛け録りや掛けモニターがDesktop Control v1.2より可能となります。 Desktop Control v1.2が発表されるまでの期間限定特典となります。ぜひこの機会にご検討くださいませ。

■プレゼント対象ユーザー:国内にてApogee Symphony Desktop 正規輸入品を Release Ver 1.2 のリリース前(V1.1までの間に)購入した方 。

■ご応募方法:キャンペーン期間内に対象製品をご購入いただき。本ページお申し込みフォームよりご応募ください。

■受付締め切り:V1.2 のリリース後1週間。

■応募にご用意いただく情報:購入店舗レシート、本体シリアルナンバー。

■無償プレゼント品:ModComp(メール納品)

■配布方法:メールにて納品いたします。

*本プロモーションは予告なく変更または終了する場合がございます

 

 

プレゼント対象製品

Apogee Symphony Desktop

税別¥150,000

プレゼント製品

Apogee FX ModComp

税別¥18,000
]]> Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/promotion/apogee_symphony_desktop_present/'); ]]> やり過ぎ注意!いいミックスに仕上げる11個のポイント。 https://www.minet.jp/contents/article/mix_11point/ https://www.minet.jp/contents/article/mix_11point/ Wed, 02 Dec 2020 12:14:42 GMT active ミキシングの休憩から戻ってきて、曲の方向性が間違っていることに気付いたことはありませんか? さっきまではいい感じのトラックだったのに、今聴くとなんだかイマイチに感じる。 プラグインの使いすぎは、ミキシングをする上で、誰も…

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ミキシングの休憩から戻ってきて、曲の方向性が間違っていることに気付いたことはありませんか? さっきまではいい感じのトラックだったのに、今聴くとなんだかイマイチに感じる。 プラグインの使いすぎは、ミキシングをする上で、誰もが気をつけなければならないことです。

ここでは11個のポイントに分けてご紹介します。

最新のプラグインプロセッサーは、これまで以上にパワフルで、現代の音楽制作ワークフローに欠かせないツールとなっています。広範囲の信号処理を提供し、DAWユーザーは、過去のどの時代よりも大幅にオーディオをコントロールできるようになりました。

しかし、これだけの処理能力を持ったプラグインが手元にあるからこそ、ミックスしている音だけに没頭しすぎないように気をつけなければなりません。危険なのは、知らず知らずのうちにあなたのミックスを、生命力のない、疲労感のある、過度にアンビエントなものに変えてしまうことです。

一線を越えないようにするために、以下のヒントをご紹介します。


1. プラグインでの処理よりも録音品質

過剰な処理に対する最善の防御策は、良い録音素材をミックスをすることです。トラッキングの段階では、音楽性と音質の両方を最大限に高めるために時間をかけてください。用途に適したマイクを選び、ベストなマイクポジションを見つけ、入力レベルが適正であることを確認し、ドラムが適切にチューニングされていることを確認し、演奏者(特に自分の場合は)から可能な限り最高のパフォーマンスを引き出すようにしてください。

プラグインは、欠陥のあるトラックを修正するよりも、よく録音されたトラックを強化するのに効果的です。確かに、EQやダイナミクスコントロールを正しく適用することはできますが、そもそも録音の音がお粗末なものであれば、その間ずっと坂道を登り続けることになります。状況が許すのであれば、問題のあるトラックを録音し直した方が良いでしょう。


2. ソロボタンを控えめに使う

ミックス中に、個々のトラックを完璧に仕上げるためにソロで多くの時間を費やしたくなることがよくあります。しかし、ミキシングとは複数のトラックをブレンドすることであるということを忘れてはいけません。あるパートが単体で良い音を出しているからといって、それが曲全体の中でうまくいくとは限りません。

ソロのトラックにプロセッシングを適用する場合、次のトラックに移る前にフルミックスで確認してください。スネアドラムに設定した最高のコンプレッションは、単独で演奏すると素晴らしいサウンドになるかもしれませんが、他のトラックを加えるとやり過ぎに感じるかもしれません。ギターのクールなサウンドのサチュレーションは、他の歪んだトラックと組み合わせると過剰になってしまうかもしれません。全てのトラックがミックスされたときがもっとも重要なのです。

ソロボタンの使いすぎには注意。例えば、H-EQを使用している場合、ソロのトラックに適用した設定は、他のトラックの再生中にはうまく機能しないことがあります。


3. 客観性を保つ

何時間も連続してミキシングをしていると、客観性を失いやすくなります。頻繁に休憩を取ることに加えて、定期的に自分のリファレンスとなる楽曲と自分の完成したミックスと比較してみることで、自分の視点を保つことができます。

この比較は、コンプレッションが重すぎるか、EQがきついか、リバーブが濃すぎるかなどを判断する際の参考にもなります。プロジェクトのラフミックスがあれば、現在のミックスと比較してみるのも良いでしょう。


4. 軽いタッチのコンプレッション

一般的なルールとして、スーパーパンピーな雰囲気を出す場合を除き、圧縮されすぎたサウンドを避けるため、コンプレッサーのゲインリダクションを10dB以下に抑えるようにしてください。また、速いアタックタイムはトランジェントを柔らかくし、「圧縮された」サウンドを誇張してしまうので注意が必要です。トランジェントを自然なサウンドに保ちたい場合は、アタックタイムを約12ms以上に抑えてください。

過度なコンプレッションを避ける方法の一つは、コンプレッサーにすべてを任せるのではなく、ダイナミックな調整のためにボリュームオートメーションを使うことです。例えば、ボーカルトラックに大きなピークがあり、特定の場所で音量を下げたい場合、フェーダーにオートメーションを書きボリュームを下げます。同様に、低すぎるセクションのレベルを上げることもできます。これを素早く、時間を節約するには、Vocal Riderを使うことで自動化、つまりボリュームの「乗り」を出させることができます。


5. 並列処理 (パラレルプロセッシング)

パラレルプロセッシング(特にコンプレッション)は非常に便利なテクニックです。圧縮された信号をドライトラックと一緒にミックスにブレンドする簡単な方法を提供します。コンプレッションがオリジナルサウンドに影響を与えないため、トラックを潰す心配が少なく、トラックを太くするのに役立ちます。ドラムやボーカルに最も一般的に使用されていますが、どのようなトラックでもパラレルコンプレッションを行うことができます。

慣れない人のために、パラレルプロセッシングを設定するには 2 つの方法があります。1 つ目の方法は、ソーストラックのコピーを作成し、それを複製するか、バスを使って新しいトラックに送信します。次に、コピーしたトラックやバスで送られてきたトラックを重く処理し、フェーダーを調整してドライシグナルになじませます。この方法を正しく実行することで、オリジナルトラックとそのトランジェントを消すことなく、意図した圧縮されたサウンドを得ることができます。

パラレルコンプレッションを実現する 2 つ目の方法は、ブレンドまたはミックスコントロー ル付きのコンプレッサーを使用することです。ミックスを 0 に設定し、コンプレッションを強めに設定します。希望のコンプレッション量になるまで、ミックスノブをゆっくりと上げていきます。

Scheps Omni Channelにあるようなコンプレッサーを使用することで、パラレルコンプレッションを再現できます。


6. イコライザーを活用しよう。

イコライザーは、微妙なトーンを整えるのに最適です。声や楽器のトーンを磨き、補正するために、少しカットしたり、少しブーストしたりするのに使います。あるトラックの特定の周波数帯をカットして、別のトラックのためのスペースを確保することもできます。

しかし、7~10dB以上のブーストやカットを常に行っている場合は、おそらくやりすぎでしょう。うっかりEQを使ってしまうと、トラックのサウンドが粗くなりすぎたり、薄くなったり、箱のようになってしまうことがあります。EQ をバイパスしながら作業を行うことで、実際にサウンドが改善されているかどうかを確認しましょう。

トラックに周波数の問題があり、大量の補正が必要な場合は、録音し直した方が良いかもしれません。


7. 過飽和させない

J37Kramer HLS ChannelManny Marroquin Distortionなどのサチュレーション・プラグインは、クリーンなデジタル・レコーディングに興味深いテクスチャーを加えるのにとても便利です。デジタルトラックをテープマシンやアナログマイクプリ、チューブプロセッサーで録音されたようなサウンドにする機能は、ミックスをウォームアップするのに役立ちます。しかし、コンプレッションと同様に、ミックスの複数のトラックにサチュレーションを積極的に適用しすぎると、曲のパンチが失われてしまうことがあります。最終的には、このような過剰な処理はマッシュネスにつながる可能性があります。

J37のようなサチュレーションを追加するプラグインは、デジタル録音をウォームアップするのに役立ちますが、使いすぎには注意してください。

アナログ・テープ・マシンで録音された曲を効果的にシミュレートするには、J37のようなテープ・エミュレーションを重要な個々のトラックのいくつかに軽く使用したり、ミックスバスにKramer Master Tapeを試してみてください。どのように適用するかは完全に曲に依存します。しかし、それを使用した後(または他のサチュレーションを使用した後)トランジェントが劇的に柔らかくなったことに気付いた場合は、設定を戻したり、トラック数を減らして挿入したりしてみてください。


8. 使用しているプラグインを減らしてみる

トラックに複数のプロセッサーを挿入しているにもかかわらず、そのサウンドに満足していない場合、改善されることを期待してプラグインを追加したいという誘惑に負けないでください。例えば、あるミックスのトラックにコンプレッサー、EQ、トランジェントシェイパー、テープエミュレーションのプラグインを入れたとしましょう。別のプラグインに手を伸ばすのではなく、1 つまたは複数のプラグインをバイパスしてみてください。場合によっては、処理を減らすことで結果が改善されることもあります。

それでも思うようなサウンドが得られない場合は、トラックからすべてのプラグインを削除して、よりミニマリスト的な考え方でやり直してみてください。


9. リバーブを見直してみる

リバーブは、どんなミックスに置いても重要な要素ですが、やり過ぎてしまいがちなエフェクトです。アンビエンスが多すぎると、ミックスの音が濁ったり、不明瞭になったりします。

特に速い曲では、ディケイタイムが長くなると、後続のビートや小節に響き渡り、全ての音が散らかってごちゃごちゃした音になってしまうので注意が必要です。ヴォーカルラインのテール部分には、リバーブがはっきりと出ているので注意してください。また、リバーブ信号のローエンドにも注意してください。ハイパスフィルターを挿入するか、リバーブプラグインのEQ機能を使ってこの問題を解決しましょう。

例えば、Abbey Road Platesのようにリバーブをかける場合は、テールがミックスを濁さないようにディケイタイムを慎重に設定します。

ミックスの完成度が低いと感じたら、リバーブに特に注意を払い、それが全体のサウンドにどのような影響を与えているかを考えてみましょう。少し工程を戻した方が良いかどうかを検討しましょう。


10. ジャンルに合ったものであること

あなたが取り組んでいるジャンルと、そのジャンルに適した処理方法を考えてみましょう。あるジャンルでは完璧なミックスでも、別のジャンルでは過大な処理になってしまうことがあります。例えば、自然なサウンドが求められるインディーロックやアメリカーナの曲を制作しているのであれば、滑らかな響きのリバーブ処理や重いコンプレッションは、オーバープロダクションで場違いなものとしてリスナーの心を捉えてしまうでしょう。

もしあなたがミックスを依頼された曲のジャンルにあまり精通していないのであれば、関連するリファレンストラックをたくさん聴いて、使用されている処理の種類を聞いてみましょう。いつでも実験することはできます、まずは特定のスタイルのプロダクションがどのようなサウンドであるべきかを理解することから始めましょう。


11. マスターバスを「マスター」する

マスターバス上のプラグインは、オーバープロセスミックスの主な原因となることがよくあります。これは、マスター上でのわずかなプラグインの動きがミックスに大きな影響を与えるために起こるもので、見失いがちです。ミキシングエンジニアの中には、早い段階でマスターバスのプラグイン、特にコンプレッションを追加し、「それらをミックスする」というアプローチを好む人もいます。この方法では、その後のミックスの工程に影響を与え、マスター処理によって補正することができます。ミックスの最後にマスターバスプラグインを追加することを好むエンジニアもいます。

いずれにしても、マスターバス上に何があるのか、それがミックスのサウンドにどのような影響を与えているのかを常に意識することが重要です。定期的に各プラグインをバイパスして、それが意図した要素を追加しているかどうかを確認してください。

ミキシングエンジニアの中には、Abbey Road TG Mastering Chainのように、マスターバスの処理をプロセスの早い段階で適用し、"それにミックスする "のが有効だと考える人もいます。

マスターバスのコンプレッションは、一般的には数 dB のゲインリダクションしか行わない「グルー」タイプでなければなりません。マスターバスのコンプレッサーがミックスを大きく押しつぶすようなことは避けましょう。同様に、マスターバスの EQ は繊細なものにしましょう。大幅な補正を行う場合は、マスターではなく、個々のトラックで行うべきです。

本記事で紹介した11個のポイント。

ほんの少しの意識で、あなたのミックスは劇的に変わるでしょう。 さあ、早速デスクに向かってミックスを始めましょう。


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リアルな響きをリバーブで作る。6つの知識。 https://www.minet.jp/contents/article/reverb_tips/ https://www.minet.jp/contents/article/reverb_tips/ Thu, 26 Nov 2020 07:48:35 GMT active リバーブには、ミキシングにおいて複数の音源が、同じ部屋で鳴らされているように感じさせるユニークな効果があります。楽曲制作のレベルアップのために、思い描いたサウンドを得るために、リバーブの調整法を学んでいきましょう。 リバ…

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リバーブには、ミキシングにおいて複数の音源が、同じ部屋で鳴らされているように感じさせるユニークな効果があります。楽曲制作のレベルアップのために、思い描いたサウンドを得るために、リバーブの調整法を学んでいきましょう。

リバーブとは、部屋の物理的な特性をシミュレートし、その部屋の中で音を鳴らした場合に生まれる「音の反射」を発生させるオーディオデバイスです。そして部屋の細かい特性は、リバーブのパラメータを操作し微調整することで変えられます。

本来、リバーブつまり残響音は録音されたものであり、オーディオ機器から発生するものではありません。例えばサックスを体育館で演奏したような音にしたい場合は、体育館でサックスを録音します。あるいは、エンジニアがサックスを反響が無い状態で録音し、任意の部屋に設置したスピーカーで再生、その音をマイクで録音するという方法をとります。

サックス奏者やスピーカーを移動させたり、壁に様々な音響処理を施したり、マイクやマイクの位置を変えて実験したりすることで、最終的に自分の求めていた音を作り上げることができます。この方法でリバーブを録音することは時間的にも費用的にも効率的ではありませんが、リバーブユニットが発明される以前は、このような方法で録音していました。

リバーブに関するハードウェアとソフトウェアの開発者たちは、実在する部屋や、架空の部屋から生み出されるサウンドを再現、実現する方法を見つけ出しました。ここでは、様々なタイプのリバーブの背後にある技術については触れませんが、あなたの曲に適した様々な部屋の特徴を作り出すために、それらを実際にどのように使用することができるのか、ということについて説明いたします。


ルーム特性とリバーブ・パラメーター

リバーブを使って部屋をシミュレートしようとする場合、部屋の大きさ、形状、素材などの特徴を考慮に入れる必要があります。音源が部屋の中のどこにあるかを判断することも同様に重要です。部屋の反射を録音するマイクはどこにありますか?部屋の中に家具などのオブジェクトがありますか?これらは、あなたが自分自身に尋ねる必要がある重要な質問です。

他のオーディオデバイスと同様に、リバーブによって生み出されるサウンドを作り出すためのパラメータにもコアになるものがあります。これらのパラメーターにはシェイプ、ディケイ タイム、サイズ、密度、プリディレイ、ドライ/ウェットノブ、フィルターセクションがあるでしょう。コントロールの数が限られているシンプルなリバーブユニットの場合、これらのパラメーターのいくつかの設定が固定されていることもあります。

Waves Abbey Road Chambersは、ルームモデリングプラグインの中でも最も視覚的でわかりやすいプラグインの一つ。選択した部屋を上から見下ろし、入力信号を再生しているスピーカーがどこにあるかを表示し、マイクが部屋のどこにあるかも表示します。Abbey Road Chambersでは、スピーカーが向いている方向や使用するマイクの種類も表示されます。


部屋の形と大きさを操作する

部屋の形状と大きさは、その空間の中であなたの曲の要素がどのように鳴るか、非常に大きな役割を果たします。部屋の材質が部屋の反射率に重要な役割を果たしているので、これについては次のセクションで詳しく見ていきます。

リバーブにシェイプコントロールがある場合、初期反射のパターンと間隔に影響を与えます。初期反射とは、音源が発した音が、机、壁、天井、床などに反射した後に届く、直接音から短い時間に到達する反射音のことです。通常、初期反射と拡散音の間には多少の重なりがありますが、シェイプコントロールでは初期反射の減衰時間を操作し、拡散音との重なりの大きさを決めることができます。

ディケイタイムは、リバーブの残響音がなくなるまでの時間を調整します。リバーブに慣れていない方は、ディケイタイムノブをまず調整してみてください。ディケイタイムを短くすると、サウンドを前面に出してミックスに存在感を持たせることができますが、ディケイタイムを長くすると、要素がミックスの後ろに押しやられ、遠ざかっているように聴こえるでしょう。

サイズは、リバーブがモデルとする部屋の大きさを決定します。コンサートホールのような大きな部屋では、ディケイタイムが長く、暗いサウンドになる傾向がありますが、ドラムブースやジャズクラブのような小さな部屋では、ディケイタイムが短く、明るいサウンドになることが多いです。コンボリューションリバーブの中には、サイズを変更すると、リサンプリングによって新しいインパルスレスポンスを生成するものもあります。


部屋の素材を操作する

ほとんどの材料は、多孔質材料と非多孔質材料の2つのカテゴリに分けることができます。断熱材は、多孔質材料の優れた例です。多孔質材料は音の吸収に優れている傾向があり、材料が厚ければ厚いほど、低周波を吸収することができます。多くのスタジオのコントロールルームでは、中高周波を吸収するのに効果的な、壁に吊るされた厚い断熱パネルを持っています。

タイルや金属などの非多孔質素材は、吸音性が悪い傾向があります。これらの素材はほとんどの周波数帯の音を反射し、部屋を "明るく "聞こえるようにします。木材のような自然素材は、音を反射するという点ではやや中性的です。木材は半多孔質であるため、高周波数を吸収しながらも生き生きとした音を保つことができます。木製の部屋に入ったときには、自分の声が空間にどのように作用するか耳を傾けてみてください。

リバーブの密度は、音が部屋全体に拡散する際のエコーの厚さをコントロールします。密度を高くすると入力信号をよりアグレッシブなサウンドにすることができ、密度を低くするとリバーブの効果をオリジナルサウンドから分離することができます。

リバーブのフィルターセクションは、ドライシグナルとウェットシグナルの間に空間を作るために重要な役割を果たします。私は通常、200Hz のハイパスフィルターと 2000-3500Hz のローパスフィルターを適用します。これにより、ローエンドに位相の問題が生じるのを防いだり、リバーブにより明るくなってしまうハイエンドをカットしたりすることができます。しかし、「暗い」空間をモデリングしようとしている場合は、トップエンドをカットしてローエンドを追加します。逆に、多孔質ではない素材で作られた部屋を再現しようとする場合は、トップエンドを削るのを控え、ハイシェルフフィルターでブーストすることもあります。


音源からマイクまでの距離をコントロール

伝統的にリバーブを録音するときは、楽器やスピーカー等の音を奏でるような音源をセットします。音源と同じ部屋にマイクを設置し、録音ボタンを押します。音源とマイクをどこに設置するかが重要です。音源からマイクが離れていればいるほど、録音する部屋が広くなります。また、音源を部屋の周りに移動させると、その反射が環境とどのように相互作用するかに影響します。マイクを再配置すると、直接音とその反射の異なる組み合わせをキャプチャすることができます。

プリディレイは、初期反射をマイクが拾うまでのディレイ時間を調整します。初期反射とは、周囲の壁や天井で一度か二度反射した後にマイクに到達する音のことです。プリディレイの調整は、部屋の見かけの大きさを決定する上で重要な役割を果たしますが、形状や減衰時間などの他の要因も影響します。

ドライ/ウェット パラメーターは、未処理の入力信号とリバーブの処理された出力信号のミックスをコントロールします。リバーブの効果が好みのサウンドであるにもかかわらず、オリジナルの入力信号がオーバーパワーになっている場合、ドライ/ウェット パラメーターをダイヤルバックすることで問題が解決します。


リアルな部屋の音作りにどうアプローチするか。

リバーブで特定の部屋をモデリングしようとしている場合、その部屋のすべての物理的な特性と、それらが部屋が発生させる反射にどのように影響するかを考える必要があります。リバーブの1つのパラメータを変更すると、部屋の複数の特性も変更させてしまいます。特定の空間を正確にモデル化しようとする場合、通常は何度もパラメータを修正する必要があるでしょう。

もしあなたが自分自身を彫刻家と捉え、ゆっくりと石を削っているように考えようとしているならば、美しい完成品を完成させるためには多くの微調整が必要です。リバーブを使って部屋をモデリングする場合も、同じように細部に注意を払う必要があります。一度に多くのことをやろうとすると、パラメーター間の慎重なバランスを崩してしまい、結果的に部屋の特性が損なわれてしまいます。

そして、あえてリバーブを必要以上に効かせることが有効な場合も。リバーブのウェット度を適切なレベルに下げて、目的のルームサウンドが得られるまでリバーブの設定を微調整します。


同じ空間にいるように楽器を鳴らす

曲中であまりにも多くの異なるリバーブを使用すると、作成しようとしている空間のリアリティが低下してしまうことに注意してください。オーケストラの曲が豪華なコンサートホールで演奏されているように聞こえるようにしようとしているのであれば、様々なトラックにまたがっていくつかの異なるリバーブを使用し、それぞれが全く異なる部屋をモデルにしているのはあまり意味がありません。

私のお気に入りのミキシングテクニックは、2つの Aux トラックをセットアップし、それぞれにリバーブを配置することです。1 つ目の Aux トラックにはディケイタイムの短いリバーブを、2 つ目の Aux トラックにはディケイタイムの長いリバーブを設定します。曲のほとんどの要素を最初のリバーブに送ることが可能です。これはミックスの中にまとまりのある空間を作るためのもので、効果は非常に繊細です。2番目の Aux トラックのリバーブは、プリディレイの値を長くしてください。

たまにはAUXリバーブトラックにエフェクトをかけるのも楽しいですね。EQ、コンプレッション、ディストーションなどが素晴らしいと思います。Manny Marroquin Reverbでは、これらのタイプのエフェクトを1つのプラグイン内で設定することができます。プラグイン内でプロセッシングチェーンを設定し、ドライ/ウェットノブを使って未処理のシグナルと処理済みのシグナルのバランスをコントロールすることが可能なのです。


最後に

リバーブテクニックを練習するオススメの方法があります。同じソース信号を持つ 2 つのオーディオトラックをセットアップし、それぞれのトラックに異なるリバーブを適用します。一方のオーディオトラックにはランダムなリバーブプリセットを選択し、この選択したリバーブの鳴りを目指して、もう一方のオーディオトラックのリバーブを手動でエミュレートしてみましょう。 ルームリバーブ、ホールリバーブ、チェンバーリバーブ、プレートリバーブ、スプリングリバーブなどの中から似たようなタイプのリバーブを選択すると良いでしょう。

H-ReverbRenaissance Reverbのような汎用性の高いリバーブを使用すれば、かなりのところまで網羅できますが、プロとして仕事をしていて、さまざまな部屋をモデリングする必要がある場合には、自由に使える多様なリバーブを持つことが不可欠です。それぞれのリバーブユニットがユニークなサウンドを生み出すします。複数の選択肢がクリエイティブな可能性を広げてくれるでしょう。

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コンプレッサーの種類ってたくさんあるけど、どれを使ったらいいの? https://www.minet.jp/contents/article/comp_whichione/ https://www.minet.jp/contents/article/comp_whichione/ Wed, 18 Nov 2020 08:43:39 GMT active 今回の記事では、コンプレッサーの種類と、それぞれのコンプレッサーをどのような場面で使用するのかを学んで行きます。 VCA、FET、Optical、Variable-Mu、デジタルコンプレッサープラグインなど、様々な種類の…

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今回の記事では、コンプレッサーの種類と、それぞれのコンプレッサーをどのような場面で使用するのかを学んで行きます。

VCA、FET、Optical、Variable-Mu、デジタルコンプレッサープラグインなど、様々な種類のコンプレッサーを知ることで、ミックスのレベルを上げていきましょう。

コンプレッサーは、ダイナミクスコントロールとサウンドカラーリングの両方において、音楽の制作やエンジニアリングを行う際に非常に重要です。コンプレッサーには非常に多くの種類があるため、状況に応じてどれを選べばいいのか混乱することがあります。この記事の目的は、様々なコンプレッサーの種類を明確にし、それらがどのように使われているかを説明することです。

さまざまなタイプのコンプレッサーの長所と短所を理解すれば、与えられた状況でどのタイプのコンプレッサーを選択すべきかの判断の参考になります。 ここでの提案はあくまでもガイドラインです。様々なコンプレッサーがどのように一般的に使用されているか記載しています。もちろんあなたの音楽に合ったものであれば、例外的な使い方もあるでしょう。

まず、アナログ・コンプレッサーの主なカテゴリーについて説明します。多くのプラグインは、これらの伝統的なアナログサウンドデザインの特徴をシミュレートするように作られています。それらがどのように機能するのか、長所と短所は何か、そしてそれぞれのコンプレッサーがどのように異なるのかを少し知っておくと便利でしょう。


VCA Compressors

VCAは「電圧制御アンプ」の頭文字をとったもので、このタイプのコンプレッサーの回路の中心にあるコンポーネントです。VCAコンプレッサーは、ユーザーが設定したスレッショルド以上のピークに反応します。VCA コンプレッサーはレスポンスが速いことで知られており、ピーキー、リズム、またはトランジェントの多い素材に適しています。

多くのVCAコンプレッサーの設計では、スレッショルド、レシオ、アタックとリリースの時間、メイクアップゲイン、場合によってはニーを含む幅広いコンプレッションパラメータを正確にコントロールすることができます。この豊富なコントロールのおかげで、VCAコンプレッサーは汎用性の高いダイナミクス・プロセッサーとなっています。設定の仕方によっては、VCAはオリジナルのトーン&ハーモニック特性に透明感を持たせたり、持たせなかったりすることができます。

Waves dbx 160は、dbxとのコラボレーションにより開発され、コンプレッサーのユニークなサウンドと特性をエミュレートし、"プラグインのみ "の機能を追加しました。

透明感を出すためには、アタックを速く設定しすぎないことが重要です。スレッショルドを低く設定しすぎたり、レシオを高く設定しすぎたりすると、ピークよりも圧縮された音になってしまい、"圧縮されすぎている "ように見えてしまうことがあります。それだけでなく、VCAは強く押しすぎると深刻な歪みを引き起こす可能性があります。正確にモデル化されていれば、VCAコンプレッサーのデジタル・エミュレーションはアナログ・ハードウェア・バージョンと同様の特性を示します。

VCAのコンプレッサーといえば、バスコンプレッサーとしても個別のソースにも使えるAPI 2500、SSLコンソールに内蔵されているSSL G-Master Buss Compressor dbx 160などが有名ですが、後者は特にドラムのトランジェントに独特のキレの良さを与え、スナッピーなキャラクターを加えることでドラム用コンプレッサーとして長年愛用されてきました。


おすすめの使用用途
  • ドラム、パーカッションなどのトランジェントの圧縮
  • パンチの追加
  • 例えば、ボーカルや楽器演奏のダイナミックレンジを制限して、トランジェントを押しつぶさずにピークを滑らかにします。
  • バスコンプレッション(マスターとサブグループの両方)
  • 非常に汎用性が高いので、好きなソースに使える
効果が出にくい使用用途
  • 温かみを出したり、色をつける

FET Compressors

FETコンプレッサーはVCAと同様に半導体ですが、「電界効果トランジスタ」と呼ばれる特殊なコンポーネントを使用しており、真空管回路の動作をエミュレートするように設計されています。FETコンプレッサーはVCAよりもさらに高速な反応時間を実現しています。
多くのFETコンプレッサーには、スレッショルドコントロールがありません。適用される圧縮の量は、入力信号の振幅と入力レベルコントロールの設定の組み合わせによって決まります。入力が大きくなればなるほど、圧縮される信号は大きくなります。

FET コンプレッサーは、透明感のあるゲインコントロールが必要な場合に選択するものではありません。FET コンプレッサーは、ソースマテリアルに独特のサウンドの痕跡を残します。おそらく最も有名なFETコンプレッサーはUrei 1176で、何千もの名盤で聴かれており、ボーカル、ドラム、ギターなどに最適なアグレッシブで高速なコンプレッションを提供しています。

CLA-76は、1176のコントロールセットをエミュレートするだけでなく、よく知られたコンプレッサーの2つの異なるイテレーションのモデルを切り替えるオプションを提供するプラグインエミュレーションです。


おすすめの使用用途
  • ボーカル、ドラム、ベース、ギターなどにアグレッシブなサウンドとエキサイトメントを加える
  • アタックが速いためリミッターとして使用
  • アグレッシブに潰したサウンドを原音に混ぜて使うパラレル・コンプレッション
効果が出にくい使用用途
  • 透明性を求めるコンプレッション

Optical Compressors

コンプレッサーは通常、入力信号を2つの部分に分割します。1つは、コンプレッサーがどのように動作するかを決定する検出回路を介して送られ、もう1つは、コンプレッションされ出力に送られるオーディオです。オプトコンプでは、検出回路がユニークで、オーディオ信号は光に変換され、電気光学センサーがトリガーとなり、ゲインリダクションの量を制御します。このセットアップのレスポンスは滑らかで透明感があります。他のタイプのコンプレッサーとは異なり、ハードウェアのオプトコンプは固定比率で、通常は3:1です。

おそらく最も有名なオプトコンプは、Teletronix LA-2Aでしょう。技術的には "レベリングアンプ "と呼ばれていました(名前の "LA "が由来)。電気光学回路と真空管アンプの両方を組み合わせ、滑らかで気持ちの良いコンプレッションを実現しました。LA-2Aハードウェア・ユニットは、商業用スタジオではどこにでもあり、数え切れないほどのレコーディングで使用されています。プラグインでは、CLA-2Aとして忠実に再現されています。

LA-3Aモデルも同様の機能を持っていますが、真空管回路を搭載していないため、よりクリーンなサウンドを実現しています。プラグインでは、CLA-3Aとして用意されています。


おすすめの使用用途
  • 透明性を求めるコンプレッション
  • ボーカル、ギター、ベース、その他の楽器に温かみと光沢を与える(特にCLA-2Aはその傾向が強いです)。
  • ボーカル曲の雰囲気を改善
効果が出にくい使用用途
  • トランジェントのコントロール
  • アグレッシブな響きのコンプレッション

Variable-Mu Compressors

真空管回路をベースにした可変コンプレッサーは、滑らかなコンプと心地よい発色を実現しています。 真空管のリバイアスにより減衰を実現しています。 超高速で動作するコンプレッサーではないので、トランジェント・コントロールには向いていませんが、どんなものにも温かみと深みを与えます。

可変コンプレッサーの最も伝説的なイテレーションは、Fairchild 670 Tube Limiter(モノラルバージョンのFairchild 660もありました)。オリジナルのフェアチャイルドは信じられないほど希少で、とても高価です。幸いなことに、PuigChild 660と670プラグインを含む優れたチューブエミュレーションがあり、オリジナルのフェアチャイルドユニットのリアルなエミュレーションを提供してくれます。

オリジナルとエミュレーションでは、アタックとリリースのコントロールは「時定数」パラメータの下でリンクされており、あらかじめ設定された6つの異なるアタック/リリース時間の組み合わせから選択できます。


おすすめの使用用途
  • 温かみ、色、太さをプラスする
  • パラレルコンプレッション
  • マスターバス全体の一体感を出す
  • マスタリング・リミッティング
効果が出にくい使用用途
  • 正確なアタックとリリースコントロール
  • トランジェントのコントロール

Non-Emulative Digital Compressors

アナログモデルのコンプレッサーは非常に人気がありますが、特定のビンテージユニットのサウンドや動作をシミュレートするように設計されておらず、デジタルテクノロジーの精度と汎用性を活用した機能を持つコンプレッサープラグインは、市場に数多く存在します。

例えば、Waves eMo D5 Dynamicsは、デジタル・プラグインでしか実現できないWavesのパラレル・ディテクション技術を使用しており、驚くほどの精度とその他のワンストップ・ダイナミクス・コントロールを提供します。H-Compは、ハードウェアユニットでは不可能な方法で、異なるタイプのアナログ圧縮特性をダイヤルする機能を提供します。

Waves Renaissance Compressorは、オリジナルデザインのデジタル・コンプレッサーのもう一つの例です。Warm "と "Smooth "の両方の特性タイプがあり、低域の高調波の温かさに働きかけたり、信号の元のトーンに忠実な透明感のあるコンプレッションのためにバイパスしたりすることができます。また、"Electro "と "Opto "の仕様も内蔵されており、それぞれの仕様は、より速いリリースタイムと遅いリリースタイムに対応しています。


おすすめの使用用途
  • 汎用性があり、あらゆるソースに使用できる
  • アナログユニットでは不可能なあらゆる追加機能が仕様できる
  • 総合的で正確な制御が可能
効果が出にくい使用用途
  • 特定のハードウェアのコンプレッサーのエミュレート

Multiband Compressors

マルチバンドコンプレッサーは、ユーザーが複数の帯域を決めて自由にフォーカスすることができます。マスターバスやマスタリングの状況で最も一般的に使用されますが、ミキシングの状況でも非常に役立ちます。クロスオーバーポイントを設定して周波数帯を定義し、それぞれの周波数帯のコンプレッションパラメータを個別に設定しなければならないため、使用するには少し複雑です。シングルバンドコンプレッサーでは適切ではない多くのタイプのタスクに役立ちます。

特定の周波数領域をターゲットにして圧縮することで、マルチバンド・コンプレッサーはダイナミクスをコントロールするだけでなく、周波数操作にも使用することができます。

Wavesは、6バンドC6、4バンドC4Linear Phase Multiband Compressorの3つの異なるマルチバンドプラグインを提供しています。


おすすめの使用用途
  • 圧縮のために特定の周波数帯をターゲットに使用する
  • マスタリング
  • ボーカルなどのソースを滑らかにする(ミックス中に音量が大きくなったり、柔らかくなったりすると音色が変化する)
  • ソース内の問題周波数領域の削減
効果が出にくい使用用途
  • シンプルな使用

Low-Level Compressors

デジタル形式でしか存在しないもう一つのタイプのコンプレッサーは、ローレベルコンプレッサーです。標準的なダウンワードコンプレッサーと同様に、ダイナミックレンジを減らしますが、大音量の音を下げるのではなく、ソフトな音を上げることでダイナミックレンジを減らします。例えば、ボーカルトラックで歌手がある単語の音が小さくなりすぎる場合、ローレベルコンプレッサーを使って自動的にその単語の音を上げることができます。

また、低めに録音された信号の部分を強調するために使用することもできます。そのため、例えばルームやオーバーヘッドのドラムマイクがあれば、ローレベルコンプレッサーを使ってルームの音にアクセントをつけることもできます。

Wavesはローレベルの機能を持ついくつかの異なるコンプレッサーを提供しています。MaxxVolumeMV2です。これらのモデルはどちらもローレベルコンプレッサーだけでなく、ダウンワードコンプレッサーも搭載しており、ソースを上からも下からも潰すことができます。MaxxVolumeには、ノイズゲートとレベラーも搭載されています。

アップワードコンプレッサーで良い結果を得るためには、繊細な設定が必要です。一般的には、個々のソースにローレベルコンプレッサーを使用しますが、マスターバスではサウンドを少し厚くするために使用されることもあります。例えば、Abbey Road TG Mastering Consoleの "モダン "リミッターモードには、オリジナルデザインのVCAベースのコンプレッサーが搭載されており、モダンなマスタリングサウンドに最適なローレベルコンプレッションエレメントが組み込まれています。


おすすめの使用用途
  • ルームサウンドのようなトラックの低レベルな部分を持ち上げる
  • 静音部を上げることでダイナミックレンジを抑えたい場合
効果が出にくい使用用途
  • 温かみの追加
  • トランジェントのコントロール
  • ピークの減少
  • パラレルコンプレッション

最後に

ご覧になったように、コンプレッサーには非常に多くの種類があります。それぞれに長所と短所があり、一度使いこなせば、どのような状況にも最適なものを選べるようになるでしょう。様々な選択肢の中から、自分なりの答えを見つけていく事で、音に違いが現れてくるでしょう。

様々なソースで様々なコンプレッサーを試す事で、それぞれのサウンドや動作を知ることができます。自分の持っているコンプレッサーの特徴を理解すれば、どんな状況でも自分のトラックに適したコンプレッサーを選ぶことができるようになるでしょう。

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JINMO Demonstration for Gamechanger Audio https://www.minet.jp/contents/article/jinmo-demonstration-for-gamechanger-audio/ https://www.minet.jp/contents/article/jinmo-demonstration-for-gamechanger-audio/ Fri, 13 Nov 2020 09:44:01 GMT active JINMO presents Gamechanger Audio JINMO presents PLUS Pedal JINMO presents PLASMA Pedal JINMO presents PLASMA C…

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JINMO presents Gamechanger Audio

JINMO presents PLUS Pedal

JINMO presents PLASMA Pedal

JINMO presents PLASMA Coil

JINMO presents LIGHT Pedal

Profile

JINMO

表現形態の五感による分化を越境し、聴覚芸術、視覚芸術など様々な分野での表現活動を活発におこなう芸術家。
『私は自らを”音楽家"や"画家"といった矮小なアイデンティティに落ち着かせる事に、猛烈なる反発を発動させる。強いて言うならば、自らは"Avant-attaque(前撃)"の実践行為者であり、天的嗣業の前に血を流し、微笑むメディアムである。』と、JINMOは明言している。2019年2月現在までに、ソロ・アルバムだけでも243作品をリリース。代表作としては、文化庁文部科学省により2009年度芸術祭参加作品に選定された"Ascension Spectacle”、全世界17レーベルから発売された”Live At The Knitting Factory”等がある。

http://www.jinmo.com/

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MIXを始めよう!5つのステップでアプローチ。 https://www.minet.jp/contents/article/5step-mix-approach/ https://www.minet.jp/contents/article/5step-mix-approach/ Thu, 12 Nov 2020 03:24:16 GMT active ミックスと一言で言っても、どこから手をつけたらいいのでしょうか。 ローエンド、ボーカル、それともやみくもにフェーダーを触ることでしょうか?ご安心ください。ここでは曲を仕上げるための5つのステップをご紹介します。 ミックス…

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ミックスと一言で言っても、どこから手をつけたらいいのでしょうか。

ローエンド、ボーカル、それともやみくもにフェーダーを触ることでしょうか?
ご安心ください。ここでは曲を仕上げるための5つのステップをご紹介します。

ミックスの最初の一手は、作業を進めていく上でとても重要な部分です。特にトラック数の多い曲や、慣れないセッションの場合には最初の一手がミキシングの良し悪しに影響してくることでしょう。どのような状況に陥ったときにも、無理をせず、前に進むべき道筋を明確にしておくことが大切です。
ミックスを始める際のワークフローは人それぞれです。しかし、まず基本となる5つのステップを知れば、より広い視点でミックスができるようになるでしょう。


1. ラフミックスを聞くところから始める

もしあなたがクライアントの曲のミックスエンジニアなら、クライアントがアーティストであろうとプロデューサーであろうと、クライアントがレコーディングの過程で作ってきたラフミックスがあります。あなたに依頼が来るまではそのラフミックスを聴いてプロジェクトを進めているはずです。

ラフミックスを聴くということは、これまでにプロジェクトに取り組んでいた人たちの曲のイメージを掴むことができ、さらに、あなた自身のミキシングのイメージを構築するために最適な方法です。

フェーダーに触れたり、プラグインを開いたりする前に、ラフミックスを一度か二度聴いてみてください。そして聴いている間にメモを取っておきましょう。

  • 音楽的に気に入った点は何か?
  • 何を改善することができるか?
  • この音楽のエネルギーはどこから来ているのか?
  • この音楽の中の感情はどこから来るのか?

これらを書き出しておくことで、「ミックスで何をすべきか」という基本的なロードマップが得られ、無駄なミックス作業を防ぐことができます。クライアントのためにエンジニアリングやプロデュースした曲、もちろん自分の作品をミックスする場合でもこのステップは非常に重要です。

まずは楽曲制作が終わったら、曲をバウンスさせ、新しいリスニング環境に持ち込んで上記のメモを取りましょう。 車でも、ヘッドフォンでも、スタジオでも、物理的な空間を切り替えることで、新鮮な視点で曲を聴くことができ、ミックスのロードマップをより明確に書くことができます。


2. まずはフェーダーから

ミックスをどのように持っていくかのチェックリストとロードマップができたら、次の論理的なステップは、フェーダーとパンノブだけを使ってバランスを取ることでしょう。 プラグインを開いてノブを回してサウンドを操作したくなる気持ちもわかりますが、ボリュームとステレオの配置が、最も強力なミックスツールの2つです。
ボリュームとパンだけを操作することで、深みとセパレーションを生み出すことができ、何十個ものプラグインを使用しなくても済みますし、ミックスのフラストレーションも軽減されます。

このステップでは、トラック自体に慣れ親しみ、各楽器が曲の全体的なアレンジにどのような貢献をしているのかを聴きこみましょう。 ミキシングプロセスの中で、ソロボタンを使って個々のトラックを聴く。
そうすることで耳に馴染んで、後から修正が必要になりそうな問題点を事前にキャッチできるようになります。

フェーダーをすべてゼロに戻してからやり直すことを恐れないことも重要です。 すべてが正しいと感じるバランスを見つけるには、2~3 回の試行が必要かもしれませんが、ボリュームとパンノブのバランスを確立することで、ミックスにしっかりとした基礎ができ、後の作業が楽になるでしょう。


3. バスのチャンネルで彩りを

次に私が注目するのはミックスバスとその他のサブバスです。ミックスバスチェインの好みは人それぞれですが、一般的にはJ37 TapeKramer Master TapeのようなテープマシンのエミュレーションとNLS Non-Linear Summerのようなアナログコンソールのサミングプラグンが挿されている場合が多いです。
これらのプラグインはサウンドを彩るように設計されており、ハーモニックディストーションを使ってアレンジにまとまりを持たせる能力を持っています。 バスの処理はすべてに影響を与え、ミックスの全体的な雰囲気や方向性を大きく変えることができるからです。
ミックスの最初の段階でサウンドを彩るプラグインを使用することで、ミックスに磨きがかかり、より完成された "レコード "に近い感覚で作業を進めることができます。

また、私はミックスバス全体に何らかのEQを入れます。PuigTec EQP-1Aのようなプラグインは、ミックスのトップエンドの輝きやローエンドの重みを高めるのに最適です。ミックス全体をカバーする広いストロークのEQを使用することで、チャンネルごとに何度もEQを動かす必要がなくなります。

下の例では、サブバスにNLSを数回、ミックスバスにJ37 Tapeを使用し、トップエンドのEQをほんの少し加えるだけで、ミックスが完成し、より洗練された印象を与えることができます。

Before Mixbus

After Mixbus


4. どの音が主役なのか。

これまでのステップを経れば、ミックスはしっかりとした土台と方向性を持っているはずです。あとは、個々の要素に飛び込み、ミックスの全体的なビジョンに合わせて調整していきましょう。
私はよく、曲の "主役 "になる要素から手をつけます。
ほとんどの場合、それはリードボーカルですが、ドラムのグルーヴやベースラインのような他の要素である可能性もあります。ラフ・ミックスを聴いているときに作ったメモを参照して、曲に対する最初のイメージや、最も重要な要素は何だったのかを思い出してください。

ミックスの最も重要な要素から始めることで、ミックスが進むにつれて、他のすべての要素が最終的に所定の位置に収まるように、しっかりとした基礎が作られるでしょう。
すべての処理の決定はその後の処理にも影響するので、重要な素材が主役になるようにしましょう。理想のトーンを持った強力なボーカルや素晴らしいドラムサウンドがあれば、ミックスの残りの部分の方向性がより明確になります。

そしてミックスの中心となる要素を作る際に、この素材のどこが好きで、どこが気に入らないのかを考えます。

この2つの質問に答えれば、その要素を本当に輝かせるために何をすべきかがわかるでしょう。ボーカルであれば、感情や音色は好きだけど、静かな部分と大きな音の間のダイナミックさが気に入らないということがあるでしょう。そんな時、コンプレッサーを使用し、ダイナミクスを滑らかにしてミックスになじませるなど、対処方法を導き出すことができます。


5. すべてを適切に配置する

ミックスの主役とセールスポイントが決まったら、次のステップは、他のすべてのものを適切な位置に配置し、曲をサポートすることです。これまでのステップが適切に行われていれば、このステップは思ったほど時間はかからないと思います。ミックスの焦点となる部分をすでに処理したので、あとは残りの要素がメインパートをしっかり支えているのか、それとも気を散らしているのかを自問自答してください。各トラックにアプローチする際にこの質問に答えることで、次に何をすべきかを知ることができます。

楽器を配置させる順番は、好みに大きく左右されます。

最も気を散らす要素から始めて、後ろ向きに作業するのが有効な場合もあります。多くの場合、これはベースやその他のローエンドの要素であることが多いのですが、これらの要素は多くのパワーを持っており、ボーカルやメインのメロディーパートを隠してしまうことがあります。問題のある楽器を曲のキーとなる要素と一緒にソロにして、2つの楽器の関係性に焦点を当てます。相互作用がうまくいったら、他の楽器を再び入れてミックスを完成させます

他にも、曲の核となる要素を強調し、メインの要素と同じくらい重要だと感じられる要素に取り組むのも良いアプローチです。パーカッショントラックやバックグラウンドボーカルのような「楽しい」要素をミックスして、リードボーカルやメインドラムのグルーヴを明るくしてサポートすることで、ミックスがすぐに刺激的に感じられるようになり、ミックスを続ける意欲が湧いてきます。

ミックスを進めていく上で、常に自分自身に問いかけるべき最も重要な質問は、「自分がやっていることは何を追加しているのか?」、「自分がやっていることは、曲のインパクトにプラスになっているのか、それとも曲のインパクトを奪っていないか?」ということです。

ミックスをうまくナビゲートするための鍵は、論理的な順序とワークフローを持つことです。ここで提案した方法とは違う手法だからといって悪いことではありません。重要なのは計画を持ち、余計な作業を避けるために自然な流れでお互いにサポートし合うような動きを常に行うことです。さあ、今すぐミックスを始めましょう。

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Sonarworks Reference 導入レビュー:綿貫 正顕(作曲家・ギタリスト) https://www.minet.jp/contents/article/sonarworks-reference-review-masaaki-watanuki/ https://www.minet.jp/contents/article/sonarworks-reference-review-masaaki-watanuki/ Fri, 06 Nov 2020 06:29:06 GMT active 多くのモニタースピーカーは、そのポテンシャルの全てを発揮できていない。それは、部屋の中にある家具や壁によって反射や干渉が起こり、もともとの特性とは異なる音が私たちの耳に届いているからだ。SonarworksのRefere…

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多くのモニタースピーカーは、そのポテンシャルの全てを発揮できていない。それは、部屋の中にある家具や壁によって反射や干渉が起こり、もともとの特性とは異なる音が私たちの耳に届いているからだ。SonarworksのReferenceは、そのような部屋の中で起きている様々な問題を測定し、補正するツールだ。「一度体験すると、もうこれなしでは考えられない」と多くの人に評価をうけるReference。作曲家・ギタリストの綿貫 正顕氏も導入されたとのことで、感想を伺った。


何より音楽が「楽しい」と感じる

- 綿貫さんはプライベートスタジオなどでもレコーディングやミックスを行われるのですか?

長年こんな仕事をしてて言うのもなんですが、元々「僕はそこまで音の違いも分からんし…」というスタンスだったんです。アレンジの仕事も頂きますが、完パケまでやることもほとんどない。最後まで自分でやるのは自分の作品くらいでした。

なのでモニター環境にもさほど力を入れてなかったのですが、数年前に購入したイヤフォンのSony IER-M7を始めて使ったとき、世界が変わったような思いがしました。定位感は全然違うし、今まで聞こえていなかった音が一気に聞こえてくる感覚。何よりビックリしたのは、自分のギターの録り音が全く別物に感じたことでした。元の音の良し悪しではなく、録った音がちゃんと再生されていなかったということに気づき、そこでスピーカーからの出音もちゃんとしたいなと想いが強くなりました。

ちょうどスピーカーも買い換えようというタイミングと重なり、それまで使ってきた民生用のスピーカーからいわゆるモニタースピーカーにしようとイタリアのスピーカーを導入したのですが、正直なところビックリするほどの差がなく、肩透かしを喰らったような気分だったのです。

- お部屋の特性が大きく影響していて、スピーカーが本領を発揮できていなかった状態なのかもしれませんね。

そんなこんなで相変わらず「何となく」な音像生活が続いていたのですが、友人のプロデューサーcorin.くんの書き込みやインタビューでSonarworks Referenceの存在を知って、興味津々になりました。ルームチューニングされていない部屋でも効果があるとか、ヘッドフォンも補正ができるとか、音楽用に作られた部屋でなくても効果を発揮してくれそうだったので、すぐにデモ版をダウンロードし、ヘッドフォンで確認したのですが、正直ビックリ。「今までこんな変な音、音像でチェックをしていたのか…」と。とにかくクリアさに圧倒されましたね。

- ありがとうございます。ヘッドフォンの補正というと、時に「ヘッドフォンの個性を殺すということ?」という疑問を持たれる方もいるようですが、その点はどういう印象を持たれましたか?

いや、しっかりヘッドフォンの個性を残したまま補正される感じですね。僕の場合はSony MDR-CD900ST、Audio-TechnicaのATH-R70Xを使っていますが、正しいバランスになりつつ、個々のヘッドフォンの個性で聴くことができるので、気分に合わせてヘッドフォンを選べるようになりました。個性がなくなるとは感じませんね。

- スピーカーの補正についてはどういう印象を持たれましたか?

デモ版で使っているときに、まず手持ちのコンデンサーマイクで部屋の計測も試してみたんです。そしたらそれだけでもビックリするほど効果があって「ウチで聴いてるのにスタジオみたいなバランスだ!」って。特に低域に変なピークがあるなとは前から感じていて、そのせいで低域の判断ができなかったのですが、それが改善された超クリアな音になりました。これで専用マイク付きのReferenceを導入しようという決断をしました。

- 導入されてから、作業に何か違いや変化はありましたか?

以前は「良くないなということは分かるけど、何をどう処理していいのか分からない」という状況に陥ることが少なくありませんでした。でも今は以前と比較にならないくらいEQ、エコー処理が分かりやすくなり、楽しくなりましたね。

ギターのレコーディング等の作業はほぼ100%ヘッドフォンでやりますが、録音後のファイルを確認するときはスピーカー環境でのチェックも重要です。Referenceを導入してからは自分の思い通りの音が再生されるので、少々面倒なリテイク依頼だったとしても音を聞くとテンションが上がるほど楽しくなりましたね。自分で弾いておきながら「なんてカッコいい音だろう!」なんて思ってしまいます。ミュージシャンならではかもしれませんが、この瞬間を体感することで頑張れるなという想いはありますね。

- ミュージシャンが「音によって鼓舞される」というのは、あるべき姿ですね。

仕事以外の音源をチェックするとき、例えばiTunesやSpotify、YouTubeなどの音声も補正してくれるので、それもすごく楽しいですね。ついついいつもより音量を上げてしまいたくなる感じ。今までのように低域が飽和してないので、聞いていてストレスを感じない気がします。良い音で音楽が聞けるって、やっぱり楽しいですから!

まずはデモ版を試してみてほしいですね。部屋の補正だけは、努力でどうにかなる部分ではないですから。僕も(自分が講師として教えている)専門学校の教え子たちにも薦めたいですね。


プロフィール

綿貫正顕(わたぬき・まさあき)

作曲家・ギタリスト

    主な作品
  • ZARD「MIND GAMES」:作曲、編曲、ギター、コーラスで参加。オリコン1位。
  • ZARD「GOOD DAY」:作曲、ギターで参加。オリコン2位。
  • 愛内里菜「赤く熱い鼓動」:作曲で参加。オリコン7位。
  • WANDS「Brand New Love」:作曲、ギターで参加。オリコン17位。
  • BOYS AND MEN「どんとこいやー!」「花道ゴージャス」(アルバム『Cheer up!』収録) 作曲、ギターで参加(松田純一との共作)。オリコン1位。

  • '04 ZARD『What a beautiful moments tour』
  • '04 稲葉浩志『en』
  • '02~'07 愛内里菜のライヴ
  • '11 ZARD 『What a beautiful memory ~forever you~』
以上にギタリストとして参加。
  • '07 モリダイラ楽器主催『FINGER PICKING DAY 2007』決勝大会進出
  • '12『Young Guitar』『Burrn!』にインタビュー掲載
  • '13 教則DVD『ピッキングミスを完全排除させる超合理的ギタープラクティス』発売
  • ‘15 オリジナル曲でフル・オーケストラと共演 (2015.9.27. マグノリア・ポップ・オーケストラ @ びわ湖ホール中ホール)
  • '16『Young Guitar』『Burrn!』にインタビュー掲載

ブログ『気まぐれな日々

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Production & Mix with WAVES – Shingo Suzuki – 再構築編 https://www.minet.jp/contents/article/production-mix-with-waves-shingo-suzuki-rebuild/ https://www.minet.jp/contents/article/production-mix-with-waves-shingo-suzuki-rebuild/ Mon, 26 Oct 2020 09:39:46 GMT active 中毒性のある「揺れ」の秘密 – Vol.1ではプリプロ編、Vol.2ではサウンドメイク編をご紹介頂きましたが、Vol.2の時点で「楽曲として」完成していました。それをなんと切り刻んで再構築するステップをご紹介いただけると…

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中毒性のある「揺れ」の秘密

- Vol.1ではプリプロ編、Vol.2ではサウンドメイク編をご紹介頂きましたが、Vol.2の時点で「楽曲として」完成していました。それをなんと切り刻んで再構築するステップをご紹介いただけると。

はい。僕自身もこういったトラックメイクはよくやるし、実際にヒップホップのトラックメイクだと今でも当たり前に行われているやり方ですね。作ったトラックの中からオイシイところをチョップ(刻む)して、サンプラーなどに入れて再構築していきます。かつてはレコードからのサンプリングが多かったのかもしれませんが、権利の問題だったり音質的な問題もあるので、実際にレコーディングしたクリーンなトラックをサンプリングすることが多くなりましたね。

- では、前回完成したトラックをまずご紹介しましょう。こちらがサンプリング「元」になる曲ですね。

・Vol.2で「完成」したトラック

これを歌物のバックトラックになるようなヒップホップのイメージに仕上げたいなと思います。ドラムのトラックは2ミックスにまとめたものをバウンスして、その中からビート的に面白いところをチョップして、基本となるループを作りました。それにさらに、ヒップホップのイメージに近いキック、スネア、クラップを加えてドラムトラックを作っています。こんな感じのビートに仕上げてみました。

・Vol.2で作ったドラムトラックを切り刻み、新たに作られたビート

- 独特のグルーヴ感というか、揺れが心地いいビートですね。

実はこれにはちょっと秘密があるんです。実は今回この再構築をするにあたりテンポを変更しているのですが、ビートにはタイムストレッチなどをかけずに「元のテンポのまま」で再生してるんです。追加しているキック・スネア・クラップはテンポに合った状態で打ち込んでいるので、当たり前ですがズレるんですね。そのズレが一定のズレでなく、時間を追うごとに変化していくので、独特な感じが出てるのかもしれませんね。

- 中毒性のある揺れかたです。確かによく見るとトラック同士がズレていますね。ズレ方も一様じゃない。

ループってずっと同じものを繰り返すわけだから、ずっと表情や景色のようなものは一緒なんですね。なので、つまらない繰り返しにならないように、色々な「変化」をつけてあげることが大事だと思っています。今回はこの他にも、波形編集やプラグインなどでこういった変化の付け方を解説できればと思っています。


「いい感じ」が大事

ループには大好きなコンプ、CLA-2Aを使ってヴィンテージ機器を通った質感を出しています。僕は正直なところ、いろいろとあるコンプのキャラクターの全てを知り尽くしているわけではないのですが、CLA-2Aは好きで多用してしまいますね。潰れ具合を耳で聞きながら2つのツマミを調整しました。

- CLA-2Aのどういうキャラクターが好きなんですか?

通しただけでフワッと音抜けがよくなる印象というか、潰しているのにいい感じに音が前に出てくれるところですね。だから楽器を問わず使ってしまいます。この曲でも他にたくさん使っていますし、普段からよく使うコンプの1つです。今回のこのドラムでいえば、オンにするとアンビエントのところがフワッと出てきていい感じ。「いい感じ」ってのが大事ですね。

・処理前のドラムループトラック

CLA-2Aを通したトラック

- 主要なツマミが2つしかありませんから、何より耳での判断が重要となりますね。

そこまで難しく考えたことないけど(笑)でも、通す安心感みたいなものがあって色々と使ってしまいますね。やっぱり「いい感じ」が大事なんです。

- ドラムのトラックで他にも特徴的な音として、最後のコーラス部に入る直前の、ワンショットにロングリバーブがかかった音も気になります。すごく耳に印象を残しますね。

・2〜3秒のスネアのリバーブ感に注目(耳)

これもさっき話したような変化をつけることの一環で、「シーンを切り替えるよ」という意味で作った音です。このワンショットの後からボーカルが入ってくるので、かなり派手にやることを意識しました。まずOneKnob Pumperを使って表拍が凹むように処理。今回の場合だとゲートっぽい使い方でしょうか。実はOneKnobシリーズは結構好きで、ツマミ1つだけだけど絶妙に「ほしい効果」を出してくれるので、愛用しています。

EQを使いたくないけど、ほんの少し音を明るくしたいときに「OneKnob Brighter」を使うし、他にもOneKnob LouderOneKnob Wetterも使いますね。効果も分かりやすいしオススメです。

その後に常用コンプのCLA-2Aを通して、一番特徴的なリバーブにはH-Reverbを使いました。実はH-Reverbは起動したままのものの原音/エフェクト音のミックスバランスを調整しただけですが、欲しかった音がすぐに出ましたね

- 4.2秒のかなり長いリバーブですが、この音のおかげで「シーンの切り替わり」が感じられるというか、印象に残るフックになっていますね。

ループベースの曲なので、随所に変化をつけたいと思ったのですが、このブレイクは「かなりやってやろう」と思っていました(笑)H-Reverbはリバーブ音がすごく気持ちよくていいですね。


飽きさせない仕掛け

- リズム以外のトラックはどのように構築されたのですか?

前回のVol.2で出来上がったトラックのうち、ドラムだけをミュートしたものをバウンスして、その中からいい所をチョップして使うことにしました。エレピ、オルガン、シンセ、ベースが混ざったものですね。それをサンプラーに入れて、オイシイところを鍵盤でトリガーしながら作りました。冒頭でご紹介したVol.2の完成形と、サンプラーで再構築したものの冒頭部分を聞いてみてください。

・Vol.2で「完成」したトラック(再掲)

・ドラムを除くトラックをまとめてバウンスし、サンプラーで切り刻み再構築したトラック

- レコードなどからサンプリングするのであれば「全部が混ざってしまう」のも仕方のないことだと分かるのですが、今回このセッションは全てShingoさんが作ったトラックなわけで、エレピやベースなどを「分けて」チョップしたり、サンプリングすることもできたはずです。どうして混ぜた状態のものを使うのですか?

音の混ざり合った感じでサンプリングするからこそ出てくるフィールがこういったヒップホップトラックには合うからかなぁ。昔ながらのサンプリングって、いろんな楽器が混ざっていることが当たり前だったし、そういうフィールが好きなんですよね。僕としてはリズムと分離できてるだけでもすごくやりやすいとすら思いますよ(笑)

- セッションファイルを拝見すると、そのドラム以外のトラックをまとめてサンプラーを使って「再構築」されたトラックが7トラックに渡って展開されていますね。

さっきドラムトラックの時にも話したことと被るのですが、オイシイところをチョップしてトラックを作っているので、ずっと同じものの繰り返しだとつまらない。変化をつけてあげるためにトラックを分けて、様々なプラグインで表情をつけている感じですね。

例えばイントロのすぐ後のブレイクではモジュレーションがかかっていますが、これにはEnigmaを使いました。このEnigmaはモジュレーション系のエフェクトなんだけど、単に揺れるだけじゃなくて広がりとか、ちょっとフィルターぽい感じもあって面白いですね。プリセットの”Flangelizer"を使っています。

- ブレイクしてすぐに深いモジュレーションと広がりのあるこの音がくるだけで、ハッと耳を奪われる感じがしますね。モジュレーションといえば、このインタビューをさせていただく数日前にWAVESから新しいモジュレーション系プラグインが登場しました。Kaleidoscopesという製品ですが、複数のモジュレーション系エフェクトを複合したもので、積極的な音作りにも面白いと思います。

これも面白そうですね!前回のVol.2などでもやりましたが、僕は結構こういったモジュレーション系を色々な音に使って瞬間的に音を揺らしたり、広げたりすることが多くあるので、これも次から使ってみたいと思います。

それから時おりリズムがミュートされるタイミングで入るラジオっぽい加工の音は前回も使ったCLA Effectですね。EQとディストーションのところだけを使っているプリセットで、ラジオボイスっぽいEQ処理に加えてファズがかかっています。このトラックは同じ処理をしたものがもう1トラックあって、そちらにはさらにH-Delayをかけて時おり音が「飛ぶ」感じになっていますね。

CLA Effectを使ってラジオ加工+ファズ

7トラックそれぞれのトーン調整にはOneKnob Brighterを多用しました。OneKnob Brighterは本当に楽で効果的でいい。不思議なことに、使うソースに応じて「その音の”欲しい明るさ”の部分」が見事に出てくれるんですよ。

- そうなんです。私たちもこのプラグインの細かなバックグラウンドは知らされていませんが、WAVESが「単なる1バンドのEQ」程度のものをわざわざリリースするとも思えないので、いくつかの処理が複合的に行われているプロセッサーだと思います。面白いですよね。

ちょっと面白い処理をしたトラックも1つご紹介しましょう。プラグインのクリエイティブな使い方の1つかなと思うのですが、エレピでコードをパッと押さえたところを短くサンプリングして、これにアンプシミュレータをかけて歪ませ、そこからさらにフィルター、ディレイ、リバーブを使ってアクセントになるようなワンショットを作ったんです。

まずフィルターにはMeta Filter。すごいエグいかかり方がするフィルタープラグインですが、なんと言ってもプリセットが膨大にあって、ここから探すだけでもすぐにクリエイティブなものが見つかると思います。

そこにさらにお気に入りディレイのH-Delayで3連のディレイをかけて、さらにH-Reverbで奥行きのある大きな空間に音を配置させるという工程ですね。全てプラグインだけで作っていますが、原音からかけ離れた面白いショット音になったと思います。

・エレピにアンプシミュレータをかけただけのもの

・META Filter、H-Delay、H-Reverbでクリエイティブに加工したもの

- こういう音が入ることで、冒頭でShingoさんが仰っていたシーンの切り替わりの感じというか、違う風景が見えてくるようなフックになりますね。

そうなんですよね。もちろんただ闇雲にエフェクトを掛ければいいというわけじゃないけど、ループから出来上がる音楽に幅を持たせたり、飽きさせない仕掛けを音楽的に仕込んでいくことが大事ですね。

- トラックの最後にはコーラスフレーズが入ってきますね。

・Apple Loopsから曲にあうサンプルで作られたコーラストラック

サンプルのボーカルを貼っただけなんですけど、雰囲気が合っていたからいいかなと。今回の企画のために作った曲ですが、自分でも気に入っていて。なので、曲の雰囲気にあう仕上げをしておこうと思いました。

まずCLA Vocalを使って、プリセットの中からイメージに近いものを選びました。コーラスっぽいワイドさとリバーブ感が欲しかったので、そこの調整をしたくらいですね。このプラグインは一気にそれっぽいトーンを作ってくれるからいいですね。調整もわずかですみます。

そこにさらにモジュレーションを加えたくなって色々の試したのですが、MondoModが合いましたね。もっとキツイモジュレーションもできるのでしょうが、抑えめの揺れと左右前後に音が回る感じが気に入って使いました。

そこからH-Reverb。実は今回のセッションでもH-Reverbを使った時は、ほとんどパラメーターの調整はしていないんです。調整してるのは原音とエフェクト音のミックスバランスくらい。

- かつては「リバーブをAUXに1つ立てて、各トラックからのセンドで扱う」というのがセオリー的にありましたが、今はマシンパワーも十分だし、トラック毎にリバーブで音作りをするという方も珍しくなくなりましたね。同じプリセットを使っているから、空間的にも破綻がありませんね。

このデフォルトのリバーブが心地よかったというのもあって、あまり深く使い込んだわけではないのですが、H-Reverbは本当にいいですね。

これにて、全3回でご紹介してきた曲の「完成」という感じでしょうか。全体像で聴いてみてください。

・Vol.3の全てを盛り込んだ、フルバージョン


- 曲作りの第一ステップから肉付け、そして色付けから破壊・再構築までの工程をご紹介いただきましたが、ものすごい情報量のインタビューになりました。曲作りやアレンジなどは良くありますが、破壊と再構築はあまり見られないですよね(笑)

(笑)たしかにそうかもしれませんね。でも、僕としては割とよくある制作スタイルなので、こういうのがあっても面白いかなと思って。

- 本記事でも何度か触れさせていただきましたが、制作と音作り、ミックスの工程が同時に行われているのは、現代では「当たり前の1つ」なんですね。

僕はそうですね。だからこそ、Sonarworks Referenceのような「自宅スタジオでも正しい判断ができる」ツールが重要だと思うし、実際に僕の今の作業でも作曲段階からReferenceはマスターに入りっぱなしです。これがあれば、特に低域に対して使うようなプラグインの判断も素早く・正確にできますからね。

僕自身、例えば指弾きのベースにRenaissance Bassを使うとかっていうアイディアはエンジニアの飛澤正人さんのセミナーなどで覚えたものなんです。

常に正しい音がモニターできていれば、EQやコンプの音作り、モジュレーションやディレイやリバーブの広がりなどもちゃんと判断できるから、制作と同時にミックスをしていっても問題がないんですよね。大事な事だと思います。


WAVESのプラグインはこの企画の前から使っていましたが、効果が分かりやすくて好きなんです。僕は1つ1つのプラグインの細かいところや動作原理とかは実は詳しくはないし、感覚でやってる部分が大きいのですが、WAVESのプリセットの豊富さと、操作の簡単さがいいんです。音はもちろんいいですしね。

できるだけ「音楽」のほうに集中したいから、いくら音が良くても操作が難解だったり、効果の分かりづらいものは避けたいんですね。この企画で僕が使ってきたWAVESプラグインは、どれも簡単なものだし、プリセットも豊富です。合う・合わないの判断は耳を使ってやるしかないけど、だいたい微調整で済みますね。WAVES、好きです。


プロフィール

Shingo Suzuki

国内外のアーティストを迎えてリリースしたソロデビューアルバムが世界各国で話題になり、Yahoo!ニュースほか多数のメディアで取り上げられる。また、バンド<Ovall>のメンバーとしてmabanua、関口シンゴと共に活動。FUJI ROCKほか多数のフェスに多数出演。ベーシスト/プロデューサーとして矢野顕子、Chara、さかいゆう、七尾旅人、福原美穂などをサポート。さらに、CM楽曲、テレビ、ラジオ局のジングル、ドラマやアニメの劇伴なども手がけ、多岐に渡るシーンで活躍中。2020年、最新シングル「Night Lights 2020」をデジタルリリース。

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OP-Z android版アプリがついに登場!

android版OP-Zアプリが登場! ついに、OP-Z androidアプリのベータ版が公開されました。このアプリがあれば、スマートフォンやタブレットなどのandroidデバイスを、OP-Zシンセサイザー用ワイヤレスモニターとしてお使いいただけます。 

androidデバイスとOP-Zは、Bluetooth(BLE)接続のほか、USB-Cケーブルによる有線接続にも対応しています。

android版 OP-Z appをダウンロードする

 

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