スマートニュース | Media Integration, Inc. https://www.minet.jp/ 革新的で高品位な音楽制作メディア Tue, 27 Sep 2022 17:57:52 GMT ja Copyright © Media Integration, Inc. 1 https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/corporate-web-static/wp-content/uploads/2020/02/26144741/20200226_mi_logo_bnr_800_png.png 西川 進 “LOVES” Gamechanger Audio BIGSBY Pedal https://www.minet.jp/contents/article/susumu-nishikawa-loves-gamechanger-audio-bigsby-pedal/ https://www.minet.jp/contents/article/susumu-nishikawa-loves-gamechanger-audio-bigsby-pedal/ Tue, 27 Sep 2022 10:00:47 GMT active こいつは感情を表現してくれる MI – Gamechanger Audioはギター用ペダルブランドの中でもかなり異彩を放つブランドと思いますが、「感情直結型」の西川さんが気に入ってくださったことを非常に嬉しく思います。ど…

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こいつは感情を表現してくれる

MI

- Gamechanger Audioはギター用ペダルブランドの中でもかなり異彩を放つブランドと思いますが、「感情直結型」の西川さんが気に入ってくださったことを非常に嬉しく思います。どういった経緯でこのペダルの存在を知ったのでしょう?

西川 進 氏(以下、西川)

実は、自分で調べて見つけたわけじゃなくて、Official髭男dismやSEKAI NO OWARIなどを手掛けるプロデューサーの保本真吾さんから教えてもらったんです。スタジオに持ってきてくれて「これ(Bigsby Pedal)西川さん絶対好きなペダルだと思うから、ちょっと使ってみてください!」と。

ペダルと言っても形が普通じゃなくて、見た目のインパクトがすごくて。保本さんがそう言うなら試してみようと思って音を出してみたら「一発ノックアウト」でした(笑)なんだこれー!みたいな感じで、しばらく試すのに没頭しちゃいました。

MI

- ペダルとしては奇抜なデザインですが、ギター好きならこれが「Bigsbyのアームだ」と気付きますよね。BigsbyのライセンスをもつFenderとの共同開発モデルです。「一発ノックアウト」とのことですが、どういったところが西川さんにとって強烈なインパクトでしたか?

西川

「リアルなアームのニュアンスが、なぜかペダルを踏んだだけで出る」これにつきますね。いかにも人間の手で動かしたアームのような音で、ものすごく自然。「こいつは感情を表現してくれるな!」と感じてしまって、僕はそういうペダルが大好きなんです。このペダルの中身は、デジタル処理なんですよね?

MI

- はい、見た目は非常にアナログですが、中では高精度のポリフォニック・ピッチベンドを行なっていて、単音だけでなくコード演奏を揺らすことも可能です。ご指摘の通り、実際のアームのように和音がバラバラにピッチベンドされるような印象を持ってもらえるはずです。中では複雑なことをやっていますが、ご覧の通りのシンプルデザインなので、ユーザーは何も気にせず踏みつけていただければOKです(笑)

西川

僕はデジタルっぽいものに拒否反応を起こしちゃうタイプで(笑)ピッチをコントロールというと、いかにもシンセ的な変化をさせるものは他にもあるけど、ああいうのはちょっと苦手なんです。でもBigsby Pedalのピッチの揺れ方はホント、人間味があっていいですね。

「実際のアーム使ったらいいじゃん」

MI

- 「リアルなアームらしい」と評価いただきましたが、本日お持ちいただいているGibson SGをはじめ、西川さんは実際のアームが搭載されたギターもお使いですよね。

Susumu Nishikawa LOVES Gamechanger Audio BIGSBY Pedal

西川

そうなんですよね。このペダルを最初に試して一気に惚れ込んだものの、冷静になって考えてみたら「いや、実際のアーム使ったらいいじゃん」みたいな発想に一瞬なりかけたんですけど、試せば試すほどBigsby Pedalでしか得られない効果があるなということに気付かされました。ピッキングもアーム操作もどちらも同じ手で行うわけなので、制限があるわけですから。

MI

- 手はピッキングに集中できるようになりますもんね。

西川

それから、ものすごく大きな理由として、実際のアームを使うとやはり多少なりチューニングは狂ってしまうので、ライブとかではなかなか使う勇気がなくて。

MI

- 性能のよいアームもたくさんありますが、それでも物理的に弦が伸び縮みしているわけですから、狂いも発生しかねませんよね。

西川

そうですね。それもあってあまりライブでは使っていなかったんです。でもBigsby Pedalならその心配もないですしね。

もう、自分の一部

MI

- 機能面で気に入られたところはありますか?

西川

アームみたいに細かく上下させるだけじゃなく、踏んだまま固定すると設定したスピードで揺れる設定ができたり、原音とブレンドできたりもする。これは実際のアームでは無理ですから。この音を聞いて「あ、こういうアレンジで使ってみたい」というアイディアも浮かんできますね。今までにない新しいペダルだなって思います。

MI

- そのコメントは、Gamechanger Audioのスタッフが何より喜ぶと思います。彼らは「今までにないものを作る」というところが開発の根幹にあるようです。西川さんおすすめのBigsby Pedalセッティングはありますか?

西川

あまり奇抜なセッティングにはしてないんです。1つポイントがあるとすれば、Bigsby Pedalと一緒に大袈裟なディレイをかけて、アンビエント系な音にするのがすごくいい。ちょうど一昨日もライブでこのセッティングを使いましたが、めっちゃトリップしちゃいましたね(笑)

MI

- この音の壁は強烈です。ライブ会場で聞いたら音に心酔してしまいそう(笑)Bigsby Pedalは西川さんのイマジネーションを広げるペダルになっているということでしょうか?

西川

そうですね。使うたびに新しい感覚をもたらしてくれるので、ついさっきも「あ、この使い方面白いな」みたいな発見があったくらい(笑)。弾きながら色々とアイディアが浮かんでしまうペダルですよね。奏法的に実際のアームではできなかったことが可能になるので、今まで聞いたことのないギターの音色やフレーズが生まれるかもしれないなって思います。

それと、さっきも話したけど何よりピッチ変化が「すごくアームっぽい」んです。デジタルのピッチシフター感が全くない。アナログよいうよりもなぜか人間味すら感じるんですよね。「このペダルはもう、自分の一部だ」って思います。

これをきっかけにGamechanger Audioの製品を色々と試しましたが、どれも個性的で面白い。新作が楽しみになるブランドですね。

Susumu Nishikawa LOVES Gamechanger Audio BIGSBY Pedal

プロフィール

Susumu Nishikawa

西川 進

「感情直結型ギタリスト」の名の元、 独創的かつ存在感のあるギタープレイで「西川進」という独自のジャンルを築き上げている。
作曲・編曲・サウンドプロデュースにも高い評価があり、レコーディングやライブともに 各方面から常に絶大なる支持を受けている。
バンドやソロ活動、さらには新人の才能育成にも精力的で次世代からの注目度も高い。


Gamechanger Audio

音楽エレクトロニクスにおける未知の領域を探索し、ミュージシャンとエンジニアの想像力を伸ばし、真の価値をもたらすデバイスを創造することを共通の目標に掲げ、スタートした会社です。あらゆる楽器でサステイン/ソステヌートを可能にするPLUS Pedalを筆頭に、音楽制作の方法そのものを変えるような製品を送り出しています。

Gamechanger Audioのブランドページへ
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MIオンラインストア限定!Waves「ほぼ全部入り」が特別価格に https://www.minet.jp/contents/promotion/mistore_waves-all-in-one-sale/ https://www.minet.jp/contents/promotion/mistore_waves-all-in-one-sale/ Thu, 22 Sep 2022 11:55:07 GMT active ご好評につき、さらに数量を追加!9月30日まで期間が延長されます。 エフェクト・コレクションの最高峰が全部まとめて手に入る。MIオンラインストア限定、4日間限りのプロモーションが始まりました。今回はWaves「ほぼ全部入…

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ご好評につき、さらに数量を追加!9月30日まで期間が延長されます。

エフェクト・コレクションの最高峰が全部まとめて手に入る。MIオンラインストア限定、4日間限りのプロモーションが始まりました。今回はWaves「ほぼ全部入り」セットを数量限定でご提供。すでにHorizon、Diamond、Platinumのいずれかのバンドルをご購入済みの方には、お得なアップグレードプランもご用意しています。

Waves最大のバンドル「Mercury」に加えて、SSL(Solid State Logic)のライセンスを受け、アナログ・コンソールを忠実に再現したモデリング EQ/コンプ/リミッター/チャンネルストリップを収録する「Studio Classics Collection」。レコード会社EMIによって1931年11月に開設されたロンドンの名門スタジオ、アビー・ロード・スタジオとの共同開発により創り出された貴重なプラグインの数々を収録する「Abbey Road Collection」。そして、機械学習アルゴリズムによりノイズを判別し一瞬で取り去るWaves Neural Networks®テクノロジー搭載のClarity Vx Pro。

これらすべてがまとめて限定価格で手に入るのは今だけ。この機会に、よりクリエイティブでより刺激的な制作環境を手に入れましょう。この価格は9月30日24時までです。

プロモーション期間:2022年9月22日(木) 〜 2022年9月25日2022年9月30日まで期間延長

数量限定:それぞれ10本限り

販売形式:メール納品(ダウンロード形式)

対象製品のご購入方法:MIオンラインストアにてお求めいただけます。

    ※本商品には以下製品は収録されていません。

  • DTS Neural Surround Collection
  • Dugan Speech
  • B360 Ambisonics Encoder
  • Nx – Virtual Mix Room over Headphones
  • CLA Nx
  • Nx Germano Studios New York
  • Nx Ocean Way Nashville
  • Clarity Vx(無印版)
  • CR8 Creative Sampler
  • Bass Fingers
  • Bass Slapper
  • Clavinet
  • Electric 200 Piano
  • Electric 88 Piano
  • Flow Motion FM Synth
  • Grand Rhapsody Piano
  • OVox Vocal ReSynthesis
  •  

 

対象商品

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すでにWavesバンドルをお持ちの方へ

 

分割払い18回無金利キャンペーンも実施中

MIオンラインストアでは、通常12回まで金利手数料を無料で承っておりますが、期間限定9月30日までの間なんと 18回 まで手数料無料でローンでのお支払いをいただくことが可能です。
クレジットカードをお持ちでなくても、書類手続きなしで分割払いをご利用いただけます。詳しくは以下の画像をクリック!

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2022年9月20日よりMedia IntegrationがPlugin Alliance社の国内正規ディーラー業務を開始。 https://www.minet.jp/contents/info/mi_pabx/ https://www.minet.jp/contents/info/mi_pabx/ Tue, 20 Sep 2022 09:00:39 GMT active iZotopeやNative Instruments、そしてPlugin Allianceらによって構成されたSoundwideグループが目指すもの。それは世界中のクリエイター達にとって、より楽しく刺激的な体験であり、そ…

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iZotopeやNative Instruments、そしてPlugin Allianceらによって構成されたSoundwideグループが目指すもの。
それは世界中のクリエイター達にとって、より楽しく刺激的な体験であり、それぞれに合ったクリエイティブフローの発見です。
私たちはPlugin Alliance製品が機械学習などにより効率化された現代のワークフローに欠けている『ハードウェアから抽出されたアナログエッセンス』をクリエイターにもたらす重要な存在になると確信しています。


Plugin Alliance Founder & CEO  Dirk Ulrich氏より

『Plugin Allianceは、Media Integrationと共に日本でのビジネスを開始することを光栄に思います。
日本の現地チームならではのきめ細かな対応でプロデューサーの皆様へと製品を紹介するのが待ち遠しいです。

新しい、そして未来の日本のユーザーの皆さんへ。
私たちのプラグインが、皆さんの日々の制作に付加価値を与えてくれることを願っています。』

Dirk_Studio_BX_2019

この度日本国内での取り扱いを記念し、圧倒的なバリューとアナログエッセンスを提供できる日本限定の記念バンドル2製品の販売およびサポート業務を開始します。

2022年度内にはPlugin Alliance社プラグイン全製品、さらにMEGAバンドルをはじめとした世界でも人気のサブスクリプション製品の販売及び国内サポート業務を順次開始する予定です。どうぞご期待ください。

日本オリジナルの期間限定バンドルはこちら

Plugin Alliance LCCについて

Plugin Alliance LLCは、デラウェア州ウィルミントンを拠点とし、カリフォルニア州サンタクルーズにオフィスを構えています。
プラグイン・アライアンスは、すべての主要なプラグインフォーマットをサポートし、国際的に有名なオーディオ企業を仮想的にひとつにまとめた、新しい“Über-standard”です。プラグイン・アライアンスは、世界的に有名なアナログハードウェア企業にデジタル戦略を提供し、ソフトウェア開発者には質と量を向上させた製品を開発できるようなサービスを提供します。
世界トップクラスのマーケティングとディストリビューション、そして最先端の認証システムなどのプラットフォーム機能を提供することで、これを実現します。

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Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/info/mi_pabx/'); ]]>
Plugin Alliance遂に日本上陸! https://www.minet.jp/contents/promotion/welcometopluginalliance/ https://www.minet.jp/contents/promotion/welcometopluginalliance/ Tue, 20 Sep 2022 09:00:18 GMT active 日本の皆様、Plugin Allianceの世界へようこそ! 日本取扱開始を記念し、史上かつてないほどの魅力と圧倒的なバリューを誇る2種類の日本限定バンドルを10月末までの期間限定で販売開始いたします。このバンドルに含ま…

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日本の皆様、Plugin Allianceの世界へようこそ!

日本取扱開始を記念し、史上かつてないほどの魅力と圧倒的なバリューを誇る2種類の日本限定バンドルを10月末までの期間限定で販売開始いたします。このバンドルに含まれるプラグインは信じられない価格で全て永続ライセンスとして提供されます。
さぁ、今すぐあなたの個性を呼び覚ますアナログエッセンスの魔法にかけられてください。


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はじめてのPlugin Allianceセット
¥9,800(税込)

ホームスタジオミックスにアナログエッセンスを加えるために結成された特別なバンドルのご紹介です。
伝説のSSLコンソールサウンド、魔法と呼ばれたAir EQ、ピークレベルに依存しないSPL独自のトランジェントデザイン。さらに定番のFETコンプレッサーに加え個性溢れるオプトコンプレッサーまでを完備。公式ストア単品総額で実に17万円相当のプラグインを史上最安値となる94%オフ。
個性の異なる各2種類のEQとコンプレッサー、そして公式ストアでも高い人気を誇るSPL Transient Designer Plusを加えたバランスの良いパッケージです。

    同梱5製品一覧
  • bx_console SSL 4000G (ミキシング・コンソール)
  • Mäag Audio EQ2 (イコライザー)
  • SPL Transient Designer Plus (ダイナミクス)
  • Purple Audio MC77 (FETコンプレッサー)
  • ACME Audio Opticom XLA-3 (OPTコンプレッサー)
はじめてのPlugin Allianceセットを購入する

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Analog Legendsバンドル
¥14,800(税込)

効率化されゆく現代のミキシングワークフローにおいても、今なおエンジニアを魅了して止まないアナログレジェンドと呼ばれる銘機達。
ミックスに命を吹き込む史上最も愛される歴史的コンソール。今日でも他の追随を許さない70年代、80年代ビンテージのマスタリング・グレードEQ。最も希少で最も権威あるハイエンド・マスタリング・コンプレッサー。
誰もが憧れる珠玉のアナログユニット・プラグイン限定コレクションを公式ストア単品通常価格より実に90%オフとなる期間限定価格で日本のユーザーにご提供いたします。

    同梱3製品一覧
  • Brainworx bx_console SSL 4000 E (ミキシング・コンソール)
  • AMEK EQ 200 (マスタリング・イコライザー)
  • Shadow Hills Mastering Compressor Class A  (マスタリング・コンプレッサー)
Analog Legendsバンドルを購入する

Plugin Allianceを使いこなすために

既に用意された日本語セットアップFAQに加え、さらに10月中旬のMIFES 2022では鈴木Daichi秀行氏によるPlugin Alliance活用セミナーも渋谷Lush Hubにて開催予定。今後シングルプラグイン各種や人気のサブスクリプションも順次ラインナップされる予定です。
今すぐPlugin Alliance製品を導入し、あなたの個性を呼び覚ますアナログエッセンスの魔法にかけられてください!

はじめてのPlugin Allianceセット | セットアップFAQ
Analog Legendsバンドル | セットアップFAQ
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Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/promotion/welcometopluginalliance/'); ]]>
Focal Alpha Evo Twin レビュー:牧野忠義 (スピンソルファ) https://www.minet.jp/contents/article/focal-alpha-evo-twin-review-makino/ https://www.minet.jp/contents/article/focal-alpha-evo-twin-review-makino/ Thu, 15 Sep 2022 00:55:12 GMT active ハイコストパフォーマンスモデル x 最新機能搭載 コロナ禍、半導体不足、未曽有の円安傾向でなかなか機材確保が難しい情勢が続いていますが、世界有数メーカーのFocal(仏)から新しいアクティブ型のスタジオモニターが日本で新…

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ハイコストパフォーマンスモデル x 最新機能搭載

コロナ禍、半導体不足、未曽有の円安傾向でなかなか機材確保が難しい情勢が続いていますが、世界有数メーカーのFocal(仏)から新しいアクティブ型のスタジオモニターが日本で新発売になります。それがこちら、「Focal Alpha Evo Twin」です。

Focal Alpha Evo Twin レビュー

Alpha Evoシリーズは50/65の様に分かりやすくShapeシリーズと同じ型番展開をしているハイコストパフォーマンスモデルですが、実は「Focalの最新機能・構造を持たせつつ価格を抑えたかなり優秀なモニタースピーカー」でした。

    【ピックアップ情報】
  • 3つの独立したバイアンプ仕様
  • アルミニウムリバースドームツイーター(逆ドーム型)
  • 16.5cmポリグラスコーンウーファー/ミッドレンジドライバー(スイッチ式)
  • 38Hz-22KHzの再生可能周波数
  • XLR / TRS / RCA接続
  • W550/H260/D295
  • 12kg

全幅はかなり大きい反面、高さと奥行きは抑えられていて圧迫感はありません。
上の天板に色々モノを置きたい方にはかなり良い広さですし、サイズ感からするとかなり軽いので取り回しはしやすい設計になっています。

同じメーカーの同じ価格帯でもシリーズによって出音が全然違いますし、比較対象全てを視聴出来ないSP選びはいつの時代もなかなか難しく、悩みの種と言えます。

私のレビューも忖度一切ありませんので、皆さんの機材選定の一助となれば幸いです。


実際に使用してみて
    早速まとめますが、
  • Focalの持ち味(持ち音)を現代風にブラッシュアップしたシャッキリ系SP
  • レスポンスの早い高域と、余裕があり気持ちよく伸びる低域
  • 面で包まれる定位感と、ツイーターから再生される点音源のバランスが良好
  • 音量の大小でバランスがほぼ変わらず、ホームユースでもブーミーにならない
  • 公式はニアフィールドと謳っているが、ミッドフィールドとしても充分使える
  • 全幅が大きいのでSPスタンドが困る
です。

Alpha Evo Twinのフォルム、サイズ的にスタジオのtrioと入れ替えてチェックしようと最初考えていたのですが編集担当さんから「ホームスタジオでの使用を想定した商品」と言われました。

結構サイズ大きいからオーバースペックでは?と思いつつホームユースを想定し簡易的な作業環境でチェックしていくことにしました

Focal Alpha Evo Twin レビュー
Focal Alpha Evo Twin レビュー

imac27インチと並べてみたところです。
両サイドの壁との距離12cm、リスニングポイントまでは1m、インシュレーターは敢えて使わずコルクボードのみ(傷防止)を敷いて設置しています。

I/OはSSL2、ケーブルはOyaide QAC-222、DAWにSteinberg Wavelabを使用。
SP裏のEQ、4v感度はフラットです。
全く調整をしていない4.5畳の部屋、家庭用電源でチェックをしていきます。

Focal Alpha Evo Twin レビュー

早速、オーケストラ、ジャズ、ロック、EDMなどを再生してみます。

ファーストインプレッションは、面で包まれる音場と低域の心地良さです。
Focalの甘さを残しつつも粒立ちが良いモダンなチューニングが施されている印象で薄皮一枚纏った様な上品さもあり、ミッドフィールド寄りのワイドな音場です。

38Hz-22KHzと、一見高域がやや狭いスペックですが全帯域で無理した印象は全くなく、特にベースが下に向かってグライドしていくソースでは低域への伸びが尋常ではなく心地良いです。

この様な狭小ルームで大きなSPを鳴らすと低域が回りまくってブーミーになりやすいですが、Alpha Evo Twinは全くそれを感じさせません。

2つのウーファーとバスレフ(ラミナートポート)の反響調整が非常に整っている為か、音量を絞っていった時に真っ先に消えていくはずの低域が小音量時にもしっかり残っており、音量による周波数バランスの変化を防いでいます。
Vol=0から少しずつ上げていくと普通のSPは高音からフェードインしてくるのに対し、本機はベースラインやキックから存在感が出てくる位、低音域のプライオリティが高く設定されていますがどこまで上げて低域の嫌な誇張やブーミーさが出てこないのは素晴らしいと感じました。

Focal Alpha Evo Twin レビュー

一方、高域はシルキーと表現される様な甘さはありませんが、上質で、ミドルドライバー/ウーファーとバランスの整った高域の出方と言えるでしょう。スペック的に上は22KHzまでなので、ハイレゾ録音されたオーケストラなど広い空間での空気感の表現は最上位クラスのSPと比較すると聞き劣りするのは無理もありませんが、価格帯を考えれば十分過ぎるクオリティです。
逆ドーム型のツイーターを採用する事で、小さくなりがちなツイーターの振動面積を稼ぐと同時にミドルドライバーやウーファーと同じ発音原理となり音質の統一が図られているそうです。

意外にもチル系やジャズなど、しっとりした音源も非常に心地良く聴けます。
小音量でもアコベのラインがしっかり聞き取れるのはやはり低域の表現力の高さと情報量の多さによるものです。

今回の環境ですと、3~5KHzあたりに若干のピークを感じられます。
動画配信サービスで映画、アニメなどのコンテンツを視聴してみると、ボイスのサ行(歯擦音)が若干気になる事から低域とのバランス的に耳に届きやすい高域も調整しているのかも知れませんが、IOのクオリティや本機のエージング過程も考慮する必要があると思います。
全体的にモダンな印象があるのはツイーターとウーファーのバランス設計によるものと感じましたので、デフォルトでそのまま使用するのも問題ありません。

どうしても気になる方は、Sonarworks SoundID Referenceなどで調整すれば簡単にカバー出来るポイントだと思います。

定位感については先述の通り、包まれる様なミッドフィールド感がしっかり感じられ、加えてセンターのボーカルやツイーターから再生される帯域(アコギのストロークなど)がしっかり点音源として届いてくる印象があります。無理して誇張したワイド感ではなく、ごく自然な広がりです。

この本機はミッドレンジドライバーの位置を裏のディップスイッチで切り替える事が出来、Focal社は内側にミッドレンジを持ってくるのを推奨しているようです。

Focal Alpha Evo Twin レビュー
Focal Alpha Evo Twin レビュー

また、Alphaシリーズにはオートスタンバイ機能をOn/Offするスイッチも搭載されています。
欧州ではこういう環境に配慮した機能搭載がスタンダードになっていると聞きますが、実作業中にすぐ音が出ない事で実はストレスになることもあり得るため、このスイッチは個人的に有難く感じました。


後記

冒頭に書いた通り、ホームユースを想定している商品という事で、敢えて簡易的なセットアップを行いましたが、ファーストインプレッションから良い意味で価格とクオリティが比例していないと感じています。

本機の特徴である低域の再現能力の高さと、音量に左右されない余裕あるバランスキープは特筆すべきです。このポテンシャルをこの価格に抑えているのはFocalの次なる戦略性が垣間見えます。 ニア~ミッドフィールドの有力候補としてぜひ視聴してみてください。


プロフィール
牧野忠義

株式会社スピンソルファ 作編曲家

ゲーム音楽を中心にパビリオン、アニメ、TV番組の楽曲制作など作曲家として活動。
サウンドプロデュース/ディレクション業へも本格的に業務拡大中。

代表作
GUNDAM EVOLUTION / FINAL FANTASY VII REMAKE / MONSTER HUNTER WORLD / ドバイ万博日本館 / NHKスペシャル「東京ロストワールド」/ Netflixドラゴンズドグマ

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Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/article/focal-alpha-evo-twin-review-makino/'); ]]>
Blackmagic Day 2022 https://www.minet.jp/contents/info/blackmagic-day-2022/ https://www.minet.jp/contents/info/blackmagic-day-2022/ Wed, 14 Sep 2022 07:55:45 GMT active 概要 Blackmagic Designは来る9月29日(木)および30日(金)に、株式会社メディア・インテグレーションとの協力で、Blackmagic Design製品群の展示会 「Blackmagic Day 202…

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概要

Blackmagic Designは来る9月29日(木)および30日(金)に、株式会社メディア・インテグレーションとの協力で、Blackmagic Design製品群の展示会 「Blackmagic Day 2022」を、渋谷のライブ&イベントスペース「LUSH HUB」にて開催します。メディア・インテグレーションの取り扱いの中で映像制作向けに厳選した音響製品も展示いたします。

2日間にわたって開催されるこの展示会は、実際の製品をタッチ&トライできるリアルイベントです。カメラやスイッチャー、ルーター、ネットワークストレージなどの数々の製品を、配信、編集、4K/8Kなどといった、わかりやすいワークフロー形式で展示致します。プレゼンテーションのお時間も設けており、新製品・Ultimatte 12シリーズもいち早く実機をお見せしながら、詳しくご紹介します。さらに、Blackmagic Design製品と組み合わせて使える音響製品なども多数展示致します。Blackmagic Design製品は、ハリウッド作品や放送業界での制作業務から、配信業務、YouTube動画、企業のインハウス動画制作に至るまで、幅広い用途や分野で活用されています。このイベントは、それらを実機でお試しいただいたり、製品について直接スタッフにご質問したりできる貴重な機会です。

本イベントは東京で開催される久しぶりのリアルイベントです。参加費は無料で、展示会開催期間中はいつでも入退場可能です。当日はドリンクや軽食をご用意してのアットホームなイベントとなっており、数量限定でノベルティのプレゼントもございます。また、機材導入に関して担当者とゆっくりお話しできるよう、商談スペースも設けております。

29日はメディア関係者様を含めたゲストの方のみご参加いただけるご招待制とさせていただいております。30日はこのフォームからお申し込みいただいた方はどなたでもご参加いただけます。是非、この機会にご参加ください。


来場時のお願い
本セミナーは完全予約制となります。受付時にお名前を確認させていただきます。
必ずマスク着用でご来場ください。未着用の方はご入場をお断りさせて頂きます。
ご来場頂く前にご自宅などでの検温もお願いいたします。
ご入場時に、非接触型体温計による検温を実施させていただきます。 検温時に発熱(37.5°C以上)がある方は、ご入場をお断りさせていただきます。
発熱がない場合も以下の事項に該当するお客様は、ご入場をお断りさせて頂きますので、ご来場はお控えいただきますようお願い致します。
のどの痛み、頭痛、関節痛、息苦しさ、息の吸いづらさ、咳、くしゃみ、鼻水、下痢、結膜炎症状、嗅覚や味覚障害などの症状をお持ちの方。
新型コロナウィルス感染症陽性とされた方との濃厚接触があるお客様。
同居のご家族や身近な知人に感染が疑われる方がいらっしゃる方。
2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への渡航、 ならびに該当国の在住者との濃厚接触がある方。
その他体調がすぐれない方や不安があるお客様。

会場内でのお願い
会場内でもマスク着用をお願いします。未着用の方はご退場をお願いする場合がございます。
密集・密接を避けるため、館内では他の方との間隔を十分あけていただくようお願いいたします。
こまめな手洗い、手指消毒、咳エチケット、他のお客様との接触や飛沫防止等ご協力をお願いします。

その他のご連絡事項<
係員もマスクを着用させて頂きます。
会場内に消毒液を設置しておりますので、消毒にご協力ください。
ガイドライン及び注意事項は政府や自治体の発令により変更となる可能性がございます。上記の事項が開催までに変更・更新をする可能性がございますので、予めご了承下さい。


ご応募情報は共同運営する(株)メディア・インテグレーションと共有いたします。
株式会社メディア・インテグレーションのプライバシーポリシーはこちら。
https://www.minet.jp/privacy-policy/


それでは、当日のご参加をお待ちしています。


講座内容

    【展示製品】
  • 【Blackmagic Design製品】
    • IBC新製品
      Ultimatte 12シリーズ
    • カメラ
      URSA Mini Pro 12K
      URSA Broadcast G2
      Blackmagic Studio Camera 4Kシリーズ
      Blackmagic Pocket Cinema Cameraシリーズ
    • ライブプロダクションワークフロー
      ATEM Constellation 8K
      ATEM Mini シリーズ
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        LCT440Pure
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        PO- Modular
        OB-4
        TX-6

持ち物

お名刺


インフォメーション

日程:

2022年 9月29日(木)
【29日タイムスケジュール】

15:45    受付開始
16:00-16:45 メディア関係者 展覧時間
17:00-20:00 展覧会 (招待者)

*29日は招待制となります。このページからのお申し込みはできません。

2022年 9月30日(金)
【30日タイムスケジュール】

13:45    受付開始
14:00-20:00 展覧会 (一般)

*展覧時間中はいつでもご来場できます。

会場:

LUSH HUB
(東京都渋谷区神南1-8-18 クオリア神南フラッツB1F)

https://lush-hub.com/

費用:

無償

定員:


イベントに参加ご希望の方はこちら

イベント詳細はこちら(Blackmagic Design サイト)
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Focusrite ISA Two x 橋爪徹 https://www.minet.jp/contents/article/focusrite-isa-two-review-toru-hashizume/ https://www.minet.jp/contents/article/focusrite-isa-two-review-toru-hashizume/ Fri, 02 Sep 2022 07:01:04 GMT active 自宅で音声コンテンツを制作・配信する行為は、今ではすっかり特別なことではなくなりました。声優やナレーターなど声で表現することを生業とする演者の方も、自分自身で機材を揃えて録音し、音を整えて、作品を公開・配信しています。コ…

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自宅で音声コンテンツを制作・配信する行為は、今ではすっかり特別なことではなくなりました。
声優やナレーターなど声で表現することを生業とする演者の方も、自分自身で機材を揃えて録音し、音を整えて、作品を公開・配信しています。コロナ禍でその流れは急激に加速、演者同志はもちろん、エンジニアも交えての技術交流は盛んに行われるようになりました。台詞やナレーション、ASMRからWEBラジオなど音声だけの制作物は言うに及ばず、動画配信やVTuberといった映像分野においても、音声クオリティは無視できない重要な要素の一つです。

私が宅録を始めた2000年代前半と違い、今は機材もツールも多様化し、その多くが一般の方でも買える値段になりました。それはもう天を仰ぎたくなるほどに恵まれた時代です。
一方で参入するクリエイターや演者が全世界にひしめき合い熾烈な競争が起こる中で、中身の面白さはもちろん、音質面のクオリティも求められる厳しい時代になっています。コロナ禍でこの傾向は、もはや決定的なものになったといえるでしょう。

しかし、実際に世に出ている音声コンテンツや映像内の音声はどうでしょうか。
部屋の反響が入って聞きにくいナレーション、ノイズ除去のプラグインをかけ過ぎて劣化した台詞、空調やマシンのノイズが気になるCM音声、重心が高く高域に癖のある音声のWEBラジオ、等々クオリティに課題を抱えた音声は珍しくありません。ここまであからさまではなくとも、聞く人が聞けば「あ、宅録だな」と分かってしまうような録り音は、作り手側にとって『どうすればプロのスタジオに近い音に出来るのだろう』と悩みの種になっています。私も去年くらいから宅録するナレーターの方々の相談を受けることがあり、『スタジオが制作会社を兼ねているので恥ずかしくない品質の音声を納品したい』、といったクオリティの高い音が必要になる具体的な背景を伺う機会がありました。エンジニアの経験はない、あくまで演者の方々が、時代の流れを受けて、あるいは自ら発起して、本業のエンジニアのような試行錯誤をされている訳です。


マイクプリの存在

では、音のクオリティを高めるには、どうすればいいのか。
星の数ほどあるノウハウの内、本稿で紹介したいのはマイクプリアンプという機材です。単にマイクプリとかHA(ヘッドアンプ)と呼ばれたりもします。マイクプリは、皆さんもお使いのオーディオインターフェイスに元々内蔵されています。マイクから送られてくる信号というのは、とても小さい信号のため、適切なレベルまで増幅してあげる必要があります。また、コンデンサーマイクは、一般に直流の48Vというファントム電源を供給してあげる必要がありますが、その役割も担います。マイクプリは、オーディオインターフェイス内蔵のものでも特に問題はありません。最近のインターフェイスは、質の良いマイクプリを使っていますし、音の傾向も癖の無いものが多いと思います。しかし、プロの商業スタジオは、ほぼ間違いなく単体のマイクプリアンプを常備しています。音楽目的であれば、マイクプリの持つキャラクターを得るために使用するという意味もあるでしょう。

では、音声コンテンツのために使用する意味は何なのでしょうか? 宅録音声の、しかもダイアログ(ナレーションや台詞など)という用途においては、商業スタジオのような音を録るために使用すると考えています。「それってどんなだよ?」と思われるでしょう。言うまでもなく、マイクプリアンプを使ったからといって、すぐさまプロのような音が録れるわけではありません。ただ、間違いなく何かが変わります。本稿ではその意味を少しでもお伝えできるように筆を進めていきたいと思います。

私は、自宅の一室に防音スタジオ兼シアターを2017年に作りました。専門の設計施工会社に依頼して、6畳の防音室と2畳弱の収録ブースを併設。歌モノを除く音声収録を行います。SONYのマイクC-100を購入したことをきっかけに、よりハイレベルな録り音を実現したい欲求が高まり、マイクプリアンプの導入を決意。FocusriteのISA Twoを購入し現在も使用しています。

Focusrite ISA Two review

Focusriteとは

Focusriteは、1985年にジョージ・マーティン卿が伝説のレコーディングコンソール設計者ルパート・ニーブ氏に、Air Studios Montserratのコンソール用に妥協のないマイクプリとEQを作るように依頼したことから生まれました。ISA(Input Signal Amplifier)の頭文字をとったそのモジュールは、まずForteコンソールに、次いでStudioコンソールに搭載され、その妥協のない透明なサウンドを確立した後、アウトボードユニットとして販売され多くの名声を得ていきます。そして、宅録勢にとっては、オーディオインターフェイスブランドとしての活躍が知名度の源泉でしょう。

遡ること90年代後半には、業界標準のDAWであるPro Tools 向けハードウエアをdigidesignと共同開発。初代MBOXはベストセラーに。現代では、ScarlettやClarett+とあえて名前を挙げるまでもないほど有力なブランドの一つになりました。Focusrite ProのオーディオインターフェイスとしてはRedシリーズがありますが、今回紹介するISA TwoもProシリーズに含まれます。
そんなプロも使えるマイクプリ、ISA Twoの概要を見ていきましょう。


ISA Two

1Uサイズの筐体は、ブルーとグレー、イエローがセンス良く使われたカラーリング。一目でFocusriteと分かるデザインです。本機のようなラック機材はベタ置きでももちろん使えますが、ラックマウントできると操作時にも安定感があり理想的ですね。

Focusrite ISA Two review

内部には、オリジナルのISA 110モジュールに搭載されていたマイクプリアンプを2つ組み込んでいます。Forteコンソールに使用されていた伝統的なソリッドステート電子回路と、ルパート・ニーブ自身が特別に指定したオリジナルのインプット・トランスLundahl LL1538で構成されます。このマイクプリは、ISAシリーズで共通となり、上位機種428mkⅡや828mkⅡの多チャンネル版と同一のクオリティです。

インプットは、マイク入力の他、ライン入力やエレキギターやベース用にDI入力も備えています。単体マイクプリとしてもトップレベルといえる、最大80dBものハイゲインに対応。ゲインを稼ぎにくいダイナミックマイクや、リボンマイクのような出力の小さいマイクにも余裕を持って対応可能です。カットオフ周波数可変のハイパスフィルター(16Hz~420Hz 18dB/oct)は、録り音の段階で不要な低域のカットをするのに役立ちます。詳しくは後述しますが、インピーダンス切り替えによって、マイクとのマッチングをより最適に調整できる機能がユニーク。可変は、600Ω / 1400Ω / 2400Ω / 6800Ω(Low/ISA 110/Med/High)から選べます。何気に嬉しいポイントは、出力ピークメーターがLEDで光ること。OUTPUTからオーディオインターフェイスへ送る前、マイクプリの時点で音が割れていないか、余裕はどの程度あるかを教えてくれます。この他にも機能面で言及できる点はあるのですが、音声コンテンツ制作に関わる部分はこんなところです。

Focusrite ISA Two review

私がISA Twoを選んだのは、ブランドの信頼感です。音声コンテンツを制作するスタジオにはFocusriteが置かれているイメージがあって、実際にスタジオのWEBサイトでも載っているケースがあります。

また、Focusriteのマイクプリ全体に言えることですが、面構えがとにかくお洒落で、レビューを見ても自分好みのサウンドに近そうなのも安心感となりました。癖のないフラットで忠実な録り音を求めている私にも合いそうだなと。

可変式のハイパスフィルターと、インピーダンス切り替えでサウンドキャラクターを変えられるのも面白そうです。ゲイン幅が大きく、リボンマイクも余裕で使えそうな将来性にも惹かれました。2chモデルを選んだのは、自分がネットラジオから音響エンジニアとしてのキャリアをスタートさせているため、対話ができる最低チャンネル数という部分と、バイノーラルマイクへの対応も想定してのことでした。

まずWEBラジオは、1人パーソナリティーもありますが、レギュラーとして2人、ゲストが1~2人というケースが多いと思います。メインの出演者をフォローする意味で、2chの入力は必須でした。続いて、いわゆるASMRコンテンツについては、以前から「耳かき」や「添い寝」などシチュエーションものが盛んに同人界隈で制作されていたのを把握していましたが、ここ数年でさらに旺盛を極めている様子。成人向けも含め、その市場は圧倒的なようで、自ら100万円越えのバイノーラルステレオマイクKU100を購入する声優さんも珍しくありません。

某大手同人系ダウンロードサイトは、自らASMRコンテンツ制作などを想定したスタジオを新たに立ち上げるほどです。KU100は雲の上としても、3DioのFree Spaceシリーズなど宅録レベルで導入できるデバイスも存在します。当然、耳は2つなので2chは確保する必要があります。
フォーマットもハイレゾで配信されている作品も存在しますので、音がショボくては勝負になりません。

なお、可変式ハイパスフィルターは、ご覧のとおり等間隔の目盛りになっていません。16/34/210/420Hzの目盛りを頼りに、実際に音を聞きながら調整する感じです。録り音の段階でローカットを掛けるのは、いろんな意見があるでしょうが、明らかに不要な暗騒音のカットなど微調整しながら使えるのは便利だと思います。

Focusrite ISA Two review

ここで可変式入力インピーダンスについて、詳しく触れておきましょう。おそらくISA Twoで最もユニークであり、個性的な機能でもあるからです。オリジナルのISA110のインピーダンス1400Ωをスタンダードとして、下に1種類(600Ω)、上に2種類(2400Ω / 6800Ω)の可変インピーダンスを用意しています。マイクプリの入力インピーダンスとマイクの相互関係は、主にレベルと周波数特性に影響を与えるとFocusriteは述べています。プロ用のマイクは耐ノイズ性能などを考慮して出力インピーダンスが低く設定されているため、マイクプリの入力インピーダンスを高く設定することで、より大きなレベル(録音レベル)を得ることができます。周波数特性については、入力インピーダンスを高くすると、高周波特性が強調され、明瞭な音になります。全4種類を使い分けることで、好みの音色感を作り出せるのは、よりクリエイティブに音を作り込みたい人にとって使いこなす楽しさを提供してくれるでしょう。

Focusrite ISA Two review

マイクとのマッチングという意味では、リボンマイクは注意が必要です。マイクのインピーダンスが30Ω~ 120Ω の場合、入力インピーダンスを600Ω(Low)に設定し、120Ω~ 200Ωのリボンマイクでは、1400Ω(ISA110)に設定することを推奨していますので、留意しておきましょう。
ざっくりとした説明は以上なのですが、なんだかピンとこないですよね。私も面白いなとは思いましたが、実際にやってみるまでは意味あるの?って懐疑的でした。インピーダンスを変更することによる音の変化は、いわゆる劇的に変わるというものではありません。ただ、聴き比べれば明らかに違いが分かります。貴方の声をより魅力的に活かすため、録り音の段階でさりげない味付けをする意味でも、使いこなして欲しい機能です。

Focusrite ISA Two スペクトラム

ISA110

Focusrite ISA Two スペクトラム

High

Focusrite ISA Two スペクトラム

Mid

Focusrite ISA Two スペクトラム

Low

せっかくなので、実際の音声を聞いていただきたいと思います。本稿のために、プロのナレーターさんにご協力いただき、なるべく同じマイクワークと声量で同じ原稿を発声していただきました。まずは、以下の4種類を聞いて見て下さい。


インピーダンス別聴き比べ音源


高音質バージョンのダウンロードはこちら

    《録音環境》
  • マイク:SONY C-100
  • マイクプリ:ISA Two
  • オーディオインターフェイス:TASCAM US-20×20
  • クロックジェネレータ:TASCAM CG-1000
  • DAW:Pro Tools 2022.6

ナレーター・俳優:鈴木健太さん
https://www.kentavoce.art/

いかがでしょうか。もしかしたら、ある程度のクオリティを持ったモニターヘッドフォンやスピーカーでよく聴かないと分からないかもしれません。実際、無料のアナライザーアプリWaveSpectraで読み込んでみても、4種類の波形はほとんど同じ傾向で、目立った特徴は見られませんでした。ただ、聴き比べれば違いは明らかですし、演者の方もリアルタイムに返ってくる音が明確に違うと仰っていました。

Lowは、高域が穏やかで、刺激成分がほとんどありません。声質によっては、少し籠もった感じに聞こえるかも。

ISA110は、一気に空気感が生まれます。不自然さがない程度に高域が持ち上がって、音の粒立ちが引き立ちます。高域の変化によって、相対的に低域のキレも増したように感じます。

Medは、さらに高域がブライトになって主張を感じます。Pro Toolsで見る波形の大きさはそれほど変わらないのですが、聴感上の音量は大きくなっている気がします。押しが強い音です。

Highになると、さらに高域が持ち上がって、全体的にギラギラしてきます。声質やマイクによっても結果は変わると思いますが、ちょっと不自然さは否めません。

具体的には、どのように使い分ければいいのでしょうか。私ならこうするという話ですが、数kHz付近の高域に目立つピークがあるマイクを接続するときはLowに設定して癖を打ち消してあげたり、低い声の演者さんで明るさや清涼感が欲しいときにMedに設定してほんの少しブライト感を加えてあげるとかはあり得ると思います。
基本は、ISA 110に設定しておいて、録り音に不満や違和感があるときにそれを補正してあげる目的で使うとよいのではないでしょうか。


まとめ、最後に

マイクプリアンプという機材は、導入したからといって、何か致命的な問題を解決するとか一発逆転みたいなことは起こりません。しかし、オーディオインターフェイス内蔵のマイクプリでは味わえない独特な音の感動をもたらしてくれます。これは言葉にするのが難しい、なんとも実態のない効果なのですが、私はオーディオライターでもあるので、具体的に説明してみましょう。

私がISA Two使って思ったのは、C-100のようなハイクオリティなマイクのポテンシャルを引き出すことができたという実感です。それは、音の太さ、質感の豊かさ、有機的な音色、実在感といった要素が格段に向上したことからも明らかでした。なんといえばいいのか、音に生命が宿るという例えが適当でしょうか、血が通った音なのです。内蔵マイクプリが無機質だとまでは言いませんが、比較すると断然こっち!と即答できる良さがあります。
これらの要素は、「そこまで高いレベルで実現しなくても、納品物としては成立してしまう」類いのものではあります。だからこそ、他と差を付けられる、プロのスタジオの音に一歩近づけると思うのです。

きっと、貴方もマイクプリアンプを導入すれば思うことでしょう。

「まだまだレコーディング技術を磨きたい」
「さらにルームアコースティックに気を配りたい」
「ノイズ対策や振動対策を見直してみよう」
「オーディオインターフェイスも買い換えたい」

実際、私もISA Twoの導入をきっかけとして、さらなる音質アップを模索した結果、クロックジェネレータを購入しました。こんなにいい音が録れるなら、AD/DAの性能上げたいなと。ひとつ峠を越えてみたら、もう一段階上を目指してみたくなる、そんな機材は良い機材の証だと私は考えています。

音声コンテンツ、動画コンテンツを自宅で制作する方にとって、音質のクオリティアップは避けては通れません。従来までの一般的な妥協点では、埋もれてしまうかもしれない厳しい時代です。他に負けないワンランク上の音質を実現するために、Focusrite ProのISAシリーズマイクプリアンプは、優良な選択肢の一つだと思います。ぜひこれを機会に検討してみてはいかがでしょうか。


プロフィール

橋爪徹

橋爪徹

オーディオライター・音響エンジニア

1982年静岡県生まれ。浜松市出身。
2006年よりエンジニアとしての活動を開始。ポッドキャスト、公開録音イベント、ネットテレビ、ボイスサンプルなど、声の録音・編集・ミキサー・PAに関する業務を担当。
2012年より、プロ作曲家和田貴史氏とハイレゾ音楽を制作するプロデュースユニットBeagle Kickを結成。768kHz/32bit整数、384kHz/ネイティブ32bit整数録音といったモンスターフォーマットで世界初の配信販売を実現。MQA-CDを同人音楽界で初めて発売するなど、先進的すぎる活動は密かな話題に。
同ユニットの活動を通じて、オーディオ業界に関わるようになり、2014年オーディオライターとして活動を開始。数年後には、自宅にDolby Atmos対応の防音シアターと併設する録音ブースを設ける。
9年ほど声の役者を目指して活動していた経験があり、録る側と録られる側、両方の気持ちを理解したオペレート&コミュニケーションを強みとする。

ホームスタジオ「Studio 0.x」公式WEB
https://studio-0x.web5.jp/

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2022 Ivory II Studio Grands 38%オフプロモーション https://www.minet.jp/contents/promotion/2022-autumn-ivory-ii-studio-grands-promo/ https://www.minet.jp/contents/promotion/2022-autumn-ivory-ii-studio-grands-promo/ Fri, 02 Sep 2022 00:12:39 GMT active 伝説的ピアノを最高峰のスタジオで収録した2台のピアノ音源「Synthogy Ivory II Studio Grands」が2022年9月30日まで38%オフに! 数あるバーチャル・ピアノの中でも「別格」との評価を得てい…

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伝説的ピアノを最高峰のスタジオで収録した2台のピアノ音源「Synthogy Ivory II Studio Grands」が2022年9月30日まで38%オフに!

数あるバーチャル・ピアノの中でも「別格」との評価を得ているSynthogy Ivory IIシリーズ。そのSynthogy Ivory IIシリーズのフラッグシップ音源「Synthogy Ivory II Studio Grands」。 伝説的なピアノ「Steinway Model B」と「Bösendorfer 225」を最高の音に仕上げるために、最高のメンテナンスを受け、最高峰のスタジオでサンプリングしました。

1台目のピアノ、ニューヨーク・スタインウェイの最高傑作であるSteinway & Sons® Model Bを、工場に出向き選定。そしてSteinwayに勤める最高調律師によって整備。数々のグラミー賞受賞作品を送り出したスタジオPower Station NEで収録しハンマーの音まで逃さずサンプリングしました。

2台目は数々のグラミー受賞・ノミネート作品に登場するモデル「Bösendorfer 225」をトップエンジニアであるトニーシェパードの手により収録。一般的なスタジオグランドピアノよりも少し長く、低音部には4つのキーを追加した7フィート4インチの鍵盤からのサウンドを余すところなくサンプリング。

最高峰のスタジオで収録した、2台の最上級ピアノサウンドを38%オフでお届けする本プロモーションは9月30日までの期間限定です!


プロモーション期間:2022年9月1日(木)〜2022年9月30日(金)まで

対象製品のご購入方法:全国の楽器店またはMIオンラインストアにてダウンロード版をお求めいただけます。


対象製品

Ivory II Studio Grands ダウンロード版
Ivory II Studio Grands

各モデル50GB超、合計112GB

通常価格¥38,500(税込)
¥25,000(税込)

製品詳細
購入

Ivory II Studio Grandsデモ演奏

88キーの各鍵盤を最大24段階のダイナミックレベルで収録。また、各サンプルは一切ループを使わず、無音に至るまで自然な減衰を収録しており、ステレオ位相も完璧な仕上がりになっています。その品質は、一聴していただければ明らかでしょう。オーディオ・サンプルの視聴も可能ですので、ぜひ一度ご試聴ください。

20170511_ivory_studio-grands_i2sghires01_tiny


Ivory II Studio Grands には、以下の2台のグランドピアノが収録されています。

  • Steinway & Sons® Model B
  • Bösendorfer® 225
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UJAM Beatmaker BERSERK (バーサーク)発表 https://www.minet.jp/contents/promotion/bm_berserk/ https://www.minet.jp/contents/promotion/bm_berserk/ Thu, 25 Aug 2022 10:00:17 GMT active 強烈なダブステップビート Beatmaker BERSERKは、激しいエレクロトニック音楽に合った迫力のあるドラムキットを求めている方に最適な、体の芯まで響く強烈なダブステップビートを創り出すプラグイン。 9月4日23:…

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強烈なダブステップビート

Beatmaker BERSERKは、激しいエレクロトニック音楽に合った迫力のあるドラムキットを求めている方に最適な、体の芯まで響く強烈なダブステップビートを創り出すプラグイン。


9月4日23:59まで最大58%オフのイントロセール実施!


Beatmaker BERSERKの主な特徴

  • 20 x スタイル
  • 50 x プリセット
  • 10 x ドラムキット
  • 460 x パターン
  • スペシャルコントロール『Devastate/Squish』
  • MIDIドラッグ&ドロップ
  • リサイズ可能なインターフェース

搭載されている10個のドラムキットと数百もの多種多様なリズムパターンを組み合わせたら、スペシャルコントロール『Devastate』でコンプレッションと歪みを調整。あとは好みのミックスプリセットを選択するだけ。

幅広いダイナミックコントラストが不可欠なダブステップでも、Beatmaker BERSERKを使えば理想のビートが素早く完成します。

また、Beatmaker BERSERKと相性が抜群なUsynth EUPHORIA・2080と掛け合わせることで、さらなる音楽的可能性の扉を開くことができます。


国内限定特典:Blacklolita氏によるアーティストプリセットをプレゼント!

    blacklolita

    イントロセール期間中にMIオンラインストアでのご購入もしくは国内販売店様購入製品に付属の国内サポートIDをご登録いただくことで、Blacklolita氏によるBeatmaker BERSERKオリジナルプリセットをもれなくプレゼント! ※プリセットプレゼントのメール配布はイントロセール終了後9月8日頃となります。製品購入時には付属しませんのでご注意ください。


    Blacklolita

    北九州市小倉出身、東京在住の作曲家。

    プリパラULTRA MEGA MIX COLLECTIONシリーズへのRemix提供や、XFLAG モンスターストライクRemix Contestでの3部門に渡り受賞。BANDAI NAMCO「鉄拳™ - TEKKEN」BGM提供、KONAMI「beatmania IIDX」「DANCERUSH STARDOM」「DanceDanceRevolution」シリーズへの楽曲提供などジャンルを問わず幅広い作風で数々のシーンに関わっている。 近年はサンプルパックデベロッパー「KYMOGRAPH」のプロデューサーとして活動している。

  • 【Twitter】:@_Blacklolita_  
  • 【Soundcloud】:https://soundcloud.com/blacklolita  
  • 【Youtube】:https://www.youtube.com/BlacklolitaOfficial  
  • 【音楽 | Blacklolita】:https://blacklolita-kymograph.bandcamp.com/  

  • 9月4日23:59まで最大58%オフのイントロセール実施!

    ☆58%オフのクロスグレード版はイントロセール期間のみの販売となりますので、ご検討はお早目に!

    ]]> Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/promotion/bm_berserk/'); ]]> 私がSpectasonicsを使い続ける理由:福富雅之 https://www.minet.jp/contents/article/spectasonics_special-interview_fukutomi/ https://www.minet.jp/contents/article/spectasonics_special-interview_fukutomi/ Tue, 23 Aug 2022 02:47:21 GMT active プロはみんな持っている – 福富さんはSpectrasonicsの全製品をお持ちと伺いました。それぞれの製品の導入時期や、導入に至った経緯を教えてください。 ほぼ全部の製品を、発売とともに購入しましたね。最初に買ったのは…

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    プロはみんな持っている

    - 福富さんはSpectrasonicsの全製品をお持ちと伺いました。それぞれの製品の導入時期や、導入に至った経緯を教えてください。

    ほぼ全部の製品を、発売とともに購入しましたね。最初に買ったのは、Stylus(現在のStylus RMX)、Trilogy(現在のTrilian)、Atmosphere(現在のOmnisphere 2)でした。

    僕がDAWを使い始めたころからの付き合いになるので、長いものだともう20年くらいになるのかな。当時は「Spectrasonics三兄弟」みたいな呼ばれ方をしてて、プロは絶対にもってなきゃいけない音源、それくらい"当たり前"の存在でした。音の良さは昔も今も群を抜いているので、長年使い続ける人が多いのでしょうね。

    - 特にソフト音源の場合、発売時に大きく話題になる製品はいくつもありますが、発売から数年、ともすると数ヶ月程度で話題にもならなくなるものも珍しくありません。10年、20年と愛用し続けたくなる理由はなんでしょう?

    それは、1つの製品に対してずーっと丁寧なアップデートが行われ続けているからじゃないですかね?いつまでも最新のプリセットがドカンと追加され続けたり、機能が増えたりもしてる。しかもほとんどのアップデートが無償だし。これってすごいことで、ありえないレベルだと思っています。

    - 例えばTrilianだと、2002年に前身であるTrilogyが発売されてから今日まで、20年間の間に有償のアップデートはたったの1回(99ドル、2009年のTrilian発売時)だけでした。

    大したアップデートもなく、ただ最新のOSに対応させるだけで定期的にアップデート料金を取るメーカーもある中で、Spectrasonicsのこの対応は良心的。こんなにユーザーを大事にしてくれるブランドは珍しいですよ。珍しいというか、他にない。購入したユーザーを大切にしてるんだなという気持ちも感じますよね。


    使い方は年々変わっていくが、ずっと使っている

    - それぞれの製品の印象や使い方なども教えてください。最も古いお付き合いとなっている、Stylus RMXはいかがですか?

    面白いことに「使い方が年々変わっていく」製品ですね。僕が使い始めた2000年代前半は「生ドラムの背後にStylusのループやブレイクビーツを混ぜる」という使い方がすごく流行っていたし、よくやっていました。StylusのループはアレンジウインドウでMIDIデータとして編集できるから、生ドラムのキックと被らないようにループのキックだけ抜くとか、生ドラムのグルーヴにループを合わせるといったことも簡単にできるし。

    その後は、シンプルにループ再生マシンとしての使い方が増えたかな。特にパーカッションループは今もなおStylus RMXを超えるものがなくて、お気に入りですね。打ち込みのドラムとStylus RMXのパーカッションループでリズムの骨格を作るような使い方。

    それから、最近はワンショットを使う機会がすごく増えましたね。例えばクライアントに「今回の曲は打ち込みのドラムで」という依頼があれば、Stylus RMXでマルチのドラムキットがファーストチョイスだし、Sound Elementsというカテゴリを使えば、キックならキック、スネアならスネアのさまざまなバリエーションを鍵盤に並べて使うこともできる。

    - Stylus RMXってループ音源でしょ、と思われてる方も多いかもしれませんが、実はワンショットがすごく充実したビートボックスでもあるんですよね。

    ちょっとピンポイントだけど、すごくお気に入りのシンバルがあって、Sound Elements > Cymbals > All Cymbals Hi-Fiの中に入っているE♭3の鍵盤にあるクラッシュシンバル、これめちゃくちゃ最高なんですよ。手前でも奥でもない絶妙な位置にいて、定位感も絶妙。このシンバルを使いたいためだけにStylus RMXを立ち上げることもあるくらい(笑)

    - ループマシン、ビートボックスとあらゆる使い方でご愛用頂いているんですね。オリジナルのStylusからは20年、Stylus RMXになってからは18年も経過する製品です。

    長年使っているので、僕の中ではあることがもう当たり前で、今言われて「ああ20年か」と思ってしまいました。未だに多くの人が使っていることを考えると、すごいですよね。


    素材の音がそもそも「強い」

    - Omnisphereについてもお伺いします。福富さんは前身となるAtmosphereからお使いでしたよね?

    ずっと使っているし、今もほとんどのセッションで最低でも1つはOmnisphereを使いますね。使わないセッションはないんじゃないかな。よく使う音は、ストリングスカテゴリの"Hollywood Studio Strings"ですね。

    - 福富さんは他社製のいわゆる「リアル」なストリングス音源もお使いでしたよね?

    もちろんそれらも使っています。こういう超リアル系のストリングスセクションに「もっと厚みを持たせたい」と思ったとき、このOmnisphereプリセットを重ねて使うんです。イメージ的には他社製の超リアル系ストリングスがファーストチェアで、セカンドチェア以降をOmnisphereに任せている感じ。そうすると、厚みと広がりのあるゴージャスな感じになるんですよ。うっすらと混ぜるだけでも全然違います。

    - Omnisphereの"Pads + Strings"カテゴリはこの製品の真骨頂の1つとも言えますね。

    そうですね。空間が見事に造られる感じというか。あと、Tron系のストリングスもしっかり質量がある感じが素晴らしいですよね。もちろん、一般的なポップスで使うようなシンセ、生楽器っぽいサウンドも高品位で充実しているし、劇伴系なら下手するとOmnisphereだけでいけちゃうくらい。

    - Omnisphereはプリセットの追加も数百単位で行われていますから、あらゆるジャンルに対応できるかと思います。他にもよく使うカテゴリはありますか?

    そもそもOmnisphere、シンセの音を探すときは必ず立ち上げるので...よく使うカテゴリというか全部ですかね。アナログシンセだけじゃなくて、黎明期のデジタルウェーブテーブル系とか、サーキットベンディングしたチップチューンサウンドとか。どれも使える音なので、今どきのフューチャーベースから、クラシックなレトロシンセまでカバーできちゃう。

    EDM系も強いですよね。シンセのプリセットって、結構ディレイとかリバーブで派手に仕上げられてるものがあるけど、それらを外すと途端にショボい音になっちゃうもの、よくありますよね。でもOmnisphereはそれがない。素材の音がそもそも「強い」んですよ。だから色んな音が重なっても負けないし、音数が少ないアレンジをしてもしょぼくならず、成立する。

    - 音が太い、ということでしょうか?

    そうですね、言葉にすれば「密度が高い」って感じ。エフェクトで加工しても音が崩れない、小さな音でも存在感がしっかりありますね。

    - 他に使っている機能だったり、珍しい使い方はありますか?

    実は、Omnisphereで最もよく使っているのが、起動状態でなるシンプルなオシレータの音で、これ結構気に入っているんですよ。

    - フィルターもエンベロープもかかっていない、「ピー」となる素のオシレータですね。

    ノコギリ、サイン、三角波あたりですね。エフェクトも何もかけずにベンド幅を±12とか24に設定して、ベンドを使いながら「ピューン!」みたいな宇宙っぽいFXサウンドを作ったり、アルペジエーターを使ってシーケンスフレーズを鳴らしたり。単なるオシレータだから他でも一緒だろ、と思ったけど、これがOmnisphereの圧勝なんです。これもやっぱり「密度が高い」からなのかも。nano.RIPEのアポロという曲でイントロから鳴っているシーケンスシンセもこの標準のサイン波で作った音です。


    「ちゃんとしたプロの音がする」

    - Keyscapeはいかがでしょうか?

    実は最初、グランドピアノの音が目的で購入したんですが、結果的に今一番使っているのはJD-800とかMKS-20、MK-80などのヴィンテージ・デジタルキーボードです。いわゆる「ディズニーの音がする」キーボードですね。僕が携わった一連のプリキュア作品でもかなり使いました。

    - 華やかな音が多いので、アニメーションにも合いそうですね。

    実は、実機も持ってるんですけど、接続が面倒だなぁと思って「あ!Keyscapeに入ってるじゃん!」って思って使ってみたら、イメージ以上にピッタリで(笑)

    20秒あたりから始まるAメロのバッキングはKeyscape、それから左右でピコピコなっているシーケンスフレーズが、さっきOmnisphereの時に話したデフォルトのサイン波です。この辺のプリセットは、ほとんどプリセットのままですよ。これはこれでもう1つの楽器のようなものだし、細かくパラメーターを調整するよりも、他のプリセットを探しに行きたくなるバリエーションの豊富さがいいですよね。

    Keyscapeの発売時に公開された著名ミュージシャンたちの試奏動画がありますよね?あれ、単なる製品のプロモーション動画を超えていて、教材レベルだなって思うんです。例えばこれもその1つで、

    つまり、各ミュージシャンがパッと鍵盤を押さえて音を確認した瞬間に、導かれるようにフレーズを演奏し始める。優れたミュージシャンって音によって弾き方も弾く内容も即座に判断してプレイするし、Keyscapeはその器を持った表現力だなと。僕は学校で教鞭を執ることもあるのですが、実は授業でこの動画を生徒に教えることもあるんです。音色と、フレーズと、ジャンルって密接に関係しているから、その音ごとの有名なフレーズをその音で弾いてみると、音楽的な幅が広がるよ、って意味でね。

    この動画でも分かるけど、Keyscapeってミュージシャンが演奏したときにテンションが上がるような音なんですよね。レコーディングエンジニアがしっかり骨太な音作りをしてくれた音という感じかな。これはSpectrasonics製品の全般に言えるけど「ちゃんとしたプロの音がする」んです。名盤レコードの音がそのまま出ますからね。

    迷う前に買いましょう。10年以上使えます。全てが現場レベル。それがSpectrasonics。


    福富雅之
    福富雅之

    (ふくとみまさゆき)

    音楽制作チーム「Nostalgic Orchestra」の作曲・編曲家

    プリキュアやアイドルマスター等、歌物にこだわり楽曲提供を行う。 また、「音の学び」を通して「音の楽しさ」を知るをコンセプトにした"音学セミナー"「キノコ音学校」を主催しエンターテイメントあふれる講義を実施中!

    キノコプラス合同会社 代表社員。
    https://kinoco-plus.com/
    https://nostalgic-orchestra.com/

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    私がSpectasonicsを使い続ける理由:Yaffle https://www.minet.jp/contents/article/spectasonics_special-interview_yaffle/ https://www.minet.jp/contents/article/spectasonics_special-interview_yaffle/ Mon, 15 Aug 2022 05:29:48 GMT active シンセの王者!って感じ – YaffleさんはSpectrasonicsのソフトウェア音源4種を全て長年ご愛用くださってるとのことです。どういった経緯で、どの製品から導入されていったのでしょうか? 初めはTrilianか…

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    シンセの王者!って感じ

    - YaffleさんはSpectrasonicsのソフトウェア音源4種を全て長年ご愛用くださってるとのことです。どういった経緯で、どの製品から導入されていったのでしょうか?

    初めはTrilianかな。まだ大学生だったころに買いました。ベース音源が必要だなって思って色々とググってみると、 「これ(Trilian)一択」「間違いない」ってどこを見ても書いてあるから、じゃあこれでいいか、って(笑)いざ使ってみると音もいいし、何の不満もない。今も使っていますね。

    - その他の製品はどのように導入されていったのでしょう?

    大学のころはバンドっぽいアレンジが主体だったのでOmnisphereとかは自分の作風には必要ないかなって思ってたんですが、その後自分の作風の幅が広がって行くにつれてOmnisphereやStylus RMXも買ったし、Keyscapeに関してはローンチのビデオを見て即座に買いました。

    - 作風の幅を広げる、という意味でOmnisphereは標準で14000を超えるプリセットを収録、細やかな無償アップデートのたびに数百以上のプリセット追加し、KeyscapeやTrilianを持っていればさらに数千のプリセットが追加され、"一生かかっても使いきれない" シンセでもあります。

    そうなんですよ(笑)「じゃあこれ持ってればもうOKじゃん」って。それと、Omnisphereにはよく話題になる「Burning Piano」ってプリセットがありますよね?たしか最初のOmnisphere 1のときからあるやつ。

    - 実際のピアノを燃やしながらサンプル収録を行ったものですね。奇抜系なサウンドかと思いきや、実は情緒あふれるピアノプリセットとなっていて、人気プリセットの1つです。

    大学の教授にジャズピアニストの山下洋輔さんがいらっしゃって、ピアノを実際に燃やしながら弾くというまさに"Burning Piano"パフォーマンスをされた方ということもあって、Omnisphereのこのプリセットに親近感があったのかもしれません。それからやっぱり、宣伝文句の通り"一生かかっても使いきれない"バリエーションの豊かさが(導入の)決め手だったかな。

    - Omnisphereは普段どういう使い方を?

    アレンジ作業の初期の段階だと、プリセットは使わずにオシレーターを選ぶところから始めるんです。膨大なプリセットはもちろん魅力的なんだけど、自分がアレンジ上でイメージした音を作り込みたいというのもあって。アナログオシレータ、デジタルのウェーブテーブルで基礎を作って、そこにサンプルを重ねたり、フィルターとかエンベロープをデザインして作ることが多いです。

    - Omnisphereのアナログオシレータ/デジタルウェーブテーブルは400種類以上、サンプルは65GB以上入っていますので、これだけでも幅広く対応できますね。

    アナログのオシレーター、ウェーブテーブル、サンプルをちゃんとレイヤーして音作りできるシンセって、他にないんですよ。中途半端にレイヤーできるものはいっぱいあるんだけど、ここまでしっかりできるものって他にない。だからもうシンセの王者、王者!って感じ(笑)死角なしですね。

    - Omnisphereは膨大なプリセットも魅力ですが、シンセエンジンも強烈です。そのエンジンをフル活用されているということですね。

    制作の後半にも重要な使い方があって、「なんか1つ物足りないな〜」というときに、Omnisphereの検索ウインドウにキーワード入れてプリセットから音を探すこともあります。ほわっとした抽象的なキーワードでもプリセットが出てきてくれるので、まるで願掛けみたですけど、意外とうまくいく。だから、ベーシックな音は自分で作るし、上物でプリセットを使う、みたいな感じが多いですね。どんな形であれ、使うことが多いシンセです。


    だからこそ、使う側は試される

    - 作風を広げていく上で、Omnisphereの音がYaffleさんに影響を与えた部分というのはあるのでしょうか?

    めちゃくちゃありますね。ソフトであれハードであれ、音がでるものは僕にとって「道具」だし、その道具でできることの範囲で人間は生きている、と思っていますから。Spectrasonicsという"道具"に受けた影響、広がったところは大きいですよ。

    僕自身、根本がアンビエント系のアプローチが好きなこともあるけど、やっぱりOmnisphereの音には「コレだ!」って思わされる部分が多いです。ちょっとザラザラした質感とか、アンニュイなドローンサウンドとかのプリセットが充実してる。イチから作りあげることも可能なシンセだけど、作りたい音は大体プリセットでも用意されてる。しかも、モジュレーションホイールにアサインされてる変化が絶妙ですよね。他のシンセと違って、揺れるだけじゃないものばっかり。

    - ただプリセットを巡回しているだけだと気が付きにくいですが、プリセットの1つ1つごとにモジュレーションホイールの変化の仕方が違っていています。ここだけ見ても「プリセットのこだわりがすごい」と分かりますよね。

    そうそう。だからただ鍵盤を押さえても、モジュレーションホイールをどう動かすかで全然表情が変わってくる、時間軸の変化が楽しめていいんですよ。ハリウッド系の劇伴なんかチェックしてみると「これOmnisphereで鍵盤一本で作ったんじゃないの?」みたいなものありますもんね。

    - Spectrasonicsの代表兼クリエイティブ・ディレクター、エリック・パーシングによれば「1週間の生活の中で自分の作った音がテレビから再生されない日はないんじゃないかな」とのことです(笑)

    かっけーーー!(笑)でも確かにそうですよね。僕も以前、水族館のイルカショー見てたときに「あ、これStylus RMXのループだ」って分かりましたもん(笑)だからこそ、使う側は試されるんですけどね。そのまんま使うのか、エディットしてさらに曲にフィットするように作るのか、という。

    - プリセットをそのまま使うことについては、どうお考えですか?時に「プリセットそのまま」に否定的な意見をネットで見かけることもあります。

    僕自身はオシレータから作り込むことが多いので「プリセット頼り」ではないけど、別にプリセットそのままでも何とも思いません。その音が曲に合うか合わないかを「思いつくか、思いつかないか」じゃないですかね。違うシンセを使ってゼロからOmniphereっぽい音を作ることもできなくはないんでしょうけど、あるなら使えばいいじゃんと思っています。

    これは以前誰かが言ってたんですが、プリセットそのままが「ダメだ」っていうんだったら、ピアノもバイオリンもギターだって全部「プリセット」じゃないかって。たしかにそうだなって思って。そんなことを考えると、プリセット使って音楽作るってことに抵抗もないし、別に悪いこととも思ってませんね。

    - たしかに、言い得て妙ですね!

    言い換えると、Omnisphereは「いい楽器」だってことですよね。


    絶対押したくなっちゃうじゃないですか(笑)

    - Keyscapeは「発売とともに買った」とのことでしたが、Keyscapeの中でどういった音を使われますか?

    エレピが充実しているのでRhodes系はよく使いますし、クラビネット、チェレスタなんかもグロッケンシュピールの代わりに使いますね。あとはハーモニウム(Harmochord)なんかも使います。結構一通り使ってるんじゃないかな。他にどんな楽器ありましたっけ...?

    - 80-90年代のヴィンテージ・デジタルシンセ(MK-80、MKS-20、JD-800)辺りなんかもよく話題に挙がります。

    あー確かに!あれは藤井(風)くんの曲でも使った! 一周回ってああいう音が今またいいじゃんって思いますよね。

    - これらのシンセは、エリック・パーシングがRolandにサウンドデザイナーとして在籍していたころに作った音なので、いわば「オリジナル」の音ですね。Rhodes始めエレピ系をよく使うとのことですが、Yaffleさんは実機のFender Rhodesをお持ちですよね?

    はい、ありますね。Mk2を持っています。

    - ですよね。ではKeyscapeのエレピはどういったところで登場するのでしょう?

    制作ではもう、ほぼこっち(Keyscape)ですね。実機のRhodes Mk2は、ピックアップが飛んじゃったり全鍵のレストアしなきゃとかになってて、もう新品買えてしまうくらいのお金がかかるんですよ。だから実機を使うのは、音数が少なくて、ちょっとローファイでみたいなアレンジくらいですね。なのでエレピはKeyscapeをよく使ってます。Rhodes Mk1は特によく使うかな。なんか、あれ使うとすごく賢そうに聞こえるんですよ。賢そうっていうのかな、なんか畏まりすぎてない感じ(笑)

    - クラビネットも使われている?

    これもめちゃくちゃ使いますね。というよりも、Keyscapeのクラビネット登場によって、他のクラビネット音源は全部吹き飛ばされましたよね。特にワウがかかったプリセットなんて最高。それまでは他社のものも色々と試して、何とか音を作り込んでとかやってきましたけど、もうKeyscapeだけです。

    - KeyscapeやTrilianは1つ1つのプリセットに対してコントロールウインドがカスタマイズされており、適切なパラメーターだけが表に出てくるようになっています。

    これが「楽器っぽさ」を感じさせる要素の1つですよね。EQじゃなくTimberで音の明るい暗いをパッとコントロールできるし、リバーブなんかもその音に合うように計算されたものが用意されてる。いい意味で「エリック・パーシングに誘導されてるな」って思います。例えばエレピに「トレモロ」ってボタンが用意されてたら、絶対押したくなっちゃうじゃないですか(笑)

    ミュージシャンって、ある程度の範囲で楽器のデザイナーに「管理」されてるものだって考えているのですが、このウインドウはまさにそういうことを表わしていると思います。KeyscapeのUIの「コレ使っとけ!」ってデザインはいい方向に僕らを導いてくれていますよね。

    - もちろんやろうと思えば深い階層まで入って細部のエディットなどもできますが、的確なものがフロントに揃ってることはいいですよね。

    フィニアス(・オコネル:ビリー・アイリッシュの共同制作者/兄)もインタビューで「OmniphereとKeyscapeとTrilianしか使ってない」って言ってましたもんね。それでできるんだから、コレでいいんですよ。僕ら側の需要というか「タンスの引き出しのどこに何がある」のが分かってる感。

    ピアノが欲しいなって思ったときに「スタインウェイ、ベヒシュタイン、ベーゼンドルファーが揃ってます!」っていうんじゃなくて「他のピアノもあるけど、Rhodesやクラビネットも揃ってますよ」って方が制作では良い事が多くて、その感覚こそ音楽的なんです。だから結局みんなSpectrasonicsに行きつくんだろうし、導かれてるってことですかね。


    充実したハードシンセのライブラリー

    - Omnisphereと同時に、KeyscapeやTrilianをお持ちの方は全てのサウンドをOmniphereからロードして使うことができます。例えば、Keyscape単体にはついていないアルペジエイター機能や膨大なエフェクト、エンベロープ、あらゆるシンセエンジンなども使うことができます。こういった機能を活用することもありますか?

    ありますあります!アルペジエイターは結構使いますよ。アルペジエイターから曲を作るということはないけど、願掛けみたいに「なんかイイの来い!」みたいに使うことがありますね。それから、アルペジエイターのパターンはいいんだけど音だけ変えたいなんてときにはSound Lock機能を使って新しい音をどんどん作っていくこともあります。

    あとは、エンベロープを自由に描けるのもいいですね。よくやるのはアタックの立ち上がりを時間じゃなく拍で設定することがすごく便利で、例えばパッドのアタックを拍にあわせて削ったりも感覚的にできる。

    - この辺は、ソフトウェアならではとも言えますね。

    そうですね。ソフトの方が曲のオチを見据えて設定できるからいいんですよ。しかもアップデートで世界中のハードシンセのライブラリーが入りましたよね?

    - はい、世界中の64種(2022年7月現在、アップデートにて随時追加)のハードウェアシンセライブラリーが追加されました。そのままライブラリーを使った音作りも可能ですし、対象のハードウェアをお持ちであれば、まるでハードシンセがハッキングされたかのような「Hardware Synth Integration」機能を使うこともできます。

    Support : Hardware Synth Integration

    Hardware Synth Integration機能は使ってないけど、このライブラリはめっちゃ使いますね。さっきも話したけど、制作の初期はプリセットよりも自分でオシレータ探すところから音を作り込むことが多いので、知ってる名前のシンセがずらっと並んでるのはめちゃくちゃ気分がアガりますよね。僕の曲の作り方として、土台を作り込んでから上を重ねていくってことに集中したいこともあって、音が頭に入ってるってことは結構大事で。「あ、ここにハードシンセっぽいストリングスパッドが欲しいな」って思ったときにパッと対象のシンセに行き着けることは助かりますね。


    だから好きなんだな

    - Spectrasonics製品はYaffleさんにとって単なるソフト音源ではなく「楽器」的な位置にいるわけですね。

    そうですね、楽器であり、僕の道具。あとは、シンプルに「メイド・イン・USA」の憧れもあるのかもしれないです。Spectrasonicsってカリフォルニアでしたよね?ハードもソフトも世界各国の色々なものを使ってきたけど、一周回ってやっぱりアメリカすごいな、説得力あるな、って感じているところで。音響的な意味だとイギリスが好きだけど、鳴りとかパンチ感とか上下のレンジ感とか、自分でも真似したくなるなと思うものはやっぱりアメリカが結果的に多くて。それは曲だけじゃなくて、こういった楽器や機材に関しても同様に。単純に国でカテゴライズしてるわけではないんだけど...

    - 「ヌケの良さ」みたいなことでしょうか?

    いや、実はその「ヌケが良い・悪い」って言葉はあまり好きじゃないんです。アレンジの中で抜けが悪いのって音が悪いからじゃなくて、アレンジが失敗しているからって時なんですよ。楽器のせいじゃない。ここでいうアメリカっぽいなという表現は、抽象的かもしれないけど「恥ずかしがらないパンチ感、押しの強さ」みたいなものといえばいいのかな。それをメイド・イン・USAなSpectrasonicsに強烈に感じていて、だから好きなんだなって思って。

    Spectrasonicsのシンセは、直感的にやりたい人に向いてると思います。出てきた音でイメージを膨らませられる人だったり、音にインスパイアされる人とか。周囲の人に「なんかいいソフトシンセない?」って聞かれたらほぼほぼOmnisphere!って答えてる気がする。ちょっと他のソフトシンセと比べたら値段的には高いのかな?でも、これ買って困る人絶対にいないんじゃないですかね。


    Yaffle
    Yaffle

    音楽プロデューサー、作曲家、編曲家

    TOKAのプロデューサーとして、藤井 風やiri、SIRUP、小袋 成彬、Salyu、eill、adieuなどの楽曲をプロデュース。
    2020年9月、欧州各地のアーティスト計8名をゲストに迎えた1st アルバム『Lost, Never Gone』をリリース。
    国内外で高い注目を集める。2021年10月に発売されたポケモン25周年を記念したコンピレーション・アルバムには唯一の日本人アーティストとして参加。映画音楽の制作も担当しており、『ナラタージュ』(17)、『響-HIBIKI-』(18)、『キャラクター』(21)などの作品のほか、サウンドトラックを手がけた映画『えんとつ町のプペル』(20)ではアニメーション界のアカデミー賞と呼ばれる第49回アニー賞で最優秀音楽賞にノミネート。

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    私がSpectasonicsを使い続ける理由:杉山 圭一 https://www.minet.jp/contents/article/spectasonics_special-interview_keiichi-sugiyama/ https://www.minet.jp/contents/article/spectasonics_special-interview_keiichi-sugiyama/ Fri, 05 Aug 2022 01:15:11 GMT active ここぞという時に外せない Spectrasonicsの音源は長らく使わせていただいていますが、自分の仕事の中では今でも確実に一軍選手で、ここぞという時に外せない重要な役割を担っています。 最初に買ったのはTrilianだ…

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    ここぞという時に外せない

    Spectrasonicsの音源は長らく使わせていただいていますが、自分の仕事の中では今でも確実に一軍選手で、ここぞという時に外せない重要な役割を担っています。

    最初に買ったのはTrilianだったと思います。ベースの打ち込みには人差し指と中指の違いや弦を弾く前に指が当たって音が止まる現象等々かなりこだわる方なのですが、そういった自分の細かいプログラミングにしっかり対応してくれるのがTrilianでした。 現在は物理モデリングの音源もいっぱい出ていますが、ベースに限って言えば物理モデリング音源はオケ中に埋もれやすくなってしまうため、サンプリングベースのTrilianはそういう場合もしっかりと存在を感じることができて、いまだに自分の編曲のエレキーベースの9割以上を担っています。

    Omnisphereの広がりがありリッチな音色ははもちろん編曲でも使いますが、ゲームにおいて高級感のあるUI、システム音を作成する際にもなくてはならない存在です。 また自分のアレンジにはコーラスワークが欠かせないのですが、そのコーラスアレンジの組み立てをする際もOmnisphereの膨大でハイクオリティなボイス音源は作業の時間短縮という意味でも非常にありがたい存在です。

    KEYSPACEは様々なジャンルの音色が入っているのでメインでももちろん使うのですが、意外なところでは他のキーボード音源に芯がないなと思った時なんかに混ぜて中域のガッツを出す、といった裏方・縁の下の力持ち的な使い方もよくしています。

    Stylus RMXは作曲の際の土台作りのときから立ち上げます。作曲の際にリズム、ベースがしっかりしていると制作しているメロディやコードが良いものかどうかジャッジしやすくなるので、テンポ感やグルーブだけでなくキメ感や外連味もしっかり作り込めるStylus RMXは楽曲制作の際にはなくてはならない存在です。


    杉山 圭一

    作編曲家、サウンドディレクター

    北海道函館市出身。学生時代には情報工学を専攻し、2000年にサウンドクリエイターとして株式会社セガ・エンタープライゼス(現・株式会社セガ)に入社。
    ゲームやテレビアニメの楽曲制作、邦楽アーティストの編曲やライブサポート、A&Rなどを経験し、2008年に独立。
    2012年に株式会社スタジオカリーブを設立。作編曲やレコーディング、サウンドディレクションだけでなく、 ゲームへのサウンドの実装や、サウンド周りのプログラムの設計、各種アドバイザーなども行っている。

    アーティストとしてはケラ(有頂天)、田渕ひさ子(NUMBER GIRL)、かわいしのぶ(SUPER JUNKY MONKEY) 、ハラナツコ、REIKOと共にKERA&Broken Flowersを結成。

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    私がSpectasonicsを使い続ける理由:神馬 譲 https://www.minet.jp/contents/article/spectasonics_special-interview_yuzuru-jinma/ https://www.minet.jp/contents/article/spectasonics_special-interview_yuzuru-jinma/ Fri, 05 Aug 2022 01:14:22 GMT active プロ音源の3種の神器 Spectrasonics社の製品との出会いはプロ作曲家になる直前、当時アドバイスを頂いていた先輩作曲家に「プロ音源の3種の神器」としてオススメされた事からでした。 その後、お金を貯めつつOmnis…

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    プロ音源の3種の神器

    Spectrasonics社の製品との出会いはプロ作曲家になる直前、当時アドバイスを頂いていた先輩作曲家に「プロ音源の3種の神器」としてオススメされた事からでした。 その後、お金を貯めつつOmnisphere、Stylus RMX、Trilianを一つずつ導入して行きました。

    楽曲のスケッチを作る時にまずOmnisphereを立ち上げてプリセットをランダムに鳴らしながら着想を得る事が多くあります。スケッチ段階での音源の出音というのはとても重要でこれまでOmnisphereの音から触発されて生まれた楽曲は多数あります。プリセットの数が膨大なのもワンパターンにならず無限の可能性を感じられて良いですね。

    Stylusとの出会いは自分の制作のスピード感に大きな変化をもたらしました。普段からスピードを要求される制作案件が多く、直感的に編集できる音源である事はとても重要な要素です。
    制作スピードが向上したのも勿論ですが、テンポを自在に変更ができる点は、展開に併せてテンポが変わる事が多い(時には小節単位でテンポが変わる)劇伴音楽制作の時に特に重宝しています。DAWのリージョン上にて打ち込み内容をエディットできる点も自由度が上がってとても良いです。

    ベースという楽器領域には当初苦手意識があったのですが、Trilianとの出会いでベースの面白さに魅了されました。とにかくプリセットの数が膨大でベースの音を順番にならしていると様々な発見があります。

    どの音源もそうですが、プリセットの数が豊富な点は特に素晴らしいなと思います。発売から歴史があるソフトですが未だに活用されているのには納得です。個人的にはさらに進化した次のバージョンのSpectrasonics社製品がもし発売されたら、新三種の神器になるのではと期待しています。


    神馬 譲
    神馬 譲

    作詞・作曲・編曲家、ボーカリスト

    北海道北見市出身。独学で作曲を習得し2010年より上京、職業作曲家として、歌物、ゲーム、舞台・アニメ劇伴等の制作に携わる。

    特にオーケストラ楽器を活用したサウンドに定評があり、GACKT×東京フィルハーモニー交響楽団第二回「華麗なるクラシックの夕べ」ではメインオーケストラアレンジを担当。 2020年にさいたまスーパーアリーナ、2021年に日本武道館、2022年に代々木第一体育館で開催された格闘技K-1のK’FESTA大会では「K-1シンフォニックオーケストラ」のアレンジャーとバンドマスターを担当。

    2022年よりボーカリストKui.と音楽ユニット「Storytellings」を結成し自身もアーティストとして活動を開始する。

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    SonarWorks SoundID Reference MultiChannel:株式会社スピンソルファ 作編曲家 牧野忠義 https://www.minet.jp/contents/article/sonarworks-soundid-reference-multichannel-review-makino/ https://www.minet.jp/contents/article/sonarworks-soundid-reference-multichannel-review-makino/ Fri, 05 Aug 2022 01:04:23 GMT active マルチチャンネルミックス作業をする上での課題 昨今、イマーシブオーディオ(全⽅位から⾳を発⽣させて没⼊感を⾼める⾳響デザイン)の話題が尽きませんが、2ch 以上のハードスピーカーを使ったミックスは各スピーカー間の相関関係…

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    マルチチャンネルミックス作業をする上での課題

    昨今、イマーシブオーディオ(全⽅位から⾳を発⽣させて没⼊感を⾼める⾳響デザイン)の話題が尽きませんが、2ch 以上のハードスピーカーを使ったミックスは各スピーカー間の相関関係(⾳量、距離、ディレイ、位相)のコントロールのために、2ch 環境よりも多少シビアなキャリブレーションが必要になります。

    ⼆等辺三⾓形もしくは正三⾓形に配置する、左右の壁との距離をシンメトリーにする、等お⾦をかけない基本的な事はこちらの記事でプロの⽅々が詳しく解説されています。

    弊社も昨年、アコースティックエンジニアリングさんにスタジオを作って頂きました。外界からの⾳の遮断、ブースの完全防⾳、定在波や⾳の回りを極⼒抑えるコンセプトです。仕上がりは⾮常に上質で⼼底満⾜しているのですが、各オーナーのコンセプト、不動産の条件によって優先順位はそれぞれですので「プロの施⼯=全ての物件で完璧な⾳場」にはならないと思います。

    何を正とするかは⼀旦置いておきますが、リファレンスを統⼀するというのはそれだけ難しい事なのです。その解決の⼀⼿になるのが今回マルチチャンネルに対応した⾳響補正ソフトウェアSonarWorksSoundID Reference MultiChannel です。


    実際に使⽤してみて

    忖度なく結論から申し上げますと、

    • 補正後の⾳はかなり⾃然で良くなっている
    • 何回計測しても差は誤差レベルなので⼀回でOK
    • スピーカーを買い替えるより先にSonarWorks SoundID Reference を試して頂きたい
    • PCで動画、⾳楽、ゲーム等を楽しみたい⽅にもおすすめ

    と、個⼈的には感じました。
    幸い弊社には⽅向性の違う作業スペースが2ヶ所ありますので、それぞれMac/Windows 環境で複数回の測定を⾏いました。


    防⾳施⼯された制作スタジオ

    Apogee Ensemble
    Focal Trio6BE、Focal Shape65、IKmultimedia iLoudMTM

    Sonarworks
    吸⾳材で調⾳したゲーム実装エリア

    SSL 2
    Focal Shape50

    Sonarworks

    計測ポイントは40か所弱と前バージョンより少し増えたような気がしますが、LR スピーカーの距離、リスニングポイントとの三⾓形の距離も⾃動で検出され、各スピーカーの0.数db の誤差、レイテンシーまで⾃動検出し補正をしてくれます。

    Sonarworks
    Sonarworks

    補正後の⾳はReference4 の頃よりかなりナチュラルになっています。
    特に⾼域のシャリ感、低⾳のスカスカ感はそんなに変わる︖というレベルでしたので逆に不安もあったのですが、SoundID になって計測精度が⾼まったことに安⼼して使える⾳になった印象です。

    また、複数回計測してもその差は誤差レベルでした。
    ⼀度の計測で確実なキャリブレーションが完結すると考えると導⼊も気楽になりますし、ヘッドホンはプリセットが豊富に準備されているので該当の型番があればそれをセレクトするだけです。

    DAW のマスターに差して使ってみるとほとんどレイテンシーも感じません。
    特に100Hz 周辺のディップが綺麗に取れているので低⾳域楽器のトラックの重ね⽅や、EQ の加減、⾳源ごとの癖も⾒えやすくなります。すっきりしすぎて物⾜りないと感じる⽅がいらっしゃったら、補正⽐率を下げてみるのも良いでしょうし、普段はOff にして慣れた⾳で制作、チェック時やミックスの段階でOn にしてしっかり詰めていくという使い⽅もOKだと思います。

    Sonarworks

    実装環境の⽅で効果的に感じたのはエンコード後の⾳が把握しやすくなった事ですね。
    BGM は最⾼〜⾼⾳質に⽌める事が多い反⾯、ローの存在が肝になる曲はエンコード後に印象が変わりやすいですし、ボイスは⼩声キャラの接近効果をはじめ、声の圧を捉えやすくなります。
    様々なサウンドが⼊り乱れるゲームサウンドの調整段階においても、⼤局的な判断⼒を⾼める事が出来る様に感じました。

    余談ですが、DAW 側の出⼒に対してOS 側のsoundID は反応しませんので⼆重でかかる事はありませんし、プラグインをON にした状態でバウンスを⾏うと警告が出ますので誤って補正を掛けっぱなしでwav に反映させてしまうことも防げます。

    Sonarworks

    2ch でもその効果は⼗⼆分に得られますし、冒頭に挙げた様な2ch 以上のハードスピーカーを使ったミックス環境を作る際にも確実にSonarWorks SoundID Reference MultiChannel をオススメします。
    あらゆるキャリブレーション問題が⼀気に解決し、有限である「時間」をその分作曲やミックスに充てる事が出来ます。クリックひとつでフルフラットな再⽣環境が⼿に⼊ると考えると⾼価なIOやスピーカーを⼊れ替える前にお試し頂く価値はあると思います。

    Sonarworks

    最後に、対クリエイターという形でレビューをしてきましたが、OS レベルの出⼒でもこのsoundID は有効ですので 動画、⾳楽、Steam 等ゲームサウンドを楽しみたいという⽅にもおすすめ出来ます。


    基準を持つことの重要性

    冒頭で申し上げた通り、基準を明確にするのは⾮常に難しく、バジェットが限られたプロジェクトで、外のスタジオでミックスを⾏う場合は特に注意が必要です。

    そのスタジオ特性に⾃分が合わせなければいけませんし、普段の制作環境に持って帰ってバランスをミスっていた事に気付いたら取り返しがつきません。AudioMovers の様なリモートミックスだとしても、判断をするという時点でリファレンスは正確であるに越した事はありません。

    SonarWorks SoundID Reference を導⼊していたとしたら、その事故は確実に減るはずです。
    願わくば全てのスタジオに導⼊して頂き、ハコの特性を活かすか、SonarWorks SoundID Referenceで補正するかを選べる様になれば、リファレンスの提⽰という意味で制作スタジオの信頼性が更にアップするのではないかと考えています。

    Sonarworks
    牧野忠義

    株式会社スピンソルファ 作編曲家

    ゲーム⾳楽を中⼼にパビリオン、アニメ、TV 番組の楽曲制作など作曲家として活動。 サウンドプロデュース/ディレクション業へも本格的に業務拡⼤中。

    代表作
    GUNDAM EVOLUTION / FINAL FANTASY VII REMAKE / MONSTER HUNTER WORLD / ドバイ万博⽇本館 / NHK スペシャル「東京ロストワールド」/ Netflix ドラゴンズドグマ

    製品詳細

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    Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/article/sonarworks-soundid-reference-multichannel-review-makino/'); ]]>
    Apogee Duet3 インタビュー – Pista(歌い手・MIX師) https://www.minet.jp/contents/article/apogee-duet3-pista-interview/ https://www.minet.jp/contents/article/apogee-duet3-pista-interview/ Thu, 28 Jul 2022 09:00:13 GMT active MacBook Proのような「スタイリッシュな歌ってみた制作環境」 2007年の発売時、そのルックスとコンセプトがホームレコーディングの常識を覆したApogee Duet。さらに洗練され進化したApogee Duet3…

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    MacBook Proのような「スタイリッシュな歌ってみた制作環境」

    2007年の発売時、そのルックスとコンセプトがホームレコーディングの常識を覆したApogee Duet。さらに洗練され進化したApogee Duet3について、ボーカルミックス・歌ってみたMIXで使用してもらい、感想をお伺いするシリーズ・インタビュー。

    第2回は活動開始から半年程度にも関わらず、YouTubeで累計60万回以上の再生回数を誇る「謎の歌い手」Pistaさんに使っていただき、お話を伺いました。


    この小ささ、薄さでこの音!っていうのが衝撃でした。

    Media Integration(以下MI)

    Pistaさんは主に歌い手としての活動をされていると思いますが、経歴などを簡単に教えてください。

    Pista氏(以下敬称略)

    音楽は幼稚園でピアノをやっていたくらいで、特に経歴みたいなものはないんです。歌ってみたはnanaを高校生の時にはじめたのがきっかけで、特に音楽を習ったとかはありませんでした。

    音楽制作としては、大学の頃に音楽制作スタジオでインターンをしていて、そこで機材を借りて勝手にMIXしていたのが最初です。だいたい2017年頃の話です。そのスタジオにあったProToolsを使って、主に知り合いの歌い手さんの作品をMIXしてました。

    MI

    その流れから現在は歌い手、MIX師として活動されているんですね。実際に歌ってみた制作でApogee Duet3をお使いいただいたと思いますが、ファーストインプレッションをお聞かせください。

    Pista

    箱を開けて手にとってみて、知ってはいたけどコンパクトだなというのが最初の印象でした。音を出してみると、「この小ささ、薄さでこの音!」っていうのが衝撃でした。入る音も出る音も相当いいなと感じました。

    Duet3

    MI

    デザインに関してはいかがでしたか。

    Pista

    高級感がありますよね。オーディオインターフェイスってゴツゴツしたデザインが定番だと思うんですが、Macのようなスタイリッシュなデザインのものはあまり見かけない気がします。小さくて洗練された高級感のあるデザインで、まさにMacBookのような製品だと思いました。

    Duet3にはブレイクアウトケーブルだけ挿してコネクターは机の下に転がしておけるので、スマートな制作環境を実現できるなと感じました。MIX師や歌い手って狭いスペースで作業している人が多いと思うんです。ウォークインクローゼットに吸音材を貼って録音している歌い手さんとか。そういう場合でもセッティングがコンパクトにまとまるので、スペースが無い人の作業環境には特にマッチしていると感じました。

    MI

    特に歌い手の場合、実はマイク入力は1つあればいいので、ちょうど良さそうですね。

    Pista

    そうなんですよ、今使っているオーディオインターフェイスもマイク入力が4つあるんですけど、ひとつしか使ってないんです。音がいいから大きくても仕方ないなと思ってたんですけど、Duet3の方が音もいいしコンパクトなので、これからどうしようかなと(笑)。


    高解像度、高い分離感。フラットな特性のオールラウンダー

    MI

    音質に関してもう少しお伺いしたいのですが、まず、出力側の音質はいかがでしたか。

    Pista

    ヘッドホン、スピーカー双方聞いてみたんですが、すごく解像度が高く、分離感のある音だなと感じました。例えるなら音の粒が見える、みたいな感じです。歌い手さんにとっては、MIX師さんから返ってきた音源の細かい部分までジャッジしやすくなるので、制作のしやすさにつながると思いました。

    MI

    Duet3はバスパワー駆動なのですが、音質に影響を感じましたか?

    Pista

    そうなんです!Duet3ってパソコンにUSBでつなぐだけで使えるんですよね。バスパワーですが、素直に音はよかったです。本当にすごい。歌ってみた制作をするには申し分ない音質だと思います。

    MI

    入力側も同じ印象ですか?

    Pista

    ちゃんと調べたいと思って、オーディオ出力音をDuet3と今使っているオーディオインターフェイスで同時録音して検証してみたんです。今使っているオーディオインターフェイスも悪くないので、ぱっと聞いただけでは細かい音の違いがわからなかったのですが、並べて聞いてみたらかなり違いがありましたね。Duet3は高域だけ、低域だけという感じではなくて、全部の音域に渡ってクリアという印象でした。

    今使っている機種は1kHzくらいの帯域が良い意味で歪みっぽいというか、味があるというか、そういう音なんですけど、Duet3は色付けなくクリアでフラットな印象でした。マイクはLEWITT LCT440とAMATERAS 8097[S]を使っているんですが、自分の声質だと入力音もDuet3の方がいいなぁと思ってしまって。本当に悩ましいです(苦笑)。

    MI

    これまでに挙げてもらった特徴は、いわゆるApogeeの音の特徴と同じかもしれません。Apogeeの製品は初めてですか?

    Pista

    初めてです。そうか、なるほど…これがApogeeの音なんですね!

    MI

    Pistaさんの声はいかに滑らかに録るかが重要な声質なので、Apogeeは合うかもしれませんね。

    Pista

    そうですか、なるほどなるほど。そういえば、他のMIX師さんから「もらった音に色々アウトボードをかけるのでなるべく味付けしないで送ってほしい」って言われたことがあるんですけど、そういう時によく合いそうですね。自分でMIXした時も、Duet3は音の癖がなかったのでEQのセッティングが決まりやすかった印象があります。

    Pista - REC環境

    歌い手、MIX師の入門機からのグレードアップに

    MI

    音質以外の面もお伺いします。付属しているプラグインについてはいかがでしたか。

    Pista

    Symphony ECS Channel Strip(※編集部注:付属版のSymphony ECS Channel StripはApogee Control 2でのみ使用できます。DAWで動作するNative版は別売になります。)を使ってみました。役に立たないコメントで申し訳ないんですが、普通に使えました(苦笑)。パラメーターが少なくてシンプルなので誰でも使えそうですよね。

    Symphony ECS Channel Strip

    DSPミキサー(※編集部注:Apogee Control 2)もシンプルで迷うことはなかったですね。チャンネル数が多いオーディオインターフェイスのDSPミキサーって、ちょっと僕にはハードルが高いと言いますか。一方でDuet3はデザインもわかりやすいし、チャンネル数が少ないというのもあって、そういう難しさは感じませんでした。

    MI

    ループバック機能もあるので配信にも使えるんですが、使ってみましたか?

    Pista

    はい、普通に使えました(笑)。OBSとのコンビネーションで、Duet3からOBSに送って、配信も問題なくできました。

    MI

    Duet3はケースも付属していて持ち運びもしやすい設計なのですが、自宅以外でも使ってみましたか?

    Pista

    いや、本当に…Duet3、4年前くらいに欲しかったです(笑)。

    というのも、今は音が出せる環境なので持ち出してはいないんですが、数年前は声が出せなくて、歌の録音はヒトカラ専門店に行ってしてました。オーディオインターフェイスを持ち出すのって意外と大変で。そういう意味では、持ち運べて高音質なオーディオインターフェイスとしてはベストチョイスだと思います、Duet3は。

    MI

    最後に、Duet3はどういう人に向いているオーディオインターフェイスだと思いますか?

    Pista

    入門機を使って歌ってみたを録音していて、グレードアップしたくなった人には最高の選択肢だと思います。チャンネル数が少ないので難しくないし、持ち運べるし、音がいいんです。MIX師でいうとアウトボードを使わない人なら必要十分な感じがします。とにかく音がいいのでMIXはしやすかったです!


    Pista

    歌い手、MIX師

    日本歌ってみたMIX師協会 事務局長。大学在学中にインターン先の音楽スタジオでレコーディング・ミックスを学ぶ。2017年から2019年までMIX師として活動。100万再生を超える歌ってみた作品のミックスを複数担当する。2021年10月からは「Pista / ぴすた」の名義で歌い手として活動中。YouTubeチャンネルの開設からわずか半年で、累計再生回数は60万回を突破している。

    https://www.youtube.com/c/Pistakun/featured


    製品情報

    https://www.minet.jp/brand/apogee/duet-3/]]>
    Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/article/apogee-duet3-pista-interview/'); ]]>
    Teenage Engineering TX–6 firmware update 1.1.4 リリース! https://www.minet.jp/contents/info/teenage-engineering-tx-6-firmware-update-1-1-4/ https://www.minet.jp/contents/info/teenage-engineering-tx-6-firmware-update-1-1-4/ Thu, 14 Jul 2022 06:23:31 GMT active TX-6の本国発売から2カ月、初めてのファームウェアアップデート。 USBメモリへのダイレクトレコーディングや、POシリーズとの連携強化、全ての設定の保存機能やBluetooth MIDIへの対応など盛りだくさんのアップ…

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    TX-6の本国発売から2カ月、初めてのファームウェアアップデート。

    USBメモリへのダイレクトレコーディングや、POシリーズとの連携強化、全ての設定の保存機能やBluetooth MIDIへの対応など盛りだくさんのアップデート。ライブからフィールドレコーディングまで、最高の機能が追加されました。

     

    アップデート内容:

    • USBストレージ(USBメモリ/SSD)による24bit/48kHzステレオWAVファイルの録音/再生機能。1ファイルにつき最長で4時間8分(248分)まで録音可能(オーディオ検出による自動開始のアームレコーディングが可能)
    • AUXおよびCUEにPO-Sync出力を搭載(PO-Syncは8分音符、モジュラーシステムへの16分音符を選択可能)
    • TX-6の全パラメータを外部MIDIで制御可能になり、MIDIによる完全なリモート・コントロールを実現
    • synth modeのMIDIサポートが拡張、外部キーボードからのMIDI信号でシンセをクロマチックに演奏可能
    • すべての設定の保存と読み込みが可能な「scenes」を追加
    • USBオーディオで複数のサンプルレートをサポート。48kHzおよび44.1kHz(MPC liveなどとの互換性)
    • Bluetooth(BLE)MIDIクロック入力/出力に対応。クロックルーティングの設定が可能
    • Bluetooth(BLE)midiキーボードなどの周辺機器を接続できるBLEホストモードを搭載
    • AUX出力とCUE出力の切り替えが可能。ハイインピーダンスヘッドホンに必要な場合AUX端子の高出力を利用可能
    • 入力モードにステレオ/モノ/スプリットに加えて、バランスド・モノ入力モードを追加
    • 各パラメーターはノブを動かすまで元の値を保持するようになり、ノブ設定の切り替えがより簡単に
    • Freeze FX パラメーターのスナップバックを廃止、クリックでリセットできるように変更
    • FX I Send の変更をよりスムーズに設定可能
    • USB MIDIホストモードに関する安定性の改善
    • USBオーディオモードが、直接ではなくメニューの終了時に設定されるように変更

     

    ファームウェアアップデート手順

     

    ファームウェアのダウンロード等、詳細情報は下記サポートページをご覧ください。

    https://support.minet.jp/portal/ja/kb/articles/tx-6-os-update-release

     

    製品情報

    https://www.minet.jp/brand/teenageengineering/tx6/]]>
    Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/info/teenage-engineering-tx-6-firmware-update-1-1-4/'); ]]>
    Omnisphere2使い方Tips 様々なジャンルに活用できるシンセサイザー! https://www.minet.jp/contents/article/omnisphere2-tips-junya-watabe-202207/ https://www.minet.jp/contents/article/omnisphere2-tips-junya-watabe-202207/ Sat, 09 Jul 2022 03:23:59 GMT active Spectrasonics Omnisphere2は、14,000を超えるプリセットを持つ強力なシンセサイザーです。 EDM系に強いという評判がありますが、Omnisphere2が得意なのは、EDMに留まりません。 ポッ…

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    Spectrasonics Omnisphere2は、14,000を超えるプリセットを持つ強力なシンセサイザーです。

    EDM系に強いという評判がありますが、Omnisphere2が得意なのは、EDMに留まりません。

    ポップス、シネマティックな劇伴音楽にも使えますし、SEや環境音なども大量に収録されており、まさにジャンルを問わず使える音源となっています。

    本記事では、Omnisphere2の様々な使い道や、制作に使ったTipsをお届けいたします。


    ポップス系

    まず先に、8小節のサンプル楽曲を聴いてみましょう。

    トラック数は6トラックで、その内、2つのトラックでOmnisphere2を使っています。

    Omnisphere2の制作Tips

    高音域のキラキラとしたSEや、ピコピコとしたシーケンスで、Omnisphere2を使っています。

    Omnisphere2を使わない場合は、次のように大変シンプルな楽曲となります。


    キラキラとしたSE

    Omnisphere2は様々な音色が収録されていますが、中でもARP+BPMというカテゴリは、便利なプリセットが収録されています。

    DAWのBPMに合わせて、自動的にシーケンスを提案してくれるプリセット群です。

    今回は、高音域でキラキラとしたSEを追加したかったので、Aqua Motion Pianoというプリセットを選択しました。

    Omnisphere2の制作Tips

    MIDIの打ち込みとしては、大変シンプルです。

    Omnisphere2の制作Tips

    Key=Aの楽曲なので、主音であるA(ラ)と、その完全五度上であるE(ミ)を交互に打ち込んでいるだけですね。

    これを楽曲上で聞くと、次のようになります。

    さりげなくキラキラが加わって、華やかになっているのが分かると思います。

    こうしたSE的なキラキラは、Omnisphere2の中には数え切れないくらい入っているので、楽曲に合わせて選び放題です。

    日本のポップスの楽曲は、様々な音色で全周波数を埋めるようなアレンジも多いですが、高音域をこのような音を使って埋めるのは一つの手ですね。


    ピコピコとしたシーケンス

    さて、それではピコピコとしたシーケンスをOmnisphere2のアルペジエーター機能を使って加えていきます。

    短い音を使ってピコピコさせたいと考えたので、カテゴリSynth Shortから、ジャンルPopを選択し、その中からChiptune Square Dropsというプリセットを選択しました。

    Omnisphere2の制作Tips

    アルペジエーターを使うので、MIDIの打ち込みはKey=Aの主音であるA(ラ)を長く打ち込みます。

    Omnisphere2の制作Tips

    プリセットの初期状態では、アルペジエーターは次のようになっています。

    Omnisphere2の制作Tips

    大変シンプルですね。

    自分でアルペジエーターのパターンを打ち込んでいきます。

    Omnisphere2の制作Tips

    ノートの上に、「+2、+7、+11」などの数字が書かれていますね。

    これは打ち込んでいるノートAに対して、半音単位でどれくらい上か下かを設定しています。例えば、+2なら、A(ラ)の半音2つ分上のB(シ)というわけですね。

    これらのシーケンスの数字を、闇雲に設定するのは中々困難でしょう。

    実は、キーの主音をトリガーにしている場合、シーケンスに向いている値があります。

    メジャーキーであれば、0・+2・+4・+7・+9・+11の6つの値です。

    次の表を見ると、なぜシーケンスに適した値なのかが分かります。

    Omnisphere2の制作Tips

    表の下段、コードトーンは黄色で塗っています。アヴェイラブルテンション(コードの機能を変えることなく自由につけられるテンション)は、青色で塗っています。

    Key=Aのダイアトニックコードのコードトーン・アヴェイラブルテンションを考慮した時に、

    • A(0)
    • B(2)
    • C#(4)
    • E(7)
    • F#(9)
    • G#(11)

    この6つの音階は、どのコードにも大体適応するため、コードから外れた音になりづらいのです。(ただし、ノンダイアトニックコードを使うときは、話が別になります。)

    アルペジエーターを使う際には、これらの音とそのオクターブ違いの(+12・-12した)音を入れ込んでみましょう。


    アルペジエーターを使うメリット

    アルペジエーターで作ったシーケンスは、最初からピアノロールで打ち込んでもOKです。

    アルペジエーターを使うメリットとしては、Omnisphere2内でモジュレーションをかけられることです。

    例えば、アルペジエーター内にある、LengthというパラメーターにLFO(周期的に値を変化させるモジュレーション)を使ってみます。

    Omnisphere2の制作Tips

    すると、左側にモジュレーションの画面が現れます。

    ノートの長さや、どれくらいの周期で変化させるのかを、左側の画面で操作します。

    Omnisphere2の制作Tips

    時間に応じて、ピコピコの長さが変わっているのが分かりますね。


    オートパンを設定しよう。

    私としては、このシーケンスが左右から聴こえてくるようにしたいと考えました。

    そこで画面を移動し、PANに対してLFOをかけることにしました。

    Omnisphere2の制作Tips

    周期的にLRに行くのはあまり好まないという場合は、モジュレーションの中のRandomizeを使っても良いでしょう。

    今回は、LRの振幅変化させるために、LFO内のDEPTH(かかり具合)に対して、モジュレーションをかけました。

    Omnisphere2の制作Tips

    これで、パンが機械的に変化する感じが軽減されたように思います。

    この方法はあくまで一例! アイデア次第で様々なモジュレーションを活用できます。


    FXを追加しよう!

    Omnisphere2のFX機能は、大変充実しています。

    A~Dの4つのオシレーターそれぞれ個別にエフェクトをかけられます。

    また、A~Dが出力された後の信号はCOMMONに向かいますが、COMMON上でもエフェクトがかけられます。

    Omnisphere2の制作Tips

    右上にあるAUX SENDというフェーダーを使うと、センドでエフェクトを使うことも出来ます。(Omnisphere2の中に、まるでDAWのFXトラックがあるようなイメージです。)

    今回は、より左右に音を散らせて、ステレオ感のあるサウンドにしようと考えました。

    そこで、AUXを使ってディレイを使うことにします。

    Omnisphere2の制作Tips

    そして、AUXに移動し、ディレイとリバーブを立ち上げました。

    エフェクトは、上から順にかかります。

    Omnisphere2の制作Tips

    これで、左右に広がる音になりましたね。

    曲全体で合わせると、次のようになります。


    ここまでのまとめ

    Omnisphere2はポップス的な楽曲でも活躍する場面があるのが分かって頂けたと思います。

    最初からアルペジエーターが組まれたプリセットもあるので、それを活用してもOK。

    また、好きな音を自分なりにアレンジして組み込むことで、より自分らしいサウンドを作ることもできます。


    劇伴のSE・BGMに向いたカテゴリ紹介

    劇伴は、舞台音楽やアニメ・映画・ドラマなどの映像にはめる楽曲に使われる言葉です。

    特にOmnisphere2は、SEやシネマティックなド迫力の音も大変多く収録されているため、劇伴にもかなり向いている音源です。


    Noisescapes

    例として、例えば海の映像に音楽を付けるとしましょう。

    Noisescapesから、SFX Water Colorsを選択すると、水にちなんだプリセットが出てきます。

    Omnisphere2の制作Tips

    こういった音を使うには、普通であれば自分で収録して音を加工したり、サンプルを購入したりする必要がありますが、Omnisphere2の中には最初からそれなりの数が入っています。

    実際に、私が依頼を受けた楽曲の中でOmnisphere2の環境音を取り入れた音源がYoutube上にもあります。(クリックで該当箇所に飛びます。)全国豊かな海づくり大会というイベントのオープニング楽曲ですが、深い海のボコボコとした音が情感を掻き立てています。

    環境音を取り入れたポップス楽曲を作る場合にも、即戦力になるでしょうね。


    Textures Playable・Textures Soundscape

    同じく、Textures Playable・Textures Soundscapeというカテゴリも、感情や情景を表現するのに適したサウンドが大量に含まれています。

    例えば、Textures Soundscapeから、Mysterious(ミステリアス)なムードのプリセットを選択してみます。

    Omnisphere2の制作Tips

    何とも言えない緊張感のあるサウンドですよね。

    これを0から他のシンセサイザーで再現すると考えると、「うっ……」と胃を押さえたくなるほど。

    Omnisphere2であれば、14,000のプリセットの中に、絶対に目当ての音がある。という信頼感がありますね。(多すぎて、探すのが大変な場合もありますが。)


    Hits and Bits

    Hits and Bitsのカテゴリも大変面白いです。

    Hits and Bits>Type:Big Boomers>Caven Tube1というプリセットを選択してみます。

    Omnisphere2の制作Tips

    ド迫力のサウンドですね!

    私自身、この手の音を楽曲で使うためにサンプルを購入した後に、「あ、Omnisphere2の中にもあったのか……!!」と悔しがった経験があります。

    一通り、プリセットのカテゴリ毎の傾向を聴いておくのは、Omnisphere2を使う上ではとても重要です。


    ジャンルレスな音楽作りに。

    Omnisphere2のプリセットは、太く強く、芯があるサウンドが多いです。

    そのため、音色を起点に楽曲を作る場合に、非常に役に立ちます。

    Spectrasonics同社のベース音源Trilianや、鍵盤総合音源Keyscapeを持っている方は、Trilian Creative・Keyscape Creativeというライブラリが追加されるのですが、こちらもプリセットを聞くだけで曲が作りたくなるサウンドに満ちています。

    例として、Trilian Creativeの中からExtrusion Fusionというプリセットを起点に、サンプル曲を作ってみました。

    Omnisphere2の制作Tips

    アコースティックなアルペジオパターンが、このプリセットの音です。

    他のトラックも全て、Omnisphere2のプリセットを使いました。

    Omnisphere2の制作Tips

    一つ一つの音が野太く存在感があるため、たった4トラックでも十分聞き映えのするサウンドになっていると思います。

    このように、音良い音色を起点に創造力を膨らませられるのは、Omnisphere2の大きなメリットの一つです。

    ジャンルの幅に縛られずに、オリジナリティの強い音楽を作りたい方は、ぜひ導入されてみてはいかがでしょうか?


    プリセットをより活用するためのTips

    Omnisphere2のプリセットは、説明文が大変充実しています。

    使い方のヒントが書かれているのです。

    Omnisphere2の制作Tips

    英語ですが、大体の雰囲気は理解できると思います。

    どうしても英語が苦手な人にオススメなのが、和訳してしまうことです。

    まず、画面左下のEdit Tagsをクリックします。

    Omnisphere2の制作Tips

    画面遷移後、Notesの文章をコピーし、翻訳します。

    Omnisphere2の制作Tips

    私はDeepLという翻訳ソフトをインストールしているので、ショートカットキーCtrl+Cを2回連続で押すと、翻訳された文章が立ち上がります。

    Omnisphere2の制作Tips

    Omnisphere2のプリセットは、Modホイールによる音の変化が組み込まれているものが多いです。どのような動作になるのかを、プリセット説明文章から知ることが出来て、非常に便利ですね。


    まとめ

    以上、様々なジャンルで使えるOmnisphere2の制作Tipsでした。

    かなり多機能なので、ご紹介したTipsはごく一部に留まっていますが、使えば使うほど人それぞれに使い方が生まれるのがOmnisphere2の魅力の一つです。

    まだ聴いたことのないサウンドに出会いたいなら、これほど適した音源もないでしょう。

    Omnisphere2は、それほどクリエイティブな心を刺激してくれる音源なのです。


    この記事を書いたのは
    渡部絢也

    渡部絢也

    作編曲家・シンガーソングライター

    「地方にいながら、音楽でご飯を食べる」で十数年。
    東北秋田県で田舎生活をしながら、音楽にいそしむ。
    メイン楽器はアコギ。歌も歌うDTMer。

    • 音楽制作依頼(舞台ミュージカル音楽・CMソング&BGM等)
    • ブログ運営(音楽理論解説&VSTプラグイン解説
    • 教材販売(使えるギターコード進行集など)
    • ユニット「ウタトエスタジオ」では、ファミリー向けの作品作りも

    丁寧解説がモットー。ぜひHPにも遊びにいらして下さい。

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    LCT 240 PRO, LCT 440 PURE レビュー Acoustic Guitar 編 : 野﨑心平 https://www.minet.jp/contents/article/lct-240-pro-lct-440-pure-review-acoustic-guitar-edition-nozaki/ https://www.minet.jp/contents/article/lct-240-pro-lct-440-pure-review-acoustic-guitar-edition-nozaki/ Wed, 06 Jul 2022 02:58:09 GMT active 自宅でのボーカルやダイアログ録音に加え、コンデンサーマイクで録音することが多い楽器は、アコースティックギターです。アコースティックギターの持つ空気感のある音を綺麗に収録したいと考えている方は多いはず。 数々のコンデンサー…

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    自宅でのボーカルやダイアログ録音に加え、コンデンサーマイクで録音することが多い楽器は、アコースティックギターです。アコースティックギターの持つ空気感のある音を綺麗に収録したいと考えている方は多いはず。

    数々のコンデンサーマイクの中でも、オーストリアから「ニュー・スタンダード」となるバラエティに富んだマイクをいくつも開発しているマイクメーカー LewittからリリースされているLCT 240 PRO、LCT 440 PUREは、「初めてのコンデンサーマイク」に最適な製品です。

    LCT 240 PROとLCT 440 PUREは、ダイアフラムの大きさに違いはあれど、上下関係があるわけではなく、両製品ともに素晴らしいパフォーマンスを発揮してます。

    今回の記事では、作曲家、クリエイター、音楽プロデューサーである野崎氏とボーカリストであるKimottoさんに実際に2つの製品を使っていただき、録音データ付きでレビューをいただきました。収録する楽曲やプレイスタイルによって、今回ご紹介する2つのマイクでも選び方が変わってきます。ギターのソロトラックはもちろん、ミックスした際の音の質感にも注目です。


    演奏してて気持ちいい。

    前回のVocal編に引き続き、アコースティックギターをソースにした「LCT 240 PRO」「LCT 440 PURE」のレビューをさせて頂きました。 どちらのマイクも演奏していて、とても気持ちがよく、レコーディングをすることが楽しくなるようなマイクだと感じました。 img_5232

    軽やかでスピード感のあるサウンド LCT 240 PRO

    「LCT 240 PRO」はアコースティックギターの録音にも大変相性が良く感じられました。 カラッとした爽やかな音の傾向が、アコギの良さを引き出し、軽やかでスピード感のあるサウンドが収録できます。 例えば「Ed Sheeran」のようなアコギのプレイスタイルや、「John Mayer」の楽曲「No Such Thing」のイントロのような、軽やかなストロークサウンドを収録するにはとても合いそうだなと感じました。

    重すぎない音の傾向が「このマイクだから弾きたくなるフレーズ」を引き出してくれる印象です。

    アコースティックギターを収録したい方にとってはとても良い選択肢の一つに感じました。

    またマイク本体も重すぎず、大きすぎず、セッティングしやすいので、例えばライブや外のスタジオでも力を発揮すると思いました。「すぐセッティングして、すぐ使用する」という使い方が積極的にできるので、とてもフレキシビリティのあるマイクだと感じました。

    [音源]
    Acoustic Guitar - LCT 240 PRO
    2Mix_(AGt_Female_Male) - LCT 240 PRO.wav

    [LEWITT - LCT 240 PRO] - 音声データ ダウンロード - 32bit48khz
    website_lct-240-pro-008-edit-edit_0

    レンジの広いスムーズな音 LCT 440 PURE

    「LCT 440 PURE」は凄いですね。また一段グレードが上がったアコースティックギターのサウンドが収録できます。 低域から高域までのレンジの広いスムーズな音。ストロークから指引きまで、とにかく演奏していて気持ちが良いです。

    アコースティックギターの録音は実はかなり経験とコツが必要で、「音の芯」と「空気感」を捉えるため、マイクを2本立てたりして工夫しながらレコーディングしてきたのですが、 「LCT 440 PURE」はマイク1本でもいいかな?と思うくらい「音の芯」と「空気感」が気持ちよく録音できます。

    マイク2本を立てると「位相の問題」や、後から音をブレンドできる反面、「音の芯が定まらない」など、演奏とは別に考えることが出てくるのですが「LCT 440 PURE」はそういった問題を解消できる大きなメリットを持っています。

    またミックスしていて非常に驚いた点だったのですが、どんなジャンルの音楽にも全く違和感なく気持ちよく混ざる傾向でした。 アコースティックギターの音は「空気」含んだサウンドなので、ミックスが難しい素材の一つでもあり、「生音系の時はこのマイク」「トラック系の時はこのマイク」など、使い分けてきたのですが、「LCT 440 PURE」で収録したアコギの音は、不思議とどんな音楽にも気持ちよく混ざってくれます。この点は特に驚きでした。

    逆に、このマイクで収録したアコギの音をミックスから抜くとオケがすこし寂しく感じてしまったので、それだけ「芯のある良い音で収録できている」ということだと思いました。

    アコースティックギターの音は、答えを導き出すのが難しい楽器の一つなのですが、「LCT 440 PURE」で録音した音は「これも答えの一つだよ」と言ってくれているようなサウンドがしました。

    [音源]
    Acoustic Guitar - LCT 440 PURE
    2Mix_(AGt_Female_Male) - LCT 440 PURE.wav

    [LEWITT - LCT 440 PURE] - 音声データ ダウンロード - 32bit48khz
    website_lct-440-pure-051_2560x1024

    最後に

    前回の記事でも感じた通り、「LCT 240 PRO」「LCT 440 PURE」どちらのマイクもこの価格帯のマイクではどちらも頭一つ抜けているような印象を再確認できました。 同時に、ソースを選ばない万能型のマイクという印象もあり、初めてのコンデンサーマイク には、最適と言えるのではないでしょうか。 歌や楽器の録音から、配信での使用まで、さまざまなシチュエーションで活躍してくれる1本になること間違いありません。

    Female Vocalist - Kimotto
    Male Vocalist & Acoustic Guitar - Shinpei Nozaki
    Song /「Be Alive」Performed by YOCCO


    Assh

    野﨑心平 (Shinpei Nozaki)

    Music Producer / Composer / Guitarist

    大原櫻子、新山詩織、小林香織、Kizuna AI、TV音楽などの多くの音楽作品に携わる。 ギタリストとしてRED BOTTOMS (JASMINE×土屋アンナ)のメンバー、鬼滅の刃、JUN(from U-KISS)などに参加。 また自身が音楽プロデュースを行うユニット「YOCCO」の活動のほか、音楽制作会社AST ARTSの代表を務める。

    Official HP:https://www.shinpeinozaki.com
    Twitter:@nozakishinpei
    AST ARTS HP:https://www.astarts-web.com


    Assh

    Kimotto(キモット)

    Singer / Lyricist

    自身がリードボーカルを務めるユニット「YOCCO」の他に、TV音楽など様々な作品にシンガーとして参加。
    作詞家として中ノ森文子、しまじろう、さくら学院、TVアニメ「最響カミズモード!」等の作品に参加している。

    Twitter:@kimotto_YOCCO

     

     

    記事で紹介した製品

    LCT 440 PURE

    LCT 240 PRO Value Pack

    ]]> Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/article/lct-240-pro-lct-440-pure-review-acoustic-guitar-edition-nozaki/'); ]]> LCT 240 PRO, LCT 440 PURE レビュー Vocal編 : 野﨑心平 https://www.minet.jp/contents/article/lct-240-pro-lct-440-pure-review-vocal-edition-nozaki/ https://www.minet.jp/contents/article/lct-240-pro-lct-440-pure-review-vocal-edition-nozaki/ Wed, 06 Jul 2022 01:09:55 GMT active 自宅でのボーカルやダイアログ録音のクオリティを上げるために、最初に導入検討すべき機材と言えば、コンデンサーマイク。 なかでも、オーストリアから「ニュー・スタンダード」となるバラエティに富んだマイクをいくつも開発しているマ…

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    自宅でのボーカルやダイアログ録音のクオリティを上げるために、最初に導入検討すべき機材と言えば、コンデンサーマイク。

    なかでも、オーストリアから「ニュー・スタンダード」となるバラエティに富んだマイクをいくつも開発しているマイクメーカー LewittからリリースされているLCT 240 PROLCT 440 PUREは、「初めてのコンデンサーマイク」に最適な製品です。

    LCT 240 PROLCT 440 PUREは、ダイアフラムの大きさに違いはあれど、上下関係があるわけではなく、両製品ともに素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれる製品です。

    今回の記事では、作曲家、クリエイター、音楽プロデューサーである野崎氏とボーカリストであるKimottoさんに実際に2つの製品を使っていただき、音声付きでレビューをいただきました。男性ボーカル、女性ボーカル、そしてミックスした時の雰囲気も確認してみてください。


    制作意欲を掻き立ててくれるマイクロフォン

    男性ボーカル・女性ボーカルをソースに、「LCT 240 PRO」「LCT 440 PURE」のレビューをさせて頂きました。
    どちらのマイクにも共通して言えるのは、この価格帯からは想像できないような素晴らしいサウンド。音の狙いと味付けが絶妙で、クオリティとバランスが大変素晴らしいマイクだと感じました。

    「レコーディングしたい!」と、改めて思わせてくれるような魅力を持ったマイクです。


    明るく、軽やかなサウンド LCT 240 PRO

    LCT 240 PRO」は明るい、軽やかなサウンドで、例えばスマートフォンのスピーカーなどからもしっかりと抜けてくるような、歌に大事な帯域、一般の人の耳に残りやすいポイントがスムーズに捉えられている印象です。
    男女ボーカルどちらにも合いそうな印象で、例えばこれからDAWを始めようと思っている方や、特に自宅などでの歌録音に適しているなと感じました。

    使い方のコツとしては、比較的高音域を元気に集音してくれるので、頑張って声を張るというよりは少し落ちついて、中低域を意識しながらマイクに音を入れてあげるイメージだと良い結果に繋がるような印象でした。
    今回のサンプル音源は比較的明るめに歌を録音しましたが、椅子に座って落ち着いて歌っても良い結果になりそうなので、DAWデスクの横に置いておき、いつでも録音できるようにしておくという使い方も効果的かもしれません。

    また大変持ち運びのしやすいマイクなので自宅以外でも例えば「ノートパソコン」と「LCT 240 PRO」を持って、旅先やツアー中のホテルなどで歌を録音しながら「作曲」や「楽曲のスケッチ」といった使い方も積極的にできる素晴らしいマイクだと感じました。

    [音源]
    Female Vocal - LCT 240 PRO
    Male Vocal - LCT 240 PRO
    2Mix_(AGt_Female_Male) - LCT 240 PRO

    [LEWITT - LCT 240 PRO] - 音声データ ダウンロード - 32bit 48khz

    レンジが広く、丁寧な集音 LCT 440 PURE

    LCT 440 PURE」は低音域から高音域までかなりレンジを広めに、かつ丁寧に集音してくれていて、録音していても自分の声が聴き取りやすいので、かなり歌いやすく感じます。

    ハイエンドのマイクは、自分の声が気持ちよく、艶やかに「しっかりと」聴こえます。ヘッドフォンの中で自分の声をしっかり聴きながら歌い、自分の目指す「理想の歌」を耳の中で作っていくことが、レコーディングにおいて非常に重要です。「LCT 440 PURE」はその感覚を強く持っているマイクだと感じました。

    歌が魅力的になるように元気に後押ししてくれるような印象があるので「自分の声が少し好きになる」といった大きな特徴も持っています。

    今回、女性Voで参加してくれたKimottoも「自分の声の録ってほしいところを拾ってくれるので、しっかりと歌いたくなるとても気持ちのいい音」と表現していました。
    ボーカリストの気持ちを引き上げてくれることは歌のパフォーマンスに直結するので、とても大事なポイントの1つです。その視点から見ても素晴らしいマイクだと感じています。

    LCT 440 PURE」で録った音で様々な音楽ジャンルと合わせミックスをしてみました。驚いたのは、音の芯はしっかりありつつも、硬すぎず、気持ちのいいスムーズな傾向の音なので、オケ中で声が埋もれることがなく、また悪目立ちすることもなく、楽曲に「良い成分のみ」を付加してくれるような印象を受けました。
    クリエイター、エンジニア的な目線でも、大変扱いやすいマイクです。

    あえて言語化しますと「万能かつ現代的な扱いやすいサウンド」という印象です。

    [音源]
    Female Vocal - LCT 440 PURE
    Male Vocal - LCT 440 PURE
    2Mix_(AGt_Female_Male) - LCT 440 PURE

    [LEWITT - LCT 440 PURE] - 音声データ ダウンロード - 32bit 48khz

    最後に

    LCT 240 PRO」「LCT 440 PURE」どちらのマイクもこの価格帯のマイクではどちらも頭一つ抜けているような印象で大変衝撃を受けました。

    レコーディングをしたいときに1本マイクを立ててすぐ「気持ちの良い音」で録音できるというのは、作曲や編曲の時の「イマジネーションを逃さない」という点において重要で、大変素晴らしいマイクだと感じています。

    サウンド的にスムーズかつ、明るい元気なサウンド、ソースを選ばないマイクなので、ボーカリスト、ギタリスト、エンジニアはもちろん、宅録を中心としたDAWクリエイターなど、初めてコンデンサーマイクを手に取る方には、選択肢の一つとして是非一度使ってみてほしいマイクです。

    Female Vocalist - Kimotto
    Male Vocalist & Acoustic Guitar - Shinpei Nozaki
    Song /「Be Alive」Performed by YOCCO


    Assh

    野﨑心平 (Shinpei Nozaki)

    Music Producer / Composer / Guitarist

    大原櫻子、新山詩織、小林香織、Kizuna AI、TV音楽などの多くの音楽作品に携わる。 ギタリストとしてRED BOTTOMS (JASMINE×土屋アンナ)のメンバー、鬼滅の刃、JUN(from U-KISS)などに参加。 また自身が音楽プロデュースを行うユニット「YOCCO」の活動のほか、音楽制作会社AST ARTSの代表を務める。

    Official HP:https://www.shinpeinozaki.com
    Twitter:@nozakishinpei
    AST ARTS HP:https://www.astarts-web.com


    Assh

    Kimotto(キモット)

    Singer / Lyricist

    自身がリードボーカルを務めるユニット「YOCCO」の他に、TV音楽など様々な作品にシンガーとして参加。
    作詞家として中ノ森文子、しまじろう、さくら学院、TVアニメ「最響カミズモード!」等の作品に参加している。

    Twitter:@kimotto_YOCCO

     

     

    記事で紹介した製品

    LCT 440 PURE

    LCT 240 PRO Value Pack

    ]]> Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/article/lct-240-pro-lct-440-pure-review-vocal-edition-nozaki/'); ]]> Apogee Duet3 インタビュー – YAB(ミキサー・ディレクター) https://www.minet.jp/contents/article/apogee-duet3-yab-interview/ https://www.minet.jp/contents/article/apogee-duet3-yab-interview/ Tue, 05 Jul 2022 00:46:19 GMT active このサイズでApogeeの音。ヘッドフォンミックスのクオリティを高めたい人へ 2007年の発売時、そのルックスとコンセプトがホームレコーディングの常識を覆したApogee Duet。さらに洗練され進化したApogee D…

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    このサイズでApogeeの音。ヘッドフォンミックスのクオリティを高めたい人へ

    2007年の発売時、そのルックスとコンセプトがホームレコーディングの常識を覆したApogee Duet。さらに洗練され進化したApogee Duet3について、ボーカルミックス・歌ってみたMIXで使用してもらい、感想をお伺いするシリーズ・インタビュー。

    第1回はにじさんじをはじめとするVtuber業界で人気作品のMIXをはじめとしたサウンドエンジニアリングを手掛けるYABさんにお使いいただきました。


    このサイズ、この音、この機能。「何かの冗談かと思いました」

    Media Integration(以下MI)

    歌モノの制作でお使いいただいたとのことですが、Duet3のファーストインプレッションをお聞かせください。

    YAB氏(以下敬称略)

    最初に感じたのは、よくこんなコンパクトな筐体にDSPやオーディオ回路を入れられたなということです。箱を開けてサイズを見て、何かの冗談かと思いました(笑)。

    MI

    特に薄さには驚きますよね。

    YAB

    デザインが洗練されていてすごくカッコいい!というのが正直な第一印象でした。クリエイティビティが刺激されるデザインだなって。宅録で、Macだけで完結するような作業、いわゆるITB(In the box)で制作することを求められることが多い現代のニーズを想定して作られたんだなと思いました。

    MI

    Duet 3を見ているとITBで全部済ませてしまおうかなという気になりますよね。

    YAB

    そうですね、作業スタイルにも影響を与えるくらいのインパクトがあります。これからの時代はスマートにいった方がいいのかな、みたいな(笑)。

    Apogee Duet3

    機材を選ぶとき、音質はもちろんですが見た目をかなり重視します。これを使ったらいい音が出そうだな!みたいな。ノブの下から見えるApogeeカラーのライトもクリエイティブな気分にさせてくれてワクワクしちゃいますね。

    「目の前にあると気分がアガる機材」って重要なポイントだと思います。そういう意味でもDuet 3はめちゃくちゃ評価が高いです。


    天井が高く気品がある。秀逸なヘッドフォン出力

    MI

    いい音がしそうなデザインとのことですが、実際の音質はいかがでしたか?

    YAB

    ApogeeはQuartetをしばらく使っていたんです。音がすごくよかったので、当時も選んでよかったなと思っていました。今回、Duet 3で音を出した時の印象は「やっぱりApogeeの音だな。これ、すごいいいかもしれない」でした。解像度も高く、音の粒が細かく感じ取れたので、AD/DAの品質に相当力を入れていると感じました。

    抽象的なんですけど、天井が高いというか、気品があるというか。空間表現、エアー感が見やすいというか。とにかく歪みがない、コンパクトだけどApogeeの音だなというのが最初の印象でした。

    MI

    主にお使いになったのはヘッドフォンでしょうか、スピーカーでしょうか。

    YAB

    ヘッドフォンです。いつも使っているNeumann NDH 20を接続してモニターしてみましたが、非常に気持ちよくパワフルに鳴らしてくれました。この小さい筐体でちゃんとApogeeの音がするヘッドフォンアンプというのが驚きで。MacBookにつないだだけのモバイル環境でもこの音聞けちゃうんだ、っていう。

    Apogee Duet3

    MI

    そうなんですよね、外でも使えるというのが特徴でもありますね。

    YAB

    最近MacBookを持ち出して、デモ音源を外で聞かなきゃいけないことが多いんです。音源をチェックして修正指示を出すとか。本当はヘッドフォンアンプも持ち歩きたいんですけど、使っているヘッドフォンアンプはすごい高いものなのでさすがに難しくて(笑)。でもDuet 3のクオリティなら外でのチェックも安心してできるなと感じました。

    タイトなスケジュールのCM制作があって、ミックスも外でやる必要があったんです。出先でオケとボーカルの素材もらって、ノイズの除去からやって納品したんですけど、ノイズがちゃんとノイズに聞こえましたし、Duet 3だけでちゃんと判断してストレスなくミキシングできました。

    納品後にいつもの環境で聞いてみて、「Duet 3は信頼できる機材だな」というのが確認できました。


    シンプルイズベスト。長く愛される機器に共通するものは

    MI

    操作性などの面で特筆すべき点はありますか。

    YAB

    ボーカルミックスの場合、オーディオインターフェイスでする操作ってほぼボリューム調整しかないんですよ。そういう意味でノブひとつだけっていうシンプルイズベスト感がすごく良くて、特に不自由なく使えたのが良かったです。

    操作がシンプルっていうのは重要だと思っていて、例えばコンプで言えばLA-2Aとか1176とかみたいな。直感で使えるというのは非常に重要だと思います。

    Apogee Duet3

    MI

    確かに長く愛される機器はシンプルなものが多いですよね。Duet 3とビンテージ機器に通じるものがあるというのは面白い視点だなと感じました。

    YAB

    DSPミキサーの操作子がないっていうのが良かったんだと思うんです。DSPミキサーを使いたい人は使えばいいし、ボリュームだけ操作できればいいという人は難しい操作を覚えなくて済みますよね。初心者にもやさしいなと感じました。


    余計なことを考えずに音を作れる、Symphony ECS Channel Strip

    MI

    Duet 3にはApogee FXプロセッシング用のDSPエフェクトが内蔵されていますが、使ってみていかがでしたか?

    YAB

    Symphony ECS Channel Stripは使いやすかったですね。EQのポイントも良いポイントに設定されています。Symphony ECS Channel Stripだけでボーカルミックスをしてみたんですけど、普通に完成品を作れるクオリティでした。

    MI

    音はどんな印象でしたか?何系の音だったとか、特筆すべき印象があれば教えてください。

    YAB

    どちらかというとクリア系なのかなという印象で、めちゃくちゃ音変わるようなタイプではなかったです。サチュレーションが強い感じもなかったですし、SSLとも違うし、NEVEとも違う。キュって下げたらキュって下がるなって(笑)。

    Apogee Duet3

    MI

    わかりやすいです(笑)。かけた分だけかかる感じですね。

    YAB

    そうですね、そんな印象です。でもキュってやっても破綻はしない感じでした。

    コンプについても、強くかけてもそんなにコンプサウンドにならないというか。ガチガチに固める時は別のコンプの方がいいと思いますけど、普通にボーカルミックスとかをするのには向いていると思います。

    MI

    アタックもリリースもコントロールできない仕様なんですが、不便さ、不自然さはありませんでしたか?

    YAB

    そういえばないですね(笑)。自然なかかり具合だったのでアタックとリリースの設定がないことすら言われて気づきました。強くかけても固くなりすぎず、潰れすぎず、いい塩梅でした。コンプが苦手な人にはいいかもしれません。

    スタンダードなチャンネル・ストリップとして使えるクオリティは十分あると思います。パラメーターも少ないので余計なことを考えずに使えるストリップだと思います。


    ヘッドフォンでのミックスクオリティを高めたい人に

    MI

    最後に、Duet 3はどういう人に向いている機器だと思いますか?

    YAB

    スピーカーで大きな音が鳴らせない人、ヘッドフォンミックスでのクオリティを高めたい人にはいいと思います。

    もしくは自分みたいにいろいろな環境に持ち運んでチェックをして、OK/NGの判断をしなければいけない人。モニター環境の正確性や品質を求めるプロデューサーとか。コスパもいいので、所属のタレントの子たちにも全員に持たせたいなと思いました。

    MI

    付属のケースもいいんですよね。

    YAB

    そうなんです、セミハードケースなので、このままリュックサックにボン!って突っ込んでも大丈夫です(笑)。音のいいオーディオインターフェイスって持ち運ぶのが大変なんですけど、Duet 3は可搬性も考えられていますよね。

    持ち運べるデザインなのに、ちゃんとApogeeの音がするっていうところがの良いところですね。Apogeeの音が好きなんですけど、期待を裏切らない音でした。

    MI

    Apogeeの音。嬉しいコメント、ありがとうございました。

    Apogee Duet3
    YAB

    2013年に専門学校を卒業し、音楽業界で働き始める。2019年にYAB Studio開業。その後ゼンハイザージャパンとPR協約を結び、ゼンハイザーおよびノイマンブランドのアンバサダーを務める。Media Integration社の主催するミックスコンテストの審査員や、NEXONの人気タイトルの企画での音楽協力、音楽専門学校で特別講師、にじさんじをはじめとするVtuber業界で多数人気作品のサウンドエンジニアリング・プロデュースを手掛けるなど多方面で活躍中。制作業務の99%を歌ものが占めており、個人の歌い手さんからの歌ってみたMIXも多く手掛けている。


    製品情報

    https://www.minet.jp/brand/apogee/duet-3/]]>
    Media Integration, Inc ja (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-1675668-8', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('set', 'referrer', 'http://www.smartnews.com/'); ga('send', 'pageview', 'https://www.minet.jp/contents/article/apogee-duet3-yab-interview/'); ]]>