2024.08.19
MI半期決算セール開催中!セール対象品の中から、スタッフイチオシの製品を紹介する連載、第四弾!
今回は手軽に音楽を持ち出せる「お椀型」のかわいい楽器、Artiphon ORBA 2を紹介します。楽器が弾けないけど演奏を楽しみたい人や、DAWのアイデアに刺激が欲しいという人にもオススメの製品です。
2になってサンプリング機能が増えました!身近に音楽を楽しめるお椀型デバイス。
¥ 26,400(税込)
¥ 18,700(税込)
ORBA 2は箱から出してすぐに演奏を楽しめる、タッチパッドを搭載した手のひらサイズのマルチ音楽デバイスです。とは言われても、いまいち正体がわからないと思う人も多いハズ。まずはこちらをご覧ください。
ORBA 2は大きく3つの楽しみ方があります。
・内蔵のプリセットサウンドを使って、ループ曲を作ったりリアルタイムで演奏
・サンプラー機能を使って、好きな音を取り込んで音素材に
・Orbacamで映像にエフェクトを掛けたり、シンセやアプリのコントローラーとして
共通して言えるのは「音楽的な知識や演奏技術がなくてもかんたんに演奏できる」工夫がされていること。それではひとつひとつ内容をみていきましょう!
ORBA 2 は本体だけでも音を出して演奏できますが、アプリとペアリングすることで、たくさんのサウンドライブラリーから楽器を選択できます。
プリセット数も豊富です(2024年8月現在)。
ドラム:53種類
ベース:57種類
コード:69種類
リード:69種類
ドラム、ベース、コード、リードを組み合わせて、自分だけのキットを組み合わせて演奏したり、ループのレコーディングが行えます。レコーディングは本体だけでもできますが、アプリのほうが操作が分かりやすいので、できればPCかスマホに接続して演奏することをオススメします。
作ったリズムトラックをベースに、リードシンセでメロディを弾いたりと、自分のループに合わせてセッションも可能です。
演奏中にキーに合っていないコードやメロディを弾かないか、不安な人も大丈夫です。
メニューの中の「SCALE」からPentatonicやDiatonicを選ぶことで、ORBAで設定したキーから外れない音のみを発音可能です。適当に弾いてもなんとなくメロディに聞こえるようにセットされているので、思うままに演奏をお楽しみください。
ライブラリにはアップデートで新しいサウンドが追加されることもあり、なかにはアーティストとのコラボプリセットもあるのでお楽しみに。
専用アプリ「Arthiphon Connect」と連動することで、音を取り込んでキットに組み込むことが可能です。家にあるものを適当に叩いて、リズム楽器を作ってみました。
今回はドラムセットに音を割り当てていますが、ベースやコード、リードでは自動的に音程を割り当ててくれます。ピッチシフトが独特の音を生むこともあるので、音階に聞こえない音を敢えてメロディ用にサンプリングしても楽しいです。
ORBA 2 を使って映像にエフェクトを足すための専用アプリがあります。その名も「Orbacam」。スマホのカメラの映像や読み込んだ動画に、ORBAの演奏内容にあわせたエフェクトをかけることができます。その場で演奏しながら編集した動画を、そのままSNSでシェアすることもできますよ!
サンプラーの解説動画でもちょっと使っていますが、ORBA 2は傾けたり回したりといったジェスチャーで音に表現がつけられるのも魅力です。また「MPE」という規格にも対応していて、実はMIDIコントローラーとしても優秀だったりします。
DAWのMIDIコントローラーとして音のパラメーターを操作したり、また映像のソフトウェアとあわせて動画のエフェクトなんかもコントロール可能です。映像はORBA 1のものですが、演奏と設定を極めればこんなこともできちゃいます!(2021年のMI FES - SUNNOVAさんの演奏です)
楽器としても、コントローラーとしても活躍できるORBA 2ですが、その最大の魅力はなんといってもその「小ささ」と、いつでも持ち出したくなる「デザイン」かもしれません。カフェに、旅行に、電車の移動に、ぜひORBAを持ち出して、気軽に音楽を楽しみましょう!
2になってサンプリング機能が増えました!身近に音楽を楽しめるお椀型デバイス。
¥ 26,400(税込)
¥ 18,700(税込)