Soundwhaleの使い方 2:リモート先の相手と接続、レコーディングする
2020.06.10
基本設定とオーディオの出力・入力でFileとSend、モニター設定を完了したら、コンタクトの相手と接続してSoundwhaleからサウンドをオーディオストリームとして送出・受信してみましょう。
コンタクトリストで相手に接続する
画面左のコンタクトリストのSettingsアイコンをクリックし、Sign InをクリックしてSoundwhaleウェブサイトで作成したアカウントにログインします。
コンタクト先の相手を探す
コンタクトで接続先の相手を探しましょう、Search to add contactsフィールドで相手の名前で検索することができます。名前が表示されたら選択して、Request欄のInviteをクリックして招待しましょう。
相手がInviteを許可すると、コンタクトリストに名前が追加されます。接続アイコンをクリックしてAudio Streamを選択してください。もしビデオ/オーディオ・チャットも同時に接続したい場合は、Video Chatも選択します。
Connectをクリックして相手がリクエストを許可するまで待ちます。
接続が完了したら、ミキサーパネルで相手から送出されるオーディオストリームの受信設定をしましょう。
トークバックを使う
Talkパネル
Soundwhaleのビデオ・オーディオチャットはmacOSシステムのオーディオ入出力を利用するため、リモートレコーディングに使用するインターフェイスがチャットの設定と異なる場合、レコーディングを開始するとコミュニケーションを取りづらくなる場合があります。
Talkパネルを利用するとSendパネルの送出にマイクなどの音声を追加して、トークバックとして利用することができます。Input=トークバック用入力、Output=トークバック出力先を設定します。OutputにはデフォルトでSendが選択されています。
リモート先の相手からのオーディオストリームを聴く・録音する
*オーディオストリームの録音にはLevel 2・3サブスクリプションまたは永続ライセンスが必要です。
Receiveパネル
Receiveパネルはリモート先の相手からネットワーク越しにオーディオストリームを受け、それをモニターに送る、SoundwhaleやDAWへ送って録音するための設定を行います。
受信したオーディオを自分のモニターに送って聴く
Receiveパネルで受信した音声をモニターで設定した出力先にストリームして聴くことができます。モノラルソースの場合は、Rcv1/Rcv2でモニター出力と同じソースを選択します。ステレオソースのストリームでは、Rcv1/Rcv2両方を設定してください。
受信したオーディオをSoundwhaleで録音する
Receiveパネルに入力される音声は、パネルの[R]ボタンでレコードアームに設定し、画面上部のレコーディング開始ボタンでレコーディングすることができます。
テイクリストとタイムライン
Soundwhaleアプリケーションに録音したファイルは、画面下のタイムラインおよび右上のテイクリストに表示されます。テイクを選択するとタイムライン上に波形が表示されます。Shiftキーを押しながらテイクを選択すると、複数テイクをタイムライン上に同時に表示してレビューすることができます。
タイムライン上の波形は右クリック/Controlクリックして、ミュート/ミュート解除が可能です。また、ダブルクリックすると波形を選択することができ、deleteキーでタイムライン上からテイクをクリアすることもできます。クリアしてもライクはリストに残るため、再度リストで選択すればタイムラインに表示されます。
受信したストリームをDAWで録音する、DAWからの再生をストリームする
DAWでオーディオ・デバイスにSoundwhaleを設定すると、Soundwhaleからのストリームの録音、またDAWからの再生をネットワークにストリームすることができます。以下はLogicでの設定例です。
Soundwhaleでは、ReceiveパネルのRcv1/Rcv2でDAWを選択します。これでDAWに受信した音声ストリームをDAWで録音することができます。同様にSendパネルのSnd1/Snd2にDAWを選択することで、DAWからの出力をネットワークにストリームすることも可能です。