2019.09.24
こんにちは、スタッフミッチーです。
前回に引き続き、Spectrasonics Keyscapeの魅力を伝えて行きたいと思います。
前回ご紹介した通り、ベロシティレイヤーは脅威の32段階。それにより微細な音量変化にもきめ細やかに反応します。
良いピアノ音源の性能を活かしきるためには、最低限、ピアノタッチのピアノ鍵盤を使用したいところです。
ピアノタッチでないキーボードでは、微妙なタッチの変化をつけることはできません。
その点、本企画ではKAWAI VPC1を使用していますので、様々な変化を楽しむことができます。
様々な表情を出すことが可能な、Keyscapeのピアノ音源としての魅力にスポットを当ててみたいと思います。
では、今週の動画をご覧ください。
使用音源:Spectrasonics Keyscape LA Custom C7 Grand Piano
Keyscapeから、LA Custom C7 Grand Pianoを使用した演奏です。
強弱どちらの音も含むフレーズです。
ベースラインを強めに鳴らした時も、全ての音がクリアに聴こえます。
最後の長い和音で、グランドピアノの長さによる余裕が感じられます。
使用音源:Spectrasonics Keyscape LA Custom C7 Grand Piano
Keyscapeから、LA Custom C7 Grand Pianoを使用した演奏です。
繰り返しのイントロフレーズです。
濁りやすい半音上の和音などを鳴らしても、有機的ですが明瞭に聴こえます。
Vol.5と同様にノイズ音が非常に良い働きをしてくれて、輪郭のあるサウンドを作ってくれています。
和音の混ざり具合、複数の弦の共鳴がいかに自然な響きとなっているか。
良いピアノ音源は、とにかく自然で有機的な響きを持つものですが、そういったものを感じられるピアノ音源です。
Weekly Pianology、次回もお楽しみに!
⇦ Weekly Pianology 第1回
⇦ Weekly Pianology 第2回
⇦ Weekly Pianology 第3回
使用鍵盤について
今回の動画企画は株式会社河合楽器製作所(KAWAI)様にご協力いただき、キーボードにKAWAI VPC1を使用しています。
プロフェッショナルなマスターキーボードに求められる要求性能を高い次元で満足するKAWAI VPC1。
ピアノ音源の個性を100%活かしきることの可能な、究極のマスターキーボードです。
VPC1製品情報