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私がSpectasonicsを使い続ける理由:Shinnosuke

2023.02.06

やはり優秀なベース音源は必須

Spectrasonics 製品は本当にお世話になってます。
ユーザー皆さんそう感じてると思いますが、とにかく「音が良い!」そこは一番大事。 とは言えもちろん個人的な見解もかなり大きく左右するとは思うのですが、他の方のレビューなど見ても本当に皆さん音が良いと褒めちぎってます。

僕が一番最初に導入したのは現ベース音源「Trilian」の前身モデル「Trilogy」でした。生系もシンベもイケて、尚且つ音が良い。一択でした。もっと前に遡ると「Bass Legends」というCD-ROMに出会っていたんです。

「あのマーカス・ミラーやエイブラハム・ラボリエルのベースが使える!」と飛びついて制作に取り入れていたのを覚えています。ファンクやディスコ、ソウル系の音源制作を得意としている事務所に所属しながらデビューを目指していた頃だったので、やはり優秀なベース音源は必須。

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そのCD-ROMの音色たちも入っている「Trilogy」、そして更にそこからパワーアップした「Trilian」は今でもレギュラーですね。エレキベースのシミュレーション、ファンキーなシンセベースのあの音、などなど色々レイヤーさせたりして無限の音作りができて最高です。

今では他社からも様々な優秀なベース音源て発売されていますが、この「Trilian(Trilogy)」は未だに第一線で活躍してくれます。最初にベース音源を導入する方はもちろんですが、どんなジャンルの方にもオススメできるアイテムです。

あと個人的な推しポイントとして、モジュラーシンセの王様「タンス(=Moog)」 の Sweep する効果音が入ってるんですよ。これ、色々な曲で結構使ってます。ちょっとした事なんですけど、マニアにはたまりません。


サイコーなわけです!

「STYLUS RMX」も楽曲のグルーヴ作成には欠かせないです。僕は特にパーカッション系に良く使います。ループ物やワンショット、色々と組み合わせたり組み替えたり。

自分でパーカッションをゼロから組んで作るのとはまた違った良さがあるんですよね。トラックのゴーストグルーヴとして薄ら混ぜておくだけで、途端に「プロのノリ」になってくれる。オーディオに書き出して更に自分で色々いじったりもしますし。とにかく最高ですよ!!

「Omnisphere」は未だに全部使いこなせていない魔法(悪魔!!)の神器なんですが、バージョン2になってからはオシレータの数も増えたし音色も増えすぎててエグすぎます(笑)まだまだ未知数過ぎて奥が深いですよね。

なんと言ってもこのシンセを作ったエリック・パーシング氏はあの Roland の数々の名機をサウンドデザインされた方ですからね。D-50の Fantasia、JD-800の Ac.Piano …etc、サイコーなわけです!

spectrasonics-user-shinnosuke02

僕が好きで良く使うのは「Pad系、Strings系、Synth Brass系、Lead系」…結局どれもこれも全部ですね。シンセブラスやリード系は Roland 系の音色が多く入っているのでアナログ感ある心地良い “あのテイスト” を狙えてとても良いんです。Juicy 系のファンキーなシンセも入ってますし、ジャンル問わずに使えます。

楽曲制作のクオリティーがとてつもなく上がる

独特の存在感というか抜けの良さもあるのでライブの時にシンセリードも使ってます。効果音とかも沢山入っているので劇伴制作の時とかも重宝しますよ。とにかく本当の意味でのマルチシンセ。

Omnisphere 上で Trilian の音色も鳴らせますしね。それ専用の特別版の音色もあるし。使いきれません(笑)

UIもある種独特な面もあるかもなんですが、触ってればすぐに分かるという凄くユーザーライクに作られていると思います。海外製の他社シンセとかだと分かりにくいのも結構あるんですけど、ここのはとてもフレンドリーだと感じます。慣れるまでそんなに時間はかからないはずです。

それから Spectrasonics 製品は内蔵エフェクトがとても良いんですよ!
もちろんパラアウトしてDAWの方でかける事も多いのですが、その前段階として「エフェクト込みの音色」として作り込みたい時や、DAWのエフェクトではなんか違うんだよなという時に内蔵エフェクトが大活躍してくれます。

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まだ未体験の方は「Spectrasonics 製品にしか出せない音、質感、満足度」をぜひ体感して欲しいです。この存在感は圧倒される事間違いなし。楽曲制作のクオリティーがとてつもなく上がるはずですよ。

間違いなくオススメです!


Shinnosuke
Shinnosuke

シンノスケ

Song Writing (Compose / Words) , Arrangement , Produce , Remix , Mix

Sony / SME Records より3人組ユニット 「SOUL'd OUT」 としてメジャーデビュー。
Trackmaster としてほぼ全ての楽曲の作曲・編曲を担当し、2003~2014年まで活動。
デビューから解散までの間で数多くのテレビ・映画タイアップが付いた23枚のシングル(配信3曲含む)と6枚のオリジナルアルバムを発売(BEST、Remixなどは除く)。
数多くの単発ライブイベントへの参加(SUMMER SONICやMTVイベント、国外では台湾でのMTVイベント、韓国での映画イベント、上海での神戸コレクションなど)をはじめ、アルバム発表に伴った日本国内ツアーを敢行。2007年には単独での武道館公演も成功させた。
また著名な海外アーティストの来日公演でのオープニングアクトも務めた(ジャスティン・ティンバーレイク、メアリーJブライジ)。

SOUL’d OUT としての Wikipedia も参照

自身のアーティスト活動と平行して他アーティストへの楽曲提供やテレビドラマ/アニメの BGM 制作も行っている。

SOUL’d OUT 解散後は自身がメンバーとなる新たなユニット 「boyz mart」 「WILL XPERIMENT」 「DISCO HARDAYZ BAND」 「buzz★Vibes」 等をスタートさせ、ジャンルを越えた幅広い活動を進行中。

2021年8月13日(金)には自身単独名義では初となるオリジナルインストアルバム『NITE WAVES』を全世界へ配信

Shinnosuke 個人としての Wikipedia も参照

・ 主な楽曲提供/リミックス:嵐、小室哲哉、access、Every Little Thing、中川翔子、RADIO FISH、Jealkb、2AM、Ms.OOJA、VALSHE、寺島拓篤、羽多野渉、佐咲紗花、Dream5、たこやきレインボー、IDOLiSH7、TRIGGER など。

・ ドラマ/アニメ BGM(劇伴):「ビブリア古書堂の事件手帖(2013年)」 「フューチャーカード バディファイト(2015年)」 「魔術士オーフェンはぐれ旅(2020年)」「魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編(2021年)」

また、アーティスト/作家活動とは別に平行して、尚美ミュージックカレッジ専門学校 にて「アレンジ・作曲学科(2年生)」で講師を務める(2016年~)。

Twitter(@Shinnosuke_Syn)
facebook(Shinnosuke.SO)
Instagram(shinscapade)

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