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Spectrasonics レビュー – 碧海 祐人

2022.06.15

僕にとってなくてはならない音源

僕は音楽を制作する際に、原風景や、体験にフォーカスしながら編曲を行う上での音を決めていくのですが、Keyscapeは情感を表現しやすいためよく使用します。ソフト音源は一般的に生音の下位互換であるようなイメージがあるかもしれませんが、そこでしか出せない音は数多くあり、Keyscapeはその中の一つとして大変重宝しています。

ベロシティによる音の変化が著しく、それぞれの音が単音でも和音でも使用できる水準で作り込まれているので、思わぬ場面で使用できることがあります。例えば、DAW上で他の音源に対して作ったMIDIデータをKeyscapeのトラックに乗せると、予測できなかった音に出会うことがあります。

気に入っている音源はRhodes全種類と、CelesteやChimeatron等のキラキラした音源です。編曲に詰まるとつい頼ってしまうほど、いい音源だと感じます。

Spectrasonics製のソフト音源はTrilianも使用していて、基本的にはベース音源として使いますが、シンセのリード音としてTrilianを音源に入れたこともあり、それほどまでに強力な音源だと感じています。なにより、KeyscapeもTrilianも圧倒的に動作がスムーズで、CPUを圧迫しないことがストレスフリーに制作する上で欠かせない要素だと感じています。僕にとってなくてはならない音源です。

碧海 祐人

メロウでジャジーなムードを携えた情緒的なサウンドと海外のインディR&Bなどからの要素も感じ取れるような、繊細さと気怠さを混在させた歌声で早耳のリスナーから早くも注目の的となっている「碧海祐人」。

2020年9月にリリースしたEP「逃避行の窓」がリリースから1ヶ月で20万回再生を記録。 Spotifyでは注目の新人を集めた「Early Noise Japan」や「 New Music Wednesday」などの大型公式プレイリストに並び、ドラマーの石若駿が客演した楽曲「夕凪、慕情」はプレイリストカバーに選出される。

同年12月には配信限定EP「夜光雲」をリリース、ポップスからブラックミュージック、シティポップやフォークに至るまで多様な音楽ジャンルを投影した作品は各ラジオ局で2021年ネクストブレイクアーティストとしてパワープレイされる。

Twitter: http://twitter.com/masat_o_mi

Instagram: https://www.instagram.com/masatomi_

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