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WAVES GOLD vs Sound Design Suite、どちらを選ぶ?

2018.12.14

スタッフHです。

 

今や約170個にも及ぶプラグイン数を誇るWAVESプラグイン。それぞれのプラグインを単体で購入すること、いくつかの単体プラグインが予め収録されているバンドルで購入すること。どういった買い方もできることも、魅力の1つ。

 

バンドルで最も人気があるのは、GOLDバンドル。42種類のプラグインが収録されており、制作からミックスまでを高品位に仕上げるためのツールをカバー。私たちの出荷数はダントツの1位を誇ります。

20181214_gold

 

次に人気があるのは、意外と思われるかもしれませんが、Sound Design Suiteバンドル。こちらもGOLDとほぼ同じ40種類のプラグインを収録。バンドル名にもなっている通りサウンドデザインを主体とする製品を網羅。GOLDよりもかなり後になって発売されたバンドルにも関わらず、GOLDに次ぐ出荷数を誇るバンドルとなりました。

20181214_sounddesignsuite

 

GOLD、Sound Design Suite共に、年々収録プラグインが「成長(=増量)」してきているバンドル。「5年前にGOLDを買ったけど、一度もアップデートしてないんだよね」という方には新しい発見もあるかもしれません。

この「トップ争い」をしている2つのバンドルは、収録プラグインにどのような違いがあるのでしょう。ここではその違いについてピックアップしてみたいと思います。

 

すでにDAWを使って長いこと制作をされている方であれば、GOLDやさらに上位のバンドルをお持ちの方も多いかもしれません。そういった方は、ぜひ新しく制作を始めたご友人などに本記事をご紹介いただければ幸いです。

 


・ソフトウェア音源(GOLD/Sound Design Suite)

GOLD、Sound Design Suiteともに2018年6月より新プラグイン、Electric Grand 80 Pianoが追加されました。プラグイン「エフェクト」で有名なWAVESですが、ここ数年はインストゥルメント系にも力を入れており、このElectric Grand 80 Pianoは名品ヤマハCP80を丸々再現したプラグイン。

 

CP80。1970年代半ばに登場したこの電気グランドピアノは、アコースティックもエレクトリックも知り尽くすヤマハでなければ創り得なかった楽器ともいえるでしょう。実際のグランドピアノほど豪華・派手でないけど、ローズやウーリッツァーのような響きともまた違う個性ある鍵盤楽器。様々なアレンジで使いたくなる音です。

 

Electric Grand 80はGOLD、Sound Design Suiteの両方に収録されています。

20181214_electric-grand-80-piano

 


・ボコーダープラグイン(Sound Design Suite)

人間の声を機械的な声に変えるボコーダー、Morphoderを収録。8ボイスと余裕の発音数、ボコーダーに適した10種類のウェーブを搭載、さらにリニアフェイズのEQでクリアなボコーダーサウンドを得ることができます。クラシックなボコーダーサウンドから、プラグインならではの特性を生かした超クリーン・くっきりはっきり系のボコーダーまでカバー。

20181214_Morphoder

 


・隠れた名作ダイナミクスプロセッサー(GOLD)

音量差があるソースを処理するときには、コンプを使います。大きな音量の部分を潰しつつ、全体のボリュームを上げる。つまりこれで音量の大きいところと小さいところのバランスがよくなる、ということに。しかし音量の「大きい」ところは「潰している」わけで、ニュアンスが多少なりとも変わっていることになります。これを「変えずに」行える唯一のプロセッサーといえば、GOLDに収録されているMV2。多くのエンジニアも「必ず使う」と推薦する名作プロセッサーです。>詳細

20181214_renaissancebass

 


・キック、ベースなど低域の「地盤固め」に
(Sound Design Suite)

キックやベース。楽曲の低域を支える重要なパート。ここがスカスカの仕上がりになってしまっていると、どんなに魅力的な楽曲も台無しです。しかし、ただ単にEQで低域や中低域を持ち上げるだけではただ音がモコモコするだけ。しっかりと地盤の固い低域を作ることは、なかなか難しいものです。Sound Design Suiteに収録されたRenaissance BassはWAVES独自のテクノロジーで「超低域〜中低域」の量感をコントロールする魔法のようなプロセッサー。

20181214_renaissancebass

 


・ボーカルピッチ補正の定番、Tune LT(GOLD)

現代の音楽制作では珍しいものではなくなった、ボーカルのピッチ補正。目立たない僅かな補正作業から、EDM/HipHopの定番ケロケロボイスまで。Tune LTを起動して、楽曲の頭から一度全体を再生するだけでスタンバイ完了。あとは補正量を調整するだけ。

 

この手のツールはかなり音質を損なってしまうものが多いものですが、Tuneは最小限の音質変化で、確実なピッチ補正を行います。

20181214_tunelt

 


・コンプでは追いつかないアタックの処理
(Sound Design Suite)

こんな経験はないでしょうか。


...ドラムトラックをミックスの中にうまく収めたいのに、アタックがユルすぎて他の楽器に埋もれてしまう。コンプでアタックを出そうとしても、どんどん潰れるばかりで余計に埋もれていく...

 

…アコギの処理をしているが、ピックがギターに当たる音が耳につく。コンプで潰そうとしたところ、ピックの当たる音が余計に強調されてしまってさらにうるさくなった...

 

近年流行のプロセッサーとなりつつある、トランジェント系。コンプレッサーでも追いつかないような「音の立ち上がりから数msの短い部分」を処理するもの。Trans-Xは上記のような悩みをわずかなスライダーで解決するツール。

20181214_transx

 


・充実したリバーブ(GOLD)

リバーブプラグインは各社から様々なものが登場しており、それぞれに特徴があります。GOLDには実に3種類のリバーブプラグインが収録されています。クラシックなデジタルリバーブから人気のサンプリング(IR)リバーブまでを網羅。TrueVerbはクラシックなデジタルリバーブで、アーリーリフレクションの自在なデザイン、ルームシミュレータによる味わい深いリバーブをデザイン可能。Renaissance Reverbは史上最も多くの楽曲で使われたリバーブプラグインというほどの大定番、そしてIR-Lは約5GBものライブラリをもったサンプリングリバーブ。世界中の著名ホール、響きの美しい空間などの自然なリバーブが手に入ります。

20181214_trueverb

 

対してSound Design Suiteにはリバーブプラグインは1つも収録されていないので、リバーブを充実させたいと思う方はGOLDを選択する方がいいかもしれません。

 


・充実したマスタリング・ツール
(GOLD<Sound Design Suite)

WAVESのマスタリングツールといえば、歴史ある「Lシリーズ」。L1、L2、L3…と時代とともに進化を遂げています。新しいバージョンがリリースされても旧世代のL1、L2が残り続けている理由は、そのリミッターのサウンドにファンが多いから。L1、L2ともに現在でもマスターチャンネルに使用する方もいれば、個別のチャンネルへのリミッターとして使うファンが多い製品です。

 

GOLDにはL1を収録。Sound Design SuiteにはL1、L2L3(UltraMaximizer)、L3-LL(UltraMaximizer)を収録。マスター処理のリミッター/マキシマイザーが不足している方は、Sound Design Suiteが候補になるかもしれません。

20181214_l3ll

 

またSound Design Suiteにはマスター処理に欠かせないリニアフェイズ処理を行えるEQとマルチバンドコンプ、Linear Phase EQLinear Phase Multiband Compressorも収録。マスター処理により強いのは、Sound Design Suiteということになりますね。

20181214_linearphasemultiband

 


・音に適切な「栄養」を!Vitamin Sonic Enhancer(GOLD)

GOLDに収録されているVitamin Sonic Enhancerは、一言で説明のできないプロセッサー。マルチバンドのエンハンサーであり、サブ・ハーモニックから超高域まで、好きな帯域を突くだけで音がみるみる活気に溢れる処理が可能、全バンドの周波数特性をまるっきり作り変えてしまうような処理も可能、帯域別にサチュレーションを加えるような攻撃的な処理も可能、帯域別にステレオ幅を調整することができ、超低域はモノラルに、高域に行くにつれ徐々にワイドに、といった処理も可能。個別のチャンネルにも、シグナルをまとめたバスにも、そしてマスターにも。「この音、ちょっと元気ないな」と思ったら、すぐにビタミンを!

20181214_vitamin

 


・ピッチシフト、タイムシフトの超高音質処理
(Sound Design Suite)

バンドの楽器隊のレコーディングが終わり、いよいよボーカルレコーディング。リハやゲネプロでも何度も確認をしたのに、ボーカリストが一言「ごめん...もう半音だけ下げたい」

 

こういったケースは多々あることではないとして、急遽のピッチ変更、テンポ変更は制作の上で「あり得ること」として考えておく必要があります。今やDAW標準でもオーディオのピッチシフト、タイムシフトは簡単に処理できる時代になりましたが、こういった処理を行うことで、確実に音質は損なわれます。音が揺れる、アタックが鈍る、質感が変わる、様々な副作用が起きます。

 

Sound Design suiteに収録されたSoundShifterは、この世の全プラグイン/DAWの中で、最も音質に影響なく高音質を保った処理ができる究極のピッチシフト/タイムシフト処理ができるプラグイン。

20181214_soundshifter

 

(こういったシーンが)ないに越したことはないですが、いざ何かが起きたとき「あってよかった」と思えるツールの1つ。もちろん、リミックス作業やアレンジの上で必要な高品質処理にも便利です。

 


 

いかがでしょう。

 

同じ約40種類のプラグインを収録したGOLDとSound Design Suite。いくつかのプロセッサーは共通して収録されているものの、上記の通りバンドル名を表すような個性もあります。

 

バンドル製品はいわば「まとめ買い」のような形で、その分値段も単体で購入するより安くすみますが、自分にとって不要なプラグインが並ぶことは、誰も歓迎しないことでしょう。目的に合致するバンドルを選んでいただければ幸いです。

 


 

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