インストールサイズはわずか50MB、フィジカル・モデリングによるピアノサウンドの新スタンダード。
目指したのは、ピアノの存在感。Pianoteqは、マリア・ジョアン・ピリス、アリシア・デ・ラ・ローチャなど、著名なピアニストの調律師だったフィリップ・ギヨームが開発した、フィジカル・モデリング・ピアノ音源です。レガート演奏時の音のつながり。スタッカート演奏時に感じられるハンマーとボディの存在。押さえる鍵盤が増えるほど複雑に絡みあう共鳴。アーティキュレーション、響きにこだわる練習、作曲、演奏時には、フィジカル・モデリングの表現力が必要です。
息を飲むようなリアリズム
Pianoteq 6は、エンジンと物理モデルに数多くの改良を施し、アコースティックピアノ、電気ピアノ、歴史的な名器、クロマチックパーカッションなど、全ての楽器のリアリズムと音響的な存在感を向上させました。Pianoteqでの演奏に、これまで以上の楽しさをもたらします。
Authorized by Steinway & Sons ®

物理モデルを用いたPianoteqバーチャル・インストゥルメンタルSteinway Model DとSteinway Model Bのサウンドと演奏のしやすさは、Steinway & Sons ® からの認可を得ました。これら最高品質のバーチャル・グランドピアノは、Steinwayならではのサウンドを求めるすべてのミュージシャンにとって、魅力的な選択肢のひとつになりました。
対応フォーマットの追加
Pianoteq 6は、VST3フォーマットとARMアーキテクチャ(Linux版のみ、Raspberry Pi 3ボードなど)との互換性を追加することでワークフローを強化します。コード識別機能の追加に加えて、チューニングセクションには更に高度な新機能も追加されました。スタンドアローン版にはMIDIプレイリストが追加され、MIDIアーカイブには改良が施されました。wav形式に加え、FLACやMP3フォーマットへのオーディオ・エクスポートも可能です。
MIDIプレイリストとアーカイブ
スタンドアロン版では、MIDIプレイリストと改良されたMIDIアーカイブが使用可能です。ジュークボックスのように、MIDIファイルの再生リストを読み込むことができます。キーボードで演奏するすべての音符は自動的にMIDIフォーマットで記録、アーカイブされ、複数のMIDIファイルとしてアクセスすることができます。記録された演奏を紛失してしまうような必要は無く、簡単に探しだすことができます。って開発された最新のプラットフォームであり、多くのホストアプリケーションでサポートされています。ARMアーキテクチャとの互換によって、Pianoteq 6はLinuxベースのデバイスに搭載されているRISCベースのCPU上でも動作します。
FLACおよびMP3形式でのオーディオエクスポート
WAV形式以外にも、ロスレス可逆圧縮形式であるFLACまたはMP3形式でオーディオファイルのエクスポートが可能です。後からオーディオ変換を行う必要がなくなりますので、時間と労力を節約できます。
演奏した内容をそのまま画面上に表示
スタンドアロン版では、MIDIキーボードの鍵盤を押したときに、画面上の仮想キーボードの鍵盤が色付きで表示されます。あなたや他の人の演奏をより簡単に画面上で見ることができますので、ピアノの練習に役立ちます。コードも検出されて表示されます。
微妙な音色のチューニング
物理パラメータによって音色に加工を施すことの可能性は、他のどのピアノ音源でも見られないPianoteqだけの機能です。現実世界では、ピアノ技術者がアコースティックピアノで数時間から数週間かけるような調整を、Pianoteqではマウスを数回クリックするだけで実現できます。
弦の長さを1mのミニグランドから10mの架空の巨大なグランドピアノに変えるなど、現実世界ではほとんど実現できないことが、Pianoteqなら簡単に実現可能です。サウンドボードの機械的特性すら変えることができます。これまで聞いたことのない、もしくは想像したことのない音との出会いによって、新たな可能性の扉が開きます。
FXPコーナーのプリセット
Pianoteq Standard 6のユーザーは、Pianoteq PRO 6のユーザーが作成したものを含め、他のユーザーが作成したプリセットをすべて使用することができます(FXPコーナーで利用可能)。Pianoteq Standard 6またはPianoteq PRO 6で作成されたプリセットは、どちらのバージョンでも全く同じサウンドで演奏可能です。
マイクの設定
レコーディングにおいてプロオーディオエンジニアが行うのと同じように、インターフェイス上で画像で確認しながら、ピアノの周りに最大5本のマイクを自由に配置できます。マイクを調整することで、音色や空気感を素早く調整できます。
有名ブランドの15種類の指向性マイクロフォンの特性もモデリング、サウンドカラーのパレットの選択肢が増えました。
ミキサーでは、5つの出力チャンネルに対してマイクを組み合わせることができ、音量レベルとディレイを個別に調整可能です。また、ヘッドフォンでの使用を目的としたバイノーラル・モードでは、インターフェイス上で設定したヘッド(頭)の位置に基づいて、シミュレーションが実行されます。ヘッドは任意の方向に回転可能なのに加えて、大きさの変更も可能です。
選べるフレーバー:ピアノからピアノ以外の楽器まで。
Pianoteq 6では、購入時にお好みのフレーバーを選択いただけます。Pianoteqのライセンス購入(ステージ、スタンダード、プロ)の段階で以下から、いずれか一つのフレーバーをお選び頂けます。
- アコースティック・ピアノ(Steinway D + K2 grand pianos)
- エレクトリック・ピアノ(Electric pianos + Hohner Collection)
- クロマティック・パーカッション(Vibes + Xylophone/Marimba)