全く新しいコントロール・エクスペリエンス
Symphony Control Software
Symphony ControlソフトウェアはSymphony I/O Mk II Thunderbolt版のみ対応となります。
高度なカスタマイズを可能にするSymphony Controlソフトウェア
Symphony ControlはApogee Maestroに替わる、Symphony I/O Mk IIのために全く新しく作られたコントロール・ソフトウェアです。Symphony ControlはMaestroの全機能に加え、非常にカスタマイズ性に優れたインターフェイスを採用、トークバック機能やEssentialsコントロールウィンドウ、FXセンド・ミキサーなど革新的な機能が搭載されています。
操作性と視認性に富んだ4つのウィンドウ
Symphony Controlは「1. Essentials」「2. Primary」「3. Hover Help」「4. Remote」の4つのウィンドウで構成されています。
Essentialsウィンドウは、入力チャンネルとモニタリングに絞り、画面内の左右または上下の端に自由に配置できるコンパクトなサイズが特長。
Primaryウィンドウは、Symphony I / O Mk II Thunderboltのすべての機能と設定にアクセス可能です。
ほか、RemoteウィンドウではApogee Control(ハードウェア)の設定が簡単に行え、Hover Helpでは、マウスのポインターを各設定の上に移動することで機能に関する特定の情報が確認できます。
今までになかった操作性と革新的な機能を
Symphony ControlはApogee Maestroに替わり、カスタマイズ性に優れた新たなインターフェイスを採用。トークバック機能やFXセンド・ミキサーなど革新的な機能が搭載されています。
インプットセクション
視認性に優れたレベルメーターを上段に表示。下段ではAnalog Level、ゲインの調整、ソフトリミット、ファンタム48V、ポラリティなど、入力に関わる設定が一覧で行えます。
アウトプットセクション
上段には各アウトプットのレベルメーターを表示。下段では各音量の調整、ソースの選択、ミュート、ディマー(減音)、Mono-Sum(モノラル加算)の設定が行えます。
システム/デバイスセクション
このセクションではシステム、Symphonyの基本設定を行います。システムセクションではクロックソース、サンプルレート、レベルメーターの挙動、トークバックの設定が可能です。デバイスセクションではスピーカーセットなどのアウトプットフォーマットの設定、S/PDIFの入力・出力設定を行えます。
FX Sendを使用する
Symphony Control Software上のFX Sendを活用することで、DAWで使用するプラグイン・エフェクトを、Symphony Controlの低レイテンシー・ミキサー上でコントロールできます。
Core Audio Talkback
任意のCore Audioデバイスはもちろん、Macの内蔵マイクなどを使用してのトークバックが可能。レコーディングブースなど別の部屋にいる人物と容易にコミュニケーションをとることができます。レベル調整はSymphony Control Software上で行える他、Apogee Control remoteでも調整できます。
柔軟な出力設定
複数のスピーカーセットやサラウンドなどのマルチスピーカーのメイン出力を容易に選択可能。コンフィギュレーション次第でDolby Atmos 7.1.4までのシステムに対応します。
ハードウェア・コントローラー
Apogee Control remote
Apogee Control(ハードウェア)はSymphony I/O Mk II Thunderbolt版のみ対応となります。
すべてを手元でコントロール
Apogee Controlに備えられた8個のボタンとコントロールノブには、様々な設定を割り当てることができます。また、USBケーブルで簡単にMacへ接続可能。Symphony MKⅡ、Ensemble Thunderbolt、Elementシリーズに付属する、同名のコントロール・ソフトウェア「Apogee Control」のパラメータを自由に割り当て、ご自身の環境に合ったコントロールを可能にするハードウェア・コントローラー、それがこのApogee Controlです。
ボタン配置も自由にカスタマイズ
Symphony I/Oと同様の大きなノブと3つのフォーカスボタンによる入出力レベルの調整、ユーザーからの設定が可能な8つのダイレクトアクセス・ボタンにより、ユニットから離れた場所でも、様々な機能へ素早くアクセスすることができます。Symphony I/OとApogee Controlのアサインもソフトウェア上で簡単に行えます。
Apogee Control(ハードウェア・コントローラー)の詳細はこちら
Logic Pro X インテグレーション
Essentials Control Strip with Logic Pro X
Logic Pro X インテグレーションはSymphony I/O Mk II Thunderbolt版のみ対応となります。
Apple Logic Xをお持ちなら、8チャンネル・マイクプリ・モジュールのゲイン、入力タイプ、位相設定といったハードウェア・パラメータを、Logic XおよびLogic Remoteアプリのミキサー画面から直接調整、変更することができます。レコーディングにおけるクリエイティブなワークフローを犠牲にすることなく、多様なパラメータを容易に視覚化し、シンプルな操作性を実現します。
レコーディングのレイテンシを素早く大幅に軽減
Symphony I/O Mk II Thunderbolt版は、Apple Logic Pro X上でダイレクトモニタリングが可能です。Logic Pro Xのミキサー上でボタンをクリックするだけで簡単に録音のレイテンシを解消できます。「Direct」ボタンを押すと、オーディオ信号はハードウェア入力から直接送られ、I/Oバッファやプラグインのレイテンシをバイパスします。この機能により、オーディオ・モニタリングの設定を常に変更したり、別の低レイテンシ・モニタリング・ミキサーを使用したりすることなく、レコーディング際にボーカリストや奏者の気を散らすことなく、レイテンシを解消することが可能です。
iOSデバイスからSymphony I/O Mk II ThunderboltとLogic Pro Xをコントロール
Symphony I/O Mk II Thunderboltの入力コントロールはiPhoneやiPad専用に用意されているApple Logic Remote Appからも簡単にアクセスできます。ApogeeユーザーはスタジオのどこからでもワイヤレスでElementシリーズの入力レベルや設定を調整することができます。ドラマーは椅子から立ち上がらなくても各マイクのレベルを調整でき、エンジニアはマイクをセットアップしながらラインチェックを行い、ホームミュージシャンは自分自身でレコーディングを行う際に、コンピュータの前にいなくてもマイクと直接接続された楽器を切り替えることができます。