Pianoteqユーザー・エリアでは、無償でダウンロードできるAdd-onが公開されています。
Erard製グランド・ピアノ、Yamaha CP-80といった人気の高い機種から、オーストリアのSchloss Kremsegg、ドイツのHandelhausなどの博物館との共同プロッジェクト「KIViR (Keyboard Instruments Virtual)」による貴重なピアノフォルテ、ハープシコードまでそろっているので、Pianoteqユーザーの方はぜひ追加してお楽しみください。
Pianoteqの無償Add On集に、Cimbalomが加わりました。Cimbalomは、聖書にも記述がある、Zitherに似た古代の弦楽器プサルテリウムを祖先とする楽器です。ジプシー・オーケストラでの使用が有名ですが、19世紀には足、ペダル、ダンパーが追加され、フランツ・リストなどの貢献によりコンサート楽器としても使われるようになりました。鍵盤を押した時にダンパーが上がるピアノとは異なり、ペダルを踏まない限りダンパーが上がらない仕様なので、鍵盤を弾いだだけではすぐにダンピングされます。このPianoteq Add Onでは、1970年製のCimbalom、Balázs Kovácsを、忠実にモデリングしました。本モデルは、Pianoteqユーザーに無償で提供されているAdd Onの12個目となります
2mのハーフグランド・サイズのピアノ、Sébastien Erard(1922年製造, シリアルナンバー: 109 933)を、フィジカルモデリングによってバーチャルに再現したものです。非常に暖かく色彩豊かなサウンドが魅力的ですが、機能としては繊細なuna corda pedal(ソフトペダル)を装備しています。低音域の弦における特徴など、可能な限りオリジナルの楽器に近づけました。この楽器を愛したLisztの曲を演奏するのに適しているでしょう。
2.1mのハーフグランド・サイズのピアノ、Carl Bechstein(1896年製造, シリアルナンバー: 79 676)を、フィジカルモデリングによってバーチャルに再現したものです。強く透明感のあるサウンドは、クラシック音楽の傑作やポップミュージックの演奏の両方に向いています。オリジナルの楽器の持つキャラクターは、Bechsteinの歴史を支えてきた特別な調整方法などによって生み出されていますが、それらを忠実に再現しています。
Yamaha CP-80(シリアルナンバー 1982)をフィジカルモデリングしたモデルです。CP-80は、ユニークなサウンドと本物のグランドピアノと同じハンマーアクションなどから、1976年から1985年くらいまでの間に非常に人気を博した機種です。Yamahaはツアーなどに持ち運びしやすく、グランドピアノの音を電気的に増幅させた機種として、CP-80を開発しました。本機は高品質と信頼性で有名となり、電気ピアノの中で「ロールスロイス」的な位置付けの機種として評価されています。
1697年製のハープシコード・Carlo Grimaldiを、BexleyのAndrew Woodersonが2007年に復刻したものをフィジカルモデリングしたモデルです。イタリア製の小型の楽器の典型的であり、粒立ちの良いアタックと透明感のある音色は、コンティニュオ奏法(バロック音楽において、低音部の旋律に即興で和音を付加すること)に用いるのに理想的ですが、17〜18世紀のイタリア、ドイツの作曲家による独奏曲にも良く合います。2つに分かれたレジスターは個別に演奏することも、同時に演奏することもできます。
François-Etienne Blanchetが1733年に製作したハープシコード・Château de Thoiryを、英国Frampton CotterellのAnthony Galeが復刻したものをフィジカルモデリングしたモデルです。スカルラッティ、バッハ、ヘンデルなどバロック音楽の偉大な作曲家たちの想像をかき立てた、とても繊細なサウンドを持っています。
Anton Walter(1752-1826)によるピアノフォルテを、フィジカルモデリングによって再現したものです。Anton Walterは著名かつ重要なウィーンの楽器職人であり、友人であるモーツァルトはAntonが作ったピアノフォルテをコンサートによく用いていました。揺るぎない品質により、ベートーベンなど多くの音楽家からの賞賛を得ました。Walter氏は、ウィーンのピアノフォルテのアクションを改善し、それによって競合製作者のピアノフォルテに比べ、よりパワフルなサウンドを得ることに成功しました。Walterのピアノフォルテは、今日では復刻モデルを製造するためにしばしば用いられています。
1812年製造のピアノフォルテ、Donat Schŏffstoss(オーストリアのKremsmünster市、A-4550にあるSchloss Kremsegg博物館所蔵)をフィジカルモデリングによってバーチャルに再現したモデルです。Schŏffstossに搭載されたウィーン風の繊細なアクションは、英国製の作りのしっかりした派生品に比べ、より優美な音色をもたらしました。
1790年頃にザルツブルクで製造されたピアノフォルテ、Johann Evangelist Schmidt(ドイツのHalle市、D-06018にあるHandelhaus博物館所蔵)をフィジカルモデリングによってバーチャルに再現したモデルです。このハンマーフリューゲルの改良製品は、美しく均一なサウンド、気品ある外装と低価格によって高く評価されました。
1790年頃にウィーンで製造されたピアノフォルテ、Johann Schantz(オーストリアのKremsmünster市、A-4550にあるSchloss Kremsegg博物館所蔵)をフィジカルモデリングによってバーチャルに再現したモデルです。近代のピアノに用いられているものに比べてかなり小さなハンマーと細い弦を用いており、同時代に製造された多くのフォルテピアノと同様、非常に軽量です。ベートーベンはSchantzのピアノフォルテを素晴らしく、また耐久性に優れたものとして評価し、彼の友人達に勧めたと言われています。
1826年にウィーンで製造されたピアノフォルテ、Conrad Graf(オーストリアのKremsmünster市、A-4550にあるSchloss Kremsegg博物館所蔵)をフィジカルモデリングによってバーチャルに再現したモデルです。Grafのピアノフォルテは当時非常に高い評価を得ており、最も卓越した機種として、ウィーンそして帝国全域においての名声を得ました。ベートーベンが特に好んだピアノフォルテです。
Cimbalomは、聖書にも記述がある、Zitherに似た古代の弦楽器プサルテリウムを祖先とする楽器です。ジプシー・オーケストラでの使用が有名ですが、19世紀には足、ペダル、ダンパーが追加され、フランツ・リストなどの貢献によりコンサート楽器としても使われるようになりました。鍵盤を押した時にダンパーが上がるピアノとは異なり、ペダルを踏まない限りダンパーが上がらない仕様なので、鍵盤を弾いだだけではすぐにダンピングされます。このPianoteq Add Onでは、1970年製のCimbalom、Balázs Kovácsを、忠実にモデリングしました。
ヨーロピアン・ベル協会所蔵のベルとカリヨンをバーチャルに再現したモデルです。キリスト教の教会においてベルが使用され始めたのは6世紀のことでした。カンパーニアのNola地方の司教、St. Paulinは教会に熱心な信者を呼ぶために青銅製の楽器を用いたという汚名を着せられています。当初、この楽器を暗示するために付けられた名称が"nola"や"campana"であったのは、以上のような理由からとされています。
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