音色にインスパイアされて生まれるピアノアドリブ50秒(9日目)
Vintage Uprightを使用したプリセット"Smoky Vintage Upright" を使用したアドリブプレイをご紹介
2013.12.05
スタッフHです。
更新も本日で9日目。今日はまたアップライトピアノの中から、Vintage Upright(現代のアップライトピアノよりももっと大型だったもの)を使用したプリセット"Smoky Vintage Upright" を使用したアドリブプレイをご紹介。
「スモーキー」という名前から感じ取れるような甘くて擦れた響き。しかしながら、強弱をつけて演奏したときの表情の豊かさにたまらない色気を感じます。ミッチー氏もいつもより多めにダイナミクスのある演奏が自然とでてきてしまったようです。
高音側の弦のアップライトピアノ独特の響き。音になるかならないかの、擦れた切なさを感じさせるハンマー打音。これはもう、アップライトピアノの専売特許のようなものでしょうか。
さて、明日のアドリブはどうなるでしょう。
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<ピアニストプロフィール>
1974年大阪府堺市生まれ。3歳からオルガン、6歳からピアノを始める。
神戸大学工学部を卒業後、数年間のエンジニア勤務を経て、2006年バークリー音楽院映画音楽科に留学。
2008年Alf Clausen Awardを獲得し、首席で卒業。
現在は都内を中心にピアニスト兼作曲家として活動している。