2018.05.02
Waveform Peopleのみなさん。お元気でしょうか。
現在。リアルタイムに人生のガチャを回している芦沢です。
5月から完全な自由人になります。
前回の連載1回目の記事が、どのぐらいの人に読まれているのか。
全然分からないのですが、担当者さんから超完璧です!
と言っていただけてハードルが上がってしまい、
入稿日ギリギリchopになってしまった。
実は映画が大好きなんです。週に5本は鑑賞してます。
先日、Netflixさんのイベントに参加したんだ。
みんなでロスト・イン・スペースを鑑賞するというイベント。
107名の応募の中から抽選で、20名の中に選ばれたアシザワ。
下記リンク先に、当日のイベントの内容やアシザワが写っているので、
アシザワをさがせ!
http://www.machikado-creative.jp/planning/67303/
Waveform9でアップデートされたモディファイア。
これきた!またきちゃった。
たぶん。Tracktionさんはボクに合わしてアップデートしたんだ。きっと。
今回はモディファイアを記事にしてみましたので、
ご参考になれば幸いです。
仮のドラムループを貼って、Future Bass的なシンセとベースを乗せてみた。
こんな感じ。まだまだFuture Bassには、ほど遠い・・
ここからFuture Bassらしくするために、Waveform9で刷新されたモディファイアを使用。
簡単に効果が分かりやすいLFOを使ってみようかな。
シンセパートにWaveformのLPF/HPFをインサート。
そして、LFOを使ってみよう!
画面上部の右側にあるオレンジ色のモディファイアアイコンを、
LPF/HPFの上にドラッグ&ドロップ。手順は動画を参照してください。
LFO Modifierが追加されたね。
LFO Modifierの左側にある項目、シンク設定をノートに変更して、
LFO周期を1/8に変更。
周波数を495Hzに設定。
シンセパートが、LFOでフィルターを制御してウネウネしてるよね!
Future Bassっぽい!めっちゃ簡単にできちゃう!
全体にLFOで音を揺らすだけでは単純すぎるので、
LFOをかける部分とLFOをかけない部分を分けてみる。
視覚的に分かりやすくするためシンセパートをコピーして、
LFOのオンオフを制御。
さらに雰囲気を良くするため、LFOをかけているシンセトラックをコピー。
音色をみんな大好きOmnisphere2にして、EQでハイパス(145Hz)をかけてる。
こんな感じ。これだけでも良い感じ!
仮で貼っていたドラムループをブラッシュアップ。
キック、クラップ、リム、ハイハットの構成。
リムにリバーブをかけて、8小節目にドラムフィルを追加。
Future Bassと言えば!ボーカルチョップ!を追加してディレイを適用。
vocal chopトラックのディレイに、モディファイアのランダムを設定。
ディレイのWET(かかり具合)をランダムにする事で、表現力を上げています!
モディファイアのランダム設定については、動画を参照してみてください。
キラキラ成分が足りないと思ったので、キラキラしているシンセを足してみた。
元のシンセパートをコピーして、2オクターブ上げてます。
最後に、1小節頭にFXを入れて雰囲気を出してみたけど。
どうですか?!めっちゃ良い感じなFuture Bass!!
誰か!ボクをフューチャーしてください!
Waveform9で刷新されたモディファイア。
とてつもなく柔軟、簡単に楽曲の表現力を上げる事ができます。
今回はオーソドックスな手法だけど、
アイディア次第で複雑なモディファイアを設定できます。
ちなみに。デモ1とデモ5を聴き比べて違いに気付きましたか??
デモ1がイメージのラフで、デモ5が完成形。
実は作りながら記事を書いてます。
最初に頭の中で完成形をしっかりとイメージして、
そのイメージを形にしている感じ。
なんとなく作ると、なんとなく出来てしまうので。
しっかりとしたイメージを意識して作る事を身につけると、
より作品作りが楽しくなるかなと思います。
みなさんも、楽しくモディファイアを使ってみてくださいね。
では!またね~
『ホームセンターでゾンビと戦うゲーム』(海外7カ国で新着アドベンチャー1位を記録/Android版)、『200億人の俺の嫁』などの楽曲及び効果音制作を担当。2017年6月配信、個人名義アルバム「Tropical 43」がiTunes Store トップエレクトロニックアルバム4位を記録。
WAVEFORM 9