2017.09.28
最近、小学生の息子と一緒にボルダリングを始めてみた。
DAW好きな息子にWaveformを触らせてみたら、すごく気に入った様子。
乳幼児のころからOmnisphere2などを触らせて作曲をしてきているので、
ボクよりDAWマスターなんだ。
我が子もWaveform Peopleになりましたので、よろしくお願いします!
連載が後半になってきたので、より実戦的な内容を紹介します。
Waveformをサブツールとして使うのではなく、Waveform完結でどこまでできるか。
挑戦しようと思う!
はじめに今回のデモ曲"EPIC"を聴いてみてね。
我ながら、なかなかカッコイイEPICな曲ができたYO!制作時間15分ぐらい!
Waveformのパターンジェネレータを生かして出来たデモ曲。
今回のデモ曲をどのようにして作ったか?紐解いていこう。
このパターンジェネレータで生成したアルペジオ、実はプリセット。
プリセットからアイディアを膨らませてみたんだ。
音色はEPIC系でよくあるクリーンギターを選択。
全体はこんな感じ。実にシンプル。
Waveformのパターンジェネレータとリズムループで骨組みを作ってる。
曲が盛り上がるところでベースを鳴らしたい。
ギターフレーズのMIDIデータを、ベースのトラックにコピー。
パターンジェネレータの[パターンスタイル]から、ベースラインを選択。
これで、ギターアルペジオとベースとリズムの完成。
骨組みができたね!
次に、ストリングスとブラスを重ねてみた。う~ん!めっちゃグレート!!
このストリングスとブラスは、SonokineticのMaximoを使用。
Maximoはコード進行を弾くと(または打ち込む)、良い感じのフレーズが生成される。
ん?んん?んんん?
勘の良い人は気付いたかな?!
そう。Waveformのパターンジェネレータで生成したギターアルペジオのMIDIデータを、
そのままストリングとブラスのトラックに貼り付けただけ!
それだけで素晴らしいオーケストレーションが鳴り響く。
上記のフレーズを全て重ねてみた。どう?いい感じでしょ。
このままでは、まだ何かが足りないと芦沢は思うのである。
ボーカルフレーズと効果音を足す事にしてみた。
そしてデモ曲が完成。
どうでしたか?
Waveformの機能を生かしつつ、ソフト音源を組み合わせる事でクオリティーアップを図ってみた。
組み合わせ方法は星の数ほどある。
Waveform Peopleのみなさんが楽しく音楽を作れる、アイディアが生まれる事を願ってます!
あ、今回のデモ曲に使った音源はKONTAKTで使用するライブラリー。
各社から色々出ているので、ぜひ検索してみてください。
では!またね~
追伸:リネージュ2 レボリューションというゲームに夢中
『ホームセンターでゾンビと戦うゲーム』(海外7カ国で新着アドベンチャー1位を記録/Android版)、『200億人の俺の嫁』などの楽曲及び効果音制作を担当。2017年6月配信、個人名義アルバム「Tropical 43」がiTunes Store トップエレクトロニックアルバム4位を記録。