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EVE Audio : BeliEVErs – Eldar Djangirov

2017.07.19

Eldar Djangirov

エルダー・ジャンギロフ

ピアニスト
SC207

エルダー・ジャンギロフが若干17歳でソニー・マスターワークスと契約を結んだ時、カンザスシティ出身のこの若きピアニストは、その驚異的なテクニックと伝統的ビバップの早熟なまでの知識ですでに良く知られる存在となっていた。彼はこれまでビリー・テイラー、マイケル・ブレッカー、マリアン・マクパートランド、デイヴ・ブルーベック、ウィントン・マルサリス、ジョシュア・レッドマン、クリス・ポッター、ニコラス・ペイトン、ハーヴィー・メイソン、クリス・ボッティ、ジョー・ロック、ロン・カーター、パット・マルティーノ、ロイ・ハーグローヴといった多くの優れたジャズの名手達と出会い、そして共演する機会に恵まれてきた。こういった素晴らしい音楽的経験を通じ、エルダーは作曲と演奏の面で新境地を拓き続け、遂には自分自身の音楽的ビジョンを確立するまでに至った。

『ニューヨーク・タイムズ』誌は、グラミー賞へのノミネート経験もあり、現在はニューヨークに拠点を置くこの若きアーティストを次のように評している。「音楽的知性、組織への精通、熱意、並外れた技量、そのすべてをさりげなく備えた・・・驚異的な印象派だ。」ドクター・ビリー・テイラーは、「エルダー・ジャンギロフの演奏には、輝き、複雑さ、そして規律がある。彼は音楽に対して真剣に向き合っており、自分が何をしているのかを良く考えている。」と述べている。『ジャズタイムズ』誌は、「彼は、世界最高のピアニストになるために、悪魔に魂を売り渡したのではないか。」とさえ記述し、デイヴ・ブルーベックに至っては、彼を「私がこれまで聴いたどの若者よりも遥かに才能のある天才だ」と褒めちぎっている。ダウンビート誌は、「彼の楽器を操る能力は驚異的どころの話ではない」と記した。

エルダーはこれまで数多くの主要なジャズ・フェスティバルに出演し、北米やヨーロッパ、そしてアジアの隅々をツアーで廻り、ハリウッドボウルからカーネギーホールといったコンサート会場をはじめ、世界各地のジャズクラブの名所でもその演奏を披露している。2000 年および 2008 年度のグラミー賞授賞式、『レイト・ナイト・ウィズ・コナン・オブライエン』、『CBS サタデー・アーリー・ショー』、さらに『ジミー・キンメル・ライブ!』といった米国のテレビ番組にも出演した経験を持ち、さらには NHK交響楽団やロシア国立交響楽団、サンディエゴ交響楽団といった由緒ある楽団との共演も果たしている。彼の最新の2作品『Virtue』および『Breakthrough』は、ベースにアルマンド・ゴラ、ドラムにルートヴィヒ・アフォンソを迎えたトリオ編成に加え、ジョシュア・レッドマン、ニコラス・ペイトン、クリス・ポッター、そしてジョー・ロックらがゲスト参加して制作されており、共に高い評価を得ている。

今回、エルダー・ジャンギロフが新たに EVE Audio の BeliEVEr アーティスト・シリーズの一員に加わった。エルダーは次のように語っている:「『Virtue』アルバムは、この作品が持つ前向きなエネルギーもあって、私がこれまで作ったトリオ作品の中でも一番のお気に入りです。音質的な面でも、SC207 から聴こえてくる『Virtue』は別格ですよ。SC207 は、私がこれまで使ってきたスピーカーの中でも一番気に入ってます。バランスも素晴らしいし、ローエンドも正確でタイト。それにこの澄み切った透明感!」

この記事は www.eve-audio.com に掲載されたものをEVE Audioの協力の元日本語訳したものです。

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