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EVE Audio : BeliEVErs – Hromadske.TV

2017.07.19

Hromadske.TV

TV Station
SC207

Hromadske.TV はウクライナ初の公共オンラインテレビ局です。この放送局は、ウクライナ政局が混乱を極めた2013年に寄付金を主な財源として開局されました。情勢や事件を生で伝える動画ストリーミングが新たなニュース報道形態として主要な情報源となったのです。
当時の革命的な日々が続く中、生放送を見る視聴者の数は増え続け、反民主勢力による圧力がありながらも激動する社会情勢は視聴者のもとに届けられました。こういった報道を可能にしたのは「人」、そして「技術」でした。この二つが、キエフの独立広場からであろうと放送スタジオからであろうと、適切な情報の報道を可能にしたのです。Hromadske.TV の局員コンスタンティン・キエコフキン氏は、民放局「STB」のオーディオ・エンジニアも務めており、さらに 2016 年度のユーロビジョン・ソング・コンテストにおける国内代表選抜オーディション時にサウンド・エンジニアを担当した人物でもあります。

このスタジオではどんな作業をしているのですか?

コンスタンティン・キエコフキン(以下 K.K):このコントロール・ルームから Hromadske.TV の番組を放送しています。マイクの音量バランスや BGM を含むすべてのオーディオ信号をこのコンソールで操作しています。この他にも私たちの最初の全国放送や、その他 4 つのウクライナの放送局用にもここで生放送番組を制作しています。サウンドのモニタリングにはいつも SC207 を使っていますよ。

モニター・スピーカーを EVE SC207 に決めたのはどうしてですか?

K.K: 私は Hromadske.TV で働いている他、民放局「STB」でサウンド・エンジニアも務めています。そこで様々なモニター・スピーカーを比較・視聴する機会を得られました。その中でも総合的な特長と DSP 機能の面で EVE モニターが一番気に入ったのです。

あなたにとって SC207 の利点とは?

K.K: 私はデジタル技術を使った操作機能が気に入っています。スピーカーの前面にあるノブ一つでモニターのすべての設定を非常に正確にコントロールできるのは大変便利ですね。さらにこのモニターには DSP が内蔵されています。アナログ入力信号がバーブラウン製の高性能 A/D コンバーターで信号処理されるため、より柔軟性の高い操作が可能となっています。

このモニターのサウンドはいかがですか?

K.K: 細かなディテールまで聴き取ることができますね。そしてステレオ・イメージも完璧です。これは私たちにとって非常に重要な点なんです。SC207 は音量も音圧も十分過ぎるほどありますから、きっと私たちも最大音量で使用することはないでしょう。私たちが使っているコンソールのマスター・セクションをご覧いただければお分かりかと思いますが、800Hz 以上はほぼリニアな周波数レスポンスとなっています。室内音響の影響もあるため、低周波帯域は若干調整してあります。

スタジオの音響設計になにか変更を施す予定はありますか?

はい、あります。作業環境を改善させるため吸音パネルを設置しようと考えています。それによって放送時の音質も向上するはずですからね。

ボーカル・ブースの音響はいかがですか?

K.K: ボーカル・ブースにも音響設計を施す予定でいますよ。放送番組の音質改善が目的です。やはりアナウンサーの声がより明瞭ではっきり聴き取れるように放送したいですからね。技術的な面で改善させたい部分は他にもいくつかあります。
Hromadske.TV が開局したばかりの頃は、情報の拡散にばかり目を向けていましたが、今現在は私たちの放送局もうまく稼働していますので、職場環境の改善にも取り組んでいこうと思っています。

今後再びモニター・スピーカーを導入することになった場合、また EVE モニターを使おうと思いますか?

はい、もちろんです。EVE モニターは素晴らしいですし、私にとってこれに代わる製品はありません。率直に言いますが、私はこのモニターのツイーターとその高域再生力にすっかり惚れてしまったんですよ。それでいてコストパフォーマンスも大変優れていますからね。

この記事は www.eve-audio.com に掲載されたものをEVE Audioの協力の元日本語訳したものです。

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