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Fraunhofer Pro-Codec
Compare audio codecs in real time

製品の説明

AACやMP3などの非可逆変換で失われる帯域をリアルタイムに確認しながら調整、複数ビットレートの切替えと試聴も可能なプラグイン

作品リリースの形態として重要度の高まっている、AACやmp3。配信ビット・レート、圧縮のクオリティは高まっているとはいえ、実際にマスターを変換してみるとクリップしてしまったり、思い通りの音にならないことが多い。そこで、マスターの音量、EQ、コンプレッサー、トランジエントなどを調整し、再度書き出したものを試聴する。それでも満足できない場合は、あらためてミックス、マスタリング調整を行う。

Sonnox Fraunhofer Pro-Codecは、そんな試行錯誤の繰り返しによる時間や労力の無駄を解消するプラグインです。

20150202Sonnox-Fraunhofer-Pro-Codec2

高品位なプラグインで知られるSonnoxが、AAC、mp3規格のオリジナル開発元であるFraunhoferと手を組んで作ったSonnox Fraunhofer Pro-Codecを使えば、ミックス、マスタリング作業を行っているDAW画面を離れること無く、AAC、mp3変換後の音をリアルタイムに試聴することができます。そして、バージョン2ではiTunes Plus コーデックにも対応(Mac環境のみ)。iTunes エンコーディングのクリップ特性などを全てリアルタイムにモニターし、ミキシングの段階でレベル補正作業が可能なため、短時間でiTunes 用に優れた作品に仕上げることができます。

フォーマットは、iTunes plusの他に、多くの配信サイトで採用されているAAC LC、mp3、多くのストリーミング局で採用されているHE AACの他、mp3 Surround、24-bit/192kHzに対応したロスレスのHD AAC、mp3HDなど幅広いコーデック、ビット・レートに対応。元のセッションが44.1kHzでも、192kHzでも、出力音は自動的にコンバートされます。

コンスタント・ビットレートが良いか、バリアブル・ビットレートが良いかなど選択に迷ったら、5つの設定を画面にならべて、比較試聴することもできます。

満足の行くマスターが仕上がったら、選択したコーデックで書き出し可能。常にエンコード品質向上の研究開発を続けているFraunhofer純正の最新アルゴリズムにより、安心して高品位なエンコードが行えます。アーティスト名、ジャンル、ISRCコードといったID3メタ・データもプラグイン内で記述できます。

特徴

  • スタンドアローン・アプリケーションPro-Codec Managerを収録、メタデータ編集、バッチ処理も可能。
  • 64bitネイティブ対応。
  • 対応コーデック:
    • mp3、Apple AAC iTunes Plus(Macのみ)、AAC-LC (256kbps VBR対応)、HE-AAC、HE-AAC v2
    • mp3 サラウンド, Fraunhofer MPEG サラウンド, AAC-LCマルチ・チャンネル, HE-AAC マルチ・チャンネル(96kHz対応)
    • ロスレス・コーデック: mp3-HD、HD-AAC ( 16bitファイルに対応)
  • 5種類のコーデックを選んで、比較試聴可能。
  • ブラインド・テスト・モードを含むAB比較モードも用意。
  • 変換後クリップ量のdB表示を見ながら、音量をトリム可能。
  • 圧縮でカットされるデータを耳で確認する「DIFF」ボタン付き。
  • 原音、カットされる音、ノイズ/マスキング比を視覚的に確認する高精細なFFT表示。
  • リアルタイム、オフラインでFraunhofer純正アルゴリズムによるエンコード書き出し可能。
  • Cubase、Live、Logic、Nuendo、Pro Tools、Sequoia、Sonar、Wavelabなどに対応。
  • オフライン・エンコード/デコードに対応。

 20150202sonnox_sfpcv3-manager-595w

Fraunhofer Pro-Codec (Native)

-税込価格-
¥62,000

レビュー

圧縮で“失った音”を確認する方法(AV Watch)

 さらに面白いのは、やはりこのエンコードによって消えた音をリアルタイムにモニタリングできるという点。この音は、初めて聴くとなかなか衝撃的であるが、このプラグインでは、画面右側のDIFFというボタンを押すとその消えた音、つまり入力音と出力音の差分がモニターできる。再生中に、エンコーダやビットレートを変えることもできるから、実際のエンコード結果を聴き比べるだけでなく、その差分を聴き比べることによって、違いが誰でもよく分かるようになるのは嬉しい機能だ。

 また、違う設定の音を簡単に比較できるように、ここには最大5つまでの設定を並べて切り替える機能も用意されている。さらに、その中の任意の2つをブラインドテストできるAB評価機能などが利用できるのも面白いところだ。

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ミックスの最後に失われるもの

「圧縮作業をしたときにでてくる変化は、現在の流通を考えるとやむを得ない部分もあるのかな、と思います。なので、闇雲に”圧縮音源なんてダメだ”と否定することなく、圧縮で変わってしまう部分をあらかじめ見越したバージョンのミックスができるようにしています」

とのこと。分かりやすいところではローエンドとハイエンドの両端の「美しい」部分が失われたり、音楽そのものが平坦になってしまったりしますが、それを見越したEQの使い方、潰しすぎないコンプレッサーの使い方にも関わってきそうです。

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仕様・動作環境

プラグイン動作環境

G5ライセンス – 現行バージョン

Windows

  • Windows 10 – 11  64bit
  • Toolbox ListenHubは未対応

macOS

  • 10.12 (Sierra) – 13 (Ventura) – Intel、 Apple Silicon をサポート
  • Pro Codec, Codec Toolbox, および Oxford Restoreは macOS 10.15 (Catalina)までのサポート
  •  

対応プラグインフォーマット

  • 64-bit VST2、VST3 (Restore, Pro-Codec and Codec ToolboxはVST3未サポート)
  • 64-bit Audio Units
  • 64-bit AAX Native、 AAX DSP(要HDライセンス)
  • 32bitは対応する製品のレガシーバージョン=G4ライセンスにてサポート

アクティベーション

  • iLok 2/3 USB Smart Key、iLok Cloud対応

*Pro-Codec、Restoreを除くプラグインにはライセンスが2つ付与され、iLok 2以降のUSB Smart KeyまたはiLok Cloudにライセンスをアクティベートすることが可能です。また、いくつかの製品ではコンピューターへのオーサライズをサポートしています。オーサライズ可能なデバイスの詳細については下記ページをご参照ください。

Sonnox製品ライセンスをダウンロード可能なデバイスについて

製品ごとの動作環境など、より詳細な情報は下記ページよりご参照ください。

Media Integration Customer Care: Sonnox 動作環境

SoundGridフォーマットについて

Sonnox製品のいくつかのプラグインはWaves SoundGrid (WAPAPI)フォーマットに対応しています。SoundGrid v9.7 32bitのみのサポートとなります。SoundGridのご利用にはプラグインごとに£15の個別ライセンスアップグレードが必要です。対応プラグイン: Oxford EQ、Dynamics、Reverb、Limiter、Transmod、Inflator

その他、基本的な動作環境は、各ホスト・アプリケーションの動作環境に準じます。製品をご使用頂くにはインターネット接続環境が必要です(インストーラのダウンロード、およびiLokオーサライズ時)。製品の仕様・動作環境、および価格は、予告無く変更となる場合があります。

コーデック仕様

選択するサンプルレートによりご利用可能なビットレートが異なります。

Encoder

mp3 / mp3surround

Channel Configurations

mp3: Mono, Stereo

mp3surround: 5.1

Sample Rates (kHz)

Mono & Stereo: 8, 11.025, 12, 16, 22.05, 24, 32, 44.1 & 48

mp3surround: 44.1 & 48

Bit rates

mp3 Mono: 8-320 kbps in variable and constant rate

mp3 Stereo: 16-320 kbps in variable and constant rate

mp3surround 5.1: 128-320 kbps in variable and constant rate

 

Encoder

mp3-HD

Channel Configurations

Mono, Stereo

Sample Rates (kHz)

Mono & Stereo: 32, 44.1 & 48

Bit rates

Variable (lossless)

Limitations

Only 16 bit integer input values supported

 

Encoder

AAC (AAC-LC, HE-AAC)

Channel Configurations

Mono, Stereo, 5.0,5.1

Sample Rates (kHz)

AAC-LC: 11.025-96 kHz

HE-AAC: 22.05-96 kHz

HE-AAC v2: 22.05-48 kHz

Bit rates (Stereo 44.1kHz

AAC-LC: 96-320 kbps in variable and constant rate

HE-AAC: 16-128 kbps in variable and constant rate

HE-AAC v2: 18-56 kbps in variable and constant rate

 

Encoder

AAC (MPS)

Channel Configurations

5.1

Sample Rates (kHz)

AAC-LC: 44.1 & 48 kHz

HE-AAC: 44.1 & 48 kHz 

Bit rates (Stereo 44.1kHz

AAC-LC: 192-320 kbps

HE-AAC: 48-128 kbps

 

Encoder

HD-AAC

Channel Configurations

Mono, Stereo, 5.1 (7.1は非対応)

Sample Rates (kHz)

44.1, 48, 88.2, 96, 176.4, 192

Bit rates

Variable (lossless)

Limitations

対応オーバーサンプリング・モード:

1 for input sample rate 44.1 or 48kHz

2 for input sample rate 88.2 or 96kHz

4 for input sample rate 176.4 or 192kHz

 

サンプル・レート

プラグインがサポートするセッション・サンプルレートは32khz~最高192kHzになります。(ホストDAWに依存します。)コーデックが対応するサンプルレートは最小8kHzから最高48kHz(HD-AACを除く)もしくは192kHz ( HD-AACのみ)になります。(上の表をご参照ください)

高サンプル・レートのセッションではセッションとオーディション・パス(もしくはエンコーダー)の間でダウン・サンプリング処理されます。ダウン・サンプリングは24bit可逆式です。下表はコーデックごとの推奨サンプルレートです。(表記は32kHz以上のみ)

 

MP3

ビットレート範囲  (kbps)

対応サンプル・レート (kHz)

推奨サンプル・レート  (kHz)

チャンネル数

40-47

32

22.05

1

48-55

32

24

1

56-63

32 / 44.1 / 48

32

1

64-320

32 / 44.1 / 48

44.1

1

96-111

32 / 44.1

32

2

112-319

32 / 44.1 / 48

44.1

2

320

32 / 44.1 / 48

147/160

2

128-191

44.1 / 48

44.1

5.1

192-320

44.1 / 48

44.1 / 48

5.1

 

AAC-LC

ビットレート範囲  (kbps)

対応サンプル・レート (kHz)

推奨サンプル・レート (kHz)

チャンネル数

32-55

32

32

1

56-127

32 / 44.1 / 48

44.1

1

128-191

32 / 48 / 96

48

1

192-264

44.1 / 48 / 96

96

1

264-288

48 / 88.2 / 96

96

1

40-95

32

32

2

96-111

32 / 44.1 / 48

32

2

112-255

32 / 44.1 / 48

44.1

2

256-384

32 / 48 / 96

48

2

384-529

44.1 / 48 / 96

96

2

529-576

48 / 88.2 / 96

96

2

160-239

32

32

5, 5.1

240-279

32 / 44.1 / 48

32

5, 5.1

280-639

32 / 44.1 / 48

44.1

5, 5.1

640-800

32 / 48 / 96

48

5, 5.1

 

HE-AAC

ビットレート範囲  (kbps)

対応サンプル・レート  (kHz)

推奨サンプル・レート  (kHz)

チャンネル数

41260

32

32

1

18-39

32 / 44.1 / 48

44.1

1

40-56

32 / 44.1 / 48

48

1

16-27

32 / 44.1 / 48

32

2

28-95

32 / 44.1 / 48

44.1

2

96-128

32 / 48 / 96

48

2

64-69

32 / 44.1 / 48

32

5, 5.1

70-159

32 / 44.1 / 48

44.1

5, 5.1

160-319

32 / 44.1 / 48

48

5, 5.1

320-640

64 / 88.2 / 96

96

5, 5.1

 

HE-AAC v2

ビットレート範囲  (kbps)

対応サンプル・レート (kHz)

推奨サンプル・レート  (kHz)

チャンネル数

41260

32

32

2

18-39

32 / 44.1 / 48

44.1

2

40-56

32 / 44.1 / 48

48

2

 

MPS (AAC-LC)

ビットレート範囲  (kbps)

対応サンプル・レート  (kHz)

推奨サンプル・レート  (kHz)

チャンネル数

192

44.1 / 48

44.1

5.1

256

44.1 / 48

44.1

5.1

320

44.1 / 48

44.1

5.1

 

MPS (HE-AAC)

ビットレート範囲  (kbps)

対応サンプル・レート (kHz)

推奨サンプル・レート  (kHz)

チャンネル数

48

44.1 / 48

44.1

5.1

64

44.1 / 48

44.1

5.1

96

44.1 / 48

44.1

5.1

128

44.1 / 48

44.1

5.1

 

コーデックの特長とアプリケーション

コーデック

特長

アプリケーション

標準的なビットレート

mp3

低ビットレートでの一般的な使用

– Apple iPod  – iTunes

128 kbps(Stereo)

mp3-HD  (mp3 High Definition)

可逆音声コーデック( 16bit  /最高48kHz)

– ホームネットワーク

– 音楽配信、制作

– アーカイブ

16bit 非圧縮wavファイルの約半分のビットレート

AAC-LC  (AAC Low Complexity)

高音質用、低ビットレート、高パフォーマンス音声コーデック

– Apple iPod

– iTunes

– ISDB テレビ放送(日本)

128 kbps (Stereo)

HE-AAC  (High Efficiency AAC)

ビットレート(各チャンネル32-48kbps)、高パフォーマンス音声コーデック

– XM Radio

– 携帯音楽ダウンロード

– デジタル・ラジオ

64 kbps (Stereo)

HE-AAC v2

ビットレート(各チャンネル16-24kbps)、高パフォーマンス音声コーデック

– 3GPP音楽ダウンロード

– デジタル・ラジオ DAB+

– iPhoneなどモバイル機器へのインターネット・ストリーミング・ラジオ

48 kbps (Stereo)

HD-AAC  (High Definition AAC)

24bit/最高192kHz 可逆音声コーデック

– ホーム・ネットワーク

– 音楽配信、制作

– アーカイブ

24bit 非圧縮wavファイルの約半分のビットレート

Apple-AAC

高音質・高パフォーマンス音声コーデック(iTunes Plus)*Macのみ

– Apple iPod

– iTunes

256kbps VBR (stereo)

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