Ryan Greene Interview

Interviewインタビュー

ロサンゼルスをベースに活躍するエンジニア、プロデューサー Ryan Greene氏。19歳の時にMCAレコードでキャリアをスタート、EMIのチーフ・エンジニアを経た後、手掛けたNOFXの代表作「パンク・イン・ドラ ヴリック」が高く評価され、以降、多くのパンクバンドを手がける。パンクロックに限らず、Megadeth, Jay Z, Mr. Big, Usherといった幅広いジャンルの超一流アーティスト達の作品にも携わる。 そんな彼が絶対的な信頼を寄せるモニターがFocalTwin6Be。NAMBA69の新作アルバム・レコーディングのために来日したRyan Greene氏にお話を伺いました。

MI:Focal Twin6 BeはRyanさんにとって不可欠と伺いました。数あるモニターの中でTwin6Beを最も信頼している理由は何でしょう?

Ryan Greene (以下:R ):音が素直で忠実なところです。この点は音楽制作用のモニターとして最も重要なところ。メガネが汚れていては、正確に物を見ることが出来ないように、スピーカーは忠実な再生が必要です。自分が選んだマイクがそのシンガーに最適か? プリアンプのクオリティは充分か? 正確にモニターできるスピーカーが極めて重要です。その点でTwin6Beは極めて優秀。レコーディングしているサウンド、ミックスのサウンドを正確に把握できます。Twin6Beでモニターしていて、「低域がだぶついている」場合には、「低域を調整する必要がある」ということ。

加えて、長時間の作業でも耳の疲労が少ないこと、それと音量に関わらずイメージが安定していて崩れない点も素晴らしいです。

MI:その2点は多くのエンジニアがおっしゃいます。

R:エンジニアは長時間にわたって、音に集中して作業します。耳の疲労があると、当然、判断力も落ちます。その点でもTwin 6 Beを使用すると正確な仕事が可能になり、集中して作業可能です。それにミックスの時には様々な使用環境、音量を想定して作業します。音量に関わらずイメージが安定している点も大きなメリットです。

MI:設置方法についてですが、いつも縦置きですか?

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Ryan Green氏とTwin6Be.(縦置き、ツイーター内側)

R:Twin6 BeはGuitar Hero 3 (ゲーム)の制作時にコンポーザー、ギタリストのSteve Ouimetteの紹介で知ったんだ。それで、Twin6 Beを自分のスタジオに導入した時に、最初は横置きにしてみたが、今ひとつ自分にはフィットしなかった。それで、縦置き(ツイーター外側)を試し、最後にツイーターを内側に設置。完璧に自分にフィットした。それにSteveと音のイメージについて話すときも意見、イメージが一致するようになった。依頼、基本は縦置き(ツイーター内側)です。

MI:最後にメッセージを。

R:私は若手時代にデズモンド・チャイルドら職業作家、プロデューサーとの仕事から多く学びました。今もなお、ポップな作品も素晴らしいと思います。一方でポップな作品では工業製品のようにサウンドが画一化されている傾向があります。今の私はキャラクターが自分のハートにフィットするアーティスト、作品こそが私の仕事と考えています。だからこそ、忠実にキャラクターが再生されるTwin6 Beの絶大な信頼を寄せるのです。

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