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IRCAM HEar
Binaural Encoding Tool

製品の説明

 IRCAM独自のスピーカー再生モデリング技術により、7.1までのサラウンドを一般的なステレオ・ヘッドフォンで再現するバーチャル・スピーカ・ソリューション

IRCAM HEarは、オーディオ素材をスピーカーから再生した際の様々な事象をモデリングする技術に基づき、ステレオまたはサラウンド・ミックスを、一般的なステレオ・ヘッドフォンで再現します

サラウンドのモニタリング環境が得られない場合や、セットをそろえるのが現実的でない場合でも、HEarを使うことで、完全なサラウンド・ミックスのモニタリングが可能になります。また、素材をあたかも顕微鏡のように厳密にディテイルまで再生可能なので、ヘッドフォンでミックスを厳しくチェックしたい場合にも最適です。プロジェクトスタジオなどノイズ隔離に問題がある環境でも、HEarを使うことで、より素材に忠実なサウンド環境を得ることができます。

20150223_FLUX_iHeader


バイノーラル技術

バイノーラル技術とは、立体空間上の音の位置属性を忠実に保つため、レコーディング、プロセッシング、シンセサイズ、再生方法などを包括した技術です。

サウンド発生源の入射角を感知させるためには、空間情報に欠けるモノ信号を、L/R両方のHRTF(頭部伝達関数)フィルターでフィルタリング処理することが有効です。これがバイノーラル合成の基礎となります。

注)HEarによって処理された信号はヘッドフォンでモニタリングすることを前提にしており、一般的なステレオのスピーカーでの再生用には設計されていません。


プロセッシング技術について

ヴァーチャル・ヘッド
このプラグインは、KEMAR (Knowles Electronics Manikin For Acoustic Research)とHATS(Head and Torso Simulator = 頭と胴体を模型化したダミーヘッド)を使用して作成された、HRTFフィルター測定に基づいて開発されています。この種のマネキンは1970年代に平均的な人間のサイズのモデルを使用して、音響研究と実験のために考案されました。(参考リンク: Kemar head and torso simulation )

ヴァーチャル・スピーカー
入力したオーディオ信号は内部でルーティング・マトリクスを経由しヴァーチャル・スピーカーに送られます。ヴァーチャル・スピーカーはエミュレートしたスピーカーの設定を示しています。 


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(ミックスで)スピーカーとヘッドフォンの違い?

特徴

20150307_Flux_1_Space_Preset_Routing_Matrix_Speaker_Mode

Space Preset, Routing Matrix, Speaker Mode

Space Presetで、微妙に色づけが異なる空間のプリセットを選択します。Routing Matrixは、DAWからプラグインへの入力と、バーチャルスピーカーへの出力をマトリックス表示しています。Speaker Modeで、エミュレートするスピーカーの設定を指定します。


20150307_Flux_2_Speaker_Width

Speaker Width

バーチャル・スピーカー間の設置幅を角度調整します。デフォルトは推奨値の60°にセットされています。このパラメーターでステレオ・イメージの幅を調整可能です。


20150307_Flux_3_Angle_Shift

Angle Shift

リスナーとバーチャル・スピーカーのセンター間の角度を調整し、チャンネル間のバランス・イメージを調整します。デフォルトは理想的なモニタリング・ポジションである0°です。

Ircam HEar v3

通常価格
¥14,040

レビュー

(ミックスで)スピーカーとヘッドフォンの違い?

ヘッドフォンを使ってミックスをしたものをスピーカーで再生したとき、こんな経験をした事はありませんか?

-やたらにベースが大きくなっていた
-わりと派手に左右に広げたつもりだったのに、思ったより「広がり感」を演出できていなかった
-ボーカルに掛けたリバーブが大きすぎて、ボヤボヤ気持ち悪い音になっていた
-ハイエンドを心地よく仕上げたつもりなのに、耳に痛い音になっていた
-そもそも、思っていたバランスに仕上がっていない

ある程度慣れてくると「ヘッドフォンでこう聞こえていれば、スピーカーで鳴らしたときにこのバランスで聞こえるだろうな」という勘も鍛えられてきます。

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仕様・動作環境

Flux:: 動作環境

  • Mac OS X 10.7.5-10.11
  • Windows 7-10
  • Audio Units、VST(SDK v2.4)、AAX Native/DSP(32/64bit)*、AAX AudioSuite、Waves WPAPI(SoundGrid)対応*
  • 最大8イン/8アウトに対応*
  • 内部処理64bitフローティング・ポイント
  • 最大192kHzのサンプリングレート対応*
  • iLok2 USB Smart Key(別売)および接続用USBポート×1基
  • AAX Native/DSPフォーマットはPro Tools 10.3.5以降およびPro Tools 11対応。
  • TDM、RTAS非対応。

その他、基本的な動作環境は、各ホスト・アプリケーションの動作環境に準じます。製品をご使用頂くにはインターネット接続環境が必要です(インストーラのダウンロード、およびiLokオーサライズ時)。製品の仕様・動作環境、および価格は、予告無く変更となる場合があります。

*一部製品を除く

IrcamシリーズプラグインおよびAlchemistAAX DSP非対応。

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