講師に葛西敏彦氏、ゲスト・ミュ−ジシャンにビューティフル・ハミング・バードをお迎えして収録のマイクのTips。それぞれの楽器に複数の場所のマイキングを同時に試したムービー、 サウンドサンプルを掲載し、解説、ご紹介をしています。マイクの位置による音の変化を実際に体感し、レコーディングの「豊富な経験」の一歩となるTips です。
ePub, マイキングのヒント
ボーカルやアコースティック楽器は、マイクを立てる位置によってそれぞれ全く違う響き方があります。書籍やインターネット上の情報でセオリーとされるポジションは、正解のひとつです。しかし実際のレコーディングでは、その場所の響き、楽器の特性、求めるトーンによって最適なマイクのポジションは異なります。第一線で活躍するエンジニアは、豊富な経験を素にした確かな耳でマイクの位置を判断しています。
本電子書籍は、マイクを使った様々な楽器のレコーディングについて、第一線で活躍するエンジニアの経験を元にそれぞれの楽器に複数の場所のマイキングを同時に試したムービー、 サウンドサンプルを掲載し、解説、ご紹介をしています。マイクの位置による音の変化を実際に体感しながら、「豊富な経験」の一歩となるTips です。
ダウンロード
本書は電子書籍として、下記よりダウンロードしてご利用いただけます。
目次
ドラムレコーディングのTips
キックからの距離によって変化するポイント。キックの音は曲のイメ ージを制す?
トップマイク1本でドラムのレコーディングは時代遅れ?
トップマイクを2本使う。ドラムキットのどこがセンターなのか?
マイク3本のみでドラムレコーディング。マイクはどんなバランスで設置する?
ピアノレコーディングのTips
グランドピアノをマイク1本でモノラル録音してみよう。さて、どこに立てる?
2本のマイクを使ってグランドピアノをレコーディング。グランドピアノ専用 マイク(!)も登場
アコースティックギターレコーディングのTips
ストローク、アルペジオ、ソロ。奏法によって変わるマイクの位置。好みの場所はどこ?
ボーカルレコーディングのTips
マイキングの書籍ですが、マイキング以外にも大切なことがいくつもあります。
SR20だけで全てのレコーディングを実施同一マイクでバンド全体を録ることはできるのか?
合計7本のSR20で、バンド全員のレコーディングをしてみました。
ミュージシャンから見たEarthworks SR20による演奏への影響
Audio Files , 収録非圧縮オーディオ
本書制作時に収録の非圧縮オーディオファイル(24bit /96kHz)です。
ドラムレコーディングのTips
キックからの距離によって変化するポイントキック(with KickPad)
1. “キック(with KickPad)キックから46cmの位置に設置したもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/01Kick_Farest_KickPad_01.wav
2. “キック(with KickPad)キックから25cm位置に設置したもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/02Kick_Far_KickPad_01.wav
3. “キック(with KickPad)キックから2cmの位置に設置したもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/03Kick_Close_KickPad_01.wav
4. “キック(with KickPad)キック内に10cm入れたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/04Kick_Closest_KickPad_01.wav
5. “キック(with LevelPad)キックから46cmの位置に設置したもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/01Kick_Farest_15dBPad_01.wav
6. “キック(with LevelPad)キックから25cmの位置に設置したもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/02Kick_Far_15dBPad_01.wav
7. “キック(with LevelPad)キックから2cmの位置に設置したもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/03Kick_Close_15dBPad_01.wav
8. “キック(with LevelPad)キック内に10cm入れたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/04Kick_Closest_15dBPad_01.wav
トップマイク1本でドラムのレコーディングは時代遅れ?
1. “ドラムトップ(モノラル)ドラマー頭上40cmに設置したもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/wp-content/uploads/2014/03/05Top_Mono_TAKE2_01.wav
トップマイクを2本使う。ドラムキットのどこがセンターなのか?
1. “ドラムトップ(ステレオ)近距離から全体に向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/06TOP_ST_Close.wav
2. “ドラムトップ(ステレオ)遠距離から全体に向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/06Top_ST_Far.wav
トップマイクをXY方式でセッティングしてみると、最も人間の耳に近い?
1. “ドラムトップ(XY)遠距離から全体に向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/07Top_XY_Far.wav
2. “ドラムトップ(XY)近距離から全体に向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/07Top_XY_Close.wav
マイク3本のみでドラムレコーディング。マイクはどんなバランスで設置する?
1. “3本のマイクだけでレコーディングしたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/08Drum_Song.wav
ピアノレコーディングのTips
グランドピアノをマイク1本でモノラル録音してみよう。さて、どこに立てる?
1. “ピアニスト頭上に設置したプレイヤーズポジション”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/09Piano_OverHead_01.wav
2. “ピアノの共鳴板にむけて遠距離から全体を狙ったもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/09Piano_Outside_01.wav
3. “ピアノの共鳴板にむけて近距離で設置したもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/09Piano_Inside_01.wav
4. “ピアノのハンマーに向けて設置したもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/09Piano_HammerOn_01.wav
2本のマイクを使ってグランドピアノをレコーディング。グランドピアノ専用マイク(!)も登場
1. “ピアノの共鳴板にむけてXYセッティングをして全体を狙ったもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/Piano_SR20.wav
2. “グランドピアノ専用マイクのPM40Tを使用したもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/Piano_PM40.wav
アコースティックギターレコーディングのTips
ストローク、アルペジオ、ソロ。奏法によって変わるマイクの位置。好みの場所はどこ?
1. “ギターストローク:12~15フレット近辺に向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/12AcGt_Stroke_Neck_01.wav
2. “ギターストローク:ヘッド側からサウンドホールに向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/12AcGt_Stroke_MostNeck_01.wav
3. “ギターストローク:ボディー側からサウンドホールに向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/12AcGt_Stroke_MostBridge_01.wav
4. “ギターストローク:サウンドホール正面めがけ、下側からマイクを向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/12AcGt_Stroke_Bridge_01.wav
5. “ギターアルペジオ:12~15フレット近辺に向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/12AcGt_Arp_Neck_03.wav
6. “ギターアルペジオ:ヘッド側からサウンドホールに向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/12AcGt_Arp_MostNeck_03.wav
7. “ギターアルペジオ:ボディー側からサウンドホールに向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/12AcGt_Arp_MostBridge_03.wav
8. “ギターアルペジオ:サウンドホール正面めがけ、下側からマイクを向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/12AcGt_Arp_Bridge_03.wav
9. “ギターソロ:12~15フレット近辺に向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/12Gt_melo_Neck.wav
10. “ギターソロ:ヘッド側からサウンドホールに向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/12Gt_melo_MostNeck.wav
11. “ギターソロ:ボディー側からサウンドホールに向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/12Gt_melo_MostBridge.wav
12. “ギターソロ:サウンドホール正面めがけ、下側からマイクを向けたもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/12Gt_melo_Bridge.wav
ボーカルレコーディングのTips
マイキングの書籍ですが、マイキング以外にも大切なことがいくつもあります。
1. “ボーカリストの近くにマイクを設置したもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/Vocal_Close.wav
2. “ボーカリストから距離を空けてマイクを設置したもの”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/Vocal_Far.wav
SR20だけで全てのレコーディングを実施
同一マイクでバンド全体を録ることはできるのか?合計7本のSR20で、バンド全員のレコーディングをしてみました。
1. “ボーカリスト近距離のセッティングで「星に願いを」”
https://www.minet.jp/wp-content/uploads/2014/03/14Vocal_Close_02.wav
本書の利用方法
iOS デバイスでダウンロード
Step 1:
iPad (iPhone) のブラウザにて本WEBページを開く。
Step 2:
ダウンロード・ボタンを押し、iBooksで開くを選択。
Step 3:
本EPUBがiBooks のコレクション上に表示されます
ePubファイルをタップすると本が開かれます。
Android デバイスでダウンロード
Step 1:
Android端末 のブラウザにて本WEBページを開く。
Step 2:
ダウンロード・ボタンをタップ。
Step 3:
アプリの中からHimawari Readerを選択。
Step 4:
ダウンロードします。
Step 5:
アプリに登録された本データをタップして開く。
* ムービー、サウンド・サンプルは別のアプリで閲覧します。
コンピュータからダウンロード(iOSデバイス)
Step 1:
コンピューターのブラウザにて本ページを開きます。
Step 2:
ePubパネルをクリックしてファイルをダウンロードします。
Step 3:
iTunesにて[ファイル]>[ライブラリに追加]を選択します。
お使いのデバイスを同期してiOSデバイスにデータを転送します。
Step 4:
本EPUBがiBooks のコレクション上に表示されます。
ePubファイルをタップすると本書が開きます。
コンピューターからダウンロード(Androidデバイス)
Step 1:
コンピューターのブラウザにて本WEBページを開く。
Step 2:
ダウンロード・ボタンを押し、EPUBファイルをダウンロード。
Step 3:
microSDカード等へ保存し、Androidデバイスに接続します。
Step 4:
ファイルエクスプローラ等でファイルを探し、タップします。
Step 5:
アプリの中からHimawari Readerを選択してファイルを開きます。
SR20 , 使用マイク
単一指向性
優れた指向性特性でスポットライティングのない均一な収音
ウォームでもたつきのない低域がバランスの良いサウンドを実現
独自の特許取得済デザインによる均質な指向特性と高いフィードバック耐性
ウインド・スクリーンを外してピアノ、ギター、ドラム、管楽器などの楽器用マイクとして使用可能
取り外し可能なポップノイズ防止用のウインド・スクリーンが付属
SR20製品詳細ページはこちらから>>
Profile , プロフィール
講師:葛西 敏彦 氏
サウンドエンジニア。ライブPA、スタジオ録音など、マルチに活動を行う。主にオオルタイチ、蓮沼執太フィル、森は生きている、ショピン、平賀さち枝などを手がける他、舞台作品やリミックスも行うなど、活動の幅を広げている。
ゲスト・ミュージシャン:ビューティフル・ハミングバード
2002年、小池光子(Vo) と田畑伸明(Gt) で結成。2003年にリリースしたアルバム「ビューティフルハミングバード」がロングセールスを記録、稀有な世界観と表現力が高く評価される。2006年、鈴木惣一朗プロデュースでメジャーデビュー。一方で、小池が数多くのCMや作品に参加、「誰もが声を聴いたことがあるボーカリスト」となる。
近年、通常のライブ活動の他、完全生音の室内楽スタイルによる「耳をすまそうコンサート」や、子育て中のお父さん・お母さんも親子で楽しめる「絵本のよみきかせLIVE」を始動。また、坂本龍一氏主宰の『にほんのうたキャラバン』での童謡コンサートにも積極的に参加しており、全ての人に音楽の幸せを届けるべく活動中。
ゲスト・ミュージシャン(Pf):藤井 学
ゲスト・ミュージシャン(Ds):藤井 寿光
収録スタジオ: オールアートスタジオ
オープンから日が浅いコンパクトなプライベート型レコーディング&リハーサル・スタジオ。スタジオの内部は、自然の木柱をレイアウトし、常設のSteinway & Sons S-155 とともに、心置きなく寛げる雰囲気を醸し出しています。まるでご自宅にいるようなリラックス感が新たなアートを生む空間となっています。
*本WEBページに掲載ならびにダウンロード可能なコンテンツの無断転載、コピー、二次利用は固く禁じます。