スタッフHです。
未だかつてないほどのアクセスを記録しているWaves 14バンドル・スペシャルプライスプロモーション。発表以来、私たちの物流部も悲鳴をあげるほどたくさんのオーダーを頂いております。
「各社が一斉にプロモなんてやるもんだから、もうそんなに予算が余ってないよ…」という方もいらっしゃるでしょう(私なんて数年に一度の”差し歯”の更新がありましてね…)。
この夏、ご自身のミックスを一歩前進させるようなプラグインを1つだけ導入したい、という方向けに、WavesのSingle Plug-Ins 「気軽にはじめる」スーパープロモをスタートしました。

価格帯は¥8,820〜¥16,800まで。いくつか目玉になりそうな製品をピックアップしてみました。
この価格帯は1製品。ピッチ補正プラグインの安心できる定番、Tune Native。
ピッチを補正したいボーカルトラックにインサートする、その状態で頭から再生する、するとTuneにボーカルトラックのピッチ情報がグラフィカルに表示される。
あとは、補正したいところをマウスでドラッグする。補正バリバリのケロケロも大の得意ですが、素材の良さを生かした自然な補正もバッチリなんですよ。ざっくり補正ラインを決めて「Ratio(比率)」で滑らかさを決めてあげるのもオススメですね。簡単に使う事もできますが、慣れてきたらたくさんのパラメーターでより深いエディットも可能(元のボーカルからコーラスラインを作る事も可)。何よりものおすすめポイントは「見た目がわかりやすい」。ちなみに私、声ではなくフレットレスベースの補正にも使います。
この価格帯にも魅力的なもの、ありますよー。すでに発表済みのもので、一番人気のMPX Master Tape。
テープサウンド。テープサチュレーション。テープコンプレッション、どうして私たちはこのデジタル時代に、テープに惹かれるのでしょう。そして、プラグイン・エフェクトの王様Wavesが大規模なプロジェクトとして”テープ”に挑んだ理由とは?つい先日もご紹介した、テープにまつわるこの長文をお読みいただけると、その理由がわかるかもしれません。
世界一級のエンジニア、クリス・ロード・アルジさんご本人がボーカルを処理する際に使うさまざまなプロセッサーをまるごとプラグイン化したCLA Vocal。クリス・ロード・アルジさんの名をご存知なくとも、グリーン・デイ、U2、ナイン・インチ・ネイルズ、フー・ファイターズ、アラニス・モリセットの名を知らない(あるいは、どれも聞いたことがない)という方は少ないでしょう。日本ではB’zのThe 7th Bluesのミックスを手がけられていますね(高校の頃、発売日に買いましたねー。格好いいアルバム)。
もしもこれらのアーティストさんのレコードにお気に入りがあるなら(そしてボーカル処理を毎度悩むようなら)、このプラグインは必携だとも言えます。ボーカル処理を短時間で済ませられるようになった分で、楽曲のアレンジや歌録りに時間を費やせますね。
このプラグインは単なるサウンドメイキングを行うだけではなく、クリス・ロード・アルジさんのミックステクニックそのものを手に入れる、と言っても過言ではないかもしれません。
同じことが、ドラムにも言えるでしょう。これらのアーティストのレコードを聞くと「気持ちいドラムの音」と素直に感じてしまう共通項があるように思います。CLA Drumsにはキック、スネア、タム、オーバーヘッド、ルーム、そして(なぜか)カウベルといったセレクターが用意されており、いずれのチャンネルにも使用できます。「キックとスネアの処理には自信があるんだけど、オーバーヘッドやルームってイマイチ処理の仕方がうまくないな…」なんて場合もOK。
CLA Drumをキックモードで使用すれば、「Bass」のスライダーがキック専用の低域モードに変化し、スネアモードで使用すれば「Comp」のスライダーがスネアに最適なコンプに早変わり。見た目は1つですが、中には恐ろしいほどのモジュールが入っているんですよー。
エンジニア界の巨匠、あるいは生きる伝説。ジミ・ヘンドリックスやレッド・ツェッペリンなどの歴史的名盤をミックスしてきたエディー・クレイマー。
…と、いつもの調子で文章を書こうかと思ったのですが、このKramer PieとHLSのレビューは、エンジニアの天童淳さんに書いて頂いたレビュー記事&サウンドサンプルが最高なので、リンクを貼って終わりにします。
→ Kramer Pie 天童淳さんによるサウンドサンプル付きレビュー
→ Kramer HLS 天童淳さんによるレビュー (このまま教科書にしたいくらい面白い)
本プロモの最高額です。この金額があれば、値下がりしたNintendo 3DSが買えますね。迷います。私がいまこの金額が使えるとしたら…放っておいてるベース4本の弦を変えたいです。。(ベーシスト仲間のみなさん、同感ですよね…)
さておき。
先ほどのエディ・クレイマーさん所有のヴィンテージコンプ、EQのセットです。詳細や読んで楽しいレビューは上の天童さんレビューよりご確認くださいね。セットで購入していただくと、より安いというパターンです。
このEQとコンプ、単なる懐古主義の方が手を出すためのものではございませんで。どうして未だに私たちはビートルズの時代の音に「やっぱりいいなぁ」という思いを感じてしまうのか。そういった答えが詰まっているような製品だと感じます。私たちも50年後に(そのときどういった形態で音楽が聞かれているのかわかりませんが)「やっぱこの曲、いいわぁ」と思われるようなメロディーラインと質感をもった曲を産み出したいですね。

Wavesには様々なキャラクターのコンプがありますが、中でも只今人気なのがこのV-Comp。NEVE2254をWavesクオリティでモデリングしたプロセッサーです。あの独特の反応の早さ。軽く通しただけで各楽器がいきいきと生命力に溢れ出すような質感。
プラグインならではの技として「どれくらいアナログ臭くするか」をステップで加えられる(実機をオリジナルと考えると、”減らせる” の方が正しい?)のも特長。
バスコンプレッサーとして使用する方も多いみたいですが、各チャンネルに使用するコンプとしてもイイ仕事しますよー。